トム ヨシダブログ


第182回 湖西にも春 緋色と桃色

4月の声を聞いて湖西にも春が来た。曇り空が残念だったけど、ルージュ フラムのルーテシアを桜の下に連れ出した。

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きれいな桜色が出なかったのが悔しい。ルーテシアRSの緋色は鮮やかだったけど。


第168回 大失敗 or 大失態

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紅いルーテシアと紅葉と琵琶湖を収めたかった・・・

どこかのニュースで「今年の関西の紅葉は遅れ気味です・・・」なんてやっていたのが耳に残っていたんだろう、時間ができたので紅と紅の写真を撮ろうと奥比叡ドライブウエイに行ったのだけれど。

通行券を受け取ってうねる道をルンルンで駆け上がるも、行けども行けども赤く染まった木々が目に入らない。なんか変だなと空き地に停めて見上げると、常緑樹以外は、もう葉が落ちて冬支度に入ろうという木ばっかり。

「え~っ、ひょとして遅かった?」

あちこち見て回ったけど、時すでに遅し。展望台から下に見える山々も(自宅の裏手の山々も)これから色づくというのに。

ちょっとドタバタしていたとは言え、電話をかけて確かめるべきだった。第27回でも失敗して懲りたはずなのに。

帰りに料金を払いながら聞いてみると、「紅葉は2週間ほど前まででしたね」。紅葉にも新緑にも映えると思ってルージュ フラムを選んだのに。悔しいけど仕方がない。来春の新緑でリベンジじゃぁ。

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拍子抜けの図 その1

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拍子抜けの図 その2

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見下ろす山々はこれから紅葉だと言うのに

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山が緑だからって信用しちゃイカン
山には常緑樹もあるのだ

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わずかな名残りに寄せてみるも空しい

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琵琶湖大橋を眺めて峰道レストランでカレーライスを食べて下山

走り自体は前回同様に楽しめたけど。


おそまつでした。


第141回 よりどり緑

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長いこと不順だった空模様もどこへやら。ここしばらくの湖西は晴天続き。

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山々を仰げば、緑は今が盛りの鮮やかさ。庭の雑草も伸びほうだい。

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新緑、常緑、浅緑、深緑。言葉が足りないほど初夏の湖西も気分良し。


第99回 近江の国


庭の姫りんご

湖西に終の棲み処をかまえて4回目の春。比良山系の懐に抱かれているからか、冬はとても寒いし夏はかなり暑いのだが、自然がいっぱいで新緑におおわれる時期は最高。


庭の芝桜

歩いて行くには少し遠いが、近くに琵琶湖がある。湖西に来るまでは大きな湖というイメージしかなかったのだが、出かけるたびに目にするものだから少しずつ知識がふえてきた。


琵琶湖にも水平線がある


琵琶湖にはさまざまな表情がある

滋賀県地域を近江の国と言うのは知っていたけど、近江の代わりに淡海という単語を使うことがあるのも湖西に来てから知った。琵琶湖が淡水湖だからだろうな、風流だなと思っていたら、古事記にも記載があるらしい。
鮎や鮒や蜆。琵琶湖で採れる食材がことのほか多いのも来てから知った。

湖北まで足を伸ばしたり、湖東から比良山系を仰いだり。いろいろな表情の琵琶湖を楽しむうちに、実は、琵琶湖が病んでいることも知ることになる。外来魚が琵琶湖の生態系を損なっているというのだ。もともとは観賞用に飼われていた外来魚が放流されたのが始まりらしい。
琵琶湖のあちこちに生け簀があったり、「外来魚買います」なんてのぼりを見かけたから、なんなのかなと思っていたら、そんなことだった。

外来魚から、


琵琶湖を守るため、


生け簀を用意したり


琵琶湖で釣りをする人の協力をあおいでいる

そのためばかりではないらしいが、滋賀県では琵琶湖総合保全整備計画(マザーレイク21計画)を策定し現在は2期目に入っている。条例で外来魚の放流はもちろん、琵琶湖で吊り上げた外来魚の再放流も禁止している。
それでも新種の外来魚が見つかったり、近年では外来種の水草が異常に繁殖したりで、琵琶湖が昔の姿に戻る道は遠いようだ。

みんな忙しいから琵琶湖のことなど見過ごしがちなんだろうけど、ボクも忙しいけど、いつも自然に対して畏怖の念を持ち続けたいと思っている。クルマに対する畏怖の念同様に。


まずはできることから

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話は変わるが、同じ滋賀県のこと。

先日、免許証の更新に行ってきた。その時にもらった滋賀県警の資料に見過ごせない数字があった。


単独事故と単独事故による死者の割合

平成25年中に滋賀県で発生した交通事故件数は7,836件で事故死者数が74人なのだが、その中で単独事故による死者数が21人。実に28.4%にのぼるとあった。発生総件数7,836件に対する単独事故件数が388件で5.0%。事故そのものは少ないのに死傷者数は人対車両の23.0%を上回る。
上の表には23年までの数字しかないが、ここ数年20%前後で推移していた全国の単独事故死者数よりかなり多い。理由がなんであれ相手のいない単独事故は、防ごうと思えば防げるはずなのだから、滋賀県に住む人間としてはいささか残念な数字ではある。