トム ヨシダブログ


第375回 新発見

夏のカンカン照りでエアコンを入れている時は別にして、クルマを運転する時は街中でも高速道路でもサーキット(車載動画を撮っている時は別だが)でも窓を開けている。そのほうが外の気配が感じられるのと換気の助けになるからだ。

だから買い物クルマのフィットにはドアバイザーをつけて雨の日にもかなり窓を開けられるようにしている。フィットのドアバイザーは縦に長いので4センチは窓を開けても雨は浸入しない。雨の日にエアコンを使わなくても窓があいていればデフロスターでこと足りるから便利至極。

不覚にもルーテシアRSがどういう状態であったか写真を撮っていないのと記憶があいまいなのだが、ドアバイザーがくても確か雨の日でもなんとかして換気を心がけていたと思う。

で、メガーヌRSを借りてすぐのことだったと思うけど、ある強い雨の日にメガーヌRSで恐る恐る窓を少し開けてみた。室内から外が見えるほどに開けてしまえば、ドアバイザーがないのだからもちろん容赦なく雨が入ってくる。  けれど、不思議なことにスイッチを微妙に操作すると確かに窓ガラスは下がっているのだけど雨が入ってこないポジションがあることに気がついた。 「いやぁ、これはいいね」 と、換気効率を良くするため雨の日でも躊躇なく助手席の窓と運転席の後ろの窓を少し下げることにしていた。さも当然のように。それが当たり前になっていた。

が、先日。便利だけどなんでドアバイザーがなくても雨が入ってこないんだ! と今さらながらに疑問が湧いてきた。

で、しげしげと見てみると、なんと、ボディ側に取り付けられたウェザーストリップ(フラッシュサーフェイスだから窓/ドア側にはつかない)が2段階になっている。
ははぁ~ん、2段目をクリアするところまで開けなければ雨が入ってこない仕組みのようだ。試しに2段目のに接したところで窓を止めるて走ってみるとと、室内から外は見えないが風の流れは感じる。少しコツがいるが何度かスイッチを操作して2段目から外れない最も低い位置にしてみたら、けっこうすごい風切音がして風が流れる。それ以来、運転席の後ろの窓を多めに開けて排出効果を高め雨の日でも快適な運転をしている。

ということで、自分ではこれはメガーヌRSの新発見だと思っているのだが、ひっとすると周知の事実?  だったらどうしよう。

いずれにしろ、もし通気のことまで考えて創りこまれているのだとしたら、ルノー・スポールに改めて脱帽しなければならない。


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クリーンなサイドビュー

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フラッシュサーフェイスだから風切音はない
でも想像するに
峰がふたつのあるウェザーストリップは
元々防音効果を高めるためのものなのかも知れないなぁ

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これが雨の日でも雨が入ってこない状態
室内からは覗き込んでも外は見えない

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ウェザーストリップ1段目の峰は露出していて風は浸入する
2段目の峰との間が通路になるに違いない
どこで室内とつながるかは不明だが

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窓を大げさに開けところ
ふたつの峰が見える

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1段目の峰
ガラスと接触するのは線

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2段目の峰
ガラスと接触するのは面
窓との接触面に幅がある

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微妙な開閉をするには少し慣れが必要だけど

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ルーテシア3RSのフラッシュサーフェイス

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ルーテシア3RSのドアオープニングのウェザーストリップ
サイドウインドとドアを密着させることが最大唯一の機能であることがわかる



第374回 慣性力を制御する

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しばらく走ってから一宮さんに取ってもらった写真
どうしてもほほが緩むというもの


オーナーに助手席に乗ってもらいインストラクターの運転を観察してもらう同乗走行もカリキュラムの一部。ドライビングスクールを20年近くやっていると同乗したクルマは数知れず、なんてものではなく、その種類も膨大で、「このクルマはここがいいね」とか「このクルマの特長はこれだね」とか、価格とは関係なく、瞬時にそのクルマの持ち味を見切る目は確かだと自負している。
A110と同じタイプならポルシェのボクスター/ケイマン、ロータスのエリート/エキシージのほとんど全てのバリエーションに乗ったし、新旧NSXもアルファロメをの4Cも限界まで攻めたことがある。いくつかのフェラーリ群やランボルギーニ群も体験済みだ。
運転が好きな人間にとっては高性能スポーツカーは魅力的に映るだろうし、経済的に問題がなければ、現在ではとんでもない動力性能と操縦性能を備えたクルマでも手に入れることができる。そういう意味で、出費をいとわなければクルマ好きにとっては恵まれた時代なのかも知れない。

ただ、運転大好き人間の、私的な好みと思想からすると、クルマを評価する時の最大のポイントは軽さと適度な大きさになる。

物を動かすのにも、物を止めるのにも力が必要になる。そして、物が重いほど大きな力が必要になる。つまり軽ければ小さな力でも物を動かすことができるわけだ。加速と減速を繰り返すクルマにあって、駆動力と制動力に有利に働く軽さは大きなアドバンテージだ。旋回中のクルマには遠心力が働く。遠心力は重さと速度の自乗に比例して大きくなる。同じような性能のタイヤを履いた同じような性能のクルマが2台あったら、軽いクルマのほうが安全に高い速度でコーナリングできることになる。

不遜であることを承知で言わせてもらえば、1トンちょっとの車重に押さえたA110を作った方たちも同じようなことを考えていたのではないのかな、と。

で、四国の山道。「前後のオーバーハングがなくて自分の背中に自転軸があるような曲がり方するよね」、「ブレーキがオーバーにアシストされていないのがいいしイニシャルストロークがカチッとしているのは嬉しいねぇ」、「ダブルウィッショボーンサスペンションって足がよく動いてるってわかるんだよな」、「アンチダイブ/アンチスクワットジェオメトリーになっているのかピッチングが抑えられている気がする」、「背中を押さてのけぞる加速と言うよりクルマが周りの空気と一緒に路面に平行に速度を増す感じだな」。頭の中でブツブツ言いながらA110を味見した。


同乗走行でオーナーから「どうですかこのクルマ?」と聞かれることがある。そんな時はあくまでも自分が経験した範囲での個人的な印象ですが、と断った上で寸評をお話しする。今回、このブログを書きながら、A110のオーナーがユイレーシングスクールに参加して感想を聞かれたら何と答えるだろうかと考えた。

軽さが最大の利点なのは間違いないのだが、「軽いですねぇ」 だけでは感じたものを表現できるわけもなく、オーナーもピンとこないだろうし、軽いことのメリットを羅列しても、それはそれで全体像にはつながらないわけで、 何度も何度も写真を見返した結果、たどりついたのが 『 A110ば慣性力の制御に長けたクルマ 』 という表現。 「加速、減速、旋回の全てにおいて、運転手の入力に対して寸分たがわずに反応し、否、運転手の意識を代弁するかのごとく反応し、運転がわかっている人には涙もののふるまいをするクルマです。運転手を育てるクルマかも知れませんね」というようなことを伝えたいと思った。 『 今ボクが最も手に入れたいクルマですね 』 とも。


A110とは何の脈絡もないけれど、下の写真は軽さという共通項があるので引っ張り出したNA6ロードスターのレース仕様。ユイレーシングスクールの卒業生(スクールを受講した人の意)とレースに出場しようと作りあげた。テーマはとにかく軽く、風の当たるマシン。一応、アメリカのSCCAの車両規則でEプロダクションに合致しているから、SCCAカリフォルニアリージョンに持っていけばレースに参加できる。
とにかく軽量化を最大の目標にして、ウインドスクリーンはとっ外してボンネットはFRP製に置き換えドアは外板だけのペラペラ、前後のオーバーフェンダーもアメリカから持ってきたFRP製。前後のダブルウィッシュボーンサスペンションの付け根までロールケージを伸ばしてショックタワーを補強したからシャーシ剛性は十分で不要なボディ部材はことごとく切除。ブレーキもフロント4ポット、リア2ポットの対抗ピストンにしてバランスバー付きダブルマスターシリンダーでノンパワーのアルミ製ペダルアッシーに。ブレーキラインはもちろんステインレスブレイデッド。リトラクタブルヘッドライトのカバーの下はがらんどうだし。とにかく機能部品以外は全て外そうと考えられることを全てやった結果、限りなく目標の900Kgの車重に近づけることができた。
最初から積まれていたエンジンが1.6リッターでエアクリーナーを変更しただけの状態なのに、その加速と加速感は2クラス上のよう。前後オーバーハングの重量を削ったから回頭性が抜群になって、昔から信じていた『 クルマが軽いということはいいことなのだ 』 を証明することができた。だからこそ今、A110の出現がどれだけの意味を持つかがわかる。

A110が現れて、A110に乗ってみて、自分の意識と思想が認められたようで、この上なく嬉しい。自画自賛ではあるけれど。

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A110ピュア。ディフューザー、エアインテイクなどがお飾りではなく、機能がデザインと融合でいいじゃないか。鍛造ホイールもシンプルで軽そう。シートも気に入った。全体のシルエットもこれはもうたまらない。アルピーヌ徳島で購入された方は通勤に使っている人が多いという。なんという幸せ者。

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第373回 至福のひとときが待っていた

毎年ルノークラブ走行会の前にルノーネクストワン徳島を表敬訪問するのだけど、今年は心躍るできごとが待っていた。

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ルノーネクストワン徳島

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一宮さんと

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アルピーヌ徳島

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A110ピュアとリネージ


一度乗ってみたかったA110。ルノーネクストワン徳島の裏手にあるワインディングロードで走らせることができたのだ。



第372回 ルノークラブ走行会

ルノーネクストワン徳島の一宮さんに招かれて、今年も阿讃サーキットで行われたルノークラブ走行会でプチスクールを開催。
色とりどりのルノー車が集合。阿讃山脈にいだかれたサーキットを、愛車で思う存分に駆け回った。

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阿讃サーキットに到着

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まずは記念撮影

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A110のタンデム走行は圧巻でした

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スクールで配った資料の一部



第371回 65回目の所有欲から使用欲への転換

2003年晩夏。クルマをもっと楽しむ環境を創りたいと、「所有欲から使用欲への転換」と題した企画書を携えてエンジン編集部を訪ねた。
印刷媒体からクルマを所有するために役立つ情報を得ることはできるが、クルマを有効に使うためのハウツーを得ることは簡単ではない。だからクルマの運転に興味のある読者を対象に、クルマを思い通りに動かすコツを教えているユイレーシングスクールのカリキュラムに準じたドライビングスクールをやってみませんか、とせつせつと訴えた。

そしてその年の11月に試験的に開催したら、これが満員御礼。継続して開催することになった。いらい16年。一時期開催数を増やしたこともあったが編集部の負担も大きく、ここ数年は年3回の開催で推移している。それでも今年初めてのエンジンドライビングレッスンが65回目。Web主体で展開するユイレーシングスクールと異なるマーケットにアプローチできたのはエンジンのおかげだと感謝している。

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エンジン村上編集長の開会の辞
「誌面から抜け出して読者のみなさんと一緒にクルマとクルマの運転を楽しみたい
クルマを走らせるのは楽しいし
運転が上手くなればもっとクルマが楽しくなる
上手くなるためにはきちんと習うことが大切
安全に楽しく一緒に練習しましょう
エンジンドライビングレッスンは大人の社交場です」
編集長?
もちろん運転が大好きだそうです


間際にキャンセルが相次ぎ、この日集まったのは最年少25歳、最年長75歳、平均年齢52歳の23名。うち11名がエンジンドライビングレッスン初参加。ということは、午前中に行うオーバル走行も初めてで、濡れた路面に少しばかり暗い顔。
それでもイーブンスロットルとトレイルブレーキングのデモランをやって、少しずつペースを上げてもらったら、コース1000に移動する前には全員がクルマをフラットにして走れるように。

コース1000ではバンライド、リードフォロー、同乗走行を繰り返し、リピーターはレベルアップを果たし、初めてサーキットを走る人もそれなりにクルマの性能を発揮できるように。午後2時~4時に3グループに分けた計測セッションをやったのだけど、最も走った人は52周。75歳の青年も50周を走破してこの日のベストタイム。

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今年はあと7月と9月の2回
今回初参加の方は万難を排してまた来てほしいし
運転に興味のある方はぜひエンジン編集部に問い合わせしてほしい


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写真を見てもらったほうが
スクール終了後の雰囲気がわかろうというもの
もっと早くくれば良かった
もっと早くエンジンドライビングレッスンの存在を知りたかった
の声多く
これだからドライビングスクールはやめられない



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ユイレーシングスクールが主宰するドライビングスクールに
初めてアルピーヌがやってきた
参加者にアドバイスしている間にスタッフの K がつばをつけて
オーバルもコース1000も同乗走行をやってしまったから出番なし
乗りたかったよ~



第370回 スクールの合間にいただきました

4月20日に開催したYRSドライビングワークショップ午前中の様子を収めた動画。

画面手前からスラローム、ブレーキング、フィギュアエイトのコースがパイロンで作ってあって、3グループに分かれた参加者はグループ毎にそれらを順番に走って運転操作の基本を反復練習する。昼にコースを大小のオーバルコースに変更して再度座学を行い、イーブンスロットルとトレイルブレーキングの練習。最後には半径22m直線130mコース幅14mのオーバルコースを全開で、というのがYRSドライビングワークショップのカリキュラム。
正確な操作をするためにいかにドライビングポジションが重要か、クルマの性能を発揮するためにいかに視線のもっていきかたが重要か等など、具体的な操作の手順と同様にクルマを意のままに操るのに必要なことを伝えます。


YRSドライビングワークショップの参加申し込みフォームの中に見慣れた名前が。メガーヌ3RSで何年も通ってくれていた三重県甲賀のWさん。ただし車名が変わっている。さては裏切ったなと、当日ステーションワゴンで現れたWさんに聞いてみると、仕事がらみなのと高齢のお母さんを乗せるのために乗り換えたのだとか。なら仕方ないか。

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スポーツタイプではないクルマに乗ることになったWさん
「ちょっと新型メガーヌ乗りたいんですけど・・・」
走り屋の虫がうづくんだろうね

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というわけで
午後からのオーバルコースを走るWさんが駆るメガーヌRSの姿


で、ショートオーバルだけメガーヌRSで走った後Wさんは、「やっぱり走るクルマはいいですよね」、「ありがとうございました」、「あとは新しいクルマに慣れるために練習をします」って。「早まったでしょ」と笑いながら水を向けると、「そうですね」。でも目が笑っていなかったので、それ以上はつっこむのをやめました。
数年前の5月。ルーテシアRSの助手席から阿讃サーキットへの道案内をしてくれたWさん。「今年はどうするんですか」と聞くと、「クルマは換わりましたけど行きますかね」。 良かった。

『 Wさん、そのうちまた速いクルマに乗りましょうね 』


YRSドライビングワークショップは無事修了。初めてユイレーシングスクールに来てくれたUさんも運転が楽しくなったと言ってくれたし、翌日のYRSトライオーバル向けにパイロンを置きなおしたし、さて夕ご飯は何にする?

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たまには
ということで
いつものあそこに
写真右がスタッフのKで真ん中がY

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ごちそうさまでした



第369回 富士山も春だから

白い楚々とした花が咲いている頃かなと、コース作りの日のお昼に須走にある滝口園を訪ねた。

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まずは本付わさびそば
かわいらしいわさびがまるまる1本
自分でおろしていただきます
自家製のわさび漬けと
わさびの茎の三杯酢漬けが味わえます

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続いてわさび茶漬け
わさびがたっぷり乗っていますが
辛くはなく
ひたすら涼しい風味が残ります


「早く食べたい」と焦り
「美味しかったなぁ」と満足してしまって
食べることに一生懸命になって、わさび田の写真もわさびの花の写真もお店の写真も撮り忘れた恥ずかしさを後で感じ…

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なので
お店の写真はGoogleから拝借
お店の上を通るのは東富士五湖道路
お店のまん前が須走入り口のバス停
お店の向こう側の沢にわさび田が広がります



第368回 間に合った

4月上旬のスクールで行った時にはまだ桜が咲いていなくて、次に来るのが2週間後だったものだから、「今年はだめだろうな」と思っていたのだけれど、4月19日に例のところに足を伸ばしたら、満開からまさに散り始めたばかり。間に合いました。幸せな気分になりましたよ。

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第139回でも見た景色

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曇り空だったのがちょっと残念

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でもオランジュ トニックはいい色だ



ところで、第363回で触れた新東名の3車線化工事だけど、2週間経ったらあちこちで始まっていた。

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「新東名は次の章へ」だと
3車線で作ったのだから
最初から3車線として使っていれば無駄遣いをしなくてすんだのに
誰のせいなんだ
工事費もそうだけど
非効率がもたらした経済的損失は計り知れないはずだ

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路側帯が完全に閉鎖されているところがあるから注意が必要

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走行車線すれすれのガードレール
ガードレールの向こう側で工事をしているのだろう

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見えにくいかもしれないけど
ポールとポールの間にあるカマボコ
路側帯を通れなくするためにあった?
ほんと無駄だった
既に取り外されているところもあった


新東名の浜松付近では追い越し車線の右側の白線が削り取られ、改めて中央分離帯よりに引かれていた区間があった。車線を全体的に中央よりにするためだろう。思っていたよりも動き出しているようだ。やると決めたのだからできるだけ早く完成させてほしい。



第367回 メガーヌRS加速

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メガーヌRSの潜在性能を解き放つため
富士スピードウエイが誇る
全長1475mのストレートの原点で
ローンチコントロールをセット

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左足でブレーキを踏みながら左右のパドルを手前に引く
ローンチコントロールスタンバイインジケーター点灯
右足を床まで踏み込んでから
左足を横に滑らす


背中を蹴飛ばされる感覚、はない。

自分を包む空気が、瞬く間に平行移動を始める。

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搭載したデータロガーによると
最高速は208.88Km/h
最大加速度は0.581
最大マイナス加速度は-0.973
それにしても
シフトアップで加速度の落ち込みがないというのは
昔からクルマを運転している人間にとっては大きな大きな驚きだ
(グラフは赤線/左スケールが速度で青線/右スケールが進行方向加速度)


※今回の試走は次の条件で行った。
・加速と減速は直線部分のみで行う
・加速は。遅くとも200m看板手前で終了する
・機材操作のため2人乗車で行う

※ここに掲載したデータはぶっつけ本番で十分に安全に配慮した1回だけの試走から得たものです。従ってメガーヌRS本来の性能を表したものではありません。

協力:富士スピードウエイ


※マニュアルシフト編は後ほど


第366回 なんだかなぁ

どうでもいいと言えばどうでもいい話なのだけれど・・・。

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ここは
とある病院の駐車場
雨が降っている
画面右手奥にある照明塔のそのまた奥に駐車場の入り口があって
画面左手のはるか向こうに病院への通路がある
停められる台数は多いけれど通路は広いとは言えず
その上
病院の入り口付近に停めようとする人が徘徊するのでかなり混雑している
病院に近いところはに屋根付きのスペースがあるから混雑に拍車をかける

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予約時間に間があるので目の前を通過するクルマをながめていると・・・。

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画面中央の軽自動車は駐車スペースから出てきたところではない
画面右の黒いワンボックスの右にももう1台分の駐車スペースの列があって
その右に駐車場入り口からの通路がある
かの軽自動車は通路を下ってきて空いているスペースに頭を入れて
その先にもクルマが止まっていなかったから
クルマの間をぬって2列目の通路に出てきたところ
できるだけ病院の入り口に近い空いているスペースを目指すという図

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青いクルマもそう
駐車スペースは本来通路ではないはずなのだけど
通路を迂回するでもなく
空いている駐車スペースを次々に 『 ぬって 』
つまり近道だと思っているのか
できるだけ病院入り口に近いところにクルマを停めようと頑張っている


目の前を通過するクルマ全てではないけど、少ない数ではない。たぶん、20台のうちの4台ぐらい。

なぜ躊躇することなくああいうことをするのか、できるのか理解するのが難しい。

そういう人と関わりになりたくないから聞く気など毛頭ないけど、

「なぜ通路があるのに駐車スペースを走り抜けるのですか?」と聞くと、
「空いているから通ってるんじゃない」「問題ある?」と返ってくる気がして、
たぶん、「ならば通路を使っても問題ないことになりませんか」と言いたいのを飲み込んで、
『 あぁ、この人はいつもこういう運転をしているのだな 』 と再認識することで納得せざるをえないのだろうなと。

交差点で信号が青に変わった途端、直進車の目の前を右折するクルマ。駐車場に入ろうと速度を落としたクルマを、対向車線に出てまで迂回するクルマ。対向車線を逆走してコンビニの駐車場に入るクルマ。例を挙げればきりがないけれど、いつからこんな光景が繰り広げられるようになったのだろう。

クルマが好き、運転が好きな人間としてはいたたまれない気分になってしまう。