トム ヨシダブログ


第249回 IさんとMEGANE R.S.273 TROPHY-S

249-01
富士スピードウエイの史跡 30度バンクを背景に
今年2回目のYRSツーデースクールに集まった
左からIさんのメガーヌRSトロフィー
NさんのルーテシアⅣRSトロフィー
SさんのルーテシアⅢRS
ルノー・ジャポンのルーテシアⅣシャーシスポール

 

今年2回目のYRSツーデースクールに参加してくれたIさん。そのIさんの申し込みフォームのコメント欄には「ネットの記事で御スクールを知りました。私はクルマ運転に関しまして全くの素人でありますが、たまたま今年2月に存在すら知り得なかったメガーヌに出会い現在に至ります。どんなクルマかも知らずに購入してしまい悩んでいました。今回御スクールに参加させて頂きどのようにすれば心地よく安全に運転できるのかを学べればと思いました。宜しくお願い致します」とあった。

2日間でかなりの距離を走った。2日とも暑い日でIさんは大粒の汗をかきながらメガーヌを走らせていた。それでもIさんはずっと笑顔だった。運転が楽しそうだった。

 

249-02
IさんがMEGANE R.S.273 TROPHY-Sのスロットルを床まで踏み込む

249-03
公道では経験できないほどの横Gを受けながら走る

249-04
逆バンクのついたコーナーに飛び込む

 

帰り際、運転というものがわかりかけてきたような気がする、また来ますと言っていたIさんから感想文が届いたので紹介したい。(原文ママ)

『私は車は通勤やプライベートで毎日乗っております。しかし車に関しては運転だけではなくメカに関しても全くの無知であります。いままでほとんどボンネットも開けたことはなくタイヤ交換の経験もなく空気圧も測ったことも無いというレベルです。
昨年末に乗っていた車3200ccFRスポーツAT車が故障続きでそろそろ箱換えを検討しようと、年末に車屋さん巡りをしていました。
免許取得30余年、ここ最近はAT車を乗り継いでいましたがコンピュータ制御のレスポンスに違和感を感じていましたので、今度の車は『3ペダル式MT車、後部座席あり、2ドア、2000cc以上』を条件に車を探すことにしました。
MT車というだけでなかなか条件に見合った車がなかったのですが、たまたま立ち寄ったルノー有明で営業さんからメガーヌRS Trophy-S LHDという車名すら知らない車を紹介されました。営業の方も左MT車が運転出来るのなら絶対に面白いのでこの車にした方が良いと、この車に対する愛情と熱意を強く感じ即決し購入してしまいました。

箱換え前の3200ccFRの車は万人が乗れるようコンピュータ制御で味付けがしてあるのか、多少の力強さは感じましたが街乗り程度の運転は難しいとは思いませんでした。
若い頃に乗っていた150馬力左四駆MTセダン車も比較的優しく誰でも運転出来る車だったと思います。
しかしメガーヌは全く違いました。メガーヌ購入後、ルノーという会社のF1を始めとするヨーロッパのモータースポーツと共に歩んできた歴史と、RSという乗用車というよりは本気で作ったマシンであるということを知りました。273馬力のFF車、今まで経験したことがないその有り余るパワーとレスポンスで街乗り運転でさえどうしたら良いのか分からなくなりました。

そんな時にルノー公認トム ヨシダ先生のYui racing schoolのことを知りました。いくつかあるコースの中からYRS ツーデースクールFSWを選びました。最も充実したコースで初心者の自分にとり集中して学べるので良いだろうと考えたからです。

申し込み後にメールで教材資料やYouTubeサイトをご紹介して頂いたのでスクールでのドライビングについてのイメージをあらかじめ学ぶことが出来ました。また分からないことや疑問点が認識でき予習出来たのも良かったと思います
実際のスクールでは座学から始まりました。初めて耳にする用語ばかりでありましたが私のような未経験な初回受講生には特別に気遣いを頂き走行中の車やタイヤの状態や挙動がどのようになっているのか、どうすれば良いのかを分かりやすく教えて頂きました。

実際の走行ではフィギュア8 ブレーキング イーブンスロットル トレイルブレーキング オーバル走行 FSWショートコースでも初心者の私に優先的に教えて頂き、また各コースでトム ヨシダ先生に同乗走行をして頂けましたのでいろいろと体感することが出来ました。疑問に思っていたヒールアンドトーやドライビングポジションも直接教えて頂くことが出来ました。

ベテラン組受講生の先輩方からは数あるスクールの中でYui racing schoolは最も安全に真剣に走り込むスクールであると聞きました。

事実一日目もフィギュア8 ブレーキング スラローム オーバルの四つのコースを集中的に走行しました。二日目もFSWショートコースを1日で100周以上走りました。

                                       
自分の悪いところや試したいことが何度も何度も確認しながら走行し改善することが出来ました。コースタイムも走り込むごとに速くなっていきました。

わずか二日間のスクールでありましたが車の運転について常に挙動やタイヤのことを意識するようになりました。そしてより安全に走行出来るよう意識するようになりました。一般道での事故を起こすリクスが大幅に軽減されたのではと考えております。

しかし、スクールで学び走行させて頂いたことについてはまだまだ満足はしておりません。特に私の車はコンピュータ制御機構があまりない人間の指示通りだけで動いてしまう正直なマシンであると認識しておりまので、さらに練習が必要であると思います。

Yui racing schoolは普段車に乗られる方全ての方にお勧めしたい、是非受講すべきスクールであると思います。
これからも時々スクールに参加させて頂きたいと思いますので宜しくお願い致します』

 

249-05
RS仲間
右からIさん
ルーテシアⅢのSさん
ルーテシアⅣのNさん

249-10
滋賀県や福島県からの参加もあり
28歳から70歳まで
平均年齢51歳の青年が笑顔の記念撮影

 

1日目。駐車場だけでオドメーターが150キロを刻んだ強者も
写真は半径22m直線130mのYRSオーバルを走るIさん

249-06
249-07
249-08
249-09


IさんとSさんがランデブー

※ IE(Internet Explorer)でビデオを視聴するのが困難のようです。Chromeやsafari、Firefoxなどのブラウザをご利用下さい

2日目のショートコース。リードフォローや同乗走行は含まない計測ラップだけで、最も走った人が174周。ユイレーシングスクールが使うレイアウトだと1周が880mだから153キロをレーシングスピードで走ったことになる。2番目の人が173周。Iさんは実は146周していて、Sさんが143周、Nさんが144周。みなさん貪欲に走っていました。

 

 

Iさん また遊びに来て下さいね~


第228回 Yui Racing School の2

ユイレーシングスクールのYRSオーバルスクールでどんなことを教えているか、その一部が WEB|CARTOP に動画で紹介されています。ご覧下さい。

228-1

※ 他のカリキュラムでも、いかにしてクルマの性能を発揮させるかに焦点をあてたアドバイスをしています。ルノーユーザーの方はぜひ遊びに来てみて下さい。カングーも大歓迎です。


第224回 Yui Racing School

226-1

ユイレーシングスクールが主催するYRSオーバルスクールがWEB|CARTOPの取材を受けました。既に掲載されています。ご覧下さい。


第219回 YRS 2-day school

今年も富士スピードウエイで2回のYRSツーデースクールを開催します。1回目は3月18、19日の土日。翌月曜日が休日です。

219-1
FSWショートコース最終コーナーのルーテシアRS

米国ジムラッセルレーシングスクールに日本語クラスがあった時のように、初級クラスでも3日間のカリキュラムを組むのが理想なのだけれど、日本での実現には難しいものがある。それでも短期間に集中して反復練習することができれば運転を意識行動から無意識行動へ移行させるのに効果的なので、ユイレーシングスクールのプログラムにツーデースクールは欠かせない。

1日目に広大な駐車場で加速、減速、旋回とスロットル、ブレーキ、ステアリングの関連性を試行錯誤で確認し、2日目はショートコースを歩くことから始め、リードフォロー、同乗走行、タイム計測と走りこむので、2日間の走行距離はかなりのものになる。

219-3
計測ラップだけで多い人は159周
間違いなくクルマさんと仲良くなれます

サーキットを走ったことのない参加者が、2日目の最後にはサーキット走行の経験豊富な方と同じような速さで走れるようになるのもがツーデースクールの利点。もちろん、経験者のように同じようなラップタイムを何周にもわたって刻めるわけではないけれど、走り方の方向性が見つかりつつあるのは事実。

2日間も走ったらクルマがいたむのではないかと心配してメールをくれた方もいたけれど、「1日でもクルマがいたむような走り方をすればいたみます。どんな操作がクルマをいためないのかもスクールでお教えします」と返事を書きました。

219-2
昨年秋のツーデースクールは19名が参加
会津若松、豊田、桑名から
西宮からは3名が参加

速く走ることだけが目標ではありません。2日間どっぷりと運転のことだけを考える時間を過ごすのが最大の目的です。各人各様、各車各様、それなりにテーマを持って走るのですから得るものがないわけがありません。

クルマの世話にならず、自分の意思で思い通りにクルマを動かすコツをお教えします。ぜひルノーユーザーの方は参加してみて下さい。

◎ YRSツーデースクール開催案内
※ 案内頁にはどんなことをやるのか動画での説明があります


◎ ルーテシアRSがショートコースを走ります。


第218回 キープレフト

218-3


今年初めての新東名の岡崎付近は雪化粧だったけど

第118回 でも触れた高速道路の話。

あれから2年。追い越し車線をマイペースで堂々と走るクルマがめっきり少なくなった。

取締りが強化されたと聞いたしマスコミが取り上げたこともあったからなのだろうけど、追い越しが必要な時以外は走行車線を走らなければならないという規則があってそれを免許取得時に確認しているはずなのだから、自分の周囲の状況を無視したまま走り続けるドライバーが少なくなったのは喜ばしいことだ。

218-2
東に進むうち

高速道路を走るのはほとんどの場合目的ではなくて手段であるはずなのだから、走りやすいに越したことはない。走りやすい状況とは、流れによどみがないことだ。他のクルマの動きに翻弄さることが少ないことだ。
後ろに長蛇の列ができているのに、リードフォローよろしく、おかまいなしに走り続けるのはみっともない。意思の疎通ができない者同士が同じ道を同じ方向に進んでいるのだから、少しは周囲にも気を配るべきだ。決して他人のためではなく自分のためにも、だ。

218-1
雪をまとった富士山がお出迎え

それに、万が一逆走車が現れたら、それはたぶん左側を走っているはずだから、追い越し車線を走り続けていると正面から向かってくることになる。

数年前、夜の湖西道路を自宅に向かっていた時。滋賀里あたりの上下線が別ルートになっていて隣接はしていない片側2車線区間で、遠くからヘッドライトがこちらに向かってきた。夜だったのが幸いだった。クルマがこちらに向いていることが瞬時にわかった。2車線とも北行きなのだからこちらに向かうのは逆走車でしかない。隣に乗っていた奥さんが声にならない悲鳴を上げる。路肩のない道路だからいたしかたなく、速度を落としながら左端の白線を踏むほどに進路を変え、近づくヘッドライトの位置を確認。案の定、こちらの追い越し車線、彼(彼女?)にとっての走行車線を進んできた。対面している時間を長くしたくないから、すぐさまシフトダウンしてフル加速。無事やりすごしたけれど、ニュースになっている逆走車に自分が出くわすことになるとは思っていなかった。

クルマも高速道路もそれぞれに便利なものではあるけれど、使い方は人さまざまだし油断はしないほうがいい。少しは周囲に目を配らせる癖をつけたほうがいい。

リアビューミラーを確認して追い越し車線に移り、追い越しが終わったらまたリアビューミラーを確認して走行車線にもどれば、かなりの頻度で後方を確認することができる。後ろからどんなクルマが来ているかわかるというもの。それもキープレフトが大切な理由だ。

進行方向の状況は、焦点を常に無限大に持っていく癖をつければ細大漏らさず取り込むことができる。あとは、隣の車線のクルマと横並びになっている時間を短くしようと意識すれば、走行中の環境はかなり改善されるはずだ。

ただハンドルを握って運転しているだけではもったいない。目的を効率的に達成するためにも、自分が置かれている状況を意識することも必要だと思う。

218-4
とんでもなく強い風が吹く寒い一日だったけど
今年初のYRSオーバルスクールが無事終了


第216回 Tribute to his NA6

第110回 に登場してもらった大森さん。12月のYRSオーバルレースFSW最終戦を最後にクルマを乗り換えると言う。

それならばとYRSオーバルレース参加者に協力してもらって記念撮影をして、それを動画にまとめた。

第110回でも触れたが、実は大森さんはユイレーシングスクールの最多参加回数を誇る。最初が2000年2月12日のYRSドライビングワークショップ桶川で17年後の今回が191回目。スクールレースで1日にYRSエンデューロとYRSスプリントの両方に参加したことがあるとは言え、すごい数字だ。サーキットを走るかユイレーシングスクールに来る以外は乗らないというのに、1999年夏に購入した時に35,000キロほどだったと言うオドメーターは151,886キロを刻んでいた。

◎ 大森さんとNA6



a03
最後の記念写真を撮る大森さん

a05
クルマは丈夫なんだと証明したNA6

a07
151,886キロ

c01
アメリカで作った対候年数8年のステッカーも今や色あせて

b02
ロードスター仲間との話がはずむ

e03
陽が高いうちに全員で送別会


我々が抱く好みとか熱意とか憧れといった思いとは異なり、形のあるものはいずれ朽ちる宿命にある。

そのでんでいけば、我々の思いを乗せて走ってくれるクルマなのだから、動いている間はその価値を最大限に生かすため、その機能を最大もらさず使わせてもらうのもひとつの流儀だと思う。


第215回 歳々年々

もうすぐ今年も終わり。またひと区切り。

いろんな顔を見せてくれた富士山。また来年。

125-2

125-1

125-3

どなたさまも良いお年をお迎え下さい。


第214回 たまさか

214-0

我が家に棲むホットハッチ3台。ルーテシアⅢRSを2010年に手に入れてから現行フィットRSが来て来月で1回目の車検。その後にルーテシアⅣRSが来たのだが、フィットRSが来たあたりからなんか、ずっともやもやすることがあった。

今になって思えばたわいもないことなのだが、毎日のように目にしていながら、実は何も見ていなかったのだな、という少し憂鬱な話。3台並べて撮ったこともあるというのに、何を見ていたのだ、という。

なんか似ているなという気はいつもしていたのだけれど、その瞬間に大切じゃないことに対しては意識が薄いもんだ。記憶力の問題だとはもちろん思いたくないし。

214-2
ルーテシアⅢRS

214-1
フィットRS

214-3
ルーテシアⅣRs


『少なくとも73歳まではスクールを続けろよ!』   ってことなのかね。


第213回 満17歳

12月の第1週。土曜日にYRSオーバルレース最終戦。日曜日に今年2回目のポルシェクラブ千葉の安全運転練習会を開催した。幸い好天に恵まれた2日間。これで今年のユイレーシングスクールの日程は全て終了。

213-1
いつものように富士山に挨拶して

大津に帰ってから集計してみると、2016年には延べ500名ちょうどの方が参加してくれた。そして1999年暮に産声を上げたユイレーシングスクールは満17歳になった。

参加していただいた多くの方とユイレーシングスクールを応援してくれているルノー・ジャパンに心からお礼を申し上げます。

213-2
駐車場の準備が遅くなることも
ただこんな景色に出会えたり

213-3
パイロンを並べている間にパチリ

213-4
YRSオーバルレース最終戦の参加者と記念撮影

◎ YRSオーバルレースFSW
おむすび形のYRSトライオーバルを走ります

213-5
ポルシェクラブ千葉に依頼されて始めた安全運転練習会も10年目

◎ PCCH安全運転練習会
ロードコースを模したYRSストリートを走ります

213-6
今年は雨が多かったけど最後の2日間はこの上なく気持ち良し


第211回 Weekend journey

今年37回目のスクールはYRSドライビングワークアウト。もう降ってほしくなかったのだけど・・・。

◎ 朝から強い雨だよ


◎ とちゅうから霧もわいてくるし


211-1
でも終わって帰るころになって雨は上がり
10月のYRSツーデースクールに続いて三重県から来てくれたメガーヌ乗りのKさんとパチリ



今年38回目のスクールは初めて一般に公開したYRSトライオーバルスクール。前日とはうって変わってすがすがしく。

211-7
日の出ごろは御殿場市街が雲でおおわれていたけど

211-6
ふりかえれば1点の曇りもない富士山が


◎ 気持ちがいいからみんな元気に走り回って


211-2
ところがお昼の記念撮影の時には富士山が雲隠れ


◎ それでも陽が傾くころにはまた富士山が見守ってくれて

211-3
また新しいRS仲間が増えた
メガーヌに乗るNさんと2012年から通ってくれているルーテシアのSさんと



211-4
FSWでのスクールの時の楽しみとこの時ばかりの贅沢

211-5
御殿場の美味しいうなぎ屋さん「ひろ田」で