
第849回 鈴鹿サーキットレーシングコース
F1日本GPが終わった。やはり鈴鹿サーキットは無条件にいい。
公道を模した周回路をロードコースと呼ぶのだけど、世界的にストップアンドゴーのデザインが主流になる現在、鈴鹿サーキットは稀有な存在だ。
春開催になって2年目。今年はFP1にふたりの日本人が出走した。ボクがコース際で旗を振っていた50年前には想像もできなかったことだ。予選でコースレコードが、決勝でもレースラップレコードが更新された。現在のF1マシンは6Gでコーナリングするというからさもあらん。
ユイレーシングスクールでは卒業生を対象に
YRS鈴鹿サーキットドライビングスクールを開催している
今年は4月21日(月)
現在軽自動車からランボルギーニウラカンまで
34歳から81歳までの24名が申し込まれています
ユイレーシングスクールを受講されたことのある方は方は
この機会にぜひモータースポーツの聖地を走ってみてはどうでしょう
・4月21日(月)開催 YRS鈴鹿サーキットドライビングスクール開催案内
画像は鈴鹿サーキットレーシングコースのオリジナルレイアウトです
・鈴鹿サーキット関連の過去のブログ
第651回 鈴鹿サーキット
第660回 鈴鹿サーキット
※ルノー・ジャポン公式ブログ内で鈴鹿サーキットを検索すると過去の記事がご覧になれます
第845回 YRS + エンジンドライビングレッスン
エンジンドライビングレッスンの22年目が始まった。今年1回目が通算81回目。風が冷たく寒い一日だったけど、25歳から70歳までの平均年齢55.7歳の青年24名が朝から夕方までクルマの運転を大いに楽しみました。
今回の特筆大書は、いつもならばエンジンドライビングレッスンに初めて参加される方は0~3名で残りはリピーターなのだけど、新規参加者が10名を数えたこと。初めて参加される方が複数なのは2003年の第1回だけ!だから、仲間が増えて嬉しい快挙。
いつものように朝一番で村上編集長の挨拶
午前中はジムカーナ場にパイロンで作ったオーバルコースで
イーブンスロットルとトレイルブレーキングの練習
メガーヌRSウルティムはFM送信機を積んだラジオカー
編集部が用意するお弁当を食べて
午後は筑波サーキットコース1000を走ります
ルノー車がエンジンドライビングレッスンとYRSオーバルスクールFSWの常連
メガーヌRSトロフィー(MT)に乗るNさんだけだったのがさみしいけど
写真を見て下さい
ひたすら運転に向き合うとみんなこんな笑顔になります
第81回エンジンドライビングレッスン雑感
・この日最も多く周回を重ねたのはシビックタイプRに乗るSさんで全セッション合わせて45周
・ちょっと改造の方向が?だけどパワーのないスイフトスポーツでこの日のベストタイム40.166秒をたたき出したUさん
・全セッションで合計38周走ってその38周目にベストラップを刻んだロータスエリーゼ220-1のIさん
・同じく36周走って36周目がベストのポルシェ718ケイマンのSさん
・惜しくも44周走って43周目がベストラップだったトヨタ86カップに駆るMさん
・同じく42周走って41周目にベストラップを刻んだアルピーヌA110GTに乗るTさん
・参加したみなさんまだまだ伸びしろがあります。もっともっと運転を楽しんで下さい
今年のYRS+エンジンドライビングレッスンはあと2回。5月22日(木)と10月2日(木)に開催します。どちらも筑波サーキットでの開催です。
第796回 人車一体
クルマと一体になって、と言えばいいのか。
クルマの一部になってと言うべきか。クルマの動きに同化すると感覚が研ぎ澄まされる気がする。 でも、それは事実。
左右の踵をしっかり床につけて、フットレストには左足を置くだけにして突っ張らず。スロットルペダルとブレーキペダルを同じ位置で踏み換えられる位置を探して右足の踵を置く。両方の踵を自分の1番遠い支点にするつもりで、両膝を開いて下っ腹に力を入れて、シートにできるだけ深く腰掛けお尻の後ろの空間をつぶし腰椎をシートバックに潜らせる。視線は目の高さの無限大に向けて物を点では見ないようにして、景色の中に自分が入って行くようにクルマを進める。
ドライビングポジションが決まるとクルマの動きを寸分の狂いなく感じられるから、目的に応じて過不足のない操作が可能になる。
実は、シートに座った時から運転は始まっている。
鈴鹿サーキットレーシングコース
奥比叡ドライブウエイ
YRSストリート@富士スピードウエイ駐車場
筑波サーキットコース1000
筑波サーキットコース1000
ユイレーシングスクールでは7月18日(木)に筑波サーキットコース1000でドライビングスクールを開催します。運転のたたき台になる理論を理解し、理論と実践を一致させるためにコーナーを区切って重要な操作を集中的に練習します。クルマの運転は上手くなればなるほど楽しくなります。
ユイレーシングスクールは所有欲から使用欲への転換のお手伝いをしたいと思っています。ルノー乗りの方、愛車を思う存分走らせてみませんか。お待ちしています。
第791回 エンジン7月号
「所有欲」から「使用欲」へ
ユイレーシングスクールのバックボーンです
2003年エンジン編集部に提出した
ユイレーシングスクールの企画書の表題が
『所有欲から使用欲への転換』でした
初めてのエンジンドライビングレッスン阿讃も記事に
今回は座学をみっちり
リードフォローに同乗走行
アンケートを拝見する限り参加されたみなさんクルマとの対話が進んだようで
ユイレーシングスクール流ティーチングが功を奏したようでした
エンジンドライビングレッスン関連ブログ
・第790回
・第785回
・第772回
エンジン7月号にはスポーツするために最適な道具も載っていた
Hマークにも乗ったけれどしっとりとしてて奥行きのあるロサンジュ印が個人的好み
お世辞ではなく
第790回 エンジンドライビングレッスン
昨日の朝
村上編集長の挨拶
なぜエンジンドライビングレッスンを続けるのか
その目的も
午前中は筑波サーキットジムカーナ場に作ったオーバルコースで
イーブンスロットルとトレイルブレーキングの練習
速さを科学します
今年で22年目。2024年2回目。第78回目のエンジンドライビングレッスン。今回は4名の方がエンジンドライビングレッスン初参加。ユイレーシングスクール流ティーチングは、もちろん効果がありましたとも。
筑波サーキットコース1000に移動し編集部が用意したお昼を食べてから
コース1000を走ったことのない方を対象にバンライド
その後参加者を動力性能と走行経験で4グループに分けて
短いセッションを繰り返します
4月のYRSツーデースクールFSWを受講してくれた、もともとエンジンドライビングレッスンの常連のIさんとAさんも参加。YRSツーデースクールFSWの効果はありましたかとたずねると、もちろんYES。結果ももちろん。
朝8時から午後4時まで走りづめ
全ての走行が終わってからの記念撮影はみんな笑顔
photo:Sei Kamimura
昨日曇り空でそれほど暑くはなく、43歳から66歳まで平均年齢58.1歳の青年が一生懸命走り回っていました。
【参考資料】
午後の走行は途中で計測を止めます
徐々にペースを上げるのが定石ですが
自身のベストタイムが何周目にでたか検証します
休憩の後は最後まで計測
再度何周目にベストタイムが出たか確認します
この日のベストラップタイム一覧
次回はこの速さからスタートしたいものです
今年のエンジンドライビングレッスンはあと1回。10月3日(木)開催です。
第789回 富士山とドライビングスクールと好物
2月3日早朝の富士山を須走から
YRSオーバルスクールFSW当日
3月30日朝10時28分の富士山を御殿場市山の尻から
YRSトライオーバルスクールFSW前日
3月30日午後1時56分の富士山を富士霊園の駐車場から
YRSトライオーバルスクールFSW前日
4月26日朝9時35分の富士山を御殿場市山の尻から
YRSツーデースクールFSW前日
4月28日朝5時37分の富士山を須走から
YRSツーデースクールFSW2日目
4月28日午後5時45分の富士山を富士スピードウエイから
YRSツーデースクールFSW2日目
5月10日朝7時17分の富士山を御殿場市山の尻から
YRSオーバルスクールFSW前日
5月11日朝7時12分の富士山を富士スピードウエイ駐車場から
YRSオーバルスクールFSW当日
豚汁セット
スクールが終わり
これを食べて390キロ西に向かいます
擦ったばかりの本ワサで食べる幸せ
わさび漬けとわさびの茎の三杯酢も美味しい
ミニネギチャーシュー丼
スクールが終わり
これを食べて390キロ西に向かいます
天丼
げそ、かぼちゃ、あなご、なす、いか、ししとう、えび、かさご、めぎすが熱々
焼きおにぎり
外はカリッで中はもっちり
時間をかけるここのは絶品
これだけを食べに通います
ご覧下さいはまぐり動画
第787回 ユイレーシングスクール
今後のユイレーシングスクールの開催予定です。各スクールの内容は案内頁に載っています。
※スクール名をクリックしていただくと案内頁に移動します。申込みへのリンクも案内頁下段にあります。
・6月15日(土)開催 YRSドライビングワークショップFSW(富士スピードウェイ駐車場)
・6月27日(木)開催 YRSドライビングスクールFSW(富士スピードウェイ ショートコース)
・7月6日(土)開催 YRS オーバルスクールFSW(富士スピードウェイ駐車場)
・7月18日(木)開催 YRS筑波サーキットドライビングスクール(筑波サーキットコース1000)
・8月24日(土)開催 YRS トライオーバルスクールFSW(富士スピードウェイ駐車場)
・9月21日(土)開催 YRS ツーデースクール1日目(富士スピードウェイ駐車場)
・9月22日(日)開催 YRS ツーデースクール2日目(富士スピードウェイショートコース)
第786回 続・YRSツーデースクールFSW
ユイレーシングスクールのカリキュラムは全て座学から始まります
走行プログラムに先立ち
GさんのA110Sをお借りして理祖的なドライビングポジションの取り方の説明
次いで
午前中に行う3種類の練習のデモランを参加者に見てもらいます
GさんのA110Sをお借りしてスレッショルドブレーキング
最短距離でクルマを止めるコツを
足がよく動くA110Sはここまでノーズダイブします
この時おそらくマイナス1Gあたりの減速Gが
午前中は参加者を3班に分けて3種類の練習をします
写真手前から
20m間隔のパイロンスラローム
ビッグブレーキング
スモールブレーキング
朝いちは完全にウエットだったのに
スラロームの練習をしているうちに
トラックエボリューション!
昼休みをはさんで
オーバル走行の練習
翌日のサーキット走行に備え
スロットル/ブレーキ/ステアリングの操作と
加速/減速/旋回の挙動との
ズレを感じ修正しておきます
最初は半径22m直線60mのYRSオーバルで
イーブンスロットルとトレイルブレーキングの練習
YRSオーバルで
安定したコーナリングと速いコーナリングの手順を練習した後
半径22m直線130mのYRSオーバルロングを走行
まずはリードフォロー
徐々にペースを上げながら
インベタからアウトインアウトへ
YRSオーバルロングでのグループ走行に先立ち
YRSオーバルのコース幅が
高速道路の3車線より広いことをメジャーを使って説明
オーバルコースを
集団で全開で走る時のルールを説明します
1日目終盤はYRSオーバルロングで
追い抜きありの追いかけっこ
とにかく少しでも速くをテーマに
1周20数秒のコースを右回り左回りで
2日目は快晴
FSWショートコースのパドックに参加者が再集合
2日目の始まりはコース歩行
ショートコースの特徴を説明
安全を担保しながら速く走るコツを説明します
コースを歩いて1周してから座学
速さを求める走り方の説明をします
走行時間の最初は
ショートコースを走ったことのない方を対象にリードフォロー
徐々にペースを上げながらリードカーの真似っこをしてもらいます
次いでおさらいの意味でショートコース経験者のリードフォロー
ユイレーシングスクールには基本的に
走行時間を確保するために昼休み以外の休憩時間はありません
ひたすら短いセッションを繰り返します
もちろんクルマと人間の調子に合わせてスキップすることはできます
ただアドバイスが必要な場合は
何度もミーティングを行います
参加者と同伴者全員で記念撮影
この日42歳から76歳まで平均年齢55.9歳の青年が
ショートコースを延べ2,253周し平均で参加者ひとり約122周
最も走った人は149周でした
それでいてこの日のスピンはたったの1回
ユイレーシングスクールの面目躍如というところです
今回のルノー/アルピーヌ仲間は少なく
A100SのGさんと
顔出しNGのルーテシアRSに乗るTさんだけでした
今回はユイレーシングスクールが初めての方が3名
FSWショートコースが初めての方も3名
それぞれの足跡をのこしました
参加者の中には2003年5月に初めてユイレーシングスクールに参加
2012年以降は毎年YRSツーデースクールに参加してくれている方も
ユイレーシングスクールで常々
速く走るためには
クルマの性能を引き出す操作をする必要がある
と説いている
ラップタイムは平均速度の裏返しだから
直線より遅いコーナーをどう抜けるかが速さにつながる
速いラップタイムよりもベストラップが何周目に出たかが肝心
セッションの後半でベストラップが出れば
速さが身体に馴染んでいるはずだから
※セッション1~3のラップタイム表の右端に
そのセッションの何周目にベストラップが出たか示すIn Lapがあります
ユイレーシングスクールでは年2回、2日間クルマの運転に没頭して運転を楽しみながらドライビングパフォーマンスの向上をはかるYRSツーデースクールFSWを開催しています。今年2回目は9月。クルマをもっと楽しみたい方は参加を検討されてはどうでしょう。
第785回 エンジンドライビングレッスン阿讃
今年も5月3日に四国の山あいに
新緑と常緑が織りなす景色に心奪われ
ただ、例年と異なるのは5月3日の午前中に関西で初めてのエンジンドライビングレッスンを開催したこと。今年3月で77回目を迎えたエンジンドライビングレッスンは1回だけ富士スピードウエイで開催したものの、あとは全て筑波サーキットが舞台だったけど、関西でも運転の楽しを伝えたいという村上編集長の意向でエンジンドライビングレッスン阿讃が実現した。
2名のキャンセルが出て
山あいのサーキットに集まったのはちょっとさみしい9名のみ
photo:Shuichi Otanaka
写真では判別しにくいかもしれないけれど
前列左からワタクシ
A110の右は草津市から来てくれたIさん
3月のエンジンドライビングレッスンにも来てくれた堺市のTさん
千葉県は柏市から駆けつけてくれたTさんご夫妻
アルピーヌドライビングレッスンとYRSオーバルスクール経験済みで堺市からのMさん
雑誌エンジン編集長の村上さん
2列目左から
丸亀市からのMさん(YRS CDのお買い上げありがとうございました)
奈良市から参加してくれたIさんご夫妻
広島市から参加のOさん
3列目左から
三田市から100馬力超えのコペンで参加はMさん
岡山県高梁市から来てくれたKさん
それとYRSスタッフY
昼からはルノー徳島主催のルノークラブ走行会が毎年のようになごやかに