トム ヨシダブログ

第437回 アルピーヌA110を味わい尽くす

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YRSオーバルレース常連の43歳から79歳まで
平均年齢56歳の若者の目がらんらんで虎視眈々

YRSオーバルレース最終戦の参加者が、駐車場に設けた半径22m直線130m幅員14mのYRSオーバルFSWロングでアルピーヌA110の軽さとダブルウィッシュボーン式サスペンションのロードホールディングを堪能しました。全員がオーバル走行のベテランなので、動画ではスムースに走っているように見えますが、実際は想像以上のペースで周回しています。
平行移動しているような加速、ノーズダイブとテールスクワットが抑えられたサスペンション、操舵関係のイナーシャが少なく路面からの情報が把握しやすい軽いばね下。スポーツカーはかくあるべき、という見本のようなクルマでした。

クルマの性能を引き出すために必要な操作とやってはならない操作、やったほうがいい操作があります。その仕分けをしながら練習しようというのがユイレーシングスクールです。アルピーヌA110はピュア、リネージともリニアリティが非常に高いので、操作がこなれてくるとこうしたいと意識するだけで思い通りに動いてくれる教育的なクルマでもあります。今まで練習してきたことがそのまま増幅されたように感じた参加者もいるはずです。なによりも、ポンと乗ってあれだけの速度で走れたというのは、各人のドライビングポテンシャルの向上につながったはずです。

参加者全員が笑顔で試乗を終えました。アルピーヌA110ピュアとリネージを貸してくれたアルピーヌ・ジャポンに改めて感謝いたします。

下の動画はピュアにカメラを取り付け、スポーツモードで走った19名全員の車載動画を短く編集したものです。

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