
Kさんは今年2月のYRSドライビングワークショップFSWに初めて参加してくれた
当日はウルティムの試乗が並行して行われていてドタバタ
初めて参加したルノー仲間にお願いする感想文のことを失念
YRS鈴鹿サーキットドライビングスクールにも参加してくれたので
改めて感想文をお願いした
昨年2時間程鈴鹿サーキットを走りましたが、闇雲に走る事に怖さを感じ始めました。その前後に何度か鈴鹿でスクールの様なものには参加しましたがどう走ったら良いかは掴めませんでした。
そこで雑誌「エンジン」で時折記事を拝読していたYRSにお邪魔しました。2月のFSWでのオーバルは楽しく無意識にコーナーの走り方が身に付く様な気がしました。当日は快晴で富士山もとても美しく最高の気分で帰路につきました。
先生の教本にある「楽しく安全に速く」が実現出来たらと思いますが、今回の鈴鹿では他の皆さんの速さにとてもついていけませんでした。
今後また漠然とサーキットを走るしかなく、どういう事に気を付けたら(練習をしたら)良いのか教えてもらえる機会がもっとあればと思います。
関西にお住いのKさんは簡単にはFSWや筑波には来られないかも知れないから、サーキットを走る上でのアドバイスをメールでしようと思います。

半径22m直線60mのYRSオーバルFSWで
Kさんを横に乗せてKさんのクルマで
イーブンスロットルとトレイルブレーキングのデモラン

YRSオーバルFSWでKさん自身がイーブンスロットルを実践します
Kさん 機会があればまた遊びに来て下さい。

YRSオーバルスクールFSWにIさんが遠路はるばる参加してくれた
例によって感想文をお願いした
今回のオーバルスクールに参加するまでの経緯:
・鈴鹿サーキットレーシングコースを走りたいと思い、中古のルノー ルーテシアRSを購入
・ネットでYRSのブログを見つけ、2022年10月のYRSツーデースクールに参加
・スクールで習ったことを思い出しながら、鈴鹿サーキットで練習
・車には手を加えずに、プロの人がルーテシアRSトロフィーで出した2分38秒(https://www.youtube.com/watch?v=oTd_SZlzKxg)に近づくのが目標。車の性能差(エンジン出力、足回り)があるので、42秒台ぐらいが目処か
・サーキット走行後は、ドラレコのGPSデータ・映像をスマホアプリ(RaceChrono)に取り込んで自分の走りを振り返り
・2分44秒台で走れるようになったが、ここから2秒短縮するには各コーナーでコンマ何秒かずつ縮める必要がある
・トレイルブレーキング、イーブンスロットルは意識してやっているつもりだが、ちゃんとできているか確認・復習のために今回のオーバルスクールに参加
今回参加して:
・同乗走行の時に、リアがロールするのを待ってから、イーブンスロットルを入れていくと教わりました。
・いざ一人で走り始めると、速く走ろうとアクセルを踏み始めるのが早すぎ、アンダーが出てコースアウトしてしまいました。
・「ブレーキを引きずるのを止めるのが早すぎる」とアドバイスをもらい、クリップ付近まで引きずるよう意識すると安定して走れるようになりました。
・今回は参加台数も少なく、たくさん回数をこなせたので、トレイルブレーキングからイーブンスロットルへ繋げていく流れをつかめたように思います。
・ただ、後日スタッフYさんの同乗走行の映像を見ると、改めて上手だなと思いました。私の走りと比べると、最初のブレーキングが弱く、進入速度が高く、旋回Gも高い。

同乗走行時の最速ラップと、私の同程度のタイムのラップとの比較
加減速G:明るい色の線が私。最初のブレーキングが強すぎる

上と同じ部分の速度の比較
後半(山側)の速度の落ち込みが大きい
・次の点を意識しながら、今後練習したいと思います。最初のブレーキングはやや弱めにして、極薄いブレーキを引きずりながら、リアのロールを意識して、イーブンスロットルを入れていく
・ある程度できるようになったと思ったら、あるいは煮詰まってしまったら、ちゃんとできているか確認のため、またスクールに参加したいと思います。が、やっぱりFSWはちょっと遠いです…

前回のツーデースクールの時は曇っていて、富士山の姿が全く見えませんでしたが、今回は綺麗な富士山を見ることができて良かったです。
※ Iさん、遠いですけどまた走りに来て下さい。4月には鈴鹿もあります。

Iさんの走りを観察

アドバイスをすぐに実行してくれていた

5月のルノー仲間は左から
スタッフのY
Hさん
ワタクシ
Gさん
Sさん
この日は朝から濃霧

ユイレーシングスクールでは走り方を理論的に説明します
前輪操舵車はなぜ初期アンダーが出るのか
4輪それぞれの軌跡がもたらす影響は
クルマの公転と自転の間に何が起きている
前後輪のスリップアングルを均等にし続けるためには
どうするとクルマが思い通りに動いてくれるか
ホワイトボードに図を描いて説明します

けっこうな雨量の中
最近はリアタイヤが発熱するようになったSさんが床まで踏みこみます

ユイレーシングスクールのルーテシア3RSブームに影響されて
購入したGさん
向こうに見える仲間のHさんのほうが早かったかな

フラッと顔を出したHさん
山中湖に用事があったのか
ちょっと走ってみればと

かってやっていたトライオーバルはガードレールとの距離がなく
左回りしかできなかった
でも3速全開踏みっぱのコーナリングを体験してほしいから
YRSオーバルFSWロンガーにコーナーをひとつ足してトライオーバルに
4月最後の日曜日に有志に集まってもらい試走会
雨と霧でスロットルを戻す人が多かったけど
次はドライで大きな横Gを感じてもらおう

試走会に来てくれたKさん

同じくOさん
ユイレーシングスクールが主宰するYRSオーバルスクールFSWはクルマの加速、減速、旋回の3大機能を高い次元でまとめ上げる練習をします。サーキットを走る人も走らない人も1度体験すればクルマとの会話が進みます。次回は6月10日(土)開催。ルノー乗りの方はぜひ参加してみて下さい。
・6月10日(土) YRSオーバルスクールFSW開催案内へのリンク
6月11日(日)にはYRSオーバルスクールを体験された方を対象にYRSオーバルレースFSWを開始します。単独で走って絶対的な速さを追い求めるのも楽しいですが、理論的にクルマを動かそうとする仲間と相対的な速度を追求するのは運転に幅を持たせてくれます。ルノー乗りでYRSオーバルスクールを経験された方は1度ヨーイドンを安全な環境で味わってみて下さい。自分の運転を客観視できるようになりますます運転が楽しくなります。
・6月11日(日) YRSオーバルレースFSW開催案内へのリンク