第512回 Sさんの場合
初めてユイレーシングスクールに参加されたSさんに
スクールの印象を聞きたくて感想文をお願いした
快諾してもらって届いたのが以下の文
8月16日のオーバルスクールに参加させていただきましたSです。
今までサーキット走行会には参加してきたのですが、スクール形式の学びながら走るということはほほ皆無であったので、今までの走り方にダメ出しをしてもらって今更ながら車の走らせ方の矯正をしてもらおうと参加しました。
午前の座学で「ビークルダイナミクス」の講義を受け、クルマの嫌がることをドライバーが行えばクルマは言うことを聞いてくれない。どんなに頑張ってもタイヤのグリップの限界以上のことはクルマは受け入れてくれないからその中でどうすれば限界内で走らせることができるかの説明を受けました。
頭では漫然と解ってはいても、いざ実践となると・・座学の後の走行で自分のダメさ加減がよく分かる訳です。(;^ω^)
午前の走行後、昼休み中にトムさんから「自分で限界を作っている、直線ではもっと踏んで、コーナーでは荷重移動を積極的に行って。」との指摘をいただき、午後の走行の糧としてみました。
午後はとにかくオーバルをひたすら走る!走る!
言われたことを頭の中で反芻して走り、走行の合間のミーティングでトムさんより「午前中より元気が出てきた・・でもまだいける。」と叱咤激励をいただき、その後も走行を続けていきました。
走行時間も最後になる頃には、午前の座学と実践が自分の中で少しずつシンクロしてきたかなぁ~?と感じながら走行終了となりました。
今回のスクールの内容は、街中で走行しながらでも行える事でもあるので、頭の中に荷重移動図や摩擦円の図を描きながら走るのを心掛けたいと思います。
最後にですが、自分はメガーヌR.S.で参加しましたが、ルノーのR.S.モデルに乗っている方にはこのスクールに参加することを提案したいと思います。
R.S.モデルに乗っている方は腕に自信のある方が多いと思いますが、普段では出来ないコーナリングも出来ますし何しろクルマのポテンシャルを出すいい機会になると思いますので是非とも。
私も時間が許せば忘れない内に再度の参加をしたいと思っております。今回はお世話になりました。
第511回 YRSオーバルスクールとルノー仲間
8月16日
日曜日
朝5時51分の富士山を須走から仰ぐ
早朝から猛暑の予感
やっぱり富士山には雪が似合うな:独白
トイレに手指消毒用のハンドソープとペーパータオル
教室に除菌用アルコールを用意して
エアコンを全開にして窓も全開で換気を促進
座学でクルマを思い通りに動かすために
クルマがどうやって動くかとどう動かすべきかを説明
やったほうがいい操作とやらないほうがいい操作
やるべき操作とやってはならない操作の仕分けの方法を説明
今回のYRSオーバルスクールは12名の参加でうち5名が初ユイレーシングスクール
オーバルコースを走ったことのない方のクルマを借りてデモラン
最初にイーブンスロットル
60キロノーブレーキでのターンインを体験して驚いてもらい
次にトレイルブレーキング
薄いブレーキを引きずると75キロからでもターンインできることを確認してもらう
HさんのメガーヌⅢRSとOさんのルーテシアⅣRSトロフィーが
半径22m直線60mのYRSオーバルFSWを
トレイルブレーキングを駆使してできるだけ速く走る
ユイレーシングスクール初参加のSさんが
YRSオーバルFSWで肩慣らし
TさんのメガーヌⅢRSが乾いたエキゾーストノートを残して
ストレートを加速する
OさんのルーテシアⅣRSも最初は小さなオーバルでウォーミングアップ
結局土曜日より暑かったし湿度も高かった
走行の合間のミーティングも密を避けるため
参加された方には暑い思いをさせてしまったのは反省
教室に戻れば良かったのだけど走行時間を増やすほうを選んでしまった
6月のYRSドライビングスクール筑波に続いて参加してくれた
OさんとルーテシアⅣRSトロフィー
このブログでユイレーシングスクールのことを知り
初めて参加してくれたSさんとメガーヌⅢRS
昨年12月のYRSオーバルスクール+アルピーヌA110体験でYRSオーバル初体験
バリバリのメガーヌⅢRSに乗るTさん
2013年8月のYRSオーバルスクールFSWに初めて来てくれた
常連のHさんとメガーヌⅢRS
ルノー乗りのみなさん、また遊びに来て一生懸命走って下さい。お待ちしていま~す。
第506回 Kさんも乗った
Kさんはユイレーシングスクール開校直後からのスタッフ
昔は若かったって今も若いけど
RX-8 / NDロードスター
2012年BMW R1200GS / 2001年BMW F650GS Dakar
2010年SUZUKI グラストラッカー・ビッグボーイ
2012年HONDA リード110
を所有する走ること大好き人間のメガーヌRSトロフィーRの感想文です
ルノー・メガーヌのトロフィーRを運転するチャンスをもらいました。
初めにお断りしておきますが、私はトロフィーRの事も、メガーヌRSトロフィーの事も、メガーヌRSの事もあんまりよく理解していません。知っているのはFF最速の為に色々外して軽量化した潔いモデルだと言うことくらいです。
試乗コースは、富士スピードウェイの駐車場に特別に作られる、ストレートが160メートルもある 1周502メートルのユイレーシングスクール・オーバルロンガーです。
試乗した頃に雨が降ってきまして、急に激しく降られました。昨今ではゲリラ豪雨と表現した方が分かりやすいでしょうか、相当の雨量です。駐車場のため全域ほぼフラットなので1cmくらい雨が溜まっているような状態での試乗でした。この車には多くのレーシングドライバーやジャーナリストの方が乗ったでしょうが、おそらくこれだけの激しいレインコンディションで試乗したドライバーはいないと思いますので、大変貴重な経験になったと思います。
まずは欲をかいて「Sport」モードで乗ってみます。コーナーリングの立ち上がりで、 2速では無論のこと、ショートシフトして3速に入れても駆動輪である前輪がホイールスピンするのでアクセル全開にはなかなかできません。ですが、トルクステアでどこかに飛んでいくような感じはなく、真っすぐ走ってくれました。これだけハイパワーなのに大したものです。ハイドロプレーンが起きてもきちんと制御してくれました。
次に「Race」モード。電子デバイスが全部キャンセルされるそうです。興味津々、果たしてどうなるか。立ち上がりでは「Sport」モード同様でホイールスピンしまくりで細かいアクセルを要求されます。滑りやすコンディションでのFF車はシビアなアクセルワークが必要になりますが、特にトロフィーRのような大パワー車では繊細なコントロールが必要で神経を使いますね。「Race」モード は「一昔前のチューニング・カー」的な感覚です。富士スピードウェイのレーシングコースでは大雨になると300Rあたりで川ができますが、そういうシーンではあまり使いたくないですね。
最後に「Neutral」モード。これにはびっくりです。電子デバイスが全てを上手に制御してくれました。ターンインの初めにアンダーステアさえを出さなければ、水深1㎝のような最悪のコンディションの中をまるで線路が敷かれているように何事もなく相当の速さで走ってくれます。思わず「何だこりゃ!スゲーー!」と大笑いしてしまいました!コーナーリング中はどこの車輪をどのように制御しているのか分からないほど細かく細かくコントロールしているのでしょう。アクセルを踏めば踏んだだけ前に出ますし、それでいてグイグイ曲がってくれます。立ち上がりでアクセル開度を大きくするとホイールスピンを最小限に抑えつつ加速してくれました。あの路面コンディションでは考えられないほど高次元で走ってくれました。「メガーヌすげー!」「トロフィーすげー!」です。ウルゴンがドライブしても、私がドライブしてもおそらく差が無いくらい本当によく出来ていると感心させられました。このモードが私には一番印象深く、メガーヌ買っちゃうかな!?とちょっと思ってしまいました。
ルノーは日本ではあまりメジャーなメーカーではないかもしれませんが、極めて真剣にクルマを作っていますね。今回は特別なモデルでしたが、標準車でも曲がる、止まる、真っすぐ走るが徹底しています。今回の試乗であらためて感じました。
欠点はほとんどないのですが、強いてあげれば、パワーの割にはデフの効きが弱いと感じました。立ち上がりでロスしちゃってもったいないですね。それと、シフトノブが遠すぎです。腕を伸ばして操作する感じでした。これでは疲れてしまうかなー?
第503回 Yさんも乗った
第294回 で紹介したYさん。2005年8月に空冷4駆のポルシェでYRSオーバルスクール浅間台に初めて来てくれて以来オーバル走行の虜に。最近では単身赴任先の三重県伊賀市からルーテシアⅢRSを駆ってスクールの手伝いに来てくれている。Yさんに同乗走行をしてもらって運転理論が納得できた参加者も少なくないだろう。
Yさんは 第254回 や 第256回 で重宝したRSモニターを探してきてくれたり、 第456回 でテレビゲームの現状を教えてくれたり、ユイレーシングスクールの拡張性に欠かせない存在、と言うよりブログネタを持ってきてくれる助っ人でもある。
そのYさんがメガーヌRSトロフィーR駆って
YRSオーバルFSWロンガーを走ります
『 実はトロフィーRは先代(メガーヌ3)から気になっていました。販売店に見に行ったことがあるほどです。それは先代の富士スピードウェイショートコースでの走行を目にしていたからです。
サーキットアタックやプロドライバーのインプレッションは既に情報がありますので、感想文を書く際に「どうしようか」と迷いました。
トムさんから「一般の人が感じる視点で」というヒントをいただいたので、自然体で感想文に臨むことにします。それでは、トロフィーRがある生活を想像しながら・・・。
ちょっとしたドライブに行く前、いつも自分はボンネットを開けて軽く目視をします。まずはエンジンが目に入ってきます。雑誌の写真よりも実際のエンジンは質感が高く写真よりも格好良いです。
NAエンジン車を所有していることが長いので、吸気マニホールドが目立つすっきりしたエンジンルームが自分の好みなのですが、トロフィーRは補器類がぎっしりです。ぎっしりなのですが、化粧カバーは無いので、各部品に触り易く且つ目に入ってくるので「眺めて良し」なエンジンルームです。
オイルレベルゲージは扱いやすい位置にあって嬉しいです。冷却水リザーブタンクの蓋はルーテシア3RS(マイカー)と同じ部品のようです。これはちょっと嬉しい発見でした。
ゴム部品に触って柔らかさを確認。エンジンマウント(トルクロッド)のゴムの柔らかさが良いです。最近ルーテシア3RSで同様の部品を交換して、大きな効果を確認していました。(ゴムが硬化していた交換前ではアイドリングの振動とレーシーな車内ビビり音があって、にぎやかな雰囲気でしたがフィーリングに雑味を感じていました。交換後は特に高速巡行時の快適度が全然違います。)
トロフィーRはもっとソリッドなマウントと思いきや、ゴムの柔らかさを確認して驚き。
出発前に真横から車をながめます、運転席がホイールベースの中心よりちょっと前方にあるように見えます。自分と車の相対位置はこんな感じか・・・。(ルーテシア3RSではホイールベースの真ん中に座るのでリヤタイヤがもう少し自分に近いです。)
さて走り出します。今回はユイレーシングスクールがオリジナルのFSWオーバルコースですが、いつものドライブと同じ儀式で走り出します。
ブレーキの初期タッチを確認・ステアを左右に軽く切って感触を確認。もちろん違和感は無し。クラッチは想像より手前で一気につながる感じだなと。これはルーテシア3RSの納車時にも同じ感想を持ったことを思い出しました。ギヤを2速に入れて、アクセルを開閉してレスポンスを確認。ものすごく短い入力にはそれほどついてこない。ギクシャクしない為だろうか。ある程度のアクセル開度からはすかさずターボが効いて力が出てくる。決して遅れてドッカンではない。すごくスパルタンで神経質であるような先入観を持っていましたが、ルノーの一貫した味付けが感じられて、これは体にしみ込んでいるのですんなり消化できそう。
エンジンはトルクがあるし、中間加速は一気。追い越し加速が気持ち良い車だな、楽しくドライブできてしまうな、次はどこを走りに行こうかななんてことを想像しながら毎週末を楽しく待てることは間違いないです。
車を降りたら、斜め前からちょっと眺める時間。飲み物を片手に持ちながら、今日のドライブも楽しかったと噛みしめそうです。
外から見ても派手すぎない形・それでいて格好良い。どの角度からが良いかなと車の周りをウロウロ。自分の好みの角度を探して確認しそうです。
長くつきあいたいなと思うと、ウィークポイントの可能性も気になります。
そこをチェック。パワーウィンドウは無くても良いな。(過去所有車で調子が悪くなった経験からです。)エアコンOFF(コンプレッサーOFF・フ
ァンOFF)はエンジンを切る前に必ず実施したい。そのスイッチは押しやすい?ルームランプ・トランクルームランプ・グローブボックスランプはいつもOFFにしておきたい。必要な時だけ点灯すればよいし、自分はほぼ使わないので。(バッテリー上がりの原因になることがあったので、某ドイツ車に乗っていたときはランプの玉を撤去していました。)キルスイッチを付ける手もあるけど、今の車はコンピューターがあるからキルスイッチは最適な選択肢ではないだろ
うな・・・。想像を巡らせてしまいました。
では、ここからはスポーツモードでのオーバル走行の感想を始めます。
2速で立ち上がりアクセルONします。車は不必要に前が上がらずに猛然と加速します。トルクが十分あるので、フロントタイヤのグリップを意識しないとタイヤが空転して車速が上がりません。丁寧にそれでいて必要な分だけアクセルを開ければ素晴らしく加速をしてストレートがあっという間に終了します。(前から見えない糸で引っ張られるようです)
コーナーの進入からステアリングを切り足すと操作に対して素直にノーズの向きが変わります。ロールは少なく、それでいて脚は路面をつかんで離さない感触です。
4コントロールが装備されているメガーヌとは明確に違った動きを感じました。本当にステアリング操作・アクセルによる荷重の移動に対してリニアな反応を返してくれます。限界はまだまだ上だよと語りかけてくるようです。タイヤはたわみ変形を感じることが少なく、トレッドが路面にぴったり接触している感触です。
限界が高い分、グリップの限界で少しシビアな挙動を見せるのではないかと推測します。4コントロールではリヤの操舵が発生して独特な挙動を感じ・楽しむことができますが、トロフィーRはどちらかといえば従来のFFというかマイカー(ルーテシア3RS)に近く、遠心力と荷重を使って運転手がリヤを動かしていくことを楽しめる車だと感じました。限界はものすごく高くて別物であろうと思いますが。
これはサーキット走行が似合い・サーキット走行が楽しい車だなとつくづく感じます。車はしっかりでき上っているので、後は運転手の操作次第。(言い訳できないですね)部品を交換する手間や悩みが無いので、車高と減衰力調整の好みを決めて、あとはいざ走行へ!
今回試乗の後、高速道路を距離にして300km程度運転しての帰路でしたが、マイカーとトロフィーRに共通点を見いだせて、どちらも良い車だなぁとニコニコしながら帰りました。
話題は変わりますが、ルノー車は走ることがとても楽しく・その時間が重要な位置づけになっていることを強く感じます。
ドライブ時にルノー車に遭遇すると、運転手の方の多くはにこやかに運転されています。やっぱりそうだよね。運転が楽しいですよねと一人で納得しています。
今回試乗時には車載ビデオが搭載されていましたので、「無言で運転しなければ」と注意していたのですが、オーバル走行時に思わず「リニアだなぁ・・・」とつぶやいてしまいました。すみません。(ビデオに録音されているかも)思わずつぶやくほど感動してしまったのです。
最後になりましたが、このような貴重な機会を与えてくれたトムさん・ユイレーシングスクール・ルノージャポンの皆様に深く感謝致します。ありがとうございました。 』
第502回 速さを味わう
YRSオーバルスクールFSW2日目も
机ひとつに参加者一人のソーシャルディスタンス
エアコンを入れて窓を開けて換気
いつものように自己紹介に始まり
4本のタイヤを上手く使うと何が得かの説明を聞いてもらって
最初は小さなオーバルで
イーブンスロットルとトレイルブレーキングの練習
ルノー仲間同士が集まって
ああでもないこうでもない
ではなく
ああかも知れない
こうかも知れない
せっかくルノー・ジャポンが貸してくれたメガーヌRSトロフィーR
スクールの進行を妨げたくないので時間は限られていたけど
当日参加してくれたルノー仲間に味わってもらうことに
YRS初参加のSさんは
改造度5のルーテシアRSトロフィーのオーナー
サーキット走行経験は11時間以上
乾いた排気音が印象的でした
SさんがYRSオーバルFSWロンガーの上のコーナーを立ち上がります
SさんにはメガーヌRSトロフィーRの感想文を書いてもらいました
スクールの翌日には送ってくれました
感謝です
【スクールの感想】
昨日はありがとうございました。
今までサーキット走行の経験はありましたが、自分の運転を見直すキッカケになればと思い参加させて頂きました。当日は色々アドバイスを頂き、課題が見つかったので今後の走行でも試して行きたいと思います!
スクールの帰り道でもブレーキの踏力を意識する事で今までよりもスムーズに曲がれている気がしました。普段の運転でも色々と意識をしてみようと思います。あと、トム先生が参加者全員の名前を覚えていらっしゃるのがすごいと思いました。また機会がありましたら是非参加させて頂きたいと思います!
【メガーヌ R.S. トロフィー Rの感想】
今回はトロフィー Rの試乗という貴重な機会を頂き、ありがとうございました。ニュル最速のFFという事で緊張しながら試乗しました。素人なので細かい事は分かりませんが、今までに感じた事の無い加速と安定感でした! 短時間の試乗でしたが、とても素晴らしい車だという事は分かりました。これからもこのような素晴らしい車が出てくる事を楽しみにしています!
Tさんもユイレーシングスクール初参加
たぶんチャイルドシートが改造度1のルーテシアRSトロフィーのオーナーで
サーキット走行の経験は2時間ほど
Tさんが小さいオーバルでトレイルブレーキングを駆使してクルマを曲げます
TさんにもメガーヌRSトロフィーRを試乗した感想文を書いてもらいました
Tさんもスクール翌日には感想文を送ってくれています
感謝です
先日、白のルーテシアRSでオーバルスクールに参加させていただきましたTです。
参加の折り思いがけず、あの、メガーヌRSトロフィーRの試乗の機会をいただきました。現在ルノー乗りには憧れの、あの!トロフィーR です。
午前中は初参加のオーバルスクールで、教わったことを反復練習、ブレーキング位置やブレーキの引きずり、脱出加速のタイミング、頭ではわかったつもりでもなかなか難しく、思い通りに走れたのは数回ほど、そんなスクールの折り返しの昼休み、試乗の機会がやってきました。
私のルーテシアで全開走行した(私なりですが)同じオーバルコースを走ります。こんな比較試乗できる機会は滅多にありません、が、サーキット経験も浅い私などがインプレなど出来るのだろうか?試乗前は勝手に、乗り手を選ぶ気難しいクルマと想像してかなり緊張していましたが、動き出すと意外とスムーズ、先ほどまでやっていた練習を思い出し、加速>減速>ちょいちょい>ズバーン! ルーテシア と同じことをしているのにブレーキングも加速も数段上、こんな私が運転しても気持ちいい!懐が深いと言うか、自分が上手になったように勘違いさせてくれるすごいクルマでした。トムさん、今回貴重な体験をありがとうございました。みんなに自慢します!さて、今回メインのオーバルスクール、生意気な言い方ですが、とてもよく考えられた効果的な練習方法だと感じました。
失敗したことをくよくよ考えている暇もない内にすぐ同じコーナーがやってきます、修正する要点がぼやけないうちに何度でもチャレンジできる、そして適時にFM電波にてアドバイスと、とても楽しく練習することができました。私的には最初に教わったブレーキを使わないオーバル走行、こんなスピードでも曲がれるんだ!っと眼から鱗。その後ブレーキの微妙な使い分けなどを練習する流れが、私にはしっくりきました。もっともっと楽しく上手く走りたい!是非また参加させてください、今回はありがとうございました。
SさんとTさんの先輩(?)にあたるOさんが
小さなオーバルで
SさんとTさんの前でイーブンスロットルコーナリングを披露します
免許をとってからMTを運転したことのないOさん
限られた時間ということもあって
ボクが運転するメガーヌRSトロフィーRの助手席から
圧倒的な動力性能と制動性能と旋回性能を経験してもらいましたした。
MTに興味の湧いたOさん
その後スタッフYのクリオⅢRSの助手席に乗って
リッター当たり100馬力のNAエンジンとマニュアルシフトを体験しました
短い時間でごめんなさい
もっとメガーヌRSトロフィーRの本質を味わってもらえれば良かったのだけど
でもタイヤが4本ついていれば同じだったでしょSさんにTさん
Oさんは今のうちにご自身の存在を強く感じられる速いクルマを探してみてはどうですか
ユイレーシングスクール史上初めて同じカリキュラムを2日間。1日目は大雨というより豪雨だったけど、トレイルブレーキングを使ってターンインしたら4輪が滑り出し、踏力を変化させて前と後ろの流す量をコントロールする醍醐味を味わうことができたし、2日目は乾いたドライ路面で思う存分愛車の性能を満喫することができし、それぞれに実りのあった梅雨の週末。
ん~が、最も楽しんだのは2日とも参加した、今年75歳になるKさんか。
性能の全てを味わうにはYRSオーバルFSWロンガーは小さいけれど、加速減速旋回性能の過渡特性とその方向性は間違いなく味わうことができます。限定車のメガーヌRSトロフィーRを買われた方はぜひYRSオーバルスクールに遊びに来て下さい。お待ちしています。
第501回 7月のルノー仲間
日曜日の朝
夜中にも雨の音がしていたから
回復に向かっているとの予報でも不安が残っていたけれど
朝5時50分に須走から見上げると雲の切れ間から富士山が
これは!
YRSオーバルスクールFSWロンガー2日目
朝7時に着いた時は
前日降り続いた雨で路面は濡れていたものの
ほとんど白衣を脱ぎ捨てた富士山が顔を見せてくれ
今日は大丈夫かなと
スクールの終盤。参加してくれたルノー仲間の写真を撮る頃には薄日もさしてきて。
写真左から
今回タイヤを換えてきたOさん
YRS初参加でルーテシアRSトロフィーに乗るSさん
同じくYRS初参加で同じルーテシアRSトロフィーに乗るTさん
本当はもうひとり、先月のYRSドライビングスクール筑波で初めてユイレーシングスクールに来てくれたOさんが申し込んでくれていたのだけど。今回は見合わせるとのことなので来月のYRSオーバルレースFSWに誘っておきました。
なので、今回のルノー仲間は 第314回 と 第323回 に登場してくれたOさんと、 第395回 に登場しているYさんに勧められたからと初めてユイレーシングスクールに参加してくれたSさんとTさんの3名でした。
第500回 Megane RS Torophy R de YRS Oval FSW Longer
梅雨時だからなぁ、の心配が的中も的中。7月のYRSオーバルスクールFSWロンガー2レンチャンの初日は「 こんなの初めて 」と口が自然と開いてしまうほどの大雨。予報では雨量20㎜とあったけど。 それでもスクールの合間にメガーヌRSトロフィーRは走ります。
FSWの駐車場は傾斜しているのでフツウの雨なら流れて溜まらないのだけど
この日は流れ去るそばから流れ込んでくるから
タイヤが水を押し分けているのが見えるし
ブレーキペダルに足を乗せた瞬間
大量の水しぶきが前方に飛んでいって
冠水しているのとフロントタイヤのグリップが増えているのがわかるし
前輪が浮いているのではないかと心配になるけど
ちゃんとリムまで浸かりそうな水をかき分けて回っているし
それでも姿勢を乱すこともなく
3速でホイールスピンしてもふられず
リニアなブレーキのおかげもあって
けっこうなペースで走り回りました
第488回 ルノー仲間が増えました
6月11日木曜日。4月、5月と都合5回のドライビングスクールを中止にしたけれど、コロナ禍が沈静しつつあると判断して2か月振りにユイレーシングスクールが主宰するYRS筑波サーキットドライビングスクールを開催した。
この日集まったルノー仲間は6名(YRSドライビングスクール筑波の参加者は26名)。常連の、メガーヌRSに乗るYさん、めちゃくちゃ速い某ダンナグルマからルーテシアⅣトロフィーでルノーユーザに戻った滋賀県のWさん、ルーテシアⅢRSを大切に乗ってくれているTさん、今回は参加者として三重県から来たクリオⅢRSのスタッフのY、迫力あるアピアランスのルーテシアⅣRSに乗るOさん、いつもユイレーシングスクールを支えてくれているルーテシアⅢRSに乗るスタッフのK。
クルマの配置が悪くて写りが小さくなってしまって申し訳なかったけど
ユイレーシングスクール初参加で
迫力ある外観のルーテシアⅣRSに乗るOさんは2列目左
前列左がYさん
2列目右がYさんで3列目右がTさんで中がKで左がY
そのOさんから早速メールが届いた。
『 昨日はありがとうございました!! 初参加したOです。
これまで数回サーキット走行した事はありますが、どこをどう走っていいのかわからず。。頭でわかってるつもりでいても、アンダーが多かったです。(スピンの経験は少なく。。スピードが出てないんでしょうね)
これまでサーキット走行時にグリップや荷重移動については、読んだり聞いたりした事はありましたが、実行できていなかったように思います。また、イーブンスロットルについては考えた事もありませんでした。ドラポジも指導して頂き、とても有意義な経験でした。
午後は初のウェットであったのも良かったかと思います。限界が低く丁寧にコントロールする事に注意を払い。4輪のスリップアングル、荷重移動や姿勢変化を先読みし、ギリギリのコントロールをする事が出来ました。中身が充実したスクールでした。毎週試行錯誤しながらコントロールを覚える事が出来たと思います。
残念なのはFJ1600に乗れなかった事です。次回機会があれば是非体験させてください!!
知り合いにも本スクールを紹介したいと思います。また次回も参加したいと思います! 取り急ぎ御礼まで。』
Oさんは路面が冠水するほどの雨量の中でも十分速くスムースに走らせていました。で、Oさんが残念がったのは、 第477回 で紹介したFJ1600ライド。
この日用意したのは4台のFJ1600
募集した16名はすぐにうまり
YRS筑波サーキットドライビングスクールで
イーブンスロットルとイーブンブレーキの練習をした後で
一切の遊びがなく操作がそのまま挙動として現れる
操っている感満載のFJ1600を楽しみました
くどいようだけど、レーシングカーは速く走るためにデザインされている。一言で言うなら、常に4輪が地面に均等に張り付くように作られている。だから、なぜレーシングカーがそのように作られているかを知り、そして、乗ってみてピッチングもローリングもしないクルマが速く走るんだということを理解することができれば、自分のクルマの性能を存分に引き出すための道筋が見えてくる。単に、風のあたるマシンを楽しむためではなく、クルマを動かす基本を知ってもらうために、希望が多ければ、また開催したいと思っている。
と書いてきて、ファイルを見直したらありました。スタッフのTがOさんを撮ってくれていました。
というわけで
ユイレーシングスクール初参加
漆黒で羽の生えたルーテシアⅣRSトロフィーに乗る
Oさんです
次回YRSドライビングスクール筑波は9月3日(木)に予定しています。