トム ヨシダブログ


第715回 YRSツーデースクールFSW

今回が32回目のYRSツーデースクールFSWには27名の方が参加。1日目のブレーキング、スラローム、定常円とオーバル、2日目のショートコースと真剣に楽しく走り回りました。ちなみにショートコースを最も多く周回したのはメガーヌRSに乗るOさんの138周でした。

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全参加者と参加車両

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座学ではクルマの運動特性とそれに対応するクルマの動かし方を説明します
クルマを目的に沿った使い方をするための工夫の仕方を説明します
クルマは弾性体であるゴムでできたタイヤに支えられていることを説明します

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ユイレーシングスクール初参加のTさんのクルマを借りてスラロームのデモラン
ただ左右に切り返すだけではなく
スラロームをできるだけ速く通過するためにはどんな操作が必要か
いい例と悪い例を見てもらいます
クルマは走行抵抗の少ない時=舵角の少ない時に
より加速性能を発揮します

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ブレーキングの練習の目的はできるだけ短い距離での減速
そのためには前輪のグリップを踏力を加え続けて増加させる必要があります
スロットルオフの後でブレーキペダルを一気に踏みこまないように
踏力を加える練習をします
量産車でもスレッショルドブレーキングができれば
マイナス1Gの減速Gを発生させることができます
写真のノーズダイブの大きさに注目

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定常円走行は半径20mの円に沿ってできるだけ速いペースで周回した時
クルマがどんな挙動をするかを確認するのが第1の目的
次にアンダーステアを出さないで速く周回するための
ステアリングワークとスロットルワークの連携を体験します
動いているクルマは常に挙動を変化させています
挙動の変化に対応するためには操作をし続ける必要があります

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3つのコースのデモランを見学した後は参加者自身に
各コースの下見をしてもらいます

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広大な駐車場にコーンでコースを作ります
手前からスラローム、ブレーキ、定常円の各コース

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ユイレーシングスクールでは走行時間を優先するため休憩時間は設けませんが
それぞれの練習の要になるアドバイスをするためのミーティングには時間を割きます

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1日目の午後からはオーバルコースで
加速減速旋回を高い次元でまとめる練習をします
ユイレーシングスクールに初参加のGさんのA110を借りてデモラン
写真はインベタで走っているところ
足のいいA110がテールスクワットで加速します

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2日目は朝1番でFSWショートコースを歩きます
写真は1コーナー
5%のストレートを下ってきてコーナリングする際に何がクルマに起きるかを説明
クルマを前に進めるためにはどんな操作が必要かを理解してもらいます
アンダーステアに陥ればそれはすなわち失速です

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写真は8%の上りのヘアピン(3コーナー)
急な坂を上る時にクルマがどんな動きをするか説明
速く走るために必要な操作をアドバイスします
坂を上りたがらない重たいクルマを間へに進めます

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ユイレーシングスクールでは鈴鹿サーキットは別にして
進行は慌ただしくなりますが
集中力の維持と参加者の運転を振り返る機会を増やすため
サーキット走行のセッションを短くして回数をかせぎます
今回は4グループに分けてショートコースを走行
前のグループがチェッカーを受けるとすぐに次のグループがコースイン
次のグループはピットで待機します

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1コーナーからヘアピンにかけて
2コーナーまでをストレートと考えて走ります

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最終コーナーを立ち上がって5%下りのストレートを駆け抜けます

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FSWショートコースはいくつかのレイアウトを取ることができますが
ユイレーシングスクールでは平均速度が最も高い
1周880mのレイアウトを選んでいます

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午前中の走行が終わったところで集合写真を

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全参加者のラップタイムと周回数サマリ

 

秋のYRSツーデースクールは10月7、8日の週末に開催する予定です。2日間クルマと運転のこと以外考えない時間を楽しむため、ぜひ今から予定に組み込んでおいてはいかがでしょう。



第714回 3月のルノー仲間

今回のYRSツーデースクールには昨年12月に開催したアルピーヌA110ドライビングレッスンに参加した方が来てくれて、初めてのユイレーシングスクールを味わってもらうことができた。
集まったルノー車はメガーヌⅢRSが6台。ルーテシアⅣRSが1台。アルピーヌA110が2台。それにワタクシが借りているメガーヌⅣRSとスタッフYのルーテシアⅢRSの計11台(この際走りのいいA110もルノー仲間ということで)。

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今回もコース上にクルマ並べて記念撮影

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YRSツーデースクールFSWに毎回
四国から来てくれるIさん
次は阿讃サーキットでお会いします

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FSW、鈴鹿、筑波とYRSドライビングスクール総なめ
長野県のOさんはパートナーと

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東京からのOさんもYRSツーデースクールFSWの常連

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YRSツーデースクールFSWに足繫く来てくれるOさんは神奈川県から

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ユイレーシングスクール初参加のGさんは愛知県から
 
以下はGさんからの感想文です

 

まずは2日間、トムさんをはじめスタッフの方々大変お世話になりました。YRSツーデースクールFSWは以前ENGINのイベントの時に知り、今回参加させていただきました。
1日目の座学、スラローム、ブレーキング、定常円で自分の車の基本的な挙動を知る事ができました。オーバルコース走行はかなり奥が深いと感じました。ここでスピンを2回もしましたが、アクセル、ハンドル操作の未熟さが分かりました。2日目のショートコースではトムさんに同乗走行してもらいました。今回の2日間でこの経験が一番印象に残る体験でした。同じように走行できない自分の至らなさを感じました。
今回のスクールでの経験は一般道における安全性の確保や危機回避能力の向上になるものだと感じました。自分の能力の向上が直に感じれますので、楽しかったです。ありがとうございました。 アルピーヌA110 G

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Hさんごめんなさい。連絡ミスで当日の写真がありません。
 
千葉県から参加を続けてくれているHさん
スクールの進行にも気を配ってくれる頼もしい常連です
 
写真は昨年5月のYRS筑波サーキットドライビングスクールで撮影

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最近頻繁に顔を見せてくれるSさんは静岡県から

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時にメガーヌRSを食ってしまう速さを見せたTさんは埼玉県から

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A110ドライビングレッスンが終わって間もなくの昨年12月11日
YRSオーバルスクールFSWロンガーに参加してくれたMさんは大阪からで
ユイレーシングスクール2回目

 

秋のYRSツーデースクールは10月7、8日の週末に開催する予定です。2日間クルマと運転のこと以外考えない時間を楽しむため、ぜひ今から予定に組み込んでおいてはいかがでしょう。



第712回 続・YRSオーバルスクールのススメ

YRSオーバルスクールFSWは次のように進行します。

座学でタイヤは地面と擦れながら回っていることや、タイヤのグリップの変化はクルマの荷重移動によって引き起こされる等、クルマの運動特性についてとクルマの性能をスポイルすることのないように4本のタイヤを使った走り方の説明をします。

その後、下図のようにYRSオーバルFSWをインベタでイーブンスロットルで走る練習をします。
イーブンスロットルはスロットルだけでクルマが加速も減速もしていない状態を作ることです。いわゆるアクセル一定とは違います。ということは前後輪の荷重が均等=前後輪のグリップも均等な状況を走行中に作り出せることになります。インベタで走るのは直線の後に突然円弧が始まるので正確なステアリング操作が必要なので、自身の操作の検証のためです。

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次に同じYRSオーバルFSWをトレイルブレーキングを使って走ります。もちろん直線ではスロットル全開。スロットルオフからブレーキングしてターンインに移りますが、直線が短いので到達速度が高くはありません。なので直線で減速のためのブレーキングをすると速度が落ちすぎます。トレイルブレーキングと同じような踏力のかけ方で減速を最小限にしてコーナーの60度付近までブレーキを引き摺ります。
コーナーは最初の3分の1が進入、中3分の1がコーナリング、最後の3分の1が脱出と考えますが、この場合はインベタなので後半の120度がコーナリング=イーブンスロットル区間です。

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YRSオーバルFSWでの練習が終わると直線130mのYRSオーバルFSWロングを走ります。図ではアウトインアウトのラインになっていますが、大きなオーバルをインベタで走る練習もします。
直線が長くなり到達速度が高くなったのでスロットルオフの後には明確なブレーキングが必要になります。続いてトレイルブレーキングに移行するわけですが、オーバルコースを速く走る秘訣は減速のためのブレーキングとフロント荷重を抜かないためのブレーキングを明確に区別することです。

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トレイルブレーキングはヨーモーメントが発生する位置をホイールベース内におさめるのに有効なため、3速までのコーナーや回り込んだコーナーでより高い速度でターンインする時に効果を発揮します。

YRSオーバルスクールFSWは加速、減速、旋回の手順を高い次元でまとめる練習にうってつけです。サーキットを走る方も走るつもりのない方もコーナリングの極意が学べます。安全な場所で、いつもより高い速度でラジオから流れるアドバイスを聴きながらご自分の運転を見直してみませんか。ユイレーシングスクールからの提案です。

 

・4月2日(日) YRSオーバルスクールFSW開催案内 へのリンク



第711回 エンジンドライビングレッスン

所有欲から使用欲への転換と題した企画書から始まったエンジンドライビングレッスン。2003年11月に第1回を開催。基本的に午前中は筑波サーキットジムカーナ場でイーブンスロットルとトレイルブレーキングの練習。午後はコース1000を走行(例外として富士スピードウエイジムカーナ場で午前中にオーバルコースを午後ショートコースを走った回が1回)。2022年末までに73回開催し延べ1,858名が参加。

2023年1回目の今回が74回目。参加申し込みは30名の定員いっぱい。しかしながら急用ができたとかでキャンセルが2名。28名中初めてエンジンドライビングレッスンに参加される方が10名。そのうち3名が初めてのサーキット走行。23歳から70歳まで平均年齢53.9歳の若者が1日中運転に集中していました。

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「運転が上手くなればクルマがもっと楽しくなります」
「免許を手にして以来、改めて運転を教わってみませんか」
村上編集長の言葉です

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コース1000に移動して昼食
参加者を4グループに分けてセッションを繰り返します

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雨も上がり
今回はコース上の記念撮影が再開
みんな笑顔笑顔笑顔
 
次は5月25日(木)開催
またお会いしましょう

 

行き当たりばったりで操作していては運転はうまくならない。その場しのぎの操作うまさにはつながらない。上達するには理論に基づいた知識と走行中のクルマの状況を知る感性と、理にかなった練習が必要だ。

練習に多くの時間をさけることができればそれにこしたことはないけど、ふつうは十分な練習ができる環境にはないだろう。だから練習の仕方も工夫が必要だ。午前中に運転の基本であるイーブンスロットルとトレイルブレーキングの練習を集中して行い、午後は短いセッションを繰り返して参加者にリズムを作ってもらう。

「最初からペースを上げるのは得策ではありません。ある程度の速さで走って不快な感じがしなければそれを2~3周続けます。同じような速さで走ることができたと思ったら、その時に少しペースを上げてみます。走っている周より次の周が遅くならないように、その時その時の速さを感じながら操作してみて下さい」。

1回目のセッションが終わってミーティングをしていたらけっこうな雨がおちてきた。

「最高のコンディションですね。恵みの雨です。路面がウエットだからといって極端にタイヤのグリップが低下するわけではありません。路面が濡れている時は操作と操作の間で何もしない時間を長めにとって、次の挙動に移る時にクルマをフラットにして安定させます」。

考えすぎてリズムに乗れなかった方も見かけたけど、大方はアドバイス通りセッションの後半でベストラップを刻んでいた。路面が濡れていたのでスピンが皆無と言うわけにはいかなかったが、まだウエットパッチの残る2回目のセッションでベストラップをたたき出した方もいる。おそらくほとんどの方が透明な気持ちで集中して運転していたに違いないと思う。運転がこなれたからだと思う。

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参加者名簿から改造の有無とサーキット走行の経験
エンジンドライビングレッスンの参加回数と筑波コース1000の走行経験を軸に
 
セッションごとのベストラップとベストラップが何周目に出たかを集計
エンジンドライビングレッスンの面目躍如

 

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2021年10月のエンジンドライビングレッスンに続いて
高知から駆けつけてくれたOさん
 
写真を撮り忘れたのでOさんに拝借
2021年8月のルノー・ミーティング@岡山サーキット

 

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参考までに
筑波サーキット発行の13:00~1420の第1セッションの結果

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参考までに
筑波サーキット発行の14:30~16:00の第2セッションの結果



第710回 YRSオーバルスクールのススメ

富士スピードウエイ(FSW)の東ゲートをくぐり正面の坂を上っていくと右手の高いところにFSW最大の駐車場があります。下の図のように南北に270m余り、東西に150m余の広大な駐車場です。その駐車場、FSWの協力を仰ぎユイレーシングスクールが最初にドライビングスクールの会場として使うことができました。当時はガードレールも教室もなくトイレがあるだけの単なる駐車場でした。駐車場でドライビングスクールなんてできるの、なんて声が聞こえてきた時代です。それでも広々とした舗装された駐車場のような空間でドライビングスクールをやりたい理由がありました。

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ジムラッセルレーシングスクールのアドバンストコースは、カリフォルニアはラグナセカレースウエイの広大なパドックを使って受講生同士に追いかけっこをさせるオーバルトレーニングをカリキュラムに組み込んでいました。これが実に効果的で、なんとか日本でも実現したかったのです。2002年に筑波サーキットジムカーナ場で初のYRSオーバルスクールを開催。翌2003年からは千葉県の浅間台スポーツランドでも開催しました。年に11回開催した年もあります。その後富士山のスキー場Yeti、関越スポーツランド、ツインリンクもてぎ、大阪の舞洲、和歌山マリーナシティ、奥伊吹スキー場で、新しいマーケットを模索しながら変化に富んだオーバルコースの設定を目指してきました。ですが徐々に大きなオーバルコースを作ることができてエスケープゾーンも広くとれるFSWの駐車場にしぼって開催するようになりました。とにかくスピードの出るコースで思い切り走ってもらいたいという気持ちと、速度域が高いほうが参加する人も操作と挙動の因果関係がわかりやすいと思ったからです。

2023P2レイアウト

 

ユイレーシングスクールの活動の骨格をなすYRSオーバルスクールFSWはコーンを立て、図のようなオーバルコースを作って開催します。基本的には半径22m直線130mのYRSオーバルFSWロングを使いますが、コース幅は14.1mもあります。車線の区分線が描いてないのでにわかには信じがたいですが、高速道路の1車線は幅3.5mですから3車線の高速道路より幅が広いのが特長です。アウト側のコーンの外側にも十分なエスケープゾーンを設けているので安全性は十分に確保してあります。アメリカ製の軟質PVCのコーンを使っているので、コーンと接触してもクルマに傷はつきません。

「クルマは持っているだけでも楽しいけど、走らせるともっと楽しい。うまく走らせられるようになるともっともっと楽しくなる。100年に1度の自動車の変換期にあって、あなたも運転と向き合ってみませんか」。村上編集長のエンジンドライビングレッスン開会の辞です。
いつもより少しばかり速いペースで走っても安全なYRSオーバルFSWで、ご自身の愛車のスロットルを床まで踏んでみませんか。4月2日(日)に富士スピードウエイの駐車場で開催するYRSオーバルスクールFSWへのお誘いです。

・4月2日(日)に開催するYRSオーバルスクールFSWの案内頁へのリンクです

 


第702回 嬉しいね X 2

2020年からポルシェクラブ東京銀座の依頼でドライビングレッスンを開催している。昨年はFSWの駐車場でオーバルレッスンと散水車で水を撒いてのドリフト練習、それと筑波サーキットコース1000でイーブンスロットルとトレイルブレーキングの練習をした3回。カリキュラム自体はユイレーシングスクールのそれに準じるものだけど、ポルシェ乗りに向けてプラスアルファも加味している。
今年は4回の開催を予定していて1回目はFSWの駐車場でのYRSオーバルロングが舞台。ドライビングポジションの確認に始まりブレーキペダルの踏み方、ステアリングホイールの回し方の説明、イーブンスロットルとトレイルブレーキングの練習をした後は全開で走りっぱなし。参加した人全員がふだんはなかなかできない愛車の全開走行をを堪能していた。

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あれこれ説明するのだけれど
参加された方は真剣そのもの
聞く方の熱意が伝わり説明に力が入る

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全ての走行が終わればこの通り
「先生は真ん中に!どうぞどうぞ」
それではと
和気あいあいのクラブミーティングです

 

それはそうと、朝座学を始めようとすると会長のFさんが「トムさん ちょっと待って。プレゼントがあるので」 と。 ついぞプレゼントなどもらったことがないのでドギマギしているうちに渡されたのが写真の人形。 嬉しいね。なんか照れくさいけど。

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ちゃんと包装がしてあって

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可愛らしいレーシングドライバー
クルマのウインドウに吸盤で取り付けるタイプかな

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レーシングスーツにはちゃんと『TOM』の名前入り
ありがとうございました
クラブ員のみなさん

 

翌日は同じコースでYRSオーバルスクールFSW。遠路はるばる神戸からKさん、大津からTさんが来てくれました。感謝です。

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左からTさん、ワタクシ、Kさん
朝一で写真を撮っていたら雨が
結局最後まで路面はウエット
それなりに滑ったから大いに収穫はあったけど

 

帰宅してパソコン立ち上げたらKさんからのメールが届いていた。嬉しいね

トム先生
本日はありがとうございました♪ 久しぶりに参加させていただきましたが、やはり目から鱗が多々ありました!
トレイルブレーキの1なんかはまさに中低速コーナーのコーナリングスピードを上げるには必須だし、フルブレーキの練習も大いに役立ちました。ドンブレーキのやり方を誤解しているところがありました。
何よりも先生の横乗りでのコーナリングは、FF車を早く走らせる為のベストな解を体感させていただいたと思っております、まさに私が求めている運転技術でした。
また、天候はあいにくの雨でしたが、スリッピーな路面を出来るだけハイスピードで抜ける経験は一般道ではリスクが高すぎて出来ないので、今日はとてもラッキーでした。また参加させていただきますので、その折には宜しくお願い致します。先ずはお礼まで!


第693回 ルノークラブ走行会 再開

今朝。ルノー徳島の一宮さんから電話があった。

あの後、相談とか打ち合わせで何度か話したことはあったけど、今日の電話は朗報。「そろそろいいのではないかと思いましてね。従来通りルノークラブ走行会を阿讃サーキットでやろうと思うのですよ。5月3日に予定を入れておいてもらえますか」。「やりますか。もちろん行かせてもらいます」。

ルノー・ジャポンのディーラートレーニングで一宮さんと出会い、ボクがドライビングスクールをやっていることから四国、関西のルノーオーナーに走り方のアドバイスをしてほしいと話が進んだ。そんなこんなでドライビングスクール簡易版をやることに。座学をやって同乗走行をやって2015年に初めて阿讃サーキットを走った。1周は1Kmちょっとだから筑波サーキットコース1000ぐらい、FSWのショートコースよりは長い。けれどコロナ禍でここ3年間は中止に。

四国の山間に作られた阿讃サーキットはロードコースというよりどちらかというとワインディングロードといったイメージ。これはいいと思ったね。サーキットと言うとエスケープゾーンがあったり公道とは少し趣が違うけど、ここはサーキットと言うより峠道に近い。コース脇がすぐガードレールだし。サーキットと言うと速く走ることがとりあえずの目的になると思うけど、ここはクルマを上手く動かさないと気持ち良く走れない。だから普段の運転に通じるものがたくさんある、という点がお勧め。

主催はユイレーシングスクールではなくルノー徳島。開催日は来年5月3日。少しばかりスリリングな時間を過ごしに足を延ばしてみませんか。

以下はブログで取り上げたルノークラブ走行会@阿讃サーキット
・2015年 ルノークラブ走行会 ← 必読です
・2016年 四国再訪 阿讃サーキット
・2017年 四国でルノークラブ走行会
・2018年 GWはいつもの四国へ 1
・2018年 GWはいつもの四国へ 2
・2018年 Lutecia de Asan Circuit
・2019年 阿讃サーキット
・2019年 MEGANE RS de ASAN Circuit

・ルノー徳島 Webサイト

・阿讃サーキット Webサイト



第691回 ENGINE x ALPINE ドライビングレッスン

今年2回目のENGINE x ALPINE ドライビングレッスンを鈴鹿サーキット南コースで開催。

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朝が早いので前日から準備
積載車で運ばれてきたA110が鈴鹿サーキット南コースのピットにたたずむ

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12月1日
鈴鹿サーキット西コースパドックから見上げると
スプーンカーブ方向に大きな大きな虹が
それにしても寒い

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エンジンの参加者は申し込み多数につき抽選で18名
朝6時半
1人の遅刻もなく全員集合

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エンジンの読者だけあって
エンスーなクルマがたくさん

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これから始まるリードフォローに向けて
ピットロードに整列

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参加者全員が
リードフォローに次ぐ単独走行でコースに慣れたところで
マイナーチェンジ後のA110GTとA110Sの両方に試乗
愛車とGTとSの3車を乗り比べ

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A110オーナーの参加は15名
時間差で鈴鹿サーキット西コースパドックに集合
パドックハウスで座学が始まります

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全国各地からA110オーナーが集結
ピットロードに整列したA110には
15台それぞれのオーナーの思い入れが

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A110オーナーもリードフォローと単独走行を消化
マイナーチェンジ後のA110GTとA110Sの両方を味わいます

 

参加された方全員が大いに運転を楽しまれていました。来年もENGINE x ALPINE ドライビングレッスンが開催されるといいですね。



第689回 2023エンジンドライビングレッスン

エンジン村上編集長いわく「クルマは持っているだけでも楽しいけど、走らせるともっと楽しい。うまく走らせられるともっともっと楽しくなる。運転に向き合ってみませんか」。そのお手伝いをするのがYRS+エンジンドライビングレッスン。

来年20年目を迎えるエンジンドライビングレッスンの日程が決まりました。従来の年3回に戻り、3月2日(木)、5月25日(木)、10月5日(木)に開催します。午前中は筑波サーキットのジムカーナ場にパイロンで作ったオーバルコースでイーブンスロットルとトレイルブレーキングの練習。編集部が用意するお弁当を食べて、午後は1周1キロちょっとのコース1000を走りっぱなし。サーキットを走ったことのない方にもサーキット走行のベテランにも満足していただけるカリキュラムです。多くの方においでいただきたいと思っています。

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2022年

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2022年

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2021年

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2020年

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2020年

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2019年

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2019年

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2019年

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2019年

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2017年

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2017年

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2017年

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2017年

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2016年

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2015年

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2015年

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2015年

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2015年

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2014年

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2014年

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2014年

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2014年

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2014年

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2013年

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2011年



第687回 YRSツーデースクールFSWのルノー仲間

ジムラッセルレーシングスクールでは初級クラスでも3日間走りっぱなしだった。集中して練習する効果は極めて高く受講者はめきめき上達した。オートマしか乗ったことのないアメリカ人が2日目の朝にはドグクラッチのレーシングT/Mで無難にヒールアンドトーを決めてくれていた。

3日は無理でも2日間ならと始めたYRSツーデースクールFSW。29名が参加してくれた今回が31回目。2006年4月の第1回以来延べ652名のクルマ好きが2日間ドップリと運転だけに浸かったことになる。年2回のYRSツーデースクールFSWに毎回参加してくれている方がいるぐらいだから効能はあるに違いない。来年も2回開催する予定で、日程が決まり次第お知らせしたい。

そして、今回はルノー仲間の参加が過去最多の10名で、スタッフKもYもルーテシア3RS乗りだから計13台のルノー車が集結。ちょっとした絵になった。

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写真が小さくてわかり難いけど左からスタッフY、Mさん、Iさん、Oさん、Tさん、Sさん、Kさん、Wさん、Iさん、Oさん、Yさん、ワタクシ、スタッフKが勢ぞろい

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MさんとメガーヌRS トロフィー

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IさんとルーテシアRS

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OさんとメガーヌRS

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TさんとルーテシアRS

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SさんとメガーヌRS

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KさんとメガーヌRS

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Wさんゴメンナサイ
写真班がWさんの顔写真を撮るのを忘れてました
 
WさんのルーテシアRS

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IさんとメガーヌRS トロフィーR

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OさんとメガーヌRS

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YさんとルーテシアRS
 

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こういうのを壮観と言う
 
遅れて参加したWさんのルーテシアRSが入ってないのが残念

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2日間走りっぱなしが終わり

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それらしく並べて

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そして記念撮影