第803回 Eさんの場合
Eさんは2022年9月のYRSオーバルスクールFSWで初めてユイレーシングスクールを経験してくれた。
初めてなのにあつかましくもお願いした YRS初体験のEさんの感想文はこちら 。講習方法がを気に入ってくれたようで嬉しい。
今年に入って3月のYRSトライオーバルスクールFSW
6月のYRSドライビングスクールFSW
7月のYRS筑波サーキットドライビングスクール
と立て続けに参加してくれたので
またもや不躾なるも感想文をお願いした次第
左の写真は6月のYRSドライビングスクールFSWで
ユイレーシングスクールにはこれまで 5 回ほど参加しました。練習の成果か、トムさんにはだいぶ運転がマシになったと言っていただけるようになったので、それなりには進歩はできているのかなと思います。ちょうど機会をいただいたので、今に至るまでの過程をふり返ってみました。
そもそもは今の車(メガーヌRS) を手に入れたのがきっかけでした。もともと運転は好きな方でしたが、乗ると実際かなりの高性能を感じる車だったので、すぐにその高い性能を生かした運転を楽しんでみたいと思うようになりました。
一般道で全力を出すわけにはいかないのは明らかだったので、安全に走行を楽しむための場所の問題と、自分の運転技量の問題があります。サーキットの会員になってスポーツ走行を行うのも一つの方法ですが、自分の技量に自信が持てず、同行する仲間もいない状態では不安があります。
そんな中、たまたまブログで知ったのが YRS でした。レーシングスクールという形態は、適切な走行場所が用意されますし、運転の指導も受けられます。同時に走る他の車の影響で思うように走れないこともないでしょう。これは自分にとってぴったりだと思いました。
最初に参加したのはオーバルスクールでした。最も基本的な練習との説明を見て参加を決めたと記憶しています。実際参加してみて、期待していた以上のものがあり満足でした。適宜必要なアドバイスを受けることができるので自分一人で試行錯誤するより早く上達できたと思います。参加当初はシフト操作もおぼつかないほどで、ギクシャクした走りになってしまっていましたが、繰り返し練習するうちに徐々にスムーズに運転できるようになった実感がありました。
スクールに参加するたびに新たな課題を感じますし、なにより一日中思う存分走り回る経験は楽しいので、これまで何度か参加させていただいてきました。いつ自分の走りに納得することができるようになるのか、今のところは想像できませんが、それまでの間は可能な機会があればまた参加したいと思っています。
自分は勝ちたいレースがあるわけではなく、サーキットで記録を追い求めているわけでもなく、純粋に運転が上手くなりたい、車の性能にふさわしい運転技量を身につけたいというのが参加動機でしたが、ユイレーシングスクールはそんな自分にとっても参加しやすい場です。もし自分と同じような立場の方がいたらぜひお勧めしたいと思います
YRSトライオーバルFSWの下のコーナーを
イーブンスロットルで周るEさん
アルファロメ4Cを追いかけ
ルーテシアRSトロフィーを突き放す
3月のYRSトライオーバルスクールFSWに集まったルノー仲間
ルノーユーザの方の参加をお待ちしています
ルノー車の良さをお伝えできると思います
ルノー車はカングーも含めて
走ってナンボだと
個人的に思っています
YRSドライビングスクールFSWの特長は
1コーナーだけに絞ったブレーキング練習です
より高い速度から
アンダーステアを出さずにターンインします
コース上1コーナーにアプローチするクルマに
ピットロードからFMラジオでアドバイスします
参加者を2班に分け
観察組は1コーナーのイン側から
走行組の走りをまぢかに見て
自分の走りに生かします
安全に配慮しているYRSだから許されているカリキュラムです
写真はスタッフFがデモラン中
加速力の高さを武器に
コーナリングマシンのケータハムをかわします
筑波サーキットコース1000
最終コーナーを立ち上がるEさん
筑波サーキットコース1000
1コーナーに向けて加速するEさん
コーナリングマシンの面目躍如
EさんのメガーヌRSトロフィーMT
7月のYRS筑波サーキットドライビングスクール
日陰で37.5℃(‼)のスクールが終わってEさんと
Eさん 感想文ありがとうございました
また走りに来て下さい
次に目指すべき課題についてお話ししたいと思います
photo:Kei Takano
第796回 人車一体
クルマと一体になって、と言えばいいのか。
クルマの一部になってと言うべきか。クルマの動きに同化すると感覚が研ぎ澄まされる気がする。 でも、それは事実。
左右の踵をしっかり床につけて、フットレストには左足を置くだけにして突っ張らず。スロットルペダルとブレーキペダルを同じ位置で踏み換えられる位置を探して右足の踵を置く。両方の踵を自分の1番遠い支点にするつもりで、両膝を開いて下っ腹に力を入れて、シートにできるだけ深く腰掛けお尻の後ろの空間をつぶし腰椎をシートバックに潜らせる。視線は目の高さの無限大に向けて物を点では見ないようにして、景色の中に自分が入って行くようにクルマを進める。
ドライビングポジションが決まるとクルマの動きを寸分の狂いなく感じられるから、目的に応じて過不足のない操作が可能になる。
実は、シートに座った時から運転は始まっている。
鈴鹿サーキットレーシングコース
奥比叡ドライブウエイ
YRSストリート@富士スピードウエイ駐車場
筑波サーキットコース1000
筑波サーキットコース1000
ユイレーシングスクールでは7月18日(木)に筑波サーキットコース1000でドライビングスクールを開催します。運転のたたき台になる理論を理解し、理論と実践を一致させるためにコーナーを区切って重要な操作を集中的に練習します。クルマの運転は上手くなればなるほど楽しくなります。
ユイレーシングスクールは所有欲から使用欲への転換のお手伝いをしたいと思っています。ルノー乗りの方、愛車を思う存分走らせてみませんか。お待ちしています。
第714回 3月のルノー仲間
今回のYRSツーデースクールには昨年12月に開催したアルピーヌA110ドライビングレッスンに参加した方が来てくれて、初めてのユイレーシングスクールを味わってもらうことができた。
集まったルノー車はメガーヌⅢRSが6台。ルーテシアⅣRSが1台。アルピーヌA110が2台。それにワタクシが借りているメガーヌⅣRSとスタッフYのルーテシアⅢRSの計11台(この際走りのいいA110もルノー仲間ということで)。
YRSツーデースクールFSWに毎回
四国から来てくれるIさん
次は阿讃サーキットでお会いします
FSW、鈴鹿、筑波とYRSドライビングスクール総なめ
長野県のOさんはパートナーと
YRSツーデースクールFSWに足繫く来てくれるOさんは神奈川県から
ユイレーシングスクール初参加のGさんは愛知県から
以下はGさんからの感想文です
まずは2日間、トムさんをはじめスタッフの方々大変お世話になりました。YRSツーデースクールFSWは以前ENGINのイベントの時に知り、今回参加させていただきました。
1日目の座学、スラローム、ブレーキング、定常円で自分の車の基本的な挙動を知る事ができました。オーバルコース走行はかなり奥が深いと感じました。ここでスピンを2回もしましたが、アクセル、ハンドル操作の未熟さが分かりました。2日目のショートコースではトムさんに同乗走行してもらいました。今回の2日間でこの経験が一番印象に残る体験でした。同じように走行できない自分の至らなさを感じました。
今回のスクールでの経験は一般道における安全性の確保や危機回避能力の向上になるものだと感じました。自分の能力の向上が直に感じれますので、楽しかったです。ありがとうございました。 アルピーヌA110 G
Hさんごめんなさい。連絡ミスで当日の写真がありません。
千葉県から参加を続けてくれているHさん
スクールの進行にも気を配ってくれる頼もしい常連です
写真は昨年5月のYRS筑波サーキットドライビングスクールで撮影
時にメガーヌRSを食ってしまう速さを見せたTさんは埼玉県から
A110ドライビングレッスンが終わって間もなくの昨年12月11日
YRSオーバルスクールFSWロンガーに参加してくれたMさんは大阪からで
ユイレーシングスクール2回目
秋のYRSツーデースクールは10月7、8日の週末に開催する予定です。2日間クルマと運転のこと以外考えない時間を楽しむため、ぜひ今から予定に組み込んでおいてはいかがでしょう。
第702回 嬉しいね X 2
2020年からポルシェクラブ東京銀座の依頼でドライビングレッスンを開催している。昨年はFSWの駐車場でオーバルレッスンと散水車で水を撒いてのドリフト練習、それと筑波サーキットコース1000でイーブンスロットルとトレイルブレーキングの練習をした3回。カリキュラム自体はユイレーシングスクールのそれに準じるものだけど、ポルシェ乗りに向けてプラスアルファも加味している。
今年は4回の開催を予定していて1回目はFSWの駐車場でのYRSオーバルロングが舞台。ドライビングポジションの確認に始まりブレーキペダルの踏み方、ステアリングホイールの回し方の説明、イーブンスロットルとトレイルブレーキングの練習をした後は全開で走りっぱなし。参加した人全員がふだんはなかなかできない愛車の全開走行をを堪能していた。
あれこれ説明するのだけれど
参加された方は真剣そのもの
聞く方の熱意が伝わり説明に力が入る
全ての走行が終わればこの通り
「先生は真ん中に!どうぞどうぞ」
それではと
和気あいあいのクラブミーティングです
それはそうと、朝座学を始めようとすると会長のFさんが「トムさん ちょっと待って。プレゼントがあるので」 と。 ついぞプレゼントなどもらったことがないのでドギマギしているうちに渡されたのが写真の人形。 嬉しいね。なんか照れくさいけど。
可愛らしいレーシングドライバー
クルマのウインドウに吸盤で取り付けるタイプかな
レーシングスーツにはちゃんと『TOM』の名前入り
ありがとうございました
クラブ員のみなさん
翌日は同じコースでYRSオーバルスクールFSW。遠路はるばる神戸からKさん、大津からTさんが来てくれました。感謝です。
左からTさん、ワタクシ、Kさん
朝一で写真を撮っていたら雨が
結局最後まで路面はウエット
それなりに滑ったから大いに収穫はあったけど
帰宅してパソコン立ち上げたらKさんからのメールが届いていた。嬉しいね。
トム先生
本日はありがとうございました♪ 久しぶりに参加させていただきましたが、やはり目から鱗が多々ありました!
トレイルブレーキの1なんかはまさに中低速コーナーのコーナリングスピードを上げるには必須だし、フルブレーキの練習も大いに役立ちました。ドンブレーキのやり方を誤解しているところがありました。
何よりも先生の横乗りでのコーナリングは、FF車を早く走らせる為のベストな解を体感させていただいたと思っております、まさに私が求めている運転技術でした。
また、天候はあいにくの雨でしたが、スリッピーな路面を出来るだけハイスピードで抜ける経験は一般道ではリスクが高すぎて出来ないので、今日はとてもラッキーでした。また参加させていただきますので、その折には宜しくお願い致します。先ずはお礼まで!
第687回 YRSツーデースクールFSWのルノー仲間
ジムラッセルレーシングスクールでは初級クラスでも3日間走りっぱなしだった。集中して練習する効果は極めて高く受講者はめきめき上達した。オートマしか乗ったことのないアメリカ人が2日目の朝にはドグクラッチのレーシングT/Mで無難にヒールアンドトーを決めてくれていた。
3日は無理でも2日間ならと始めたYRSツーデースクールFSW。29名が参加してくれた今回が31回目。2006年4月の第1回以来延べ652名のクルマ好きが2日間ドップリと運転だけに浸かったことになる。年2回のYRSツーデースクールFSWに毎回参加してくれている方がいるぐらいだから効能はあるに違いない。来年も2回開催する予定で、日程が決まり次第お知らせしたい。
そして、今回はルノー仲間の参加が過去最多の10名で、スタッフKもYもルーテシア3RS乗りだから計13台のルノー車が集結。ちょっとした絵になった。
写真が小さくてわかり難いけど左からスタッフY、Mさん、Iさん、Oさん、Tさん、Sさん、Kさん、Wさん、Iさん、Oさん、Yさん、ワタクシ、スタッフKが勢ぞろい
Wさんゴメンナサイ
写真班がWさんの顔写真を撮るのを忘れてました
WさんのルーテシアRS
第681回 YRSオーバルスクールFSWとルノー仲間
ユイレーシングスクールのイチオシ
コーナリングが上手くなること請け合いの
YRSオーバルスクールFSWは座学から始まります
どうすると4本のタイヤを使って走ることができるか
座学が終わると理論と実践とのギャップを埋めるために
半径22m直線60mの小さなオーバルコースをインベタで
イーブンスロットルとトレイルブレーキングの反復練習
イーブンスロットルとトレイルブレーキングが意識できるようになったら
大きなオーバルコースを走りますがその前に
コース幅が高速道路の3車線より広い14mあることを
実際にメジャーを使って確認します
半径22m直線130mのオーバルコース
最初は参加者のクルマをインストラクターが運転(オーナーは助手席)して
他の参加者を引っ張るリードフォロー
徐々にペースを上げながらインベタとアウトインアウトで走行
後ろを走る参加者は前のクルマの真似っこをします
前日の大雨の中のYRSオーバルレースFSWwにも参加してくれたSさんとメガーヌ4RS
YRSツーデースクールにも申し込んでくれています
ルノー仲間で記念撮影
左からスタッフY、Gさん、ワタクシ、Oさん、Hさん、Sさん
本当は7月のオーバルスクールに初めて来てくれた Eさん も
参加してくれる予定だったのだけど
YRSオーバルレースFSWに参加するとクルマの運転が楽しくなります。クルマを思い通りに動かすコツがわかるからです。
いつもより少し速い速度で走ってみるとクルマさんの訴えを聞けるようになります。
次回のYRSオーバルレースFSWは11月12日(土)に開催します。ぜひ愛車に気持ち良く走ってもらって下さい。