トム ヨシダブログ

第522回 タイヤが姿を変える ‼

要約すると、、、ユイレーシングスクールでは座学で
・クルマは4本のタイヤでしか地面と接していない
・なのでクルマは性能の高い低いに関わらず加速減速旋回の機能をタイヤを通してしか発揮することができない
・クルマを人間の行う操作通りに動かすためにはタイヤが地面をつかむ力=グリップが必要
・しかし動いているクルマは絶えず挙動変化しているから輪荷重も変化を続ける
・するとグリップは摩擦力の裏返しだからそのグリップは走行中に絶えず変化している
・グリップは一定で常にそこにあるものだとは保証されいるわけではない
・4本のうちグリップが増えているタイヤがあれば減っているタイヤもあるということだ
・そして刻々と変化するグリップを察知しながら運転することは不可能だけれど
・変化するグリップにも対応できるように人間が操作するのは可能で
・それができるのが上手い運転だ
という話をします。

座学ではグリップが変化する理由を物理学的に解析し、グリップの変化がクルマの走行性能にどんな影響を与えるかと、そしてグリップが変化しても操縦性に影響を与えない走り方をビークルダイナミックスの原点として理論的に説明します。
そんな座学での理論的な内容を、現実問題として可視化するのにうってつけの動画を見つけました。タイヤがうごめいています。地面をつかまえていない瞬間があるかも知れません。タイヤが不確かなものだと感じることができます。走行中にグリップが変化していることを十分に想像させてくれる動画です。

走行中のタイヤがどうなっているかをタイヤの内側から撮影しています。

9分近い動画ですが、できれば大きな画面で Program Guide を参考にご覧下さい。 必見です! 驚きます !

Program Guide
00:00 Intro
01:00 Getting Car
02:00 Mounting GoPro
02:38 Mounting Tire with camera Inside
03:00 Filling Tire with air
04:05 Driving with Camera inside tire
06:04 Hitting Turns w/camera inside tire
07:47 Releasing air from tire camera inside


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この動画をブログ上に展開する許可は warped perception x から得ています



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