紅葉には1ヶ月ほど早い京都嵐山に足を伸ばしたのには理由がある。
雄大な保津峡を見下ろす。紅葉はまだ
左奥の山が比叡山。自然がいっぱい
ガスがかかっていなければ京都市内が望めるはず
高雄口駐車場にて
この日。京都府自動車販売店協会輸入車部会が高雄パークウエイで年に一度の合同試走会を催した。
ルーテシアRSを購入した縁でルノー京都CADONOの山田店長から、合同試走会でクルマの楽しさについて話をしてほしいと連絡があって、クルマの販売の一線で活躍される方にお会いする機会などめったにあるものではないので、ぜひにと返事をしておいたのだ。
この日の試走車が集まってきた
この日集まったクルマは、
VW パサートTSI
VW ザ・ビートル
ルノー メガーヌRS
フォード エクスプローラーXLT
ランドローバー レンジローバーイヴォーク
メルセデスベンツ C200AV
メルセデスベンツ B180ブルーエフィシェンシー
アウディ Q3
アルファロメオ ジュリエッタ
プジョー RCZ
BMW 320i
フィアット 500Cツインエア
の12台(順不同)。
今年で13回目になるという合同試走会。ふだん触れる機会の少ないよそのブランドのクルマに触って乗って味わおうというもの。こういう企画はすてきだなと思う一方、その存在を知らなかった自分が恥ずかしくもあり。
それでもクルマを売るということについていろいろな話が聞けたのは、ユイレーシングスクールにとっても大きな収穫だった。
参加されたディーラーの方々と記念撮影
ともかく、クルマのプロを前にして、おこがましさを感じつつ、それでも、もっとたくさんの人にクルマとクルマの運転の楽しさを満喫してほしいから、運転歴47年の経験とユイレーシングスクール13年の歴史を踏まえてお話した。クルマが“夢”と“楽しさ”と“自由”をセットでユーザーの手に渡ることを願って。
木陰から試走車の走りをチェック??
すっごく美味しいお弁当をごちそさま「秋」
いろいろなクルマに乗れたし、天気は最高だったし、言うことのないステキな一日でした。
赤いトゥインゴGTがユイレーシングスクールに来てから2年。我が家にはルーテシアRSとGD1フィットとNA8ロードスターがあるからトゥインゴGTはスクールの時にしか出番はないが、それでもオドメーターの数字は30,000キロに達した。
トゥインゴGT大活躍の数字
YRSルノー・トゥインゴGTは、受講生に試乗してもらったり、FRしか乗ったことのない人にFFを味わってもらったり、リードフォローのリードカーとして受講生を引っ張ったり、ドライビングポジションの説明に一役かったり、カメラカーとして車載映像を撮影したり、そしてなにより毎回重い機材を満載してスクールの準備にと大活躍している。
受講生の中にはルノートゥインゴを知らなかった人もいたから、ルノー・ジャポンの宣伝も担ったはずだ。
富士山を見にきたけど雲の中。刈り入れの終わった田んぼも物悲しい
トゥインゴGTは既に発売中止になってしまったけど、移動の道具としての価値が非常に高かっただけに残念ではある。GTに限らずトゥインゴがもっと繁殖していれば、日本の市場でもっとミニハッチの有用性を訴えることができたはず。
なにしろ、170キロ超でも乱れない直進性(サーキットでの話)、対角線に荷重移動が起きてもインリフトしないリジッドなボディとストローク十分な足(YRSオーバルでの話)、5速に入れたままズボラ運転ができる柔軟性(市街地と高速道路の話)。トゥインゴGTをそれこそ下駄代わりに使った身としては、ミニハッチとしては高めの価格設定だったとは言え、そのキャラクターをもっと大勢の人に知ってほしかった、とつくづく思う。
トゥインゴGTには赤が似合うと思うのは還暦を過ぎたから(笑)
クルマ離れが進んでいるとは聞くけど、個人的には車重1トンのボディに110馬力ぐらいののNAエンジンを搭載したような、自分で制御する楽しさを味わえるクルマが登場すれば、まだまだクルマ好きはほってはおかないと思うのだが。
FSWショートコースでのドライビングスクールで一緒にミーティング
今回もカメラカートして出動。YRSオーバルスクールの概要を知ってもらうために、半径22m直線60mのYRSオーバルFSWをインベタで、半径22m直線130mのYRSオーバルFSWロンガーを3速まで使ってアウトインアウトで走行して撮影した。
カメラカー その1
カメラカー その2
■ 撮影した動画がこれ
※ 次回のYRSオーバルスクールFSWは11月11日(日)開催。クルマを思い通りに動かすことに興味のある方はぜひご参加下さい。詳しくはユイレーシングスクールのYRSオーバルスクール案内頁をご覧下さい。