トム ヨシダブログ


第316回 Kさんの場合

8月のYRSドライビングワークショップに申し込んでくれたKさん。「あれ!久しぶりだなぁ」と申込みフォームの車両欄を見るとルノー メガーヌRSになっている。「あれ!RX-8とロードスターのKさんだよな」と参加者リストを開いてみた。

Kさんは2012年9月のYRSオーバルスクールにドノーマルのRX-8で初めて参加してくれた。タイヤを換えている人が多い中で、Kさんは純粋なクルマの動きを知りたいと、2016年4月のYRSドライビングワークアウトまで、YRSドライビングワークショップやYRSツーデースクール、YRSドライビングスクール筑波に20回、純正タイヤのままで参加してくれた。
この年、ロードスターを追加したKさんはYRSドライビングワークショップとYRSオーバルスクールに3回参加してくれた。

その後、顔を見ない日が続いていたのだが。

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久しぶりのKさんとパチリ
おおよそ2年ぶり


そのKさんにも久しぶりのユイレーシングスクール体験記を書いてもらった。ついでに車歴とメガーヌRSにたどりついた経緯もお願いした。

YRSと言うかスポーツドライビング自体が約2年ぶりで車も換わっていましたが色々楽しむ事が出来ました。

8の字では納車後初めてメガーヌでスポーティな走行をしたので楽しく無我夢中で、勢い良くアンダーが出ているのも気にせず、逆にアンダーのそれをアクセル操作の姿勢変化で消せそうで、それが何かスポーティな走行と勘違いして有頂天になっていましたが、トムさんに一瞬にして見抜かれ「入口でアンダー出るとずっと消えないよ、タイヤ減るよ!」とのラジオアドバイスを頂き目が覚め、そこからは進入の車両姿勢を気づかったブレーキタイミングを心掛けると安定して速く走れた気がします。

ブレーキ制動も奥が深い練習でなかなか納得のいく走行が出来ませんでしたが、姿勢を整えてから強い制動を立ち上げ、停車が近づくに従って車両姿勢を戻していく、その操作を習得したくて何度も夢中で走りました。
結果、そう簡単には行かずABSが効いてしまったりしましたが、良いのか悪いのか1回だけタイヤがヌルヌルしながら停車している感覚があって、何かタイヤの限界を使えた感覚になり勝手に満足しています。。

スラロームは過去に参加した時から自分の操作で何が悪いのか理解出来ない種目ですが、今回は車両のモニターにGセンサー(写真添付)が付いていて、毎回操作を振り返り、ヒントを得る事が出来ました。
左曲がりは初期の姿勢(サス?)を整えてさらにステアリングも教えられた操作が意識出来ていたのか、モニターの軌跡も綺麗なのですが、右曲がりは無我夢中に操作してる。モニターに残った右曲がりの軌跡が乱れているのを見てトムさんにも見て頂いて、その事に気づきました。

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Kさんが送ってくれた画像


午後のオーバルコース走行は公道からサーキットまで、基本が詰まっているのだと思いますが、今回は(も)欲に勝つことが出来ませんでした。速く走ろう、気持ちよく走ろうと気持ちが先行して結果的に徐々にアンダーが増え体も車も疲労して・・・といった感じだと思います。次回参加出来れば、その時は自分の中だけの相対評価をして自分の中で検証を繰り返して結果的に上手くなって行く走りが出来ればと思います。

メガーヌRSに乗換えたからか、自分が成長したからなのかは分かりませんが、当日は過去FR車で参加させて頂いた時よりも今何をやっているかを感じる事が出来、操作に対する挙動の変化を認識する事が出来ました。
ただメガーヌRSの排気音や加速感が楽し過ぎて、操作の検証よりも周回する事を優先してしまった、というのは言い訳ですが正直なところです。次回参加出来たらショルダーを減らさないけど速い走りを目指して練習させて頂ければと思います。

ユイレーシングスクールには2012年後半~2014年頃はRX-8で頻繁に参加、2016年にNBで2~3回参加、そこから不参加で、今回に至ります。サーキットはYRSでのみ走行、FSW-SC2回、TC1000を2回程度です。
メガーヌRSは3年落ちの中古車で走行500Km以下ですがディーラーで購入、前所有者もそのディーラーを利用されてる方でした。グレードはトロフィーです。(トロフィーSやRではない18インチ仕様)

なぜメガーヌかと言えば、家族旅行に使えて、スキーやゴルフにも行けて、でも吊るしでサーキットに行ける(シートを変えなくても背の高い自分のヘルメットが当たらない。ブレーキや冷却が十分)。サイドブレーキや針のメーター等の機械表現が残っていて、電子制御は最小限、程度の良い中古は今しかないなと思い購入しました。ATで良くてゴルフバックが隠れなくてもOKなら妻も運転出来るルーテシアが最適だったのですが、私がMTを操作したかった事もありこの選択になりました。

私がメガーヌRSの中古購入に踏み切った理由ですが、YRSに参加しているなかで、事有る毎にトムさんがルノーの事、特に足回りについて褒めるので、このトム先生が言う素晴らしいサス等とは何か、とても気になっていました。
その後ドイツのNurburgringを走行する機会が有り、迷わずルノークリオ(DCT)を選んだのですが、レンタル待機所からコースまで5分程度の一般道を普通に走っている時、RSモードにしただけでレーシングカーのようなサウンドがするのに魅了され、またコースで速い人の助手席に乗せてもらったときの底知れぬパフォーマンスに驚かされ、トムさんの言葉が確信に代わり私の中でルノースポールのイメージが格段に高まりました。
今回購入時にはドイツ車やイタリア車、日本車も検討しましたが、家族を乗せられるMTスポーツカーとして価格、スタイル、操作性等でメガーヌRSがベストと考えました。
フランスの道路事情は日本の田舎と速度レンジがほぼ同じで、気候に違いは有りますが日本に近い速度環境を念頭に作られているというのもドイツ車より使い切れる期待を持たせてくれます。
そんなこんなでルノーには興味すら無かったのですが、トムさんの誘惑に始まり結果ルノースポール購入に至った今日この頃です。

Kさん、また遊びに来て下さいね。

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半径22m直線130mのYRSオーバルロングで味わうアクセラレーション
窓越しにKさんのニヤケタ顔が


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Kさんには悪いけど
立ち上がりでアンダーステアが出ていた時の1枚をあえて
手より右足の動きが少し早かった
でも乗っていると足がいいからそれと気づかないという


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「バホッ」って聞こえてきそうな1枚
3速から2速に落として
下りのコーナーにトレイルブレーキングで進入の図


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314回に登場してもらったルノー仲間のOさんとパチリ



第315回 新メガーヌRSの特筆大書

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ルノー栗東の井上さんから招待状が来たので朝一番に駆けつけた

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新メガーヌRSのテーマカラーは橙色
オランジュ トニック メタリックだとか
無機質なクルマに暖色系の色はいいね

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角度によって変化する面構成

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早速試乗させてもらった
井上さんに無理を言って走りを撮ってもらった

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限られた時間だから十分味わえたとは言えないけれど
その素性と傾向は見て取れた


クルマのスペックを覚えるのが大の苦手なので全く予備知識もないまま走り出してしばらく。井上さんに聞く。
「井上さん、これって18インチですよね」
「いや、19インチです」
「ホントですか!?」
なんてやりとりがあって、今日の試乗の収穫が明確になった。

とにかく、とにかく扁平率が35%だというのに、重い8.5Jの19インチホイールを履いているというのに、路面からの突き上げがないばかりか、『タイヤが路面しっかりをつかんでいるなぁ』という感覚がずっと変わらないという、小さな扁平率のタイヤに対するイメージが覆されるような体験だった。

ルーテシアⅣRSシャーシカップは205/40R18のタイヤを7.5Jで18インチのホイールに履く。車重は1280キロ。かたや1480キロで245/35R19の間違いなく重いタイヤとホイールをばね下に抱えながらこの乗り心地。その上のフラット感。

これは間違いなく驚き。この驚きを伝えることができれば今回のブログの用は足りたようなもの。機会があれば乗ってみることをお勧めします。

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土曜の朝だというのに交通量が多くしかもウエット
だから日常の使い方のイメージは膨らんだ

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車格が違うから比べるべきではないのだろうけど
ルーテシアⅣRSに比べて格段と静粛性が高まった

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時代は変わる
目の前に広がるのは古い人間からは想像のつかない世界
ワイパーレバーをOFFの位置から上にあげるとワイパーが1回動くようになった
これはいいね
ルーテシアⅣRSではワイパーレバーをウォッシャー側に瞬間引いて対処してたから

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4つの走行モードが選べる上に自分好みの設定もできるようだ
RACEモードで走ってみたいぜ

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フットレストが標準装備になった
大きいからといって踏ん張る人がふえないといいけど

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シートは相変わらず秀逸
アフターマーケットメーカー泣かせ?

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シートバックのリクライニング調整がダイアル式からレバー式になった
これはいいね

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お約束

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時代は変わった
2,000回転から5,000回転まできわめてフラットなトルク特性を持つ
技術の進歩なのだろう
回して引っ張るのが当たり前だった古い人間にはちとさびしくもある

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ルーテシアⅣRSで大いに重宝している
デイタイムラニングライト+フォグランプ+コーナリングランプ

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終の相棒のルーテシアⅢRSの購入を試乗もせずに決めたのは
フロントフェンダーのアウトレットがダミーじゃなかったから
こういうことをきちんとやってくれるのは嬉しいね

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リアのルーバーがどう機能するかは未確認

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245/35R19のファットなタイヤを履く

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8.5Jの19インチホイールがファットなタイヤを支える

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トランクはちょっと浅め

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RSといえばキックプレート

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新メガーヌRSのカタログはしっかり作りこまれている

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ボクの試乗が終わると早々に熟年のご夫婦が試乗に出発

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井上さん ありがとうございました



第300回 Nさんの場合

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YRSオーバルスクールFSW開催日は朝8時集合だけど
ゲートオープンの7時半を過ぎると続々と参加者が
今回は富士山がお出迎え

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今回はYRSオーバルスクールはもちろんのこと
ユイレーシングスクールに初めての参加する方が5名
そのうちの紅一点がメガーヌRSに乗るNさん


NさんのYRSオーバルスクールの参加申込みフォームのコメント欄には、『 スポーツ走行の基本を学びたいです 』 とあった。

丸一日楕円形のコースを走り続けるYRSオーバルスクール。後日届いたメールには、『 最後の走行ではメガーヌをストレートで踏み抜いて全開、タイヤが今どうなっているか考えながらカーブを曲がることができて大変楽しかったです 』 とあった。


どこかの雑誌のホットハッチ特集でベタ褒めされていたのを読んで、乗っていたアルファロメオ147をルーテシアⅢRSに乗り換えて、その存在を知ってルーテシアⅢRSコンプリートに乗り換えて、ついにメガーヌRSを追加するというルノー・スポール大好き人間になってしまったNさん。
聞けば運転も大好きで富士スピードウエイのレーシングコースも走るほど。ただ、速く走るのには人間が頑張らないといけないと思われていたようで・・・。

果たして、初めてのユイレーシングスクールと初めてのYRSオーバルスクールでスポーツドライビングの基本を学ぶことができたかはNさんの感想文に。

5月12日にユイレーシングスクール オーバルレッスンに初めて参加しました。

私はサーキットをたまに走っているのですが、どうも自分が回りの方達に比べて遅いみたいで、コーナーの曲がり方もわからないので、速く走らせようとすると運動部の部活のようになってしまって楽しくない。これはスポーツ走行の基本ができていないからだと思い至りました。

スポーツ走行を始めたのは、「わくドキ!サーキットを走ろう!」というイベントに参加したのがきっかけでしたが、それからは手探りでした。
富士スピードウェイの走行ライセンスを取ったその日の午後に2時間の走行枠があったので走ってみるという無謀なこともしました。今から考えると冷や汗ものです。

今回のユイレーシングスクールでは、走りの技術もさることながら、基本的な概念、車とお友達になって車の状態を知り、思う通りに動いてもらう、ということを教わりました。これは目からウロコが落ちるような新鮮な考え方でした。

座学で理論を学び、始めにショートオーバルコース、次にロングオーバルコースでひたすら直線とカーブを走り込みます。直線は全開→ブレーキ→イーブンスロットル→ハンドルを切って曲げる、の流れで、車の動作と次の動作の間にニュートラルな間があり、一瞬ですが、車が今どのような状態にあるのかを見るのが大事なのだと思います。レッスンの最後の走行では、アクセルペダルをベタ踏みしてスピードを上げ、気持ちよくコーナーを曲がることができました。車との対話ができるようになったのです。

私は、ルノー車を購入してはや7年、メガーヌは3台目になります。ルノー車はボディはしっかりとしておりシートは極上で、しかも操作しやすい。特にRSの足回りはよく調教されていると思います。日常生活でもスポーツ走行でも少し無理をしても破綻することがない。そのかわり、高い限界を越えないように気をつけなければなりませんが。

そんな性能の高いルノー車を自分は乗りこなせているのだろうかと、ふと不安になることもありますが、トム先生の「年をとってもスポーツ走行はできる。頭で(考えて)走るのだ。」というお言葉を励みに、もう少しがんばってみようかと思います 』。


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通称「下のコーナー」を立ち上がるNさん
YRSオーバルの片方のコーナーはかなり下っているので
周回方向や走行ラインによっては逆バンクになる面白さがある

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半径22mのコーナーをアウトインアウトで立ち上がり130mの直線を加速する
2速のままだと吹け切ってしまうクルマが多いが
メガーヌRSは2速のままでも3速のままでも速い

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最初は全開にすることを躊躇していたNさんが
直線で負けじとスロットルを開ける

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YRSオーバルのコース幅は14mで高速道路の3車線より広い
コーナーは半径22mだけども走行ラインの取りかたで
いかようにも曲率を変えることができる
進入重視にするかコーナリング速度重視にするか

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通称「上のコーナー」にブレーキを引きずりながら飛び込むNさん

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加速から減速
減速から旋回へのトランジッションを意識すると
信じられないほど高い速度でターンインができる
コーナリングはクルマを失速させるから
ターンイン速度はアンダーステアを出さない範囲で高ければ高いほど
Nさんも最後は及第点のターンインでした


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Nさん お疲れさまでした
最後はリズム良く走っていましたね
慣れると操作の手続きにかかる時間を短縮することはできますが
クルマが求めている操作を省くのはいつでも×です
まだまだたくさんスポーツドライビングについてお話したいことがあります
運転が楽しいクルマをお持ちなのですから
また練習をかねて遊びに来て下さい


一日中富士山はご機嫌でした。



第293回 ルノー密度上昇 Iさんの場合

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ルノー密度の高かった今年1回目のYRS筑波サーキットドライビングスクール
YRS17回目のIさんの姿が
前回は昨年10月にもメガーヌRSで
その前は2015年7月にポルシェ930で
その前は・・・

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2010年7月のYRS+エンジンドライビングレッスン
Iさんはポルシェ911で参加
Iさんが初めてユイレーシングスクールを体験
今回Iさんが感想文を送ってくれたので紹介します


YRSに、休みとレッスンの日程がうまく合ったので久しぶり参加しました。

このレッスンのいいところは、サーキットを1日走ることが出来るところです。通勤に車を使っていますが、このように真剣に運転に向き合うことはサーキットでなければできません。普段、走りに出かけることはありませんので、このレッスンはとても貴重な機会なのです。

もう一つは、ここに参加するメンバーの方々です。年齢も車も様々で すが「車を楽しく走らせる」という共通の目的がありますので、特別な会話をする訳ではないのですが、とても居心地がいいのです。
私も還暦を数年前に迎えましたが、先輩方の走りの素晴らしさは格別です。車の力を出し切る走り方をすることの出来る人の運転は見ていても心地よいものです。また、今回「この歳で運転の勉強をするとは思わなかった」という感想を語っている方がいましたが、このような生き方をする人に出会えることはとても元気をもらうことができます。年齢に関係なく運転に前向きに取り組む方々が集まるYRSは、トムさんの人柄と指導の考え方によるものだと思います。

では、自分の運転はどうかというとイーブンスロットルもトランジッ ションもなかなかうまくはいきません。それでも、車の動きを意識できるのはレッスンを受けているからです。日常の運転時においても同じです。これは車との関係をより深めてくれます。そして運転に前向きになれます。だから、私はこのレッスンがとても好きです。

いろいろな車を乗り継ぎましたが、メガーヌⅡスポールに落ち着いた感想です。
この車は、2005年式なので年代ものです。ですがきちんと整備されているF4R2のエンジンは素晴らしい回り方をします。アクセルを踏んだ時のパワーの出方も、いいエンジンだなとしみじみと感じることができます。なかなかこのようなエンジンはありません。また、この車のデザインにはただただ感心するばかりです。細かなところま でこだわっているのがよく分かります。好き嫌いがはっきりしますが、この年代のルノー車の特徴です。時代を超えて存在感のある車なので大切に乗り続けたいと思います 』。

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筑波サーキットコース1000
最終コーナーで粘るメガーヌⅡRSを操るIさん

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逃げるIさん

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ルノー車独特のテールスクワット姿勢で加速するIさん


Iさん、感想文ありがとうございました。また遊びに来て下さい。



第290回 四国高松のIさん

ルノーネクストワン徳島が主催する阿讃サーキット走行会でお会いした高松のIさんが3月のYRSツーデースクールに参加してくれたのだけど、参加者へのアドバイスに夢中になってしまってIさんと彼のメガーヌRSの写真を撮り忘れた。失敗したなと思っていたら、4月のYRS鈴鹿サーキットドライビングスクールに申し込んでくれたので改めて紹介します。
今年も5月に阿讃サーキットに行くので、またIさんに会えそうです。

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高松のIさんと愛車のメガーヌRSです


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Iさんが3月のFSWショートコースに続きモータースポーツの聖地鈴鹿サーキットを疾駆

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斜度2.8%のストレートを駆け下ります

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いい音してました

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ピットにたたずむメガーヌRSも絵になる



YRS鈴鹿サーキットドライビングスクールも進行やらアドバイスが優先なので写真は少なめ。リードカー役のルーテシアRSの写真はみんなが来る前にパチリ。

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第249回 IさんとMEGANE R.S.273 TROPHY-S

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富士スピードウエイの史跡 30度バンクを背景に
今年2回目のYRSツーデースクールに集まった
左からIさんのメガーヌRSトロフィー
NさんのルーテシアⅣRSトロフィー
SさんのルーテシアⅢRS
ルノー・ジャポンのルーテシアⅣシャーシスポール

 

今年2回目のYRSツーデースクールに参加してくれたIさん。そのIさんの申し込みフォームのコメント欄には「ネットの記事で御スクールを知りました。私はクルマ運転に関しまして全くの素人でありますが、たまたま今年2月に存在すら知り得なかったメガーヌに出会い現在に至ります。どんなクルマかも知らずに購入してしまい悩んでいました。今回御スクールに参加させて頂きどのようにすれば心地よく安全に運転できるのかを学べればと思いました。宜しくお願い致します」とあった。

2日間でかなりの距離を走った。2日とも暑い日でIさんは大粒の汗をかきながらメガーヌを走らせていた。それでもIさんはずっと笑顔だった。運転が楽しそうだった。

 

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IさんがMEGANE R.S.273 TROPHY-Sのスロットルを床まで踏み込む

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公道では経験できないほどの横Gを受けながら走る

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逆バンクのついたコーナーに飛び込む

 

帰り際、運転というものがわかりかけてきたような気がする、また来ますと言っていたIさんから感想文が届いたので紹介したい。(原文ママ)

『私は車は通勤やプライベートで毎日乗っております。しかし車に関しては運転だけではなくメカに関しても全くの無知であります。いままでほとんどボンネットも開けたことはなくタイヤ交換の経験もなく空気圧も測ったことも無いというレベルです。
昨年末に乗っていた車3200ccFRスポーツAT車が故障続きでそろそろ箱換えを検討しようと、年末に車屋さん巡りをしていました。
免許取得30余年、ここ最近はAT車を乗り継いでいましたがコンピュータ制御のレスポンスに違和感を感じていましたので、今度の車は『3ペダル式MT車、後部座席あり、2ドア、2000cc以上』を条件に車を探すことにしました。
MT車というだけでなかなか条件に見合った車がなかったのですが、たまたま立ち寄ったルノー有明で営業さんからメガーヌRS Trophy-S LHDという車名すら知らない車を紹介されました。営業の方も左MT車が運転出来るのなら絶対に面白いのでこの車にした方が良いと、この車に対する愛情と熱意を強く感じ即決し購入してしまいました。

箱換え前の3200ccFRの車は万人が乗れるようコンピュータ制御で味付けがしてあるのか、多少の力強さは感じましたが街乗り程度の運転は難しいとは思いませんでした。
若い頃に乗っていた150馬力左四駆MTセダン車も比較的優しく誰でも運転出来る車だったと思います。
しかしメガーヌは全く違いました。メガーヌ購入後、ルノーという会社のF1を始めとするヨーロッパのモータースポーツと共に歩んできた歴史と、RSという乗用車というよりは本気で作ったマシンであるということを知りました。273馬力のFF車、今まで経験したことがないその有り余るパワーとレスポンスで街乗り運転でさえどうしたら良いのか分からなくなりました。

そんな時にルノー公認トム ヨシダ先生のYui racing schoolのことを知りました。いくつかあるコースの中からYRS ツーデースクールFSWを選びました。最も充実したコースで初心者の自分にとり集中して学べるので良いだろうと考えたからです。

申し込み後にメールで教材資料やYouTubeサイトをご紹介して頂いたのでスクールでのドライビングについてのイメージをあらかじめ学ぶことが出来ました。また分からないことや疑問点が認識でき予習出来たのも良かったと思います
実際のスクールでは座学から始まりました。初めて耳にする用語ばかりでありましたが私のような未経験な初回受講生には特別に気遣いを頂き走行中の車やタイヤの状態や挙動がどのようになっているのか、どうすれば良いのかを分かりやすく教えて頂きました。

実際の走行ではフィギュア8 ブレーキング イーブンスロットル トレイルブレーキング オーバル走行 FSWショートコースでも初心者の私に優先的に教えて頂き、また各コースでトム ヨシダ先生に同乗走行をして頂けましたのでいろいろと体感することが出来ました。疑問に思っていたヒールアンドトーやドライビングポジションも直接教えて頂くことが出来ました。

ベテラン組受講生の先輩方からは数あるスクールの中でYui racing schoolは最も安全に真剣に走り込むスクールであると聞きました。

事実一日目もフィギュア8 ブレーキング スラローム オーバルの四つのコースを集中的に走行しました。二日目もFSWショートコースを1日で100周以上走りました。

                                       
自分の悪いところや試したいことが何度も何度も確認しながら走行し改善することが出来ました。コースタイムも走り込むごとに速くなっていきました。

わずか二日間のスクールでありましたが車の運転について常に挙動やタイヤのことを意識するようになりました。そしてより安全に走行出来るよう意識するようになりました。一般道での事故を起こすリクスが大幅に軽減されたのではと考えております。

しかし、スクールで学び走行させて頂いたことについてはまだまだ満足はしておりません。特に私の車はコンピュータ制御機構があまりない人間の指示通りだけで動いてしまう正直なマシンであると認識しておりまので、さらに練習が必要であると思います。

Yui racing schoolは普段車に乗られる方全ての方にお勧めしたい、是非受講すべきスクールであると思います。
これからも時々スクールに参加させて頂きたいと思いますので宜しくお願い致します』

 

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RS仲間
右からIさん
ルーテシアⅢのSさん
ルーテシアⅣのNさん

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滋賀県や福島県からの参加もあり
28歳から70歳まで
平均年齢51歳の青年が笑顔の記念撮影

 

1日目。駐車場だけでオドメーターが150キロを刻んだ強者も
写真は半径22m直線130mのYRSオーバルを走るIさん

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IさんとSさんがランデブー

※ IE(Internet Explorer)でビデオを視聴するのが困難のようです。Chromeやsafari、Firefoxなどのブラウザをご利用下さい

2日目のショートコース。リードフォローや同乗走行は含まない計測ラップだけで、最も走った人が174周。ユイレーシングスクールが使うレイアウトだと1周が880mだから153キロをレーシングスピードで走ったことになる。2番目の人が173周。Iさんは実は146周していて、Sさんが143周、Nさんが144周。みなさん貪欲に走っていました。

 

 

Iさん また遊びに来て下さいね~


第234回 SさんのメガーヌRS

先日開催したYRSドライビングワークアウト。定員12名のところ11名の参加があったのだけど、そのうちの1人はユイレーシングスクールに初めて参加してくれたメガーヌRSに乗るSさん。また仲間が増えた。嬉しい限り。

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初めて振り回すとは思えない「思い切り」の良さ

無理を言ってSさんにユイレーシングスクールに参加した経緯をまとめてもらったので、Sさんの走りの写真とともに紹介したい。

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『 こんにちは。先日はドライビングワークアウトでお世話になりました。参加して、とても良かったなと思っています。ありがとうございました!

今年の1月にフルノーマルの中古を購入。2011年式、左ハンドル、MT。フランス車専門の整備工場で、エンジンマウント、タイミングベルトなどをリフレッシュし、アライメントを修正してもらって、3月から乗り始めました。

車は、VOLVO240→GOLF3GTI→VOLVO XC60→今回のメガーヌRSと乗り継いでいます。

XC60は、安全で乗り心地も良く、荷物も詰め、多少の悪路も安心。ディーゼルで燃費も良し。長距離でも疲れず、遠くの山奥に釣りに出かける趣味がある僕にはぴったりの優等生だったのですが、唯一、運転していて全く面白味が無く、半年で乗り換えを決意。
運転の楽しそうなMT車で、年式が比較的新しく、4人プラス荷物が載る車という条件で探したところ、メガーヌRSに興味をひかれ、購入することになりました。

いざ乗ってみると、走っていてとても楽しいのですが、高性能な車に自分の運転技術が全く追いつかず、このままだと持ちぐされになってしまうなと思いました。
一度、ドライビングスクールで基本を学ぼうと思い探していたところ、ルノーのブログから、トムさんのスクールにたどり着き、今回参加させていただきました。なので、メガーヌRSを購入したことが、スクールに参加する直接のきっかけです。

今まで、教習所を卒業して以来、誰かに運転を教えてもらうことも無く、サーキットやレースにも全く興味が無かったため、速く走るための知識はゼロでした。なので、ドライビングスクールに参加すること自体、かなりハードルが高かったのですが、思い切って参加して良かったなと思いました。

今のところ、レースに出ることを目標にしているわけではありませんが、車のポテンシャルを、少しでも引き出すことができるようになりたいなと思っています。なにより、普段の運転が断然楽しくなったのが収穫です。毎日、4輪の荷重を意識しながら運転しています。笑

また是非、スクールに参加させてください。今後ともどうぞよろしくお願いいたします! 』

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Sさんを交えて記念撮影

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SさんのメガーヌRS

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Sさん ありがとうございました。

ブレーキングにしてもターンインにしても、初めてクルマを速く走らせたにしてはクルマの挙動が安定していました。この流れでいくともっと運転の醍醐味が分かると思います。お伝えしていないクルマを楽しく走らせるハウツーもまだまだたくさんあります。
せっかくのRSです。また遊びに来て下さい。お待ちしています。


※ 次回のYRSドライビングワークアウトは6月24日(土)に富士スピードウエイで開催します。ルノーユーザーの方の参加をお待ちしています。


第168回 大失敗 or 大失態

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紅いルーテシアと紅葉と琵琶湖を収めたかった・・・

どこかのニュースで「今年の関西の紅葉は遅れ気味です・・・」なんてやっていたのが耳に残っていたんだろう、時間ができたので紅と紅の写真を撮ろうと奥比叡ドライブウエイに行ったのだけれど。

通行券を受け取ってうねる道をルンルンで駆け上がるも、行けども行けども赤く染まった木々が目に入らない。なんか変だなと空き地に停めて見上げると、常緑樹以外は、もう葉が落ちて冬支度に入ろうという木ばっかり。

「え~っ、ひょとして遅かった?」

あちこち見て回ったけど、時すでに遅し。展望台から下に見える山々も(自宅の裏手の山々も)これから色づくというのに。

ちょっとドタバタしていたとは言え、電話をかけて確かめるべきだった。第27回でも失敗して懲りたはずなのに。

帰りに料金を払いながら聞いてみると、「紅葉は2週間ほど前まででしたね」。紅葉にも新緑にも映えると思ってルージュ フラムを選んだのに。悔しいけど仕方がない。来春の新緑でリベンジじゃぁ。

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拍子抜けの図 その1

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拍子抜けの図 その2

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見下ろす山々はこれから紅葉だと言うのに

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山が緑だからって信用しちゃイカン
山には常緑樹もあるのだ

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わずかな名残りに寄せてみるも空しい

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琵琶湖大橋を眺めて峰道レストランでカレーライスを食べて下山

走り自体は前回同様に楽しめたけど。


おそまつでした。


第165回 ルーテシアRS YRSストリートを駆ける

3つ目のユイレーシングスクールオリジナルパイロンコースがYRSストリート。既に紹介したYRSオーバルロンガーとYRSトライオーバルが時計回りか反時計回りのどちらかのコーナーを徹底的に練習してもらうために考えたのに対し、YRSストリートは左右のコーナーがあるロードコースを模したレイアウト。

どこのサーキットも理論的な攻略法方があるし、どんなコーナーでも練習に役立つのだけれど、『こういう練習をしてほしい』というコーナーに出会うことはまれ。で、ユイレーシングスクールが教える操作方法と、走り方の組み立て方を練習しやすいようにレイアウトしたのがYRSストリート。

速いクルマで全開で行くと1mぐらい横に飛ぶ3速全開のコーナーや、早めにインにつくとタイムが伸びないコーナーや、1速に落としたくなるようなヘアピンや、アウトインアウトで走ろうとすると失速するコーナーや、速度の最下点をどこにするかで脱出速度が大幅に違うコーナーがあって、しかも次から次へとコーナーが現れるから考えて走っている時間がないという、練習にはうってつけのレイアウトにしたつもりだ。

今年最後のYRSドライビングワークアウトの時に、参加者のIさんのポルシェ911にカメラを取り付けてルーテシアRSを追いかけてもらった時の動画がこれ。
※ Iさんありがとうございました。

来年もYRSドライビングワークアウトを開催する予定なので、ぜひ皆さん走りに来て下さい。速い人は1周38秒で走るYRSストリート。1日で2秒タイムアップするアドバイスを約束します。


第163回 KさんとメガーヌRSトロフィー

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YRSオーバルを走るKさん

先日のYRSオーバルスクールに大阪のKさんが申し込んでくれのだけど、申し込みフォームを見て、「あれ? フェアレディじゃないね。クルマ換えたのかな」。
Kさんは2014年9月のエンジンドライビングレッスンに初めて、はるばると大阪から参加してくれた。しばらく間が空いて、今年4月、鈴鹿ツインサーキットで開催したYRSドライビングワークショップ鈴鹿にも参加してくれた。どちらもすばらしく速いフェアレディに乗ってこられたので、てっきり今回もそうだと思い込んでいた。

そして。YRSオーバルスクール当日。Kさんは、秋空の下でまばゆいばかりに輝くメガーヌRSトロフィーで現れた。

で、「フェアレディを乗りこなしたいからスクールに来た」と言っていたハズのKさんに後日、イキサツを書いてもらったのが以下の文。

『 確か46年前の大阪モーターショーに、サファリラ リーで優勝した初代フェアレディーZが展示してありました。その姿には、とても感動を覚えました。周りをロープで囲まれて、「入るな」「触るな」の状況で、見張りのいない時に乗り込んでつまみ出された思い出があります。思いの外極めて狭い一体成型のプラスチックの硬いシートで、当時50kg程度の細身の骨格の私ですらきつく感じたのが印象的でした。つまみ出されたが故に、何が何でもいつかZを 手に入れるぞ、という思いをこの40年抱き続けました。子供も大きくなって、60歳にしててやっと夢がかない、一生乗り続けるつもりで40周年記念車を手に入れました。

 去年の9月に、”いつかは参加したいと思っていた”,「エンジン」のドライビングレッスンにZで参加、トム吉田校長に出会って、指導を受けました。 シートポジションは、かなり前に変わりました。このポジションになってから運転中の腰痛がなくなりました。ニーパッドの使い方を知ったのもこの時でした。教科書を読んでいなかったので、トレイルブレーキングやイーブンスロットルのことはほとんど理解できなかったものの、家に帰って ブログや教科書を読んで、何とか理解しました。が、実践しないとわからないじゃないですか。。それで、和歌山と鈴鹿ツインサーキットのスクー ルに参加しました。和歌山で「ブレーキを蹴とばすな」と怒られたのですが、意味不明でした。鈴鹿でブレーキ練習をして、やっと意味するところ を理解できましたが、咄嗟の時にはまだ蹴とばしています。日々の練習が非常に大事なのがよくわかります。なかなか無意識にうまくブレーキが踏めません。オートマのZはVDCが効いている時には、パドルシフトが作動しない事に、鈴鹿で初めて気が付きました。VDCを切ると、私の腕ではいつスピンするかわからないので、切ると恐ろしい。

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ルーテシアRSで参加したSさんと記念撮影

 金沢が好きで、時々行くのですが、Zでは冬には行けない。冬には、とてもおいしいカニのおでんがあるらしい。冬のノド黒の握りずしも食べたい。冬に走れる車、できれば3人は乗れる車、後方視界(Zは特に左後方が見にくいので、だいぶ前からいつか事故につながるのではと不安でした)のいい車が欲しくなりました。校長のブログを読んでいると、ルノーはとてもいい車に思えるじゃないですか。”エンジン”の副編集長、塩澤さん(ドライビングレッスンの時には迷子になってしまって、電話した相手が塩澤さんで、”エンジンの長期レポート・メガーヌRS ”は何度も読み返しています )の「メガーヌRSは、FF、戦闘機」の表現も、私を鼓舞しました。で、試乗。広さを考えるとメガーヌしか選択の余地がなかったのでRSを試乗しました。6年ぶりのマニュアル(Zの前はス カイラインクーペのマニュアルでした)も、すんなりと違和感なく使えるではありませんか。見切りもいい。アイドリングストップなどというものまで付いています。仕事の都合で外車はちょっとということもあって、ベンツでもBMWでもポルシェでもない、ルノーなら? Zを手放すことには、かなり迷いましたが(今でも駐車スペースに余裕があれば残しておけばよかったと思っています)、ルノーに決めました。シートの質感から、トロフィーに目が行きました。サーキットより普段乗りの方がはるかに多いはずなので、SやRの超扁平タイヤは無理、迷うことなくトロフィーに決めました。

 この6月にメガーヌがやってきて、3度金沢に行きま したが、体の疲れ方がまるで違いますし、腰痛もありません。色々あるそうですが(私の乗ったルフトハンザのシートもそうでした)、このレカロ のシートはとても私の体に合っています。SONYヨー ロッパのオーディオも低音は出ないもののとても音がいいです。慣らし運転中だったので、RSスイッチも入れなかったので、燃費もいいです。色は黄色ですが、目の悪くなった年寄りには愛車をとても見つけやすくて、重宝しています。 』

以上、原文ママ。

>>>>>> Kさんへ
メガーヌを手足のように操れるようになるまでお付き合いさせてもらいますから、また遊びに来て下さい。

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本当にすがすがしい秋晴れの一日で、もったいないから黄金に輝く2台を連れ出した時のビデオがこれ。

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前日。コースを作る前にいつものところに行ってみたのだけれど・・・。
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爆弾低気圧が通過した直後だっただけに、富士山の全貌は見えず。残念。

それでも四季のある日本は嬉しいよね。