トム ヨシダブログ


第301回 YRSトライオーバルスクール

301-1
先日のオーバルスクールでパイロンを設置した後に見上げたら
それではとルーテシアⅣRSを移動させて富士山とパチリ
毎回表情が異なる富士山は見逃せない


ユイレーシングスクールが2013年から始めたYRSトライオーバルスクール。YRSオーバルスクールの次のステップとして3つのコーナーからなる一見おむすび形のコースを使う。3つのコーナーは全て曲率と奥行きが異なるから、それぞれのコーナーに合わせた走り方が必要になる。

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通称 『下のコーナー』
下りながらのブレーキングから逆バンク気味の路面でターンイン
なかなか出口の見えない回り込んだコーナー

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通称 『キンク』
3速全開からターンインする高速コーナー
浅いコーナーだからコーナリング中の姿勢が出口の速度に影響する

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通称 『最終コーナー』
110キロプラスからブレーキングしてターンインしてブレーキを引きずる
アウトインアウトを使うと曲率は大きくなるが
エネルギーの方向を変えるためには長いトレイルブレーキングが必要になる


『クルマを速く走らせようとした場合、どんなドライバーでも、それが例えレーシングドライバーであっても、そのクルマの性能以上の速さで走らせることはできない。言い換えれば、レーシングドライバーがクルマを速く走らせられるのは、クルマの限界性能を連続的に使える技術を持っているからだ。だから、クルマの運転を楽しみたいのであれば速く走ることよりも、まずどうやったらクルマの性能を十分に引き出せるかを集中して練習する必要がある』。 これは、ボクがジムラッセルレーシングスクールにいた頃、カリフォルニア校の校長先生ジャック・クチュアーがいつも座学の最初に言っていた言葉だ。


ジャックは穏やかな物腰とは裏腹に、セオリー通りの運転をしない生徒には厳しかった。ニコリともしないでなぜセオリー通りに運転しないのか問いただしていた。クルマの性能をスポイルするような操作をすると、シラ~ッと真顔であきれていた。


それだからではないけれど、YRSオーバルスクールを受講した人にもっとクルマの性能を引き出すための引き出しを増やしてほしいと思って始めたのがYRSトライオーバルスクール。楕円形のオーバルコースト違って次から次へと応用問題が現われるから練習効果は絶大。
最初のうちはYRSオーバルスクール卒業生に限っていたのだけれど、時間がなくて直接YRSトライオーバルスクールを受けたいという声が多かったので、現在ではユイレーシングスクール初めての人でも安全に練習できるようにスレッショルドブレーキングの練習とリードフォローを加えたカリキュラムにしている。

下の動画のをクルマの動きに注目しながら見るとトランジッションの意味と重要性がわかる。エキゾーストノートとノーズの動きに注意してほしい。『下のコーナー』のブレーキング、『キンク』を抜けた後の舵角、『最終コーナー』手前のブレーキングとトレイルブレーキング。クルマの性能をスポイルしないような手続きを踏んでいる。クルマの過重移動を意識して操作すると、クルマは驚くほど安定してコーナリングを始める。4本のタイヤのグリップを余さず使えるからだ。

RSモデルにお乗りのみなさん、サーキットを走るつもりがない方も走っている方も、RSモデルの性能を味わってクルマの価値を高めるためにYRSトライオーバルスクールに遊びに来て下さい。次回は6月9日(土)開催です。お待ちしています。

※ YRSトライオーバルスクール開催案内頁&申込みフォームへのリンク


ルーテシアⅣRSシャシーカップでYRSトライオーバルを走る

ルーテシアⅣRSシャシースポールでYRSトライオーバルを走る

※ IE(Internet Explorer)でビデオを視聴するのが困難のようです。Chromeやsafari、Firefoxなどのブラウザをご利用下さい



第300回 Nさんの場合

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YRSオーバルスクールFSW開催日は朝8時集合だけど
ゲートオープンの7時半を過ぎると続々と参加者が
今回は富士山がお出迎え

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今回はYRSオーバルスクールはもちろんのこと
ユイレーシングスクールに初めての参加する方が5名
そのうちの紅一点がメガーヌRSに乗るNさん


NさんのYRSオーバルスクールの参加申込みフォームのコメント欄には、『 スポーツ走行の基本を学びたいです 』 とあった。

丸一日楕円形のコースを走り続けるYRSオーバルスクール。後日届いたメールには、『 最後の走行ではメガーヌをストレートで踏み抜いて全開、タイヤが今どうなっているか考えながらカーブを曲がることができて大変楽しかったです 』 とあった。


どこかの雑誌のホットハッチ特集でベタ褒めされていたのを読んで、乗っていたアルファロメオ147をルーテシアⅢRSに乗り換えて、その存在を知ってルーテシアⅢRSコンプリートに乗り換えて、ついにメガーヌRSを追加するというルノー・スポール大好き人間になってしまったNさん。
聞けば運転も大好きで富士スピードウエイのレーシングコースも走るほど。ただ、速く走るのには人間が頑張らないといけないと思われていたようで・・・。

果たして、初めてのユイレーシングスクールと初めてのYRSオーバルスクールでスポーツドライビングの基本を学ぶことができたかはNさんの感想文に。

5月12日にユイレーシングスクール オーバルレッスンに初めて参加しました。

私はサーキットをたまに走っているのですが、どうも自分が回りの方達に比べて遅いみたいで、コーナーの曲がり方もわからないので、速く走らせようとすると運動部の部活のようになってしまって楽しくない。これはスポーツ走行の基本ができていないからだと思い至りました。

スポーツ走行を始めたのは、「わくドキ!サーキットを走ろう!」というイベントに参加したのがきっかけでしたが、それからは手探りでした。
富士スピードウェイの走行ライセンスを取ったその日の午後に2時間の走行枠があったので走ってみるという無謀なこともしました。今から考えると冷や汗ものです。

今回のユイレーシングスクールでは、走りの技術もさることながら、基本的な概念、車とお友達になって車の状態を知り、思う通りに動いてもらう、ということを教わりました。これは目からウロコが落ちるような新鮮な考え方でした。

座学で理論を学び、始めにショートオーバルコース、次にロングオーバルコースでひたすら直線とカーブを走り込みます。直線は全開→ブレーキ→イーブンスロットル→ハンドルを切って曲げる、の流れで、車の動作と次の動作の間にニュートラルな間があり、一瞬ですが、車が今どのような状態にあるのかを見るのが大事なのだと思います。レッスンの最後の走行では、アクセルペダルをベタ踏みしてスピードを上げ、気持ちよくコーナーを曲がることができました。車との対話ができるようになったのです。

私は、ルノー車を購入してはや7年、メガーヌは3台目になります。ルノー車はボディはしっかりとしておりシートは極上で、しかも操作しやすい。特にRSの足回りはよく調教されていると思います。日常生活でもスポーツ走行でも少し無理をしても破綻することがない。そのかわり、高い限界を越えないように気をつけなければなりませんが。

そんな性能の高いルノー車を自分は乗りこなせているのだろうかと、ふと不安になることもありますが、トム先生の「年をとってもスポーツ走行はできる。頭で(考えて)走るのだ。」というお言葉を励みに、もう少しがんばってみようかと思います 』。


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通称「下のコーナー」を立ち上がるNさん
YRSオーバルの片方のコーナーはかなり下っているので
周回方向や走行ラインによっては逆バンクになる面白さがある

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半径22mのコーナーをアウトインアウトで立ち上がり130mの直線を加速する
2速のままだと吹け切ってしまうクルマが多いが
メガーヌRSは2速のままでも3速のままでも速い

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最初は全開にすることを躊躇していたNさんが
直線で負けじとスロットルを開ける

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YRSオーバルのコース幅は14mで高速道路の3車線より広い
コーナーは半径22mだけども走行ラインの取りかたで
いかようにも曲率を変えることができる
進入重視にするかコーナリング速度重視にするか

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通称「上のコーナー」にブレーキを引きずりながら飛び込むNさん

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加速から減速
減速から旋回へのトランジッションを意識すると
信じられないほど高い速度でターンインができる
コーナリングはクルマを失速させるから
ターンイン速度はアンダーステアを出さない範囲で高ければ高いほど
Nさんも最後は及第点のターンインでした


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Nさん お疲れさまでした
最後はリズム良く走っていましたね
慣れると操作の手続きにかかる時間を短縮することはできますが
クルマが求めている操作を省くのはいつでも×です
まだまだたくさんスポーツドライビングについてお話したいことがあります
運転が楽しいクルマをお持ちなのですから
また練習をかねて遊びに来て下さい


一日中富士山はご機嫌でした。



第298回 GWはいつもの四国への2

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ルノーネクストワン徳島におじゃまして
ルノー阿讃サーキット走行会の主催者の一宮さんにご挨拶

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1年ぶりの阿讃サーキットに一番乗り

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だんだんと集まりだして走行の準備
グラマラスな姿態が並ぶ

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最終コーナー方向を望む
その向こうには四国山脈のスカイライン

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登りながらのターンインが必要な1コーナー方向を望む
前日の荒天が嘘のような五月晴れ

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こんなクルマが走っていたり

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こんなクルマも

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こんなクルマでさえ

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どのクルマも全開で走ります

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お約束の記念撮影が終わったらみんな愛車を全開で走らせます


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ピッカピカで映り込みが大賑わいだけど
きれいで深い青のトゥィンゴ

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サーキット用にホイールとタイヤを交換していました

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ノーマルのタイヤサイズは185/50-16だけど
フロントに175/65-14
リアに185/60-14
を履いていました
ハイトの高いタイヤを履いたトゥィンゴ
時間があれば乗ってみたかったなぁ


記念撮影のシーンを上空から見ると、こんな風でした。

映像:テクニカルノート 寺内裕晃氏

※ IE(Internet Explorer)でビデオを視聴するのが困難のようです。Chromeやsafari、Firefoxなどのブラウザをご利用下さい



第297回 GWはいつもの四国への1

ここのところ毎年恒例になっている5月3日の阿讃サーキット走行会。ルノーユーザに愛車を思いっきり走らせてほしいと、もう20年あまりルノーネクストワン徳島とルノー松山が開催している。今年も安全にクルマを楽しむコツをお話して、少しでもお役に立てればと駆けつけた。

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明石海峡大橋が見えると外国にいくような気分になるけど
今年のゴールデンウィーク前半は天候が荒れ気味

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明石海峡大橋を渡ると
淡路サービスエリアの観覧車が見える
早朝に出たから渋滞もなく140キロで最初のピットストップ

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とりあえずいつもの場所に行ってパチリ
曇天なのがうらめしいけど

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ルージュ フラム Mを選んで良かった
無彩色の世界でも存在感が薄れない

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淡路島から明石海峡大橋と本州を望む

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全高65mの観覧車と全長4105mmのルーテシアRS

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しつこいけど明石海峡大橋の全貌

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通行止めの掲示板を見て一瞬ギョッとなったけど
よく見ると強風のため大鳴門橋が二輪車通行止めだった
二輪車は四国に行けないということだ(悲)

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大鳴門橋にさしかかると
確かに風が強い

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車窓から見た海面に白波が立っている

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今回初めて泊まったホテルから見た
雲と新緑と吉野川と吊り橋

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これが吊り橋
全長195mの敷之上橋

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剛性が高く全く揺れないつり橋
吉野川がせき止められている池田湖湖面までは約100m
季節によって湖面の高さが変わるのであくまで参考値だとか

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香川県道・徳島県道4号丸亀三好線から四国の山あいに入り
途中から枝道を上ると
突然視界が開ける

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全長1,004mの阿讃サーキットに到着
来るたびに思うのだが
よくこんな山の中にサーキットを作ったなと

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これが阿讃サーキット全景
(画像提供:テクニカルノート寺内裕晃氏)

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ルノー車をメインに22台が集合
まずはともあれ記念撮影を上空から
(画像提供:テクニカルノート寺内裕晃氏)


< 続く >



第295回 富士山とFSWとルーテシアRSと飲

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御殿場から少し走って
裾野市から見る富士山は
左右対称に姿を変える
てっぺんもとんがって見える


富士スピードウエイというより、御殿場から近いので沼津港にはよく足を延ばすのだけど、けっこう観光客目当てのお店が少なくなく、料金も高め。とにかく、休日の港は信じられないぐらいの混雑だから、さもありなん、といったところ。ブログで紹介したお店は地元の人も行くから、それほどすれてはいないけど、中にはこれでもかって手を加えすぎの料理が自慢のお店もあったり。ま、それはそれでいいのだろうけど。

ただただ、ひたすらに美味しい魚介類そのものを食したい身としては穴場を探すばかり。

そして、ひょんなことから見つけたのが元漁師さんがやっていて魚屋さんも兼ねているらしいというこちらのお店。昼間はやってないので沼津に宿をとってまではせ参じたのだけれど、果たして・・・。

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お通しが生のしらす
嬉しい
美味

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お刺身の中
あぁ
もう

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北寄貝
お久しぶり
甘~ぃ

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とり貝
これからが旬
もう幸せ

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うに
つい手がでてしまったけど・・・

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焼き空豆
これはこれであり
ちょっとやせてたけど

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大アサリというわりには
ちょっと小ぶりだったね
でも味は濃かった

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しいたけソテー
いい味付け

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本日のおすすめ
お品書きは別にあり
お腹がひとつなのがうらめしくなる


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沼津駅から沼津港へ抜ける道の1本西側にある通り。駅から500mくらいかな、駅を背にして左側に「さえ丸おじさんの店 本店」があります。



第294回 Yさんの場合

ユイレーシングスクールの活動を陰日なたになって支えてくれているYさん。RSモニターを探してきてくれたあの人。

Yさんは2005年8月。当時は浅間台スポーツランドでもやっていたYRSオーバルスクールに初めて参加してくれた。翌年にはYRSオーバルレースFSWにも参加してくれた。以来、2016年4月まで44回のYRSオーバルスクールとYRSオーバルレースに参加してくれたオーバルフリーク。それ以降はどちらかというと裏方でユイレーシングスクールの活動を支えてくれた。

そのYさんがルーテシアⅢRSのオーナーになった。

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ということで
なにをおいてもとりあえずの記念撮影
で、YRSオーバルスクールの手伝いにきてくれたのだけど
急遽立場を受講生に変更
オーバルコースをキッチリ走りこんでもらうことにした

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ラジオカーの前を横切るYさんのルーテシアⅢRS
Yさんには
引きずるブレーキが強すぎ~ぃ
立ち上がりのラインがタイト~ォ
頂点のエネルギーの向きが外~ぉ
な~んて激励が聞こえているはず


4駆のポルシェを手放してからドイツ製セダンを足にしていたのだけれど、虫が騒ぎ出して家族会議にかけた結果、走りを追求できそうなルーテシアⅢRSを手に入れることができたのだとか。

ならば先輩としてルーテシアⅢRSの操り方をみっちり仕込んであげようと、特別大サービスでアドバイスの嵐になってしまったというわけ。

ダブルアクスルストラットサスペンションはふつうのストラット式フロントサスペンションに比べてステアする時の機械的抵抗が極端に少ない。ふつうのFFなら切り足していく過程でステアリングの重さが増すのだが、キングピンオフセットが小さいのでキャスターはちゃんとついているのにもかかわらず、操舵力がふつうのFFに比べて軽いまま推移する。だから、路面からのフィードバックを無視してステアすると、いきおい、舵角が大きくなってしまっているのに気がつかない場合がある。

これは欠点ではなく長所で、キャンバー変化を最小限に抑えることのできるダブルウィッシュボーンサスペンションに似た動きをする贅沢な仕組みであって、運転手に「ちゃんと操作しろヨ」と教えてくれる、むしろ親切で贅沢な機構なのだ。
中立付近の手ごたえが軽微だけど、ステアリングホイールをできるだけ軽く握ってタイヤの接地感を量りながらステアすれば、フロントタイヤの限界を使ってターンインし、リアタイヤのスリップアングルの増加に合わせて切り足していける。

そんなわけで、Yさんは一生懸命YRSオーバルFSWロングを走り回っていました。整備を怠らずルーテシアⅢRSならではの走りを維持し長く乗り続けて、トレッド/ホイールベース比0.588のワイドトレッドが可能にするヨーをコントロールしながらのコーナリングをものにしてほしい、と思う。
※ちなみに、ルーテシアⅣRSのトレッド/ホイールベース比は0.577。数字が大きいほどホイールベースに対してトレッドが広い。


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YさんのルーテシアⅢRSも正規輸入車だというのだが、最後のほうに輸入されたモデルだから細部が異なるらしい。
・ブレーキキャリパーが赤く塗られている
・RSモニターが装備されている
・これは売ったお店もなぜかわからないというCLIOのバッヂ

そんなことよりも、ダブルアクスルストラットサスペンションとリッター100馬力のNAエンジンを手に入れたのだから、Yさん、せいぜい運転道に励んで下さい。応援します。



第293回 ルノー密度上昇 Iさんの場合

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ルノー密度の高かった今年1回目のYRS筑波サーキットドライビングスクール
YRS17回目のIさんの姿が
前回は昨年10月にもメガーヌRSで
その前は2015年7月にポルシェ930で
その前は・・・

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2010年7月のYRS+エンジンドライビングレッスン
Iさんはポルシェ911で参加
Iさんが初めてユイレーシングスクールを体験
今回Iさんが感想文を送ってくれたので紹介します


YRSに、休みとレッスンの日程がうまく合ったので久しぶり参加しました。

このレッスンのいいところは、サーキットを1日走ることが出来るところです。通勤に車を使っていますが、このように真剣に運転に向き合うことはサーキットでなければできません。普段、走りに出かけることはありませんので、このレッスンはとても貴重な機会なのです。

もう一つは、ここに参加するメンバーの方々です。年齢も車も様々で すが「車を楽しく走らせる」という共通の目的がありますので、特別な会話をする訳ではないのですが、とても居心地がいいのです。
私も還暦を数年前に迎えましたが、先輩方の走りの素晴らしさは格別です。車の力を出し切る走り方をすることの出来る人の運転は見ていても心地よいものです。また、今回「この歳で運転の勉強をするとは思わなかった」という感想を語っている方がいましたが、このような生き方をする人に出会えることはとても元気をもらうことができます。年齢に関係なく運転に前向きに取り組む方々が集まるYRSは、トムさんの人柄と指導の考え方によるものだと思います。

では、自分の運転はどうかというとイーブンスロットルもトランジッ ションもなかなかうまくはいきません。それでも、車の動きを意識できるのはレッスンを受けているからです。日常の運転時においても同じです。これは車との関係をより深めてくれます。そして運転に前向きになれます。だから、私はこのレッスンがとても好きです。

いろいろな車を乗り継ぎましたが、メガーヌⅡスポールに落ち着いた感想です。
この車は、2005年式なので年代ものです。ですがきちんと整備されているF4R2のエンジンは素晴らしい回り方をします。アクセルを踏んだ時のパワーの出方も、いいエンジンだなとしみじみと感じることができます。なかなかこのようなエンジンはありません。また、この車のデザインにはただただ感心するばかりです。細かなところま でこだわっているのがよく分かります。好き嫌いがはっきりしますが、この年代のルノー車の特徴です。時代を超えて存在感のある車なので大切に乗り続けたいと思います 』。

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筑波サーキットコース1000
最終コーナーで粘るメガーヌⅡRSを操るIさん

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逃げるIさん

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ルノー車独特のテールスクワット姿勢で加速するIさん


Iさん、感想文ありがとうございました。また遊びに来て下さい。



第291回 ルノー密度上昇 Sさんの場合

YRS幸田サーキットドライビングスクールに次いで、YRS筑波サーキットドライビングスクールでもルノー密度が上がった。

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写真左から
つい最近インストラクターにそそのかされてルーテシアⅢRSをかってしまったポルシェクラブ千葉のHさん
ポルシェ911、ケイマン、930をに乗り継いできてメガーヌⅡRSに乗り換えたIさん
昨年のYRSツーデースクールに参加して運転がさらに楽しくなったと言う
ルーテシアⅢRSに乗るSさん
末席を汚すのはルーテシアⅢRSでルノーを知ったY


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YRS2回目のSさん
TDSに参加したルノー乗りに感想文をお願いしたら
Sさんだけが送ってくれた
感謝です
全文を紹介します


YRS トムヨシダ様

先日は楽しく参加させていただきました。上達するためにもっと小言(アドバイス)をいただいてもよかったのですが、また次回お願いいたします。YRSを受講すると、運転がますます楽しくなります。

YRSのこと、ルノー車のことを少し書かせていただきました。

イギリスのTopgearという番組で以前、ミカハッキネンがフィンランドにおける気軽に安価に参加できる市民ラリー?が普及している様子を紹介していました。
うらやましく感じました。日本でもモータースポーツがもう少し気軽に参加できる様になるとといいと感じます。こんなに楽しいし、潜在的な愛好者はとても多いだろうと思います。

先日、私はYRSの筑波サーキットドライビングスクールに参加した。2回目のYRS受講であった。午前中は筑波サーキット1000の第1コーナーを題材にして、いかに合理的に速く車を走らせるかを繰り返し練習した。コーナーを曲がるという日常にありふれた動作だが、それを合理的に行うことができなければ速く駆け抜けることはできない。やるほどに課題があり、これが実に奥深く、おもしろい。同日午後はそこで得たものをサーキット周回で発揮するのだが、練習したものがすこしずつでも身についている感覚がとても楽しい。

昼休みは昼食を摂りながら他の参加者の方と談笑するのだが、その中で、車の運転はスキーに似ている、とベテラン参加者の先輩がおっしゃっていた。同感である。正しく加重をかける感覚がなければそもそも安全に滑降することはできない。スラロームする際には両足への加重配分や前後方向への加重移動をスムーズに行うことで美しい弧で無駄なく速く滑ることができる。運転を楽しむ感覚はスキーが楽しいと思う感覚とまさに一緒で、車の運転は奥深いスポーツ性を内包していると改めて感じる。

現在、私の愛車はルノールーテシアIIIRSである。魅力にはまって4台目のルノー車だ。一般ユーザーからするとルノーの車はとてもバランスよくつくられていると感じる。バランスとはメカニカルな難しい話しではない。使い心地や持つ喜び、スポーツ性能等が高次元でさらっとバランスされており、いつも運転が心地よく楽しいと感じる。総合的な印象として乗る人を尊重し大事にする優しさのようなものを感じるバランスの良さなのである。

スキーと同様にドライビングは楽しい。初心者でも楽しいが、上手になればなお楽しい。私を含め、コアなスポーツドライバーでなくとも、運転におけるスポーツ性を尊ぶ人はたくさんいるのだ。様々なレベルの人にとってドライビングがもっと気軽に楽しめるスポーツになればいいと思う。トムさん、YRSの皆さん、これからもよろしくお願いします。

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筑波サーキットコース1000の最終コーナーを回るSさん

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インフィールドから外周に出るSさん

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愛車とおさまるSさん


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YRS筑波サーキットドライビングスクール18年の歴史で同じ練習をしてきました
トランジッションの重要性を理解するために
コース1000の1コーナーでイーブンスロットルとトレイルブレーキングの練習をします
トランジッションで
クルマをフラットにすることができなければクルマの性能を引き出せないからです


今回のYRS筑波サーキットドライビングスクールには、最小年齢19歳から最高齢75歳までクルマを動かすことが好きな人達が集まりました。クルマはロードスターからトヨタマークⅩ、BRZからポルシェ911までさまざまだけど、クルマを改造している参加者が少ないのもユイレーシングスクールの特徴です。

秋にも開催する予定なので、クルマを楽しく運転してみたい方はぜひご参加下さい。



第290回 四国高松のIさん

ルノーネクストワン徳島が主催する阿讃サーキット走行会でお会いした高松のIさんが3月のYRSツーデースクールに参加してくれたのだけど、参加者へのアドバイスに夢中になってしまってIさんと彼のメガーヌRSの写真を撮り忘れた。失敗したなと思っていたら、4月のYRS鈴鹿サーキットドライビングスクールに申し込んでくれたので改めて紹介します。
今年も5月に阿讃サーキットに行くので、またIさんに会えそうです。

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高松のIさんと愛車のメガーヌRSです


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Iさんが3月のFSWショートコースに続きモータースポーツの聖地鈴鹿サーキットを疾駆

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斜度2.8%のストレートを駆け下ります

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いい音してました

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ピットにたたずむメガーヌRSも絵になる



YRS鈴鹿サーキットドライビングスクールも進行やらアドバイスが優先なので写真は少なめ。リードカー役のルーテシアRSの写真はみんなが来る前にパチリ。

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第289回 YRSドライビングスクール幸田

集合時間の50分近く前に幸田サーキットに到着。高台にある駐車場からスクールの段取りをおさらいしているうちに、赤いクルマが坂を下ってきた。
「あ、Hさんだ。早いね」。初対面ではあるけれど、申し込みフォームに参加車両のデータを書いてもらっているからすぐにわかった。Hさんが一番乗り。

「おはようございます」、「おはようございます」から始まって、まだ他の受講者が来ていないものだから、いろいろ聞きました。なぜドライビングスクールを受けようと思ったのかとか、ユイレーシングスクールを選んでくれた理由とか、普段はどんな運転をしているのかとか、何を主に練習したいかとか。 求めるものがわかると、何を重点的にどう伝えたらいいのかわかるからね。

さて、Hさんの申し込みフォームのコメント欄には、『 運転は好きです。速く走るのはちょっと怖いです。並行輸入車なので、取扱説明書がフランス語です。現代の車のこと、知りませんのでできれば操作の説明をお聞きできるとうれしいです 』 。そんなHさんの初ドライビングスクール体験記をお届けします。

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ユイレーシングスクールは自己紹介から始まります
今回はユイレーシングスクール初参加の方が3名
うちおふたりはサーキット走行未経験
Hさんはそのひとり
次いでホワイトボードにいろいろなイラストを描いてビークルダイナミックスの説明
40分ほどの座学を行います


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座学が終わると、全開からできるだけ短い距離で速度を落とすスレッショルドブレーキングの練習。怖いといっていたHさんがしっかり踏んでいてひと安心。

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次にコーナリングの練習。ひとつのコーナーに絞って何度も走ります。ある程度クルマが失速しなくなったところで次のコーナーに移動して練習。
それから金魚のなんとかみたいにインストラクターの後ろについて徐々にペースを上げて走るリードフォローをやって、それからオーナーに助手席に乗ってもらってインストラクターが運転操作コツを見せる同乗走行をやって、走りのイメージができたところで、初めて参加者自身が単独走行に。


『幸田サーキットでのユイレーシングスクールを受講しました。

私にとって、参加を決意するまでのハードルはとても高かったです。理由は、サーキットを走るということが、私には想像もできないことだったからです。
サーキットじゃなければなあ・・・・ 普通の運転講習だったらなあ・・・と思いました。

それなのに参加を決意した理由は、CLIO GTを購入していたことです。CLIOもサーキットを走りたいんだろうな?と思ったことと、それまでのわたしの運転が果たしてどうなのかを確かめられるかもしれない。何にしてもルノー関連のようだし!と、スクールに参加しました。

私が所有した車は3台。ルノーサンク(中古車)、ルーテシア(中古車)、CLIO GT(新車)

1台目のサンクは、よく壊れました。そのたび買うんじゃなかったかな・・・という後悔。でも修理が終わると、壊れたら直せばいいだぁってうれしくなり、
懲りずに2台目のルーテシアを買いました。ルーテシアは壊れず19年、実に快適・爽快に走ってくれました。

「ルノーはカッコ悪いからなあ」って人に言われて憮然としたこともありましたが、息子とは面白い車なのにね、どうしてみんな乗らないんだろうって話します。息子は、みんな知らないんだよって言います。残念ですがそういうことだと思います。私はルノーを見かけるだけで嬉しいのに。。。

でも私は運がいいと思います。たまたま買った車がルノーだったこと。かっこ悪くてもシートが良くて運転が楽しいんです。わたしにはこれで十分。

そして決心して参加したスクール。午前中のメニューのブレーキングで、自分が普段しているブレーキの使い方の確認ができて、CLIOに対する信頼も実感できたのだと思います。その後はすんなりと運転に集中でき、思い切りアクセルを踏み、ハンドル操作をしました。思い切りアクセルとブレーキだなんて! 
午前中のブレーキング講習、続くサーキット走行、YRSドライビングスクールのプログラムに納得でした。

そういえば、その後週末の運転でなんだかGTが、ハンドルが、とても軽く感じられました。
不思議です。こんな変化を感じられるということはいいことですよね。

トム先生、運転? 車は思想なんでしたね、うっかり忘れるところでした。

トム先生、春日先生そして参加者の皆様、有意義な体験をありがとうございました。楽しかったです。』


299-05
カメラを向けると・・・
コメント欄の書き込みはどこへやら
めいっぱい楽しんでいただけたようで

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同じくユイレーシングスクール初参加でサーキット初体験の
ルーテシアに乗るNさんとパチリ
スクール終了後にこの表情だから
初めてのドライビングスクール
初めてのユイレーシングスクールが
どんなだったか想像できるというものです


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青、白、赤のルノーが集まったのだからと記念撮影
トリコロールの完成です
写真は右から
YRS初参加のNさん@ルーテシア ZEN
YRS初参加Hさん@クリオ GT
YRS初参加でサーキット少々のAさん@メガーヌ エステート
YRS参加多数で266回に登場してもらったFさん@ルーテシアⅢRS と
YRSシニアインストラクター@ルーテシアⅢRS