トム ヨシダブログ


第167回 「あ~ぁ」のローンチコントロール

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おそまつなスタートで得られた加速Gは最大0.577
なにやってんだか!

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「あ~ぁ」とため息をつきながらブレーキングして減速Gが最大0.547

ルーテシアRSに乗っていると試したくなるのがローンチコントロール。どのくらいの加速度が得られるのかユーザーなら興味があるはず。

今年最後の筑波サーキットドライビングスクールの休憩時間にやってみたのだけど、2回やって2回ともシフトアップの時にスロットルを戻してしまうという生理現象を克服できず記録は低調。身体に染み付いた癖はなかなか抜けないものなのか、と自己嫌悪。

それでもパフォーマンスボックスが集めたデータからは、極めてフラットな加速Gが見てとれる。でも、こんな数値ではないはずなのでルーテシアRSに申し訳なし。

あまり見せたくないその時の動画がこれ。

右足によ~く言って聞かせてからまたやってみるつもりだ。右足が言うことを聞いてくれたらどのくらいの加速Gになるのか楽しみ。
マニュアルシフトが必要なレースモードではなく、機械まかせのスポーツモードで試すのもありかなと。


※ローンチコントロールは安全な所で安全を確認してから試すことをお勧めします。


第166回 ルノー・スポール スペシャリストディーラー研修

ずっと晴天がつづいていたのに、『よりによって雨だよ』となった11月9、10日。筑波サーキットで行なわれたルノー・ジャポンのルノー・スポール スペシャリスト ディーラー研修会にインストラクターとして参加した。
昨年11月のFSWでの研修に続いて2回目。「販売する人にも、クルマの面倒を見る人にももっと運転を楽しんでほしいから」とは、ルノー・ジャポンのTさん。それでユイレーシングスクールのカリキュラムを体験してもらうことになった。いわばルノー版YRSツーデースクール。

全国からルノー・スポールのスペシャリストとテクニシャン41名が筑波に集合。1日目はジムカーナ場にパイロンで作ったオーバルコースでコーナリングの練習。「あと5キロ高い速度でターンインして下さいねぇ」、「ブレーキをあとパイロン1本分引きずってぇ」、「速度を落としすぎるとクルマがロールしませんよぉ」と次から次へと愛のムチ(笑)でせかされながら、全員無事にカリキュラムを終了。

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夕方になって雨がポツポツ。真っ暗な中でコース2000の照明とヘッドライトだけを頼りに走る、走る。
滑るからクルマがよく曲がる! 面白い、面白い。

前回は日程の関係で1日目にショートコースを走り2日目にオーバルコースを走ることになったのだけど、今回はYRSらしく2日目がサーキット走行でコース1000へ。2回目ということもあるのだろうけど、リードフォローで遅れると指差されたこともあるのだろうけど、オーバル練習の効果てきめんでウエットなのにも関わらず全員がスロットルペダルを床まで踏んでいた。朝から雨で憂鬱そうな顔はどこへやら、走り終えればみんな笑顔。

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全員がコース1000を走るのが初めて。スタッフの先導でリードフォロー。遅れると指差されるは、腕をグルグル回してあおられるは、路面は濡れているは。それは、それは楽しい時間でした。

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雨は1時的にやんでもまた降り出す。降っている時間のほうが長い。走り始める頃には池はなくなったのが幸いと言えば幸い。

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コースに慣れたところで、次は

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ルーテシアRSトロフィーに乗ります。

クルマを購入する人に最も近い位置にいるみなさんが腕をあげていくのを見るのはとても、とても嬉しい。今回参加されたみなさんもそれなりに楽しめたと思う。もっと楽しむことに貪欲になってほしいし、その楽しさをもっと広めてほしいと思う。所有欲から使用欲への転換。ユイレーシングスクールが目指すところです。

クルマはただ移動に使うだけではその価値がわかりません。運転を楽しもうとすると見えてくるものがあります。

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参加されたみなさんの順応性は高いから、もっと楽しもうと思うともっと高くなる。





【スペシャリストディーラー研修に参加されたみなさんへ】
最近、クルマを買った方にユイレーシングスクールを勧めてくれるポルシェのディーラーがあります。勧めに乗って受講したその方、クルマの魅力を再発見。大喜びでした。
ユイレーシングスクールの宣伝をするつもりは、あるんですけど、カングーでもキャプチャーでもタイヤが4本ついていれば、基本同じです。よろしくお願いします。


第165回 ルーテシアRS YRSストリートを駆ける

3つ目のユイレーシングスクールオリジナルパイロンコースがYRSストリート。既に紹介したYRSオーバルロンガーとYRSトライオーバルが時計回りか反時計回りのどちらかのコーナーを徹底的に練習してもらうために考えたのに対し、YRSストリートは左右のコーナーがあるロードコースを模したレイアウト。

どこのサーキットも理論的な攻略法方があるし、どんなコーナーでも練習に役立つのだけれど、『こういう練習をしてほしい』というコーナーに出会うことはまれ。で、ユイレーシングスクールが教える操作方法と、走り方の組み立て方を練習しやすいようにレイアウトしたのがYRSストリート。

速いクルマで全開で行くと1mぐらい横に飛ぶ3速全開のコーナーや、早めにインにつくとタイムが伸びないコーナーや、1速に落としたくなるようなヘアピンや、アウトインアウトで走ろうとすると失速するコーナーや、速度の最下点をどこにするかで脱出速度が大幅に違うコーナーがあって、しかも次から次へとコーナーが現れるから考えて走っている時間がないという、練習にはうってつけのレイアウトにしたつもりだ。

今年最後のYRSドライビングワークアウトの時に、参加者のIさんのポルシェ911にカメラを取り付けてルーテシアRSを追いかけてもらった時の動画がこれ。
※ Iさんありがとうございました。

来年もYRSドライビングワークアウトを開催する予定なので、ぜひ皆さん走りに来て下さい。速い人は1周38秒で走るYRSストリート。1日で2秒タイムアップするアドバイスを約束します。