第761回 YRS25年目始動 Nさんの場合
昨年暮れのYRSトライオーバルスクールFSWに参加してくれたルノー仲間に感想文を頼んでおいた。全員分が揃ってからと思っていたけれど届いた順に。
昨年の夏に参加させて頂いてから、およそ1年半ぶり、2回目の参加となりました。前回はオーバルコース、今回はトライオーバルコースにルーテシア3で参加です。しっかり3速に入るコース、かつ、久しぶりのアクセル全開!、い0やぁ楽しかったです。
以下、走ってみて自分なりの感想です。(思い違いもあるかと思います。また次回の自分に向けた備忘録的なところもありますのでご容赦ください。)
まず事前にトム・ヨシダさんのブログを読んでいたのですが、キンクのコースを想像出来ていませんでした。実際、走ってみると、キンク以外のコーナーの地面の傾きやキンク付近がややゆるい丘のようになっているように感じました。(自分はその辺の感覚が鈍いので間違っているかもしれません。)
朝の走行、早速スピンをやらかしました。シフトダウンが苦手なので、キンクでないコーナーを試しに3速でゆっくりまわったつもりだったのですが、コーナー中盤からリアがでて止まらなくなりました。タイヤ冷えているとこんなにもグリップしないものなのね0。
一緒に走っている方々にはご迷惑をお掛けし失礼しました。
今回、話題のキンクを全開することを特に意識しました。ハイパワー車ではないですが、それでも左回りでキンクから次のコーナの侵入が怖かったです。全開でゆるい丘を乗り越えたようなキンクの後、1番スピードが出ていると思われるところからすぐ減速です。少しロールが残る中、姿勢を乱さないように直線的なブレーキを心がけていましたが、ついつい減速しすぎて、次のコーナーにむけてロールを再び作るのが遅れスピードが遅くなったように思います。
また、もう一つのキンクの前のコーナーは、直線からのアプローチですが、ツッコミ過ぎ、かつ、シフトダウン時のブレーキが強すぎて失速していました。コーナーでシフトダウンして2速で4000から5000回転で走っていました。3速のままでまわってみたら4000回転近くで回れていたので、ギア比から考えると2速5000回転以上でコーナリングができたらいいなぁと思いました。
実際、失速しているので、割と小回りして立ち上がり、そのままキンクをアクセル全開でぬけます。それでも小回りしすぎてキンクが全開で抜けれなくなるのは避けたつもりです。(そもそも失速しなければ小回りしないでいいはずなのですが、、、)
またキンク前のコーナーを割と大きくまわってキンクへの侵入を楽にすることを試みてみましたが、コーナリングしている時間が長く駆動輪が空回りするのでなかなかアクセルが踏めません。(コーナーリングスピードが乗っていればいいのでしょうが、失速してかつ大回りになってしまいました。)
立ち上がりの駆動輪の空転を抑えるため、ロールをなくす位置を探りたかったのですが今回それはできませんでした。次回、できれば立ち上がりラインとともにロールをなくす位置を変えて、どれぐらいタイム差が変わるか確認し、自分の中の時間感覚を補正したいと感じました。
今回、複数の講師の方々に同乗頂く機会があり、普段得られることがないような貴重なアドバイスと体験をいただいたのがありがたかったです。大変お世話になりました。
また、トム・ヨシダさんはじめ講師の方々のドライビング操作は、スムーズであり、何事もなかったかのように楽してコーナリングしているように見えつつも、実はスピードが乗っているというのが印象に残りました。ある一方のタイヤのグリップが急に破綻することなく、スキール音も急に発生したり収まったりするような雑なものではありませんでした。
前回の参加から間が空いてしまったのでツッコミ過ぎて失速し、車の姿勢変化を待つ余裕を作ることやトレイルブレーキ、特にイーブンスロットルを忘れていて、ラジオからの指示があってもなかなかできなかったのが反省です。また、スムーズで繊細な操作を意識する必要があると感じました。
自分の走りとそのイメージを少しでもアドバイスに近づけるべく、次回ぜひまたよろしくお願い致します。
Nさん 思い切りのいい走りはなかなかのものでしたよ。また全開しに来て下さいね。
※ ユイレーシングスクールの25年目は2月3日(土)開催のYRSオーバルスクールFSWで始まります。ルノー乗りの方はぜひ走り初めに来てみませんか。
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