6月中旬
ようやく第1回目のワクチン接種
会場は琵琶湖のほとりに建つ琵琶湖グランドホテル
遠くに近江富士=三上山が
湖西道路を仰木ICで降りたら意外と近くて早着
琵琶湖グランドホテルへの入り口脇で時間調整とは名ばかりに
今年あとは秋までおあずけと決めていたのに誘惑に勝てず
いただいてしまった地元で人気の津津拉麺
くどくはないのに濃厚で
好みドンピシャ
美味しいねと味わっていたら
ラーメンね➡中華料理か➡なら御殿場と妄想が
4ヵ月もFSWのスクールがないので御殿場にも沼津にも須走にも足が遠のく
まっさきに浮かんだあれをまた食べたいなとスマホの写真を引っ張り出してみた
御殿場西出口からほど近く。かっては富士GCレースシリーズの年間チャンピオン表彰式の会場になっていた名鉄菜館。スクールが終わっての夕ご飯は身体が塩分を欲するので須走の長楽や小山町の佐の川を利用することが多いけど、ちょっと贅沢してゆっくりしっかり味わいたい時に利用するのがここ。味付けはボク好み。5月のYRSオーバルスクール2連チャンの時にもおじゃました。人数が多い場合にお勧め。いろいろと楽しめる。
肉と野菜入りハルマキと海老入りハルマキがあるけど
海老入りハルマキをチョイスがベター
プリップリの大きなエビに舌鼓
普通の酢豚ではなく黒酢の酢豚を注文
これは絶対に欠かせない
このコクを知ると病みつきになる
シャキシャキ玉ねぎも絶品
餡をからめて
言うまでもなく
隠れている辛さがいつ出てくるかワクワク楽しみます
牛肉とピーマンの細切り炒め
ピーマンがシャキシャキで柔らか牛肉との対比の妙
味が染みているのにもかかわらず
野菜が大切に扱われているなと
五目入りおこげ料理(醤油味)
配膳してから餡をかけてくれます
パチパチパチと漂うおこげの香り
たまりません
味がこれでもかって階層的なのはもちろん花丸
五目入り焼きそば(炒め麺)
炒め麺と揚げ麺から選べるけれど
炒め面のほうが餡との相性良し
色の割には餡は薄味濃厚
五目チャーハン
パラパラご飯の見本
絶妙な具材で奥行きの深い味付けに
のぞいてみる価値大いにありです。
ルノー・ジャポンが送ってくれた9代目相棒はマイナーチェンジ後のメガーヌⅣRS
ヒュヒュ~ィ ヒュヒュ~~ゥ フヒィ~ その時の速度や加速している時間の長短やスロットルの開け方にもよるけど、右足のつま先に重さをかけてからいったん止めるとタービンの回転数が上がって下がる音が明確に聞き取れる。すごく魅惑的。『あー、つながっているんだな』と。
あれはアメリカに移住する前だったから1978年か。ドライバー誌の嘱託をしていた時に日本で初めて、アフターマーケットのアメリカ製ボルトオンターボを装着したというふれこみのスカイラインの試乗をした。メーカーですらターボモデルのラインアップはごく少数の時代。
ターボというのはターボチャージャーのことで排気ガスを利用した過給機だということぐらいしか予備知識はなかったと思う。富士山の周りでの試乗だった。『スロットルを開けると、月並みな表現だけど、背中を蹴とばされるように加速する。特に坂道を登る時には倍の排気量のエンジンを積んだかのような加速を見せるのが印象的。ただしスロットルを開けてもパワーが出るまでに間を感じる』というような原稿をしたためた覚えがある。爆発的なパワーは得たけれどタイムラグがある、スロットルを開けてもリニアにはエンジンの回転がついてこない、というやつだ。
さて9代目相棒。パワーアップされたエンジンは8代目相棒のメガーヌⅣRSトロフィーで体験すみだけど、足が柔らかい分クルマが動く幅が増えたのだろう、プラスマイナスの加速度を感じやすい。それでいて、右足のつま先に神経を集中してスロットルをいじってみても、つま先の動きと内耳で感じる加速度にズレを感じることは全くない。少なくとも加速に関しては、内燃機関なのにまるで電気モーターのようなレスポンス。 あの日から何年経った? 歳をとるわけだ。
早く距離を稼いでエンジンをしつけて9代目相棒を思いっきり走らせてやりたいのだけど、残念なことに、今のところFSWがオリンピックパラリンピックの自転車競技会場になるので6月から9月まで使えない。9代目相棒の体力測定と、タービンが全開で回っている音を聞くのは秋口になるかも知れないなぁ。
琵琶湖畔にたたずむ
雄琴港にて
3頭のRSが巣食う館はお化粧直し中
諸々これからマニュアルとにらめっこ
30歳で初めて1行表示のワープロを手に入れたというアナログ人間は大苦戦
【特筆大書】 ルーテシアⅣRSの6速EDCのマニュアルシフトはパドルシフトでも、左に倒したセレクターレバーを前後することでも可能だった。しかし8代目相棒のメガーヌⅣRSトロフィーはパドルシフトでしかマニュアルシフトができなかった。メガーヌⅣRSトロフィーがルーテシアⅣRSよりキャパシティの大きい、ルーテシアⅣRSの乾式と異なる湿式クラッチのEDCを積んでいるのが理由なのかなと思ってたのだけど、今回のマイナーチェンジでセレクターレバーを左に倒すことでマニュアルシフトができるようになったのは朗報。シフトアップの時に無意識に左手が動きたがる年代のユーザーや、ステアリングホイールを120度くらい回す必要のあるサーキットを走る時に、セレクターレバーでシフトできるオプションがあるのは大いに嬉しい。
Oさんは2003年5月。55歳の時に筑波サーキット公式ドライビングスクールで初めてユイレーシングスクールに参加してくれた。2006年に始めて今年3月までに19回開催したYRSツーデースクールFSWには2011年11月に初めて来てくれた。2015年の年末に開催したYRSツーデースクールFSWを欠席した以外は18回参加。2016年からは皆勤賞。その他にもYRS筑波サーキットドライビングスクールやYRSオーバルスクールFSWにも参加してくれて計82回ユイレーシングスクールに参加してくれた。70を過ぎてからは自慢の愛車に高齢者マークを貼って、若者に負けない速さを見せつけてくれていた。
そして最近。ボクよりひとつ上のOさんからメールが届いた。そこには速く走ることが大好きなOさんなりの思いが。全文を紹介する。
高齢者マークランサーのOです。高齢者の事故多発については他人事ではないと考えています。実は私も先ごろやってしまいました。といっても定番の「ブレーキとアクセルを踏み違えた」というのではなく、ブレーキパッドを4輪交換したのに慣らし不足でコースに出て、フェードと片効きでスピンを喫しました。新品パッドは十分な慣らしをしないといけないのは重々承知で今までも励行していたのですが、ついもういいだろうと適当に済ませて飛び出したのがいけなかったのです。
その時感じたのが。これも歳のせいかなということでした。それは老化による視力の低下や身体反応の鈍化といった肉体的なことより、「怠け心」というような精神的なことです。歳をとると体が動かし辛くなったり、あちこちと痛みが出たりして何かにつけ所作が大儀になり、全てに適当で済まそうという「怠け心」が発生してくるように思います。注意したいのはそれが自覚されないことです。
七百年前の人生訓「徒然草」の中で兼好法師は「怠け心は無意識に生じるので自覚することが難しい」と言っています。弓を習う人が先生から注意されるのを見て、「懈怠(けだい)の心、みづから知らずといへども、師これを知る」と指摘します。更に、やらなければならないことをずるずる先延ばしにして怠けるのはありがちなことですが、それでは一瞬の判断や動作にさえ怠け心が入ってくるのを自覚することはできない、「いはんや一刹那のうちにおひて、懈怠の心あることを知らむや」と指摘するのです。
老人が起こす様々な事故は、肉体的な老化や認知低下だけではなく、周囲の安全、ブレーキやアクセルの操作、車の状態など様々な確認の一瞬に「適当でいいや」という怠け心が入るのを、精神的な老化ゆえに無自覚に許してしまうためではないかと考えました。七百年前の兼好法師は老化現象や安全運転について述べたわけではありませんが、徒然草の言葉を肝に銘じて運転したいと思います。
ユイレーシングスクールではスピンをしたことなどなかったのに。Oさん、ボクも沈潜反復。ゆめゆめ油断しないよう肝に銘じます。また遊びに来て下さいね。
日本に戻って間もなく。1999年12月にユイレーシングスクールを立ち上げた直後のこと。当時の財団法人日本オートスポーツセンター前川理事の依頼で筑波サーキット公式ドライビングスクールを始めることになった。いろいろ調整して2000年は4月を皮切りにコース2000で7回、2001年から2003年までは午前中ジムカーナ場+午後コース1000のプログラムで計46回、年平均22回開催したから、筑波サーキット公式ドライビングスクールでサーキットデビューした方や筑波サーキットのライセンスをとってスポーツ走行にいそしんだ方も多いはずだ。それ以降サーキット走行に目覚め(❓)、今もユイレーシングスクールに通ってくれているOさんのような方も少なくない。
たしか筑波サーキットでスクールを始めた頃だから2000年か。サーキットにほど近い、当時は何もなくあたり一面畑だったところにラーメン店がオープンした。周囲で食事するところも限られていたので何度か利用したことがある。その後、筑波サーキットでスクールを開催する機会が減りその店の前を通ることもなかったのだけど、先日昼間に筑波サーキットに行くついでがあったので、谷和原ICを降りる時にはきっぱりとここのラーメンを食べることに決めていた。
写真はふつうのラーメン
味付けした葱をのせたネギラーメンが人気で美味しいのはわかってるけど
最近は食が細くなって断念
背油を振りかけるのだけどくどくなくてスープにコクがある
20年前の味を覚えているわけではないけれど美味しく美味しくいただいた
エンジンドライビングレッスンやYRS筑波サーキットドライビングスクールの時は
水海道に前泊して早朝にサーキット
スクールが終わるととんぼ返りが続いているのが残念
機会があればまた食べたい一品でお勧めです
※写真はGoogleストリートビューから拝借
木曜日。今回は天気予報通りに朝から雨。それもかなりの雨量。筑波サーキットのジムカーナ場が冠水するほど。
そんな中、2003年から続けていて通算70回目になるYRS+エンジンドライビングレッスンがスタート。YRS+エンジンドライビングレッスンが初めての8名を含む25名の参加者にはクルマに乗ったまま座学。 YRS鈴鹿サーキットドライビングスクールで話したウエット走行のアドバイスを繰り返す。午前中のオーバル走行では頂点でインからはなれてしまう人や午後のコース1000の走行ではズルっとする人もいたけれど、サーキットが初めての人も含めてみんなかなりの速さで走り回ってました。ユイレーシングスクールの座学、カリキュラムの面目躍如です。
午後のコース1000ではリードフォローの後にコースの確認のために追い越し禁止のセッション。その後に3グループに分けて単独セッション。計測セッションだけで最も遠くまで走った人はアルファロメオジュリアに乗るYさんで50周。あと3名の方が最終セッションの最終周にベストラップを記録。他にもご自身のセッションで後半の20%以内にベストラップをマークした方が5名。ドライビングスクールとしては理想的なラップタイムの刻み方でした。この日25名の参加者全員で走った距離が906周の941.33Km。何事もなく終わった今年1回目のYRS+エンジンドライビングレッスン。参加者のみなさんに感謝です。
あまりの雨に参加者全員集合の記念撮影は中止
代わりに
クルマを操る楽しさを見つけてほしいとドライビングレッスンを続けてくれている
村上編集長とのツーショット
コンディションは最悪で何事もないようにと
とにかく参加者の走りを目で追うのが精一杯
走りの写真とか雰囲気写真もありません
ルノー仲間の写真も帰り際に撮らせてもらったほど
YRSには何度も来てくれているOさん
増車したS660もお持ちだけど今回はメガーヌⅢRSで
走り終えてパワーのないクルマでも駆動形式が違っても乗り方は一緒ですねと
クルマを前に前に進めるコツを会得しつつあるようです
YRS+エンジンドライビングレッスンは初参加のMさん
申込みフォームのサーキット走行経験に11時間以上とあっただけに
雨の中を泳ぐように走っていました
ターンイン時のクルマの姿勢に注意するようになったとか
今年は例年より大幅に梅雨入りが早かったようで目まぐるしく変わる天気予報とにらめっこだった。サーキットに着いた時には前日の雨で路面こそ濡れていたけど降ってはいなかった。けれどホスピタリティラウンジでのブリーフィングを終えてテラスに出たら、目に見えるほどの大粒の雨がパドックに降り注いでいた。
昨年はコロナ禍で鈴鹿サーキットが活動を休止したので5月に予定していたYRS鈴鹿サーキットドライビングスクールは中止。2年ぶりだったし鈴鹿を初めて走るユイレーシングスクール卒業生が8名参加してくれていたから、ドライで走らせてあげたかったのが正直な気持ち。けれど天気ばかりはどうもならん。せいぜい雨の鈴鹿を楽しんでもらおうと、ブリーフィングに追加しての雨中の走行についてのアドバイス。
雨ですね。以前走ったことのある方も今日はタイムアップは無理です。よこしまな考えは捨てましょうね。雨の日にどのくらい走れるか。ご自身のドライビングポテンシャルを測るにはうってつけです。初めて走る方はそれなりの期待があるかも知れませんが、だからと言って今日急に速く走れるようにはなりません。みなさんそれぞれの速さ以上にも、クルマの性能以上にも速く走ることはできません。せっかくの雨です。クルマの動きを細大漏らさず感じてみて下さい。
雨が降ると路面の摩擦係数が格段に小さくなるので滑りやすくなります。しかしいつも言っているように、トランジッションを正確に行えばクルマがバランスを崩す可能性は低くなります。むろんある程度の速度で走ればタイヤがズルッとくる瞬間があります。でもそれはほとんどの場合、どこかの1輪に荷重がかかりすぎているか、どこかの1輪の荷重が抜けている場合がほとんどです。フロント=前輪が滑ってアンダーステアになる。リア=後輪が滑ってオーバーステアに陥る。どちらも前後のグリップバランスが均等ではないのにヨーモーメントが発生したのが原因です。発生するような操作をしたからに他なりません。
滑る=流れるなら4輪を流します。そうすれば2輪が流れる場合より流れる速度が半分ではなくさらに遅くなりますし、流れる速さも極端に遅くなりますから対応が容易ですし、ひょっとすると流れているのを体感できないかも知れません。ウエット路面を走る時のねらい目はそこです。クルマの動きが手に取るようにわかるまで、あえてトランジッションを長めにとって、トランジッションで前後のグリップバランスを均等にすることを意識して雨の鈴鹿を大いに楽しんで下さい。
鈴鹿サーキットの配慮で
ブリーフィングはブリーフィングルームではなく
倍以上広いホスピタリティラウンジで密を避けて
2周のリードフォローの後
コース上でつるんで走らないように
コースインのタイミングを指示
午前中のセッションはかなりの雨
クルマが通過すると霧がかかったように
床まで踏み込む鈴鹿を初めて走るOさんの
2.8%下り勾配のメインストレートを駆け下るYさん
同じくSさん
同じくHさん
同じくKさん
同じくOさん
同じくOさん
ピットのコーションランプの上にツバメの巣
ヒナがけっこうな鳴き声を
YRS鈴鹿サーキットドライビングスクールは60分を2セッション走ります
今回は間に1時間半のインターバルを設けクルマと人間の負担を軽減
いつも無理な申し出を聞いてくれる鈴鹿サーキットの石井さんに感謝です
さらにそれぞれのセッション中
任意のタイミングで1回のピットインをするのが決まり
空気圧を測るもよしストレッチをするもよしイメージ作りに励むもよし
むやみに走れば上達するわけではなく
Hさんがチェッカーフラッグを受けます
ミーティングはオープンエアで
Nさんが今回はハンドコントロールのヤリスGRで参加してくれて
雨の中を気持ちよく走られていましたとも
ルノー仲間の記念撮影が終わって
あーでもないこーでもないのルノー友達
今年の初め、大久保力さんから新年の挨拶に代えてと小冊子が送られてきた。その題名が 『レーサーだって歳をとる!』 ‼
大久保さんは1963年に開催された第1回日本GPに出走している日本のレーシングドライバーの草分け。現在は日本のモータースポーツに足跡を残したドライバーで構成するLRDC(レジェンドレーシングドライバーズクラブ)の会長を務めておられる。そのLRDCが近年かまびすしい高齢者による交通事故に焦点をあてて、どうすれば事故を減らすことができるかというテーマで討論会を開催。その内容がまとめられたのがこの小冊子。いただいた時、これは多くの人に読んでほしいと思いデータの提供をお願いしておいたのだけど、このほど正式に一般公開されたのでこの場で紹介したいと思います。
人は誰でも歳をとります。誰もが避けられない道を歩んでいるわけです。加齢とともに運転に苦手意識を持たれる方もいるでしょう。自動車を運転することで受ける恩恵を末永くと努力している方もいるでしょう。 第556回で書いたように加齢が高齢者の交通事故の直接的原因ではない と今でも考えていますが、歳を重ねるごとに自分自身のドライビングポテンシャルを検証することは自動車を運転する者としての義務だと思っています。
レーシングドライバーは運転の達人です。若いころから人の何倍も運転に情熱を傾けてきた人達です。今でも運転すれば人後に落ちない方々だと思います。
今若い方もいずれは高齢者になります。高齢の方はご自身との対比ができるかも知れません。運転される方、運転が好きな方は小冊子に登場する12名のレジェンドレーシングドライバーの声に耳を傾けてみてはいかがでしょう。 小冊子へのリンクは下に用意しました。
LRDCマガジン 『レーサーだって歳をとる!』 pdfファイルでご覧になれます
今回雨の鈴鹿サーキットレーシングコースを走ったルノー仲間
右から順に、Yさん、Hさん、Kさん、Sさん、Oさん、Oさん
みなさん雨の中お疲れさまでした
雨の日も得るものがありましたよね
またお会いしましょう
実は、我が終の相棒のカーナビが壊れてしまった。ずいぶんと前のことだけれど。たまに乗るとしても近場のなじみのある所だからとほっておいたのだけど、意を決して新たに購入することにした。ところが調べてみるとインダッシュタイプのカーナビはもう売っておらず、今やモニターを取り付けてスマホのカーナビを表示させるのが当たり前に。自慢ではないけどスマホはどうも扱うのが苦手で、なんとかとうの昔に発売中止になったCDユニットが別体のインダッシュカーナビを修理できないかあちこち当たってみた。幸いなことにメーカーが修理をしてくれるサービスセンターを紹介してくれて、ルノー栗東がカーナビの取り外しと取り付けをしてくれることになった。
修理が終わったカーナビの取り付けのために入庫した相棒の代わりに貸してくれたのが真新しいトゥインゴ。オドメーターは2,000キロにもなっていない。これは嬉しい。
トゥインゴと言えばスクールに来てくれたIさんのトゥインゴGTに乗ったのと、 2016年のルノーパッションデイズ でルノータコツボチャレンジに挑戦しただけ。だからふつうのトゥインゴでふつうに街中を走るのは初めてだったけれど、これが良かった。ボクがクルマを選ぶ時の基準になる動力性能も十分。なりは小さいけれど足がよく動いて挙動がわかりやすいのは、以前ルノー・ジャポンが貸してくれた トゥインゴGT と トゥインゴRS に共通するルノーのお家芸か。
木陰にたたずむ
ここまでいさぎよく前後のオーバーハングを削るとは痛快
前後タイヤの外側に重たいものがないから
取り回しが小気味良いはずだ
ノーマルのトゥインゴでYRSオーバルを走ってみたくなった
新緑からは少し緑が深くなってしまったけど
1番奥の山が蓬莱山
4輪に荷重がかかっているのがわかるデザインがいい
走らせてもボディの四隅にタイヤがあるのがはっきりわかる
おかげさまで、地図データが古くて近年の高速道路網はフォローしきれないだろうけど、インダッシュに収まって少なくとも番地の検索ができるカーナビが復活したのは正直嬉しい。できるだけオリジナルの状態で乗り続けたいからね。 無理を聞いてくれたルノー栗東の井上さん、ありがとうございました。
前回載せるのを忘れてしまった写真
終の相棒の前後フェンダーの張りにそそられる
2日間のスクールが終わって帰路につく前に富士山にご挨拶
5月9日午後5時54分の富士山を御殿場市山の尻から仰ぐ
次に富士山に逢えるのはいつかな
友達同士でYRSオーバルスクールFSWに参加してくれているグループの1人がBRZからルーテシアⅢRSに乗り換えたのが2019年。スタッフYのルーテシアⅢRSに興味があるようなのでYの横に乗ってみたらと勧めたことがある。足のしなやかさが印象的だったというHさんが乗り換えたのはわかるような気がする。
そのグループが5月のYRSオーバルスクールFSWに申し込んでくれた。メンバーの1人、Gさんのコメント欄を見て驚いた。『ルーテシアRS購入後、初のスポーツ走行です』とあった。NCロードスターから乗り換えたんだ。ⅣかなⅢかなと思いつつ当日の朝。GさんはHさんと同じジョンシリウスメタリックをまとったルーテシアⅢRSで現れた。
スタッフのYからKに伝染して、他にもYRSツーデースクールに通ってくれているYさんやSさんやKさんをはじめ体調が悪く今はユイレーシングスクールに来れないFさんも、ルーテシアⅢRSに乗り換えたYRS卒業生は少なくない。ルーテシアⅢRSは丈夫なクルマだし、当時のクルマの中では群を抜いて優れた工業製品だと思うから、できるだけ多くの個体が生き永らえてほしいと思う。
Gさんは購入後にフロントサスペンションのスプリング、ショックアブソーバー、アッパーマウントにロアアーム、リアのショックアブソーバーも交換したというから、機会があったら感想を聞いてみたい。同時に古いクルマでもパーツが手に入るのは嬉しい。ルノー・ジャポンに感謝。
5月のYRSオーバルスクールには5台のルーテシアⅢRSがそろうはずだったのだけど
とりあえず4台で記念撮影
左から新しい仲間のGさん、1人おいてスタッフYとHさん
円内は5台で写真撮ろうねと言っていたのに
のっぴきならない理由で急遽欠席のスタッフK
青を真ん中にと配色まで考えていたのだけれど
撮影が終わったらGさんが
「下から撮るとカッコいいんですよね」
そう言われて撮ったのがこの写真
もう少し低い位置から撮ればよかったかな
スタッフYのルーテシアⅢRSコンプリートの車高が低いのがわかる