第386回 YRSオーバルスクール筑波
茨城県下妻市にある筑波サーキットの中に、オートレースの選手を養成するためのオーバルコースがあります。イン側で測って全長500m幅員30m、傾斜5%の大きなオーバルコースです。
筑波サーキット全景
中央上の楕円形状のものがオーバルコースです
筑波サーキットコース2000/1000と比べてもその大きさがわかります
一般には使えないのですが、2016年4月に開催して以来、ユイレーシングスクールでは今回このオーバルコースでYRSオーバルスクール筑波を開催できることになりました。ユイレーシングスクールらしく30mの走路をパイロンで規制し13mあまりに。直線部を長くとって加速、減速、旋回を明確に練習できるように配慮しました。インサイドで測って半径52mもあるコーナーは、イーブンスロットル、イーブンブレーキ、トレイルブレーキングの練習に最適なコースです。
ユイレーシングスクールならではのコースレイアウト
アウト側のラインはパイロンで規制してあります
パイロンの外側に16m以上のスペースがある安全性の高いレイアウトになっています
慣れると時速100キロ超の速度からターンインし90キロを維持しながらコーナリングの練習ができます。コースには5%のバンクがついているので、フラットな路面とは異なり垂直Gを受けながらのコーナリングを体験できます。どなたでもご自身のクルマで参加できますが、コーナリング速度が速いの、と参加者の経験とクルマにもよりますが連続して1Gの横向き加速度を受けることになりますので、今回に限り事前にYRSオーバルスクールを受講された方に限りたいと思います。なにとぞご了承下さい。
詳しくは、 YRSオーバルスクール筑波開催案内 をご覧下さい。
尚、7月6日(土)に富士スピードウエイでYRSオーバルスクールFSWがあります。これに参加していただければ、垂直過重を受けながらの時速100Kmのコーナリングが楽しめるYRSオーバルスクール筑波に参加していただけます。
※ 以下の動画は2016年に開催した時のもの。外撮りと車載映像です。
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