トム ヨシダブログ

第400回 ブレーキペダルとかかと 1

398回衝撃の事実 で意見を聞かせてとお願いしたところ、さっそくメールをもらったので紹介します。

398-1


ご無沙汰してます。Aです。ブログ読みました。

かかとを床につけた運転の方がブレーキの精度と踏む力が増すのでみんなそうするべきだと思います。

ただ、きちんと勉強や練習をしてない人がこれだけを心がけた場合、踏み変えに戸惑うか、時間がかかるかもとも思いました。最悪、足がブレーキペダルの下に潜り込んでしまうとか。

要は、慣れていない人のアクセル→ブレーキへの踏み変えは、かかとをつけずにガバッと踏み変えたほうが早いのかも。

結果、早期にABSを作動させることになり、制動距離が伸びますね。公安委員会や自動車メーカーは運転者に積極的にABSを用いるブレーキをしてもらい、”運転者がミスして制動距離が伸びるぐらいだったら、最初から機械に任せてしまえ”という考え方なのかもしれません。

でも個人的に納得行かないのは、機械任せだと、これらの機械がフェールしたときに完全お手上げモードになってしまうので(例えばABSフェール時は完全ABSカット、しかもリア寄りの制動)、車と対話できていないガバガバブレーキのユーザーは大事故に合う可能性が高まると思います。

自動運転関連の仕事をしていますが、益々そういった車になっていきますね。

機械が進化してきている今こそ、きちんとした操作を積極的に学んでおかないと(車が教えてくれないから)、と思っています。



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