トム ヨシダブログ


第136回 新・相棒

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比良山系を背景に

ユイレーシングスクールの活動を応援してくれているルノー・ジャポンがルーテシアRSを貸してくれることになった。

ルージュフラムのシャーシースポール。先代のトゥィンゴ ゴルディーニ ルノー・スポール同様にこれから数々のYRSドライビングスクールを牽引してくれることになる。

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遠く伊吹山を望む

実はお借りする前、ありがたいことに仕様についてこちらの希望を聞いてくれた。

で、ルーテシアⅣRSに乗っている方々のブログを拝見すると、シャーシーカップを選んだ人が多いような気がした。それで、ユイレーシングスクールがお借りするのはシャーシースポールにした。

この先、ルーテシアⅣRSシャーシーカップでスクールに来られる方がいるかも知れない。その時にはシャーシースポールを運転してもらうと違いを感じてもらえるかな、と考えた。
ルーテシアRSに2通りの仕様があるのだから、両方を味わってもらえばルーテシアⅣRSの真髄に近づくことができるのではないかと思った。

色は単純に、写真を撮る時に背景に溶け込まないようにルージュフラムをお願いした。

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琵琶湖にもそろそろ春が

最新のホットハッチ、しかもパドルシフト。ワクワクする気持ちを抑えられないでいるが、そんな気持ちをおすそ分けする方法がないか考えた。
今までもお借りしたルノーをドライビングスクール参加者に運転してもらったことはあるが、参加者全員に乗ってもらうのは物理的に不可能だった。

それで、これからルノーユーザーの参加が増えることも期待して、慣らしが終わってからの話なのだが、ルノー車で参加してくれた方に富士スピードウエイの駐車場で開催するドライビングスクールの時にルーテシアⅣRSに乗ってもらおうと思う。

コレオスやカングーに乗っている方には安全な場所でホットハッチがどんなものか味見してほしいと思うし、
トゥィンゴRSやルーテシアⅢRSに乗っている方は最新のホットハッチを体験してほしいと思うし、
RSモデルを体験したことのないルノーユーザーにはルノー・スポールが送り出すクルマを感じてほしいと思う。

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パドルシフトがムフッ

ルノーユーザーだけを特別扱いするわけにもいかないけれど、他の参加者に事情を説明して、ルノー車に乗っている方がお昼ご飯を早めに切り上げてくれれば不可能ではない。時間が足りなければ全てのカリキュラムが終わってからでもいい。

YRSオーバルを体験済みの方はオーバルを走ればいいし、初めてユイレーシングスクールに来られた方は270mx160mの広場でルーテシアRSの加速を体験してみるのもいい。

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慣らしが終わるまではガマン、ガマン

ルノー・ジャポンのご好意でYRSフリートに加わったルーテシアⅣRS。使わなければもったいない。

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お待ちしています

ルノーユーザーの方、安全にクルマを動かすコツを覚えることができるし、運転の楽しさを満喫するヒントがたくさんあるYRSドライビングスクールにぜひおいで下さい。お待ちしています。


第135回 ルノー・スポールそろい踏み

3月15日。ユイレーシングスクールの目玉(?)プログラムのYRSオーバルスクールFSWを開催。
今年から走行時間を増やすために定員を20名にしぼったのだけれど、前日のYRSトライオーバルスクールを受講した人がどうしても続けて練習したいと言うので、カリキュラムを工夫して計22名で開催。

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今回は教室で記念撮影

最近ルノーユーザーの参加が確実に増えてきていて、今回は4台のルノー・スポールが参加してくれた。

クリオに乗るHさんはサーキット走行の経験が10時間。1月のYRSオーバルスクールにも参加してくれた。
ルーテシアⅢに乗るKさんはサーキット走行は未経験でユイレーシングスクールも初体験。
ルーテシアⅣに乗るYさんは1年前のYRSドライビングワークショップに来てくれた。
メガーヌに乗るIさんは欧州車を対象としたレースに参加した経験をお持ちだが、ユイレーシングスクールは初参加。

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3兄弟と先輩といとこが
※スピダーはスタッフの愛車

みんなそれぞれ経験値は異なるけど、不思議なことに、YRSオーバルスクールで1日中楕円形のコースを走り回ると最後にはほとんど同じレベルに達する。
とにかく、午前中の半径22m直線60mのオーバルだと9秒に1回コーナーが現れるから、数えたことはないけれど相当な回数の加速→減速→旋回→加速をこなしているはずだ。
午後の半径22m直線130mのオーバルは3速に入るほど速度域が高く、なおかつ集団で走るものだからいつも理想のラインを通れるわけではないから、それはそれで練習になる。

最終的には1日でかなりの距離を走るのだが、タイヤがボロボロになるとか、ブレーキがフェードするとか、そんな話は全くない

なにしろアンダーステアを出したり突っ込みすぎるとすぐに指摘されるから、クルマが痛む前に間違った操作を修正することができる。

2月ぶりのオーバルを走るHさん。前回より良くなったでしょ、と。
もちろん格段の進歩です。午前中エンジンのかかるのが少し遅かったけど。

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クリオとHさん

クルマを全開で走らせるのが初めてのKさん。難しいですね、と。
でもキチンとできていましたよ。難しいと思うのは、今まで理論的にクルマを動かす機会がなかったからだけなんです。次回はもっと楽しくなると思いますよ。

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ルーテシアⅢとKさん

1年ぶりに来てくれたYさん。やはり、難しいですね、と。
走りは悪くないんです。ただ日ごろからもう少し積極的に運転しようという意思を持つと、もっと楽に運転ができると思います。

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ルーテシアⅣとYさん

初めてYRSに来てくれたIさん。頭を使って走るのは初めてなんで、と。
レースの経験があるだけにスムースに走ってました。でも少し走りがおとなしいかなと。次はもっとメリハリのある運転をされるとクルマの動きが良くわかると思います。

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メガーヌとIさん

クルマはその性能を味わってあげなければもったいない。特にルノー・スポールに乗る人はユイレーシングスクールに遊びに来てほしい。どれだけすごいクルマかがわかります。

※ ユイレーシングスクールのプログラムはどんなクルマでも、サーキット走行の経験がなくてもあっても参加できます。
※ あなたもクルマとの対話の糸口を探しに来てみませんか?


第134回 お疲れさま。 ありがとでした。 元気でね。

旅立ちの時が来た。
鈴鹿サーキット、富士スピードウエイ、筑波サーキット。それと和歌山マリナシティ。
2013年4月からユイレーシングスクールが開催したほとんどのドライビングスクールに大量の荷物を積んで駆けつけ、デモカーとしてリードカーとして走り回り、操作を説明する教材として大活躍してくれたルノー トゥィンゴ ゴルディーニ ルノー・スポール。
ルノー・ジャポンに戻ってからも、誰か運転好きの人が、あの気持ち良さを味わってくれると嬉しい。なんたって、回るようにしつけた1.6リッターエンジンは今が絶好調なんだから。

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YRSのデカールとともに走りに走り回った

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朝起きたらこんなことになっていたことも

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駐車場の雪かきを手伝いなんとか脱出したけれど。

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桜は単純にイイ !

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富士スピードウエイ近くの古木の前でとか

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湖西の桜の下とか

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筑波サーキットへの道すがらにパチリとか

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毎年出迎えてくれる富士スピードウエイ近くの枝垂桜を背景にとか

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筑波サーキットへ向かう時に寄り道した川岸でとか

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守谷市で桜吹雪の下にたたずんだり

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富士スピードウエイの東ゲート脇に寄り道したりして。

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富士山と菜の花とトゥィンゴを愛でたり

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訪れるたびにいろんな顔を見せてくれる富士山にニンマリしたり

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太陽が高くなると富士山の周りに雲が湧くことを知ったり

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ある日コース作りを終えて帰ろうとして神秘的な光景に出会ったり

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箱根の山から太陽が顔を出すころに富士山が染まることを知ったり

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ドライビングスクールの片付けが終わり見上げれば富士山の陰がたなびいていたり

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富士山が雲の中でも振り返れば水墨画のような光景が広がっているのを見つけたり

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富士山から立ち上る、富士山自身の影に圧倒されたり

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富士スピードウエイから富士山が見える日はなぜかハツラツとしているのに気がついたり

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湖西の秋色に思わずトゥィンゴを止めてみたり

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和歌山のリゾートタウンでスクールをやったり

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トゥィンゴで雪を蹴散らし箒で掃きながらコースを作ったり

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夜更けのSAで給油した時にフューエルリッドにキャップを引っ掛けるフックがあることを教えてもらったり

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オイル交換に行ったら同級生も来ていたり

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鈴鹿サーキットのピットで舌なめずりしたり

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鈴鹿サーキット南コースでデモランをやって見せたり

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駐車場にあつらえたパイロンコースで自慢の足を披露したり

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トゥィンゴにカメラを積んでYRSオリジナルビデオを撮影したり
(写真はYRSオリジナルビデオからキャプチャー)

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1速から4速までレッドゾーンの手前まで回したり
(写真はYRSオリジナルビデオからキャプチャー)

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FSWショートコースでカメラカーを追いかけたり
(写真はYRSオリジナルビデオからキャプチャー)

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FSWショートコースでカメラカーに追いかけられたり
(写真はYRSオリジナルビデオからキャプチャー)

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鈴鹿国際レーシングコースを駆け抜けたり
(写真はYRSオリジナルビデオからキャプチャー)

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トゥィンゴを教材に具体的な操作を説明したり

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筑波サーキットのインフィールドから走行中のクルマにアドバイスを飛ばしたり

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エンジンドライビングレッスンに岡崎から来てくれたTさんが乗るいとこと記念撮影したり

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YRSトゥィンゴに刺激されて購入に踏み切ったIさんと写真に収まったり

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増え始めたルノー・スポールユーザーのWさん、Nさん、Hさん(右から)とトゥィンゴの前でポーズしたり

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ルーテシアRSに乗る宮城県白石市のMさんと水戸市から来てくれたTさんのトゥィンゴRSと記念撮影したり

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ホントは、ルノー・スポール以外のカングーやキャプチャーにもスクールに来てほしいんだけど・・・

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まっ、まずはRSに乗る人に運転が楽しいと言ってもらえるようにするのが先決かな

※ 写真も思いでもまだまだたくさんあるから載せきれない。大好きな富士山と桜を中心に選びました。


第133回 YRSツーデイズスクール体験記

2月に富士スピードウエイで開催したYRSツーデースクールを受講してくれたNさん。このブログでユイレーシングスクールのことを知って申し込んでくれたと聞いたものだから、あつかましくも感想文をお願いした。
初めてのサーキットにも関わらず小気味いい走りをしていたNさんの体験記をお届けします。

135-321日目を終えてルノー・スポール仲間と
右からメガーヌのWさん ルーテシアのNさん 左はメガーヌのHさん

133-1b2日目 ストレートを駆け下るNさん

133-2bルーテシアⅣRSで参加してくれたNさん(中央)
左は毎年YRSツーデースクールに来てくれるTさん

============================ NさんのYRS体験記 ===========================

・1日目
免許取得から40年以上の運転暦を重ね、その間15台程の車を乗り継いでそれなりにカーライフを楽しんできたつもりですが、還暦を過ぎてもう一度車好きの原点に立ち返り、運転を楽しみたいと思っていました。
若い頃は見よう見まねで運転技術を習得しマニュアルシフトを楽しんで峠道を走ったりしましたが、家族を持ってからは車種の選択や仕様にも制限がありました。漸くその呪縛から開放され自分が欲しい車種を探し始めた時、目に入ったのがルノー・ルーテシアでした。もともと小型で小気味よく峠道を走るタイプが好きなので、雑誌等で以前から気にはしていましたがニューモデルが発表され、『まさに自分はこれが欲しかったんだ!!』と思いました。
それから購入に向けて情報収集する中で見つけたのがルノー・ジャパンのサイトに掲載されていたユイレーシング・スクールのブログです。『ルノーをサーキットで思い切り走らせたい!』と言う思いが強くなり、ついに富士スピードウェイで開催されたYRSツーデースクールに参加しました。
1日目、富士スピードウェイ駐車場端の教室で受付を済ませ、最初にトム校長の挨拶と白板を使って基本的な理論の説明。講義の中では車の動きとタイヤにかかる荷重の変化について説明されました。車を上手に運転し、効率良く安全に走らせる操作の基本を教わりました。ブレーキングの重要性について説明されましたが、特に印象に残ったのは今回初めて聞く言葉で『トランジション』、車が加速から減速への移行や直進からターンへの姿勢変化の際、移行を十分意識して運転操作をしないと、車は思う通りには走らないと言う事でした。

教室講義の終了後、参加者は3グループに分かれて駐車場内に設定された、スラローム/ブレーキング/8の字セクションでいよいよ運転スキルの練習がスタートしました。受講生はFMラジオで校長から飛ぶアドバイスに従って、それぞれの課題に臨みます。私の最初は8の字から、スタッフのグリーンフラッグの合図で勢いよくスタートあっという間にパイロンが迫りタイヤを軋ませながらコーナリングそして直進のタイミングを計りアクセル全開、ブレーキング、今度は反対方向にステアリングを切りコーナリング、あっという間にフラッグが振られセッション終了。
そして他のグループメンバーの走りを待ち、次の順番に臨みます。同じセクションを何度か繰り返しながら、自分なりに工夫を加えて望みます。最初は恐る恐るアクセルを踏み込んでいましたが、回を重ねると、思い切りべた踏みです。ところが車は自分が思ったようには動いてくれず、アウト側に膨らんだりスムーズな動きになりません。すかさずFMラジオからは校長の大きな声のアドバイス、あっと我に返り冷静さを取り戻し再挑戦。

なかなか難しいなと思っていると課題チェンジの指示、次はスラロームでした。等間隔に並べられたパイロンの間を出来るだけ早く走り抜けます。
ここではステアリング切り方が難しい、素早く左右に切ればいい訳ではなく、切るスピードにポイントが、操作を間違うとコース終盤で車のロールが増幅されて怖い思いをしました。校長からは肩に力をいれずハンドルをゆっくり切り始めるように指導を受ける。何度かスラロームを繰り返しまわりの参加者に比べレベルは低いけれど最後まで崩れることなく走りきれるようになりました。

そして最後が重要課題のブレーキング練習。アクセル全開であっという間にスピードは100キロ近くに達し目印のパイロンで急制動、前方のガードレールが目に入りスリル満点。普段の運転では考えられない急発進、急制動、タイヤが悲鳴を上げている。自分なりには精一杯のつもりだが、校長からはまだまだと厳しい指導の声。それならお手本をとお願いすると、さっと運転席に乗り込んで同乗走行の模範操作をしていただいた。さすがにその違いは歴然、制動距離は半分近く短く、ABSも作動しないのに緊急停止の為ハザードが自動的に点滅、これには本当に驚いた。単純なトレーニングながら夫々の難しさを実感して午前中の基礎練習があっという間に終了した。

午後はパイロンで走行ラインを設定されたオーバルコースを周回するユイレーシング・スクール独自の走行練習でした。午前同様にチーム分けされたグループが隊列を組んで周回、最初は一定速度を保って走ります。4本のタイヤのグリップを全てコーナリングに使うためのイーブンスロットルの練習です。徐々に指示速度が上げられます。車の反応を確かめながらハンドル操作、アクセル操作を繰り返しました。
オーバルコースの周回練習は次の段階へ進み、ハイスピードの周回となりコーナー手前でブレーキング/ハンドル操作/加速と繰り返されるようになり、トレーニングも難易度をまして行きました。ここでもFMラジオからは校長の厳しい指導の声が飛び、午前中の練習を思い起こしてブレーキングに力をこめました。
チーム毎に周回を重ねながら後半はオーバルコースも拡大され、トップスピードも一段とアップしこれまでの操作にシフトチェンジが加わります。セカンドでコーナーを立ち上がり加速してサードにシフトアップ直ぐにブレーキングとシフトダウン目まぐるしい操作で、高まるエンジン音、コーナーリングの横G、車を思いっきり走らせていることを実感しました。
1日目最後はオーバル走行でチーム内レースでした。速いクルマが後に迫ると校長からの指示でコーナーをアウトに膨らまないように立ち上がったり、周りの車にも注意をはらいサーキットの走行を意識した走行練習でした。駐車場内を走り回って繰り返し続けられたオーバル練習、気が付いたらオドメーターは80キロ程、1日目のプログラムを無事に終了しました。

・2日目
FSWショートコースで念願のサーキットデビューの日。雨はあがったものの路面は濡れた状態で不安な気持ちでした。コースに到着するとまずコースを歩きます。コーナーの状況やCPポイントの説明を受けながらコースを一周、サーキットの勾配が想像以上にキツイ事を実感。特にホームストレッチは5%の下り勾配があり第1コーナーへ入る前の姿勢の作り方とブレーキング操作を重点的に指導された。
次に教室でライン取りや走行上の注意点の説明があり、ラップタイム計測用のトランスポンダーを渡されました。いよいよサーキット走行です。

走行準備を終えヘルメットを被り、グループに分かれてピットロードからコースイン。最初はウォーミングアップ走行でコース状態の把握から始まり、グループ毎の周回走行が繰り返された。初めのうちは路面が濡れていることもあり、恐る恐る先行車の後ろについて走行ラインを確認し、徐々にスピードを上げていきました。グループ毎に区切られた時間で、周回走行を交互に繰り返す。これまでの講習で学んだことを意識し、周回毎に課題に挑戦するが、あっという間に午前の走行が終了した。午後は講師の同乗走行から、受講者が助手席に座り講師がコースを模範走行。私も校長の運転でコースを周回。昨日の模範ブレーキング同様に圧倒的な操作で、ゆっくりながら、メリハリがあり操作の意図が車に伝わっていることを実感、自分の運転とは異次元の世界を体感し、まさにこれが本物のサーキット走行、大変参考になりました。続いて午前と同様にグループ毎の周回走行が繰り返され、路面状況も良くなり周回スピードも上がりました。グループ走行ながら速い車に抜かれたり、先行車に追いついて様子を伺いながらパスすることが出来たり、サーキット走行の醍醐味を満喫し時間を忘れて、周回を重ねました。ベテラン受講生のレベルとは比べ物になりませんが、今日のサーキットデビューは最高に楽しく、『ルノーでサーキットを思い切り走る』夢が実現できた素晴らしい一日になりました。無事にサーキット走行を終了し、オドメーターは150程でした。

・所感
思い切ってYRSに参加してとても良かったと思います。これまでもスポーツの講習等様々な指導を受けて来ましたが、その度に感じることは、自分の目標に挑戦する時、その領域の知識や経験のある人の指導を受ける事が、最も速くて効果的な対策だと思います。車を移動手段の道具としか考えない場合は運転を教習所で教わって免許を取ればそれ以上の必要はないかもしれませんが、上手に運転したい、速く走りたい、車の運転を楽しみたい、と思ったら操作については専門の指導が必要です。今回は吉田校長の永年の指導経験から組み立てられた内容や、受講者に繰り返される熱血指導を体感し、特に2日目には『ルノーでサーキットを思い切り走る』という願いも実現できました。2日間の短い時間でしたが充実した内容に大変満足しています。

また性能が良くていい車だと思っていても、一般道路では性能の一部しか感じることは出来ませんでしたが、駐車場やサーキットで思い切り車を走らせた事で、ルノーが素晴らしい車だと言う事も実感、ルノーにして良かったと思いました。ルノーはサーキットイベントやユーザー同士の交流会等も開催していますが、今後は機会があったら参加したいと思います。

高齢者が年甲斐もなく、サーキットを走りたいと思ったのは、これまで様々なスポーツを経験し楽しんできましたが、加齢と共に体力の限界を感じ始めて来たからです。2日間の初挑戦を終えてからは、『まだまだやりたい事がある!』と挑戦する課題を見つけて、前向きな自分を発見しました。

今後も愛車ルノーで、練習を重ね、新しいカーライフを楽しみたいと思います。


第132回 鈴鹿ツインサーキット

131-1久しぶりにレブリミットまで回した

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鈴鹿ツインサーキットGコースはこんなレイアウト

筑波サーキットと富士スピードウエイで開催しているいろいろなカリキュラムを関西でも展開したくて候補地を探していたけど、クルマを動かす基本操作を練習するYRSドライビングワークショップを鈴鹿ツインサーキットGコースで開催することにした。

4月2日(木)に開催するのは、全長1,750mのフルコースの半分を使うGコース。とにかく運転の上達には反復練習が欠かせないので1周40数秒で周回できるのが嬉しい。
と言っても、長さは960mあるし直線は280mもある。コーナーの数は12でコース幅は最低でも10mある。練習にはうってつけ。特にストレートを使ったスレッシュホールドブレーキングの練習は期待大。

クルマの基本的な動かし方、と言っても教習所のそれとは異なり高いレベルでのだが、を体験してみたい方はぜひ参加してみてほしい。
・YRSドライビングワークショップ鈴鹿 開催案内

冬場はほとんど乗らない愛車を引っ張り出して、タイヤのショルダーのイボイボが削れない範囲で走った時の動画がこれ。

ルノー・スポールが作るクルマはやっぱりいい。もっと評価されてしかるべきだと思う。

※動画の中でナビがしゃべっていますが聞き流して下さい。