トム ヨシダブログ


第233回 IさんのルーテシアⅡRS

Iさんが初めてユイレーシングスクールを受講したのは2008年11月のYRSオーバルスクール。プジョー106に乗ってやってきた。
その後2013年まで年に数回参加してくれていたのだが、2014年からしばらく顔を見ないなと思っていたら、昨年の暮にプジョー106に乗ってスクールに参加してくれた。

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ところが先日のYRSドライビングワークアウト。I さんの申込みフォームを見ると車名がルーテシアⅡRSになっていた。
当日ルーテシアにした理由とかYRSに通ってくれる理由とかあれこれ聞いたのだけど、そのあたりのことを I さん自身がまとめて書いてくれた。

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※ 以下はIさんのメールから。


・小生の車歴
18歳で車の免許を取得し、サニーB210(中古)3年:ダート競技に参加(大学時代)、スターレットKP61(新古)5年:ダート競技に参戦、レビンAE86(新車)7年、シャレード(新車)7年、そしてプジョー106(中古) 15年ときて、今回のルーテシアⅡRS(中古)購入後1ヶ月となります。
また乗りたい車は、なぜかKP61です。AE86より楽しかったかも。ルーテシア以外は、ショックとブレーキパッドを社外品に交換して乗っていました。改造を始めるとキリがないので、最小限のいじりです。

・YRSに参加した理由
きっかけは、ネットで偶然にYRSへ参加したというブログに出会いYRSを知る。ものは試しとし、もう一度基本を知ろうと思い参加した。それが病みつきになりました。敷居が低すぎるからか。

車遊びを再開しようと思い、ネットでドライビング情報を探していました。その際、たまたまネットでYRSを見つけて、この時は半日スクールなので、ためしに参加しようといった感じで、2008年11月に初参加しました。それから、はまりました。

コーナーリング中にタイヤの抵抗やショックの動きを感じるとか、ブレーキを残すとかを知り、当時はショッキングな出来事でした(30数年前は、コーナー手前でブレーキは終わっているのがふつうだったような)。
合わせて座学で、操作の根拠や論理面の教授で知識構築に繋がることがためになり継続参加をしています(実践できているかは別です)。

2010年‐12年は異動になり休出も多々あり、あまりスクールに参加できず、そのかわりツーディースクールに2回くらい参加したかな。

2013年からミニサーキットを走るようになり、運転が雑になったと感じた時や車の仕様を変えた時にYRSに参加して、基本をおさらいしています。速く走りたい欲望を持ちスクールに参加するのですが、一番は基本ができるようになったとか、出来ているとか運転をする基準確認を行うためでもあります。

・ルノーをなぜ選んだ
トムさんが「終の車」にルーテシアⅢRSを選んだからルノースポール車に乗ってみたくなったのと、RSブランドならそのままでそこそこのサーキット走行が楽しめると思ったから。

106は操作性やそれなりの力をもち、丈夫で、小生は非常に気にいっていました。15年間も所有していると、浮気心もたまにはでてきます。トヨタは最近頑張っていますが、大きさや力加減、スポーツ性をもった、小生にとって魅力ある車が国産メーカーの中では見当たりません。そんな中、雑誌やブログでルノー車の記事を読むと、相対的に良いといった印象を受けました。
ルノーのRSブランドが気になり始めました。50半ばを過ぎると、運転を楽しめるのもあと10年位。では106にしがみつかず、違う車も楽しもうと乗り換えを意識したのが昨年の11月。YRSに参加した後です。

106をたまに整備してもらっているあるフランス車ショップの方が、以前ルーテシアⅢRSはNAだから運転していて気持ちがいいよといっていたのを憶えていました。それで、今年の正月にトムさんのブログを読み返して改めてルノー車の魅力を感じ、トムさんが「終の車」としてルーテシアⅢRSを選んだのを読んでルーテシアに決めました。

RSという特別なブランドならボディーやエンジン、足回り含めて改造しなくてもサーキット走行に耐えうるとの情報も一押ししてくれました。
ルーテシアⅢRSはちょっと大きく重い点、まだまだ高価である点から、同じNAのルーテシアⅡRSを探しました。古い車なので修理までしっかりできる所の車をさがし、東京にあるフランス車を扱っているショップが管理していた車両を購入しました。ルーテシアⅡRS Ph2バージョン、2002年式、3.5万キロものです。

2.0リッターのNAで加速はすこぶる良いですし、雰囲気(エンジン音)もゾクゾクさせるものがあります。運転を楽しむには、音の効果も必要です。足回りも巻き込むような感じで、グイグイ行きますね。小生にはまだ手に余る160psですが、ワクワクさせてくれる車です。

長々ととりとめのないメールになりましたが、「なぜYRSを選んだのか」の問いに対して報告したメールを保存してありましたので再送いたします。


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以下は、2011年に報告したメールです。

Sent: Sunday, November 20, 2011 9:33 PM
To: ‘YRS PR’
Subject: RE: ユイレーシングスクールです

山梨のプジョー乗り I です。

昨日(11/19)のオーバルレースお疲れ様でした。午後からの中止は非常に残念でしたが、安全を考慮すると仕方のないこと。これも長く続けるための必要事項と感じています。でも中止ではなく、本日(11/20)に延期だったのですね。こういった臨機応変なところが身近に感じます。家の用事で本日は参加できませんでしたが、長く続けるには、やはり天候だけでなく家事都合も優先しないと。

昨日はレースではなく、雨中の場合のレッスンであったような感じでした。最後に、トムさんからアドバイスをいただき、これだけでも富士に行った甲斐がありました。雨の中、ありがとうございました。ハウツー本を読むより、直接聞くのでは蓄積が違います。前にも言われたことを再確認しました。また自分では意識していても、車さんの動きがそうなっていないのは操作ができていない。やはり客観的に見てもらうのがベストです。

前置きが長くなってしまいましたが、先日「YRSを選ばれた理由をお聞かせ下さい」とのメールが来ました。いつもお世話になっているので、なぜ、私がトムさんのスクールに参加したかを報告致します。

ちょうど3年前の2008年11月15日(土)に初めてオーバルのスクールに参加しました。当時は富士のジムカーナ場でした。午前中にスクール、午後にオーバールのレースが行われていたと思います。

中学生のころは確かスーパーカーブームのころで車が好きになりました。漫画が切っ掛けです。サーキットの狼でしたか。それからです。サーキットにも興味があったのですが、いろいろ知ってくるとラリーというモノがあることも知り、ラリーに興味を移していきました。同じところを回るのではないことや、単独走行でもタイムで争われ他の車との影響がないで、好きになりました。
それから学生時代に、お金が余り掛からないダートトライアルをはじめました。サニーB210、スターレットKP61での参加でした。当時はFFが台頭してきてやスターレットもEP71に移った頃でした。FF全盛期にFRのひとつ前のモデルでの参加でした。

社会にでてから、当時バブル機の終盤でしたが、仕事が忙しく残業続き、それに合わせて結婚もしたので、ダートラからは遠のいていました。

ここからが、スクール参加への切っ掛けです。子育ても目処がつき、50歳が見えてきたとき、そろそろまた車の趣味を復活させようと思っていました。今度はジムカーナを始めようようなかと思っていました。
車は小型車が好きで100馬力ぐらいが自分が扱うにはちょうどよいと思っていて、中古のプジョーを2002年に購入し。これではじめようとネットサーフィンをしていました。

1年くらいネット族となり情報を探っていました。そのときにYRSに出会いました。
オーバルにはあまり興味はありませんでした。ただトムさんの情報をネットで探させていただき、コメントを拝見して、自分が今まで認識していた感覚と違っていることに気づきました。

山梨の韮崎にあるミニサーキットの情報を見た時です。「最終コーナーを皆さんがんばりすぎている。最終コーナーの後が登りなのだからもっと手前からブレーキをして最下点を底上げしないともったいない」といった内容だったと記憶しています。
頑張りすぎない。高度な技術で製造された車さんの能力は高いのに、運転している人間が勝手に判断して、能力を引き出せていない。頑張れば、タイムが出るものではない。と言った内容だったと記憶しています。

今までの感覚では、ブレーキは我慢するもの、ブレーキはドーンと掛けるものとの認識でいました。

それから、参加費も手ごろだから、一度、参加してもみようと思いました。それが3年前です。
衝撃を受けたのは、トムさんに乗っていただいた時の運転のしかたです。片手で軽くハンドルを握りサスペンションの動きがここまでハンドルに伝わってくるんだよ、と示してもらったことには新しい発見がありました。ダートでは、ハンドルをしっかりと握っていなくてはならなかったからです。でも基本はダートでも同じですよね。

それと4輪にきちんと仕事をさせるためにはどうするか、の指摘も新しい発見でした。この衝撃から継続的に参加したいと思うようになりました。イーブンスロットル、トランジッション、トレイルブレーキと頭でわかっていることもできないので、何回でも参加したいと思っています。単純でも奥の深いオーバルにはまりそうです。単純な1周20秒のコースなのに、なんで2秒もの差がでるのかと。

また、トムさんに乗っていただくと、コーナ入り口でスキール音がでて出口では出ない。小生は出口でスキール音がでて、入り口で出ない。この課題を解決したいのが、今の小生の切実な希望です。
昨日の悩みは、右前のタイヤのショルダーでコーナを曲がっていることを証明してしまったことです。
これは、オーバルではコーナーと直線を繰り返し反復しているから、コーナーの悩みが出ても、それを克服すればコーナーの曲がり方の基礎ができるのかと思っています。

あと、スクールではノーマルの車で十分、タイヤもラジアルで十分、と変に車の改造に触れないのが良いです。ノーマルの克服からで、これも、お金のかからない長く付き合えることかなと思っています。
無理をしない、運転も、改造も、ノーマルでも十分。車さんの性能を引き出すにはどうするか、の考えを教えてもらっているような感じです。なかなかそれができないので、通っているのが現実です。

スクールを選ぶ前からの話で長くなりましたが、今後とも宜しくお願い致します。

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IさんのルーテシアⅡRS

Iさん お手間を取らせました。ありがとうございました。また遊びに来て下さい。

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最後に兄弟でパチリ


第232回 桜と菜の花とスクールと山葵

4月半ば東に向かう。
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満開の湖西の桜に見送られ

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御殿場に着いたら
ホントにホントに珍しい雲ひとつない青空が迎えてくれて

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富士スピードウエイ近くの桜に挨拶して

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足を伸ばして小山町竹之下に行ったら
菜の花が歓迎してくれて

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翌日のYRSドライビングワークアウトでは
メガーヌRSが元気よく走り回り

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ルーテシアⅡRSもコーナーを攻めて

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定員12名のところ11名の参加者はみな笑顔
会津若松、常滑、豊田からの参加も

翌日はポルシェクラブ千葉の安全運転練習会     もう9年目の20回目

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2日前にはまだつぼみが多かったのに


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時間をやりくりして須走にある滝口わさび園へ
お目当ては「本付わさびそば」

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本ワサをすりおろしながら食すのは最高の贅沢
香りがたまらん

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欲張ってわさび茶漬けも
山葵の葉っぱと胡麻のすてきな景色

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わさびの花が見られる時間は短いとか
わさびの花の醤油漬けも美味しかった

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土日のスクールが終わった夕刻
西に向かう前に
いつものところでパチリ
また来月




第231回 今年もやるそうです

ルノーネクストワン徳島とルノー松山が、ルノーユーザを対象に安全に運転を楽しんでもらうために20年も開催し続けているルノークラブ走行会。今年もゴールデンウィーク最中の5月3日に四国の阿讃サーキットで開催されます。

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ルノーユーザが四国の山あいに終結
昨年の集合写真

走行は午後1時から。午前中は『理にかなった運転操作』をテーマに座学を行います。

中国四国地方にお住まいのルノーユーザで「制限速度なしのサーキット」を走ってみたい、クルマの動かし方の理論を聞いてみたいはユイレーシングスクールまで連絡して下さい。ルノーネクストワン徳島の一宮さんに取り次ぎます。もちろんボクも行きます。一緒に運転を楽しみたいと思います

ユイレーシングスクールメールアドレス


◎ 阿讃サーキットはこんなところ


◎ ルノークラブ走行会について過去の記事

第142回ルノークラプ走行会
第143回ルーテシアRS阿讃サーキットを駆ける
第186回 四国再訪 阿讃サーキット


第230回 エンジンドライビングレッスンと焼き蛤

クルマを存分に味わいつくすことを目標に掲げる雑誌エンジン+ユイレーシングスクールのドライビングレッスン。あしかけ14年間で58回開催。
ユーザーの所有欲を使用欲に転換することに十分貢献していると自負している。

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クルマの性能を引き出すコツがわかれば運転が楽しくなる
アドバイスを聞く参加者の顔はみな真剣

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今回、14年目にして初めて参加者が20名を切ったのが残念
それでも走り終えた後はみんな笑顔、笑顔

※5月11日(木)。富士スピードウエイで午前中にオーバル練習、午後にショートコースを走るというエンジンドライビングレッスン初めての試みを行います。興味のある方はエンジンドライビングレッスンオンラインの頁で会員登録をして詳細をご覧下さい。参加募集開始は11日(火)からです。
※会員登録しても参加する義務は生じません。



ところで、

大津市に住居を構えるまでは千葉県の八千代市に本拠を置いていた。千葉県と言えば海があって海産物が大好物なボクにとっては天国。時間ができるとあちこちに出かけていったものだ。

で、今回筑波サーキットでエンジンドライビングレッスンがあるのだからと、ちょっと足を伸ばして鹿島経由で行くことにした。
目的はホントに久しぶりの地の蛤。カシマサッカースタジアムの先にあるやましょうさんにお邪魔した。

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カシマサッカースタジアムを横目で見て5分
51号線沿いに

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水槽にはムフフがいっぱい

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なぜかかばんにメジャーが入っていたりして

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香ばしい香りがぁぁぁぁっ

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蟹を食べた蛤も焼いた

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もうプリップリッ
たまりません

また行くぞ ! ! !



※写真の撮影許可はもらいましたが、やましょうさんから何かしていただいたということは一切ありませんので。


第229回 他にやることあるだろうに

年度末が近くなるとそこかしこで道路工事が始まるのは世の常。いろいろと事情があってのことだろうけど、道路の補修や改良ならまだしも、中には目的が理解できないというか、必要性が感じられない工事がある。

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工事はけっこう大がかりなものだった
大物地区への側道から見た工事現場

国道161号線から湖西道路への接続道路。左折すれば湖西道路の京都方面、湖西道路をくぐって、すぐに右折すれば湖西道路の高島方面、くぐってから最も奥の車線を右折すると大物地区への側道、という交差点がある。

そのそれぞれの車線を行き先ごとに色分けする工事が行われていた。結果、京都方面が赤っぽく、高島方面が灰色っぽく、湖西道路を志賀インターチェンジで降りて161号に向かう車線が黄色っぽくオーバーレイされた。

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161号線からの坂を登りきるとこんな景色

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京都方面へのランプに入ったところから振り返った景色

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直進するとこんな景色
一万歩ゆずって色分けを認めるとして
赤色と灰色がこんな風に分断されているのはおかしなデザインだ

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やるならば赤色と灰色半分ずつで車線を塗り分け
それぞれの方向に収束させるべきだろう

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湖西道路をくぐってから振り返った景色
湖西道路を志賀インターチェンジで降りてきたクルマが
一旦停止の標識があるにも関わらず止まることもなく
黄色の車線からはみ出して走っているし
決してきれいな色分けとは言えないし
なんだかなぁ

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高島方面に向かう湖西道路を志賀インターチェンジで降りると広がる景色

何日もかけ、かなりの人数がかかわった工事だから相当なコストがかかっているのだろう。しかしこの工事の結果、誰が恩恵を受けるのだろうかと考えると、実はクルマを運転している我々ではないようだ。色分けされてなくてもそれぞれの方向に誘導する標識は以前から完備していたから。

いろいろな事情があって工事をするなら、意味のない色分けをするより、夜中になると真っ暗になる湖西道路の路側帯との境にキャッツアイを埋め込むとか、道路を使う人の立場に立ってコストをかけるべきなのではないか。

運転を安易にする方向の工事は必要だと思わない。運転するには、注意力を維持したり集中力を保つためにある程度の努力が必要だ。人に楽して運転してもらうのが行政の役目だと思っているなら危ういものがある。
人々が安心して運転に集中できる環境作り、合理的な交通環境の整備にのみコストをかけるべきだ。そうでないとなんのための道路行政かわからなくなる。

写真が見つからないのだが、以前あった話。
湖西道路の路肩にある電話で落下物を通報しようとして扉を開けたら、「現在故障しています」の張り紙。何かあったらどうするのだろう。携帯電話があるから使えなくても問題ない、との判断で放置していたとは思いたくないが。管轄は違うかも知れないが、我々にとっては同じ交通のインフラだ。

交通環境にはやるべきことがたくさんある。色分けのコストも源流をたどれば我々の税金のはず。やったつもりにならず、道路を使う人が「さすが!」と感心するようなコストのかけかたをしてもらいたいものだ。