トム ヨシダブログ


第146回 ルノーの仲間

6月上旬はスクール続き。4日にエンジンドライビングレッスン、6日にYRSトライオーバルスクール+YRSオーバルレース、7日にYRSオーバルスクール。今年はどのスクールも、例年になく初めて受けに来てくれる方が多いので幸せ。

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◎エンジンドライビングレッスン
恒例の記念撮影

直前に仕事が入ってキャンセルした方と仕事があるからと途中で帰ってしまった方が多かったので、いつもよりさみしい集合写真。
キャンセルされた方の中にルーテシアユーザーがいたのが残念。感想を聞きたかったのだけれど。それでも6名の方が初参加だったのが救い。

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◎YRSオーバルレース
スリーワイドで路面を乾かす

おむすび型のオーバルコースで練習するYRSトライオーバルスクールとYRSオーバルレース。初参加の方がスクール、レースとも1名で常連に胸を借りていました。
いつの日か、ルノーに乗る方がYRSオーバルレースに参加足手くれるとすごく嬉しいのだけど。

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◎YRSオーバルスクール
アドバイスに集中していて記念撮影を忘れるというお粗末(泣)

過去にユイレーシングスクールを受講したことのない方がYRSオーバルスクールに7名参加してくれた。今までは9割以上が以前にも参加したことのある方だったけど、今年に入って少し風向きが変わってきた。嬉しい限り。

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雑誌エンジンの副編集長も黄色いメガーヌRSで参加
7月売りのエンジンで紹介してくれるとか

ルーテシアに乗るUさんとメガーヌRSに乗るKさんも初参加。Kさんは三重県から足を伸ばしてくれた。
ユイレーシングスクールでは初めて参加してくれた方にアンケートをとっているのだけど、回答の中からUさんとKさんの感想を紹介したい。
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・Uさん(ご本人の写真はありません。ゴメンナサイ)
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写真はUさんに借用

【設問1】ユイレーシングスクールのことをどこで(何で)お知りになりましたか?
ルノージャポンのブログで発見しました。

【設問2】YRSオーバルスクールを受講された印象をお聞かせ下さい。
初めのうちは「どうすればいいのか?」と不安というか、少し迷っていました。ヨシダさんに「考えて、どんどんトライをして、確認すればいい」と言ってもらい、その後は自分なりに色々トライ出来たかなと思っています。
朝から1日かけて、ブレーキ – ステアリング – イーブンスロットルを何度も繰り返し練習できたことが良い経験になりました。よく考えてみると、今までは運転の練習が出来ていなかった(やり方すら分かっていなかった)のだなと実感しました。
最終的には、あまり考えなくても自分レベルの運転ができているようになった気がしています。

【設問3】ユイレーシングスクールのカリキュラムはあなたの運転技術の向上に役立ちましたか?
とても役立ちました。
正直なところ技術向上したのかどうなのかは、はっきりとは分かっていませんが、何処に気おつけて運転すべきなのか。そのために何をやれば良いのか。やってはいけないのか。ということが自分の中でそれなりに整理が出来たようで、頭がすっきり出来た感じです。

【設問4】ご意見、ご感想があればお聞かせ下さい。
スクールでは運転に夢中になっていたのですが、いま冷静になって考えると「もっとトライしてみたいことがあったな」と思っています。また機会があったらよろしくお願いします。
ほとんど写真も撮れなかったのですが。最後に一枚だけ撮ったやつがあったので添付しておきます。使えそうなら使ってください。

・Kさん(ご本人の写真はありません。ゴメンナサイ)
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写真はKさんに借用

【設問1】ユイレーシングスクールのことをどこで(何で)お知りになりましたか?
ルノーのブログで。

【設問2】YRSオーバルスクールを受講された印象をお聞かせ下さい。
楽しい雰囲気の中で、自由にやらせてもらった気がします。

【設問3】ユイレーシングスクールのカリキュラムはあなたの運転技術の向上に役立ちましたか?
役だつと思います。

【設問4】ご意見、ご感想があればお聞かせ下さい。
初めての参加でしたが、走行前の説明や、走行中のアドバイスもあり、戸惑うことはありませんでした。走行量も多く満足でした。同乗走行では、横に乗っていても身体が振られない、スムーズな操作に感動しました。本当は、あと何回かお願いしたかったくらいです。最後に、個人な反省で、午後の後半、だんだん頭の中が、白くなり、操作も雑になってしまったので、自主的に、休憩したほうがよかったのかと思いました。
また参加したいのでよろしくお願いします。

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クルマの運転は楽しいからどうしても気持ちが先に行ってしまうことがあるけれど、クルマは道具でもあるので正しい使い方を一度は教わったほうがいい、というのがユイレーシングスクールの考えです。

このブログをご覧になった方、都合がついたらぜひ参加してみて下さい。

遠方で来られない方は、開店休業状態の掲示板があります。運転についての質問がおありでしたら、できる限りお答えしますので書き込んで下さい。
・ユイレーシングスクール掲示板


第145回 それなりに

オドメーターの数字が5000を超えたばかりなのに鈴鹿、阿讃に次いで3つ目のサーキット、筑波サーキットコース1000を走った。その時の動画がこれ。

YRS筑波サーキットドライビングスクールの昼休みに走ったので時間は限られていた。だから、回す気にはなっていたけれどルーテシアRSの性格をつかむところまではいかなかった。懐の深い足回りの入り口ぐらいまでは体験できたけど。

振り回せばもっと速く走ることもできると思うのだが、それは主義ではないし、タイヤのコンタクトパッチの形状をできるだけ変えずに走りたいのでもう少し走りこむ必要がある。

個人的にもユイレーシングスクールとしても、クルマに負担をかけて速く走ろうとするのには賛成しかねる。

例えば、FF車にその傾向が強いのだが、前輪のショルダーまで使ってコーナリングすることだ。ショルダーを使うほど攻めたって気持ちにはなるかもしれないけど、それで速く走れるかというとむしろ逆だ。荷重がアウト側前輪だけにかかった状態ではクルマが前に進まない。

大切なのは、それなりに走ることだ。今回もショルダーを痛めない範囲で、どれだけ短い時間でルーテシアRSの特性をつかみ、前後のスリップアングルを均等にしながら走れるかをテーマにした。だから、ショルダーが巻き込みそうな時は何もしない時間を作った。

それでも合計8周した前輪のトレッドには、アウトに逃げた形跡があった。右も左もだ。悔しいけど、まだリアタイヤが使えていない証拠。ただ、どうすればいいかはわかったので次回に試してみたい。クルマに負担をかけなくても、速さを追求する方法はいくらでもあるのだから。

写真は走行後のタイヤ

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ルーテシアⅣRSには、中低速の回り込んだコーナーが多いサーキットより、高速コーナーや短いコーナーのあるサーキットが似合いそうなの雰囲気なので、機会を見つけて4つ目のサーキットを走ってみたいと思う。


第144回 YRS筑波サーキットドライビングスクール

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今年初めてのYRS筑波サーキットドライビングスクール。未明までかなりの雨が降っていたのでシメシメと思っていたのだけれど、ホテルを出る頃には上がってしまった。
今年、YRSではブレーキングの練習に重点を置いている。安全に走るためにも、サーキットを速く走るためにも最短距離で車速を落とす操作とブレーキング区間の後半で姿勢を安定させる操作が欠かせないからだ。だからウエット路面が良かったのだけれど。

筑波サーキットコース1000で午前中2時間をブレーキングの練習にあてた結果、初めてサーキット走る人もターンイン時の姿勢作りに合格点をあげられるようになった。

そう言えば、今回はユイレーシングスクールを初めて受講する人の参加が多かった。いつもなら9割以上が以前に受講した方なのだが。

それと、今回は何年もユイレーシングスクールに通ってくれている方2人が息子さんを連れてきてくれた。
一人は免許取得中ということで、親父さんのクルマをボクが運転してサーキットを味わってもらった。
もう一人は親父さんに買ってもらったクルマで、親父さんと一緒に受講してくれた。若いというのはすばらしいことで、どんどん吸収する。多分、遠くない将来には親父さんより上手くなる手ごたえが。

ただ二人には言っておいた。「若気の至り」はクルマの運転に通用しないからね、と。

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ユイレーシングスクールには様々な人がいろいろなクルマで参加してくれる。今回、どんな参加者分布だったのかを示したのが上の図。傾向としては、いつもより年齢層が若干高かったのと、クルマをいじっている人が少し多めだったこと。前述の通り初めてユイレーシングスクールを受けてくれる人が多くて嬉しかった。

筑波サーキットに到着した時にはオドメーターの数字が5100を少し超えていた。

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スクールの合間にビデオカメラを積んで走ってみたので、ルーテシアRSから見た筑波サーキットコース1000の景色は次回に紹介します。


第143回 ルーテシアRS 阿讃サーキットを駆ける

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ストレートに並んだルノー、ルノー、ルノー

ルノークラブ走行会が行なわれた阿讃サーキット。香川県との境に近い徳島県東みよし町の山の中にあるこの1周1004mの小さなサーキットは、運転の練習にはもってこい。

なにしろ高低差がハンパじゃない。加えて、これが最大の特長なのだが、エスケープゾーンがほとんどない。コースアウトしたら即ガードレールか土手。こういう環境は得がたい。

突っ込みすぎたらアウトに逃げればいいや、で練習するのと、絶対にコースを外れてはだめだ、で練習するのとでは全く違う。テクニック以前に覚悟の仕方を養える。

それに、エスケープゾーンのないタイトなコースが役に立つこともある。

この日、サーキットを初めて走る人が何人もいたけど、みんな最後にはそこそこ走れるようになった。それは、あくまでも個人的な感想だが、レイアウトというか、目に入ってくる情報が峠道を走っているのと大差ないので馴染みやすいのではないかと。

頂上から下るセクションもいい。とにかく忙しいから考えている時間はない。なんとかしなきゃならないし、やってみればなんとかなるものだ。運転の理想は無意識行動なのだから、それを短時間のうちに習得できる。

そんな阿讃サーキットを慣らし中のルーテシアRSで走った時の動画がこれ。オドメーターの数字は4000を少し超えたばかりだったから、RSボタンには触らずショートシフトをしながら走った。

阿讃サーキットを走るのに特別な資格は要らない。ライセンスも要らない。年会費3,500円を払えば、平日、土曜、祝日なら1,600円で25分走ることができる。関西圏にお住まいのルノーユーザーの方はぜひ一度訪ねてほしい。
ただ、サーキット自体が山の上にあって、そこへ続く道は細く急で、上に住む方々の生活道路でもあるので十分注意してほしい。

サーキットを単に速く走るのではなく、自分がクルマの性能を引き出す操作ができているか検証するのにはうってつけのコースだ。


第142回 ルノークラブ走行会

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全員集合

5月4日。阿讃サーキットでルノーネクストワン徳島とルノー松山が共催するルノークラブ走行会が開催された。

この走行会、20数年前にルノーユーザーの事故がきっかけになって始められたそうで、今回で30回目になるという。
「経験不足に起因する不慮の事故からお客様を守りたいので始めた」という一宮さんのお話を聞いて、何かお役に立てればと押しかけることにした。

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まずはルノーネクストワン徳島に表敬訪問

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予報は外れで日焼けが痛い

せっかくだから座学もやろう、という話になって、集合時間を例年の午後1時から朝10時半にしたのだけれど、座学を始める前にルノーユーザーとその仲間が26名集まった。

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どの顔も真剣そのもの

座学ではいつもの通り、タイヤのグリップの話に始って、運転操作でやってはいけないこととやっていいこと、やったほうがいいことを説明して、参加された方々の質問にもお応えした。

本州以外で初めてのスクールではあったけど、みなさん真剣に話を聞いてくれてとても嬉しかった。

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小さいサーキットだけど設備は万全

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最短距離でクルマを止めるコツを披露

昼食をはさんで、走行は1時から5時まで。走行時間をそぐといけないので、実技はスレッシュホールドブレーキングを体験してもらうことだけにした。全員をお乗せすることはできなかったが、ブレーキペダルの踏み方によって制動距離が大きく変わることははたから見ていてもわかったそうだ。

その後は好きな時に走って、好きな時に休むといういつものルノークラブ走行会。

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合間にコースを歩いて損得勘定の仕方を説明

サーキット走行のベテランから、この日初めてサーキットを走る方まで経験値はバラバラ。大丈夫なのかな、と思っていたけれど、心配する必要はなかった。みなさんご自分のペースを守ってサーキット走行を楽しまれていた。

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走行予定のない方はYRSルーテシアの助手席と後席から

何人かの方を助手席に乗せてオーナーのクルマで走って『理にかなった操作』というものを見てもらったけど、「目から鱗」と言ってくれた方もいたから参考にはなったはずだ。

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ビデオの撮影もしたし

かの一宮さんが0.9ターボのルーテシアを持ち込んでいたから、定員乗車で模範走行(?)を披露した。ちっちゃなエンジンなのに上り坂でも痛痒を感じなかったのは大きな驚き。

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0.9ターボが思いの外速いのに驚いたり

とにかく、コース上にクルマが走っていない時間がないほど、1周40秒台後半~50秒台前半のコースを入れ替わり立ち代わり走ること走ること。 「今日がサーキット初めてなんです」と言ってた方々が、目を三角にするでもなく周回を重ねる。それも初めてにしては大したペースで。 ちょっともったいないところがあったのでアドバイスしたら、その方はベストラップを更新。 カングーも走っていたから速度差は大きかったけど、譲るところは譲り、譲られるまでは待つという秩序あふれる、それでいて楽しさ満点の時間が5時まで続いた。

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定員乗車のカングーが走っていたり

一宮さんも出て行ったら戻ってこないほど運転が好き。なんか、とてもステキな走行会でした。帰りの渋滞が少しばかり苦痛だったけど、それを差し引いても余りある得がたい体験をさせてもらいました。
自宅に戻り、四国が近くなったように感じています。

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見たことのない色のメガーヌRSが走っていたり

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一宮さん お世話になりました。
ルノークラブ走行会 ずっと続けて下さい。

※掲載した写真はYRS卒業生の和田康之とルノーネクストワン徳島に提供してもらいました。


第141回 よりどり緑

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長いこと不順だった空模様もどこへやら。ここしばらくの湖西は晴天続き。

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山々を仰げば、緑は今が盛りの鮮やかさ。庭の雑草も伸びほうだい。

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新緑、常緑、浅緑、深緑。言葉が足りないほど初夏の湖西も気分良し。


第140回 サーキット デ ビュー

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身震いしているかのような

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ドッシリと構えているような

鈴鹿サーキットに到着してもオドメーターの数字は3,200弱。

3,000キロまでは3,000回転を上限に回してみたけど、まだ全開にはしたくない気分。年に1度のYRS鈴鹿サーキットドライビングスクールには間に合わなかったけど、リードフォローのリードカーとして初めてサーキットに足を踏み入れた。

その時の動画がこれ。

F1日本GPも開催される日本のモータースポーツの聖地、鈴鹿サーキット。高速コースなので一度はユイレーシングスクールを受講した方を対象に開催している。今回は21歳から67歳まで、平均年齢48.6歳の若者が伊勢湾を遠くに眺めながら聖地のストレートを駆け下りました。

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走行が終わればみんな笑顔、笑顔、笑顔。

まだ全開にはしていないし、今回は「RSボタン」は使わずにマニュアルシフトで走ったのだけど、2,000回転も回っていればトルクがモリモリのルーテシアⅣRS。ルーテシアⅢRSとエンジン特性も違うし、足回りのフィーリングも異なるけど、このクルマもいい。
運転の上達に励む、って覚悟のある人にはうってつけの教材、です。これでユイレーシングスクールを受講したら運転の達人になれること間違いなし。


第139回 緋色と桃色

今年は天気がすぐれない日が多い。湖西の桜も遅めの開花。いつもの場所の桜が満開になるのを待ってパチリ。

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琵琶湖バレーの入り口で

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湖西道路への連絡道で

4月半ばにはスクール三連荘。回したい衝動を抑えながら関東に向かった。

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まずは富士山にご挨拶。2週間前より道端の雑草が青々と

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枝垂桜はいつも通り見事だったけど、天気がねぇ

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晴れていれば正面に富士山が見えるのだけど

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う~ん、残念

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富士スピードウエイの前で

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富士霊園にお邪魔して1

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富士霊園にお邪魔して2

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富士霊園にお邪魔して3

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富士霊園にお邪魔して4

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雑誌エンジンの長期テスト車メガーヌRSの担当塩沢副編集長と

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4月9日。13年目に入ったエンジンドライビングレッスン。記念すべき50回目

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4月11日。今年2回目のYRSドライビングワークアウトは雨でした

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4月12日。7年目に入ったポルシェクラブ千葉のプライベートレッスン。富士山は雲の中

ルージュ フラムはいつでもどこでも鮮やかだったけど、今年は透明度のある桃色に出会えなかったのが残念でした。


第138回 牛さんとクルマさん

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テレビ番組である畜産企業の特集をやっていた。とにかく、そこで育てられた牛は旧来のブランド牛に勝るとも劣らないほど美味しく、日本はもとより海外でも評判だという。
しかも、4,800頭もの牛を育てる畜産企業は日本にひとつしかないという。合理性が畜産業を変えた、というホストのコメントもあった。まさに日本の第一次産業におけるリーディングカンパニーなのだろう。

番組で流れた情報を整理すると、
・従来の小規模農家の殻を破り、牛を育てることを唯一最大の仕事と位置づけ、飼料の供給や小屋の掃除は外部に委託。
・平均年齢25歳、15人の従業員が行なうのは徹底して牛の管理だけ。牛を観察することに最も時間を費やし、あらゆる手段を講じて牛がストレスなく成長できる環境を用意する。
・従業員は牛と向き合い様々な問題を解決していく過程で自身が牛とともに成長できるから、と入社1年目から牛200頭を任される。
まだまだ話は続くが、次から次へと小気味良いほどに合理的なシステムが紹介された。

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キーボードを叩きながら見ていたのだが、ふと、手が止まった。
今までの地方名ではなく自分個人の名前を冠したブランド牛を育てる社長が、育てている牛のことを 『牛さん』 と呼んだのだ。

一瞬、んっと思った。一般的に畜産業は牛を育てるのが仕事だが、やがて牛は我々人間の胃袋に収まる。恥ずかしい話だが、畜産業の方々は牛を商品だと割り切って育てているんだろうな、と勝手に思いこんでいた。でないと切ないな、と。
しかし、どうやらそれは間違いのようだった。

その社長は、なんのてらいもなく『牛さん』と何度も何度も口にした。
その話を聞いて吹き出したホストにはムカッとしたが、社長は大真面目な顔で「牛さんは、かわいがればかわいがるほど自分で美味しくなろうとしてくれるんです」とまで言い切った。

従業員も『牛さん』を撫で回すこと、撫で回すこと。

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んっ、と思ったのには、他にも理由がある。
『牛さん』が過去の記憶とオーバーラップしたのだ。

1999年12月。日本に来て初めてドライビングスクールを開催する数ヶ月前のこと。当時の読者は700人足らずだったと思うが、ドライビングスクールの宣伝も兼ねてアメリカからメールマガジンを発行していた。

参考】 ユイレーシングスクールメールマガジン第1号(1999年9月1日発行)

当時は今ほど運転についての合理的な情報が豊富ではなく、少しでも理にかなった運転を広めたくて始めたのだが、その中で『クルマさん』という言葉を使っていた。昔から車も車と書かずにクルマと書いてきた。
ところがメールマガジンを読んだ方からお叱りのメールがきたことがあった。「車さんという表現が気持ち悪い。車にさんをつけるとは何事」という主旨だった。

以前から執筆する時に使っていた言葉だし、クルマを擬人化しようと思っているわけでもない = 道具として使い倒すことが最大の賛辞だと思っているし、あがめたてているわけでもない = 床の間に飾るなんて考えられないし、あくまでも自分にとってのクルマとの距離を表したかっただけなのだが、不特定多数に配信するメールマガジンゆえ気持ち悪いと受け取る人がいるのだろう。それ以来ほとんど使わないようにしてきた。

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牛さんとクルマさん。生き物と工業製品、生命体と無機物の違いはあるけれど、社長はもちろん従業員の方々まで自然な流れで『牛さん』と口にするのを聞いていて、ボクが使っていた『クルマさん』 と重なるものを感じた。時と場合によっては使うことを躊躇しないほうがいいな、と思えた。

だからと言うわけでもないが、前回のブログで控え目に使ってみた、というお話。


第137回 新・相棒と

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いい景色です

関東で打ち合わせが数件あったので、慣らしを兼ねてYRSルーテシアを連れ出した。

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自分の影が写り込んでいるけど広角で撮りたくて

過去、ルーテシアⅣRSで受講された方が何人もいるのでどんなクルマかおおよそのことはわかったつもりでいたけれど、じっくりと付き合うのは初めて。まずはYRSルーテシアと仲良くなるための儀式。

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今年の富士山は雪が多かった

最近のクルマは慣らし運転が必要ないと言われてるし、初回のオイル交換も10,000キロでかまわないと言われているし、技術はどんどん進歩でしていてクルマは手がかからない道具になりつつある。

しかし、クルマは洗濯機や冷蔵庫とは違う。人を乗せて、時には時速100キロで走る機械だ。人間の言うことを聞かなくなることが致命的な道具だ。

近代の工業製品だから故障とは縁遠いはずだし、キチンと使えば壊れることはないはずだ。それでも、今まのクルマ同様に、必要ないと言われているランニングインをしている。

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去年は見事な桜に挨拶できたのに

クルマさんは「回してもいいヨ」と言っているかも知れないが、「ならお言葉に甘えて」とブン回しては、お互いの関係の始まりとしては、いささか味気ない。
もちろん、クルマさんにこちらの気持ちが伝わることなどあり得ないことだし、伝えることが目的ではない。

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こちらも数日早かった

もちろん、自分流のランニングインが終われば、他のクルマ同様レッドゾーンまでしっかり回してあげられる機会を設けるつもりだ。
それまでの間は、自分のYRSルーテシアに対する思いを整理する期間。少しずつ癖を知りゆっくりと身体になじませるための時間。

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ルージュ フラムを選んで良かった

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お尻のラインが

終の相棒としてて選んだルーテシアⅢRSが嫉妬すると困るけど・・・。