ルーテシアⅣRSがやってきたのは2015年3月の初め。それ以来2年とちょっと。長尺の荷物を運ぶために何度かフィットRSで行ったり、たまにはエンジンを回してやらなければとルーテシアⅢRSを2度ほど連れ出した以外は毎回スクールで使ったから、5月の末にはオドメーターが47,300キロをさすほどに。

入稿時には5万キロ近くにも
鈴鹿サーキット、富士スピードウエイのレーシングコーストショートコース、筑波サーキットのコース1000、阿讃サーキット。スクールを開催しているサーキットは全て走った。お世辞ではなく懐の深い、具体的に言えば伸び側のダンピングが秀逸なサスペンションをしっかり堪能できたし、パドルでもフロアセレクターでもできるシフトチェンジはたいそう楽で楽しかった。
とは言え、サーキットと駐車場にあつらえたパイロンコースを含め5万キロ近く走ったのだから、ショルダーの磨耗が進むのはいたしかたなかった。スクールの参加者に乗ってもらった時にもタイヤをこじらないようにアドバイスしたのだけど、そこはハイパワーのFF。ショルダーのエッヂが丸ぁるく削れるのを避けられなかった。

一度前後のローテーションはしたけどFFでサーキットを含む5万キロでこれなら悪くない

以前に左前に履いていたタイヤ
立っていたエッヂがなくなると微舵角の時の反応を得にくくなる。ショルダーが削れると、ことに扁平率の小さなタイヤでは横方向のグリップに対してだらしなくなる。そこで、まだまだ使えるタイヤではあるけれど、一度リセットするために定期点検の時に磨耗が進んでいると言われていたフロントのブレーキパッドとタイヤを交換することにした。

新しい靴はダンロップDZ101の205/45R17を通販で安く買った
こんな荷姿で到着
安いから古いタイヤなのかなと思ったけど製造年月日は2016年9月上旬
生産国がインドネシアだったけど最近のアジアンタイヤのレベルを知っていれば・・・

お世話になっているルノー滋賀栗東
今回は持ち込みタイヤを快く換えてくれた
※将来持ち込み部品の取り付け/交換は別途費用が発生する可能性もあるそうです

外したタイヤはエッヂを気にしなければまだまだ使えるレベル
裏表を換えればあと4万キロはいきそうだけど
だけど扁平率の小さなタイヤは基本的に一度外したタイヤは使わない主義

新品の時の溝の深さは測ってないけど浅いところで4mm深いところで5mm強残っていた

交換したフロントのブレーキパッド
左右どちらもピストン側より固定されている側のパッドの磨耗が進んでいた
残り3mmと4mm

ダストの少ないパッドにすることもできたけどパーツの耐久性もみたいから純正品を選択
新品のパッドの厚みは12mm
ローターにも問題なし

エッヂが立ってシャキッとした

ガレージの中の弟は惰眠をむさぼったまま(笑)

今回の代車キャプチャーも良かった
◎
6月と言えば梅雨。しかし雨の降らない今年の梅雨。おかげで日に焼けながらのスクール三連荘。
♪ 6月8日 エンジンドライビングレッスン (筑波サーキットジムカーナ場+コース1000)
2003年。エンジン編集部に『所有欲から使用欲への変換』というタイトルの企画書を持ち込んで始まったエンジンドライビングレッスンも今回が60回目。常連さんに混じって「クルマを使い倒そう」と決心した人が運転を楽しんでいます。

編集部の新井さんがオーバルコースでイーブンスロットルの練習中

みっちり走って全員が笑顔
※今年はあと1回、9月28日にエンジンドライビングレッスンを開催します。
♪ 6月10日 YRSトライオーバルスクール&YRSオーバルレース (富士スピードウエイ駐車場)
スロットル/ブレーキ/ステアリングと加速/減速/旋回との結びつきを確認できるオーバルコース。オーバルコースで練習してからオーバルコースでレースをやります。テールツーノーズ、バンパーツーバンパー、スリーワイドを繰り返しながら運転の上達を図ります。
※反復練習が重要なので駐車場だけで1日に100キロ近く走りこみます。

オーバルスクール参加者も最後にはレースに混じってヨーイドンを楽しみます
・YRSオーバルスクール
・YRSオーバルスクール
♪ 6月11日 YRSオーバルスクール (富士スピードウエイ駐車場)
効果絶大なのに誰も真似してくれないオーバルコースを使ったドライビングスクール。ユイレーシングスクールの専売特許ではありませんので、念のため。
今回は、いつもレーシングカーを作っている人達が鈴鹿から運転を楽しみにやって来ました。

右回りに左回りと、とにかくグルグル回り続けた結果の笑顔、笑顔、笑顔
ところで、今回のオーバルスクールはとても嬉しいことがありました。
2000年5月から2001年12月までフィアットバルケッタでユイレーシングスクールのドライビングスクールに5回、タイムトライアルに2回、耐久レースに3回参加してくれたKさんが、なんと17年ぶりに走りに来てくれたのです。

半径22m直線130mの大きなオーバルはKさんにとって初めてのはずなのに
プジョー205XSを駆り初めてとは思えないほど滑らかにそして速く

スクールで「運転は一生ものだから一度しっかり練習したほうがいい」と言っていますが
一度身についた感覚というものは時が経っても忘れないしクルマが変わっても通用するものです

またサーキットを走ろうと思うものの、どれだけできるかを確認に来たと言うKさんとパチリ
もちろんサーキットを走ることに大賛成です

2001年4月28日のYRS筑波サーキットドライビングスクールでオーバルコースを走るKさん
当時のオーバルは半径16m直線48mの大きさしかとれなかった

同じ日のKさんを別のアングルで
Kさん また遊びに来て下さい。
◎

アルプスの山あいを颯爽と駆け抜けるアルピーヌA110がかっこいいなぁと思って四国の山の中で真似してみたのだけど、アングルがかなり違ったし吸盤の上から貼ったテープが映り込んでいるし、うまくいかなかった。(悲)
※アルピーヌA110の後ろ姿はAlpineの動画、” Col de Turini “ からキャプチャーさせてもらいました
※ IE(Internet Explorer)でビデオを視聴するのが困難のようです。Chromeやsafari、Firefoxなどのブラウザをご利用下さい
◎