第28回 第1回Yゼミ
少しばかり古い話になるが、昨年12月の第1土曜日。YRSリトリートでYゼミを開催。インターネットでの募集に応募してくれた3名が参加。
春に開催したルノースポールゼミに参加した後、富士スピードウエイのユイレーシングスクールまで足を伸ばしてくれたWさん。今回も真っ白なメガーヌRSを駆って現れた。
申込書の車両欄にフィアットパンダと記入されたNさん。実はロータスエリーゼもお持ちで、サーキット走行を楽しんでいるとか。
ダートラ仕様のミラージュで登場のMさん。JAF公認のスピードラリーに参戦中で、上位を目指すために参加してくれた。
キャプション:参加者が全員そろったところで記念撮影。
クローズドコースで開催するユイレーシングスクールのプログラムは、朝いちばんに行う座学で始まる。その日に練習する内容の説明と、練習の目的と、目的を達成するために必要な操作を理論的に説明する。その日のテーマが明確になれば効果的な練習ができる。
1回でもユイレーシングスクールに参加した人がクルマを安定させて走らせることができるのは、この理にかなった運転を説く座学に負うところが大きい。
というわけで、ユイレーシングスクールの特徴である座学だけを抽出したのがYゼミ。
近所の道でトランジッションとイーブンスロットルを体験してもらうために30分ほど走るだけで、あとは朝10時から夜の9時近くまでクルマと運転の話ばかり。当然、実際のドライビングスクールより情報量は多い。
ユイレーシングスクールが用意したビデオや参加者が持って来たビデオを見ながら操作を解説し、わかりにくいところは図を書いて説明する。
その場で運転の練習ができるわけではないけれども、Yゼミで得た知識を実際の運転にあてはめようとするだけでドライビングポテンシャルは間違いなく向上する。なにしろ理論を理解するには想像力が必要だし、想像すればイメージが造れるし、運転に必要な客観性を養うこともできる。そこがYゼミの狙い。今年から少しばかり能動的に運転してみようという方にはYゼミがお勧めだ。
メガーヌRSに乗るWさん。
パンダで登場のNさん。
ダートラ仕様のミラージュをラリー用に改造中のMさん。
話をして、ビデオを見て操作の説明をして、またビデオを見て。
サスペンションが動くモデルを使って姿勢変化と荷重移動の関係を説明する。
初対面同士でもそこはそれ。クルマ談義に花が咲く。
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※ 次回Yゼミは1月28日(土)に開催します。ルノーオーナーの方、ぜひ話を聞きに来て下さい。
・YRS Yゼミ開催案内
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●クルマはよくできた道具なので、性能を発揮させるためにはそれなりの使い方を知る必要があります。ユイレーシングスクールが10周年を記念して制作したCDを聞いてみて下さい。バックグラウンドミュージックもないナレーションだけのCDですが、クルマを思い通りに動かすためのアドバイスが盛りだくさん。クルマ好きにとっては一生ものの5時間34分です。
YRS座学オンCD案内頁
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