間もなく2015年が訪れます。ユイレーシングスクールはクルマの運転を楽しむための、そしてみなさんが大好きなクルマを思いのままに操るコツをお教えするためのプログラムを1月から始めます。
・1月25日(日) YRSオーバルスクール和歌山
大阪から1時間。和歌山マリナシティでYRSオーバルスクールを開催します。宿泊施設がそばにあるので、ご家族連れでの参加も可能なスクールを目指しています。
・1月31日(土) YRSオーバルスクールFSW
YRSオーバルスクールはコーナリングの練習に特化したカリキュラムです。サーキットを走る時に差がつくコーナリング。どうすればクルマの性能を発揮することができるか、その極意をお教えします。
YRSオーバルスクールではこんなことをやります。
・2月1日(日) YRSドライビングワークアウトFSW
今年から使用している富士スピードウエイにあつらえたYRSストリートを使ったYRSドライビングワークアウト。クルマを思いのままに操るために必要な操作と意識を提供します。
YRSドライビングワークアウトではこんなことをやります。
・2月21、22日(土日) YRSツーデースクールFSW
1日目は富士スピードウエイ駐車場でクルマの基本操作を習得し2日目のショートコース走行に生かします。2日間で吸収できることは10回のドライビングスクールと同等です。YRSツーデースクールを受講すると間違いなく操作がこなれます。
YRSツーデースクールでは、
ブレーキング
スラローム
スラローム
フィギュア8
YRSオーバルロンガー走行
FSWショートコース走行
を行ないます。
※ 各カリキュラムの詳しい案内と参加申込みフォームは1月初めにユイレーシングスクールのサイトからアクセスできます。しばらくお待ち下さい。
今年最後に仰ぐ富士山
12月7日に開催したYRSプライベートレッスンで今年開催予定だった全てのドライビングスクールが終了した。
※2月に雪のために中止になった分を取り返せなかったのが心残りではあるけれど。
先日のディーラートレーニングに参加された方を含めると、今年の受講者は延べ585名。ドライビングスクールの開催数は41回にのぼった。
そして、1999年12月に日本に来てクルマを思いのままに動かす方法を理論的に教えようと始めたユイレーシングスクールも満15歳になった。アメリカとクルマの使われ方とクルマを取り巻く環境が少しばかり違う日本で、果たしてできるものかと不安がないわけではなかったが、なんとかここまでやってくることができた。
それもひとえにユイレーシングスクールに参加してくれた延べ13,629名の方の支援があったからこそと、心から感謝している。
ユイレーシングスクールはこれからも、まずは楽しく、次にサーキットではスピンもコースアウトもしない、公道ではクルマに裏切られない運転を追及していくつもりです。
クルマは便利な道具であるだけでなく、人間を解放してくれる魔法使いの相棒です。その相棒と上手く付き合う場がユイレーシングスクールにあります。今後もユイレーシングスクールをよろしくお願いします。
ユイレーシングスクールの記念写真のなかから。
※最後の写真はルノー・ジャポンに提供していただきました。
素のメガーヌRSとトロフィーRが待つ
メガーヌRSトロフィーのお披露目に全国のルノーディーラーからルノー・スポールスペシャリストとテクニシャンが集まったのに併せ、運転講座と実技にも参加していただいた。
教室での座学があって
運転して楽しいRSモデルの良さをさらにさらに理解してもらおうというルノー・ジャポンのこの企画。事前にドライビングにまつわる資料を送り予習をしてもらい、富士スピードウエイのショートコースでは助手席から誰にでもできるクルマを安定させて走るための操作を見てもらい、翌日は駐車場に作った半径22m直線80mのオーバルコースをできるだけ速く走ってもらった。
同乗走行があって
オーバルトレーニングをやって
みなさん忙しい方ばかりだから運転道を極める時間があるか心配だけれど、少なくともこの2日間はルノー・スポールが送り出すRSモデルの性能の高さと、クルマを思いのままに操る楽しさの一端は体験していただけたと思う。
実は、一目惚れで先代ルーテシアRSを購入した後、あまりのすばらしさにルノー京都の山田さんに、「ドライビングスクールをディーラーオプションに設定しましょうよ」と投げかけたことがある。「だってクルマを動かす手続きを知らないままではこのクルマの価値はわかりませんよ」と。
ルノー・ジャポンとルノーディーラーはクルマを売るのが仕事なのは百も承知している。売ることが最大無二の目的。一人ひとりのユーザーを向いて運転の手ほどきをするのは本来の趣旨から外れる。それでもやってほしかったから。
世の中のクルマが高性能になっていくのに反比例して、クルマを操る人間の能力が低下しているのではないかと危惧しているからだ。結局、クルマがいつもそこにある家電のような存在になったのも、クルマ離れの遠因だと思うからだ。クルマにまつわるモロモロのことは、端的に言えばクルマを動かす人の影がだんだん薄くなっていることに根ざしていると考えるからだ。
という難しいことは置いておいて、クルマを操るのは単純に楽しいから、操り方を知ればもっと楽しくなるから、職務外のことではあるかも知れないけれど、ルノーディーラーに来るお客さんに製品のすばらしさを語るのと同じぐらい熱く、クルマを動かすことの面白さを伝えてほしいと思うのだ。その延長としてドライビングスクールがあって、みんなが運転を楽しめる環境があれば、クルマはもっと楽しくなる。
だから、今回担当させてくれたルノー・ジャポンには大いに感謝しているし、ユイレーシングスクールにできることは何でも協力するから、運転というソフトを抱き合わせてクルマを売る路線を確立してほしいと願っている。
富士での2日間が終わって間もなく、ルノー沼津の大石さんから連絡をもらった。ユーザーの中の有志をつのりドライビングスクールを開催したいとのことだった。具体的に動き出すのにはもう少し時間がかかるかも知れないが、RSモデルのユーザーだけでなく、ぜひカングーもコレオスもみんな含めたドライビングスクールができたらいいなと。お近くにお住まいの方は、大石さんに連絡してみてはいかがだろうか。
ピットで出番を待つ
各地からルノーが集まってきて
トロフィーRはタフだった
トロフィーRの実力を見て、体験
ダブルコーンスラロームでトロフィーRの軽さを見せ付けて
みんな笑顔
シフトアップのバックファイアの音が最高
足も最高
2日目は富士山が迎えてくれて
ロラン・ウルゴンさんとフレデリック・ブレンさんがオーバルトレーニングの視察に
最後に全員で記念撮影(参加者の半分は教室で座学中)
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