第650回 YRS鈴鹿サーキットドライビングスクール
年に一度、ユイレーシングスクールのいずれかのカリキュラムを受講された方を対象にYRS鈴鹿サーキットドライビングスクールを開催している。
一般的な走行会ならば不特定多数の参加者を募集するところだろうけれど、鈴鹿のレーシングコースは速いしレイアウトが独特なのである程度クルマの扱いを知っていないと危ないし、走っても楽しくないというのが理由。
今年は目まぐるしく変わる天気予報に一喜一憂しながら迎えた当日。やはり雨。ユイレーシングスクールならではの1時間走ってインターバルをはさんで1時間走る両セッションとも雨。それでも参加した全員が文字通り水を得たように走り回っていました。
今回5名の方が鈴鹿サーキットを初めて走りましたが、結果を見る限り雨にも関わらず十二分な速さを見せていました。速さはあくまでもどのように操作したかの結果です。クルマを動かす手順さえ身につけていればどんな状況でもそれなりに走ることができるという証左です。
朝一番のミーティングで、
「恵みの雨です。練習にはうってつけです。
いつもよりトランジッションを長めにとって、
とにかくクルマをフラットな状態にしてから操作を開始します。
ただし速度は落とさないこと。それが秘訣です」
ルノー・ジャポンが新たに提供してくれたメガーヌRSトロフィー
最初のセッションの完熟走行のリードカーを務めます
下っているストレートはまだしも
S字やヘアピン立ち上がりスプーン手前には川が流れていて
一瞬クルマが浮きます
雨量が増えた2回目のセッションではストレートを走っていても
ハイドロプレーニングを起こすクルマが
今回もルノー仲間が参加してくれました。
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