第780回 YRS鈴鹿サーキットドライビングスクール
開催時期が秋から春へ。桜満開の下で開催されたF1日本GP。その1週間後、F1マシンの残り香が漂う中、年に1度ユイレーシングスクール卒業生を対象としたYRS鈴鹿サーキットドライビングスクールを開催。卒業生と言っても。ユイレーシングスクールのいずれかのプログラムかエンジンドライビングレッスンかルノー/アルピーヌドライビングレッスンを受講した方で、理にかなったクルマの動かし方を念頭においている方に参加してもらっている。
しつこいようだけど、速さを求めて走ることには危険が伴う。クルマを制御する方法を度外視して速さを追い求めるのは無謀というものだ。1度でもユイレーシングスクールを受講してくれた方にはできるだけ長く運転を楽しんでほしい、できれば日本のモータースポーツの聖地とも言うべき鈴鹿サーキットレーシングコースを走ってほしい。そんな思いでYRS鈴鹿サーキットドライビングスクールを続けている。実際、今回の参加者の中にもサーキットを走るのが年1回、YRS鈴鹿サーキットドライビングスクールだけと決めている方が何名も。だから、こればかりはやめられないし、やめてはいけないだろうね。
ピット前ののコンクリート部分
ピットロードはアスファルトだけど
ピットボックスは耐オイル性の高いコンクリート
それにしてもF1マシンの名残り
ピットイン/アウトでついたブラックマークのなんと長いことよ
ユイレーシングスクールの主宰の時の完熟走行は
チーフインストラクターがリードカーを
1周目からほぼ全開で走らせます
鈴鹿サーキットに無理を言って1時間のセッションを2回
間に1時間のインターバルを設けています
なおかつセッションの途中で1度のピットインを奨励
2時間近くF1が走ったばかりのコースに挑戦すれば
走り終わったあとは笑顔、笑顔、笑顔
速さが問題なのではなく
クルマを自分の意志で
自分が望む方向に動かすことができれば
速度域が高いだけに
自分としっかり向き合えます
貴方も来年
鈴鹿サーキットレーシングコースを走ってみませんか
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