第263回 YRS幸田サーキットドライビングスクール
幸田サーキットは回り込んだコーナーが多いのと、ステアリングを切った状態でブレーキングする場面が多いので、トレイルブレーキングとイーブンブレーキの練習にうってつけ。ブレーキとステアリングを連動させてロールコントロールとピッチコントロールを同時に進めるテクニックが学べる。
朝一番に直進状態でのブレーキング中に踏力を変化させて、ターンイン時を想定してクルマをフラットにする練習をしたものだから、続くコーナリングの練習でも前のめりでターンインする人は皆無。全員が初めて走るサーキットだけれど、アンダーステアを出すでもなく高い速度でのコーナリング。
昼休みをはさみ午後からは計測セッション。1時から5時まで休み時間なしで走った結果、最も周回した人は1周1,085mのコースを90周。操作が理にかなっているか確認するためにも、再現性のある操作をものにするためにもたくさん走ったほうがいいというのがユイレーシングスクールのポリシーで、この日だけでオドメーターが190キロを刻んだ人も。
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