トム ヨシダブログ


第746回 YRSツーデースクールFSW

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毎年春秋に開催しているYRSツーデースクールFSW
今回で33回目
遠くは岡山、姫路、高松、郡山、佐久、小諸からの参加も

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今回のルノー仲間
前列左からワタクシ、Iさん、Kさん
後列左からHさん、Hさん、スタッフF、スタッフY



第715回 YRSツーデースクールFSW

今回が32回目のYRSツーデースクールFSWには27名の方が参加。1日目のブレーキング、スラローム、定常円とオーバル、2日目のショートコースと真剣に楽しく走り回りました。ちなみにショートコースを最も多く周回したのはメガーヌRSに乗るOさんの138周でした。

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全参加者と参加車両

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座学ではクルマの運動特性とそれに対応するクルマの動かし方を説明します
クルマを目的に沿った使い方をするための工夫の仕方を説明します
クルマは弾性体であるゴムでできたタイヤに支えられていることを説明します

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ユイレーシングスクール初参加のTさんのクルマを借りてスラロームのデモラン
ただ左右に切り返すだけではなく
スラロームをできるだけ速く通過するためにはどんな操作が必要か
いい例と悪い例を見てもらいます
クルマは走行抵抗の少ない時=舵角の少ない時に
より加速性能を発揮します

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ブレーキングの練習の目的はできるだけ短い距離での減速
そのためには前輪のグリップを踏力を加え続けて増加させる必要があります
スロットルオフの後でブレーキペダルを一気に踏みこまないように
踏力を加える練習をします
量産車でもスレッショルドブレーキングができれば
マイナス1Gの減速Gを発生させることができます
写真のノーズダイブの大きさに注目

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定常円走行は半径20mの円に沿ってできるだけ速いペースで周回した時
クルマがどんな挙動をするかを確認するのが第1の目的
次にアンダーステアを出さないで速く周回するための
ステアリングワークとスロットルワークの連携を体験します
動いているクルマは常に挙動を変化させています
挙動の変化に対応するためには操作をし続ける必要があります

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3つのコースのデモランを見学した後は参加者自身に
各コースの下見をしてもらいます

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広大な駐車場にコーンでコースを作ります
手前からスラローム、ブレーキ、定常円の各コース

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ユイレーシングスクールでは走行時間を優先するため休憩時間は設けませんが
それぞれの練習の要になるアドバイスをするためのミーティングには時間を割きます

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1日目の午後からはオーバルコースで
加速減速旋回を高い次元でまとめる練習をします
ユイレーシングスクールに初参加のGさんのA110を借りてデモラン
写真はインベタで走っているところ
足のいいA110がテールスクワットで加速します

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2日目は朝1番でFSWショートコースを歩きます
写真は1コーナー
5%のストレートを下ってきてコーナリングする際に何がクルマに起きるかを説明
クルマを前に進めるためにはどんな操作が必要かを理解してもらいます
アンダーステアに陥ればそれはすなわち失速です

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写真は8%の上りのヘアピン(3コーナー)
急な坂を上る時にクルマがどんな動きをするか説明
速く走るために必要な操作をアドバイスします
坂を上りたがらない重たいクルマを間へに進めます

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ユイレーシングスクールでは鈴鹿サーキットは別にして
進行は慌ただしくなりますが
集中力の維持と参加者の運転を振り返る機会を増やすため
サーキット走行のセッションを短くして回数をかせぎます
今回は4グループに分けてショートコースを走行
前のグループがチェッカーを受けるとすぐに次のグループがコースイン
次のグループはピットで待機します

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1コーナーからヘアピンにかけて
2コーナーまでをストレートと考えて走ります

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最終コーナーを立ち上がって5%下りのストレートを駆け抜けます

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FSWショートコースはいくつかのレイアウトを取ることができますが
ユイレーシングスクールでは平均速度が最も高い
1周880mのレイアウトを選んでいます

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午前中の走行が終わったところで集合写真を

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全参加者のラップタイムと周回数サマリ

 

秋のYRSツーデースクールは10月7、8日の週末に開催する予定です。2日間クルマと運転のこと以外考えない時間を楽しむため、ぜひ今から予定に組み込んでおいてはいかがでしょう。



第714回 3月のルノー仲間

今回のYRSツーデースクールには昨年12月に開催したアルピーヌA110ドライビングレッスンに参加した方が来てくれて、初めてのユイレーシングスクールを味わってもらうことができた。
集まったルノー車はメガーヌⅢRSが6台。ルーテシアⅣRSが1台。アルピーヌA110が2台。それにワタクシが借りているメガーヌⅣRSとスタッフYのルーテシアⅢRSの計11台(この際走りのいいA110もルノー仲間ということで)。

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今回もコース上にクルマ並べて記念撮影

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YRSツーデースクールFSWに毎回
四国から来てくれるIさん
次は阿讃サーキットでお会いします

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FSW、鈴鹿、筑波とYRSドライビングスクール総なめ
長野県のOさんはパートナーと

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東京からのOさんもYRSツーデースクールFSWの常連

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YRSツーデースクールFSWに足繫く来てくれるOさんは神奈川県から

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ユイレーシングスクール初参加のGさんは愛知県から
 
以下はGさんからの感想文です

 

まずは2日間、トムさんをはじめスタッフの方々大変お世話になりました。YRSツーデースクールFSWは以前ENGINのイベントの時に知り、今回参加させていただきました。
1日目の座学、スラローム、ブレーキング、定常円で自分の車の基本的な挙動を知る事ができました。オーバルコース走行はかなり奥が深いと感じました。ここでスピンを2回もしましたが、アクセル、ハンドル操作の未熟さが分かりました。2日目のショートコースではトムさんに同乗走行してもらいました。今回の2日間でこの経験が一番印象に残る体験でした。同じように走行できない自分の至らなさを感じました。
今回のスクールでの経験は一般道における安全性の確保や危機回避能力の向上になるものだと感じました。自分の能力の向上が直に感じれますので、楽しかったです。ありがとうございました。 アルピーヌA110 G

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Hさんごめんなさい。連絡ミスで当日の写真がありません。
 
千葉県から参加を続けてくれているHさん
スクールの進行にも気を配ってくれる頼もしい常連です
 
写真は昨年5月のYRS筑波サーキットドライビングスクールで撮影

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最近頻繁に顔を見せてくれるSさんは静岡県から

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時にメガーヌRSを食ってしまう速さを見せたTさんは埼玉県から

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A110ドライビングレッスンが終わって間もなくの昨年12月11日
YRSオーバルスクールFSWロンガーに参加してくれたMさんは大阪からで
ユイレーシングスクール2回目

 

秋のYRSツーデースクールは10月7、8日の週末に開催する予定です。2日間クルマと運転のこと以外考えない時間を楽しむため、ぜひ今から予定に組み込んでおいてはいかがでしょう。



第713 回 速報 YRSツーデースクールFSW

2023年春のYRSツーデースクール終了。2006年に富士スピードウエイで開催してから今回で32回目。参加した方は2日間でとてもうまくなった。

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1日目はFSW駐車場で

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2日目はFSWショートコースで



第687回 YRSツーデースクールFSWのルノー仲間

ジムラッセルレーシングスクールでは初級クラスでも3日間走りっぱなしだった。集中して練習する効果は極めて高く受講者はめきめき上達した。オートマしか乗ったことのないアメリカ人が2日目の朝にはドグクラッチのレーシングT/Mで無難にヒールアンドトーを決めてくれていた。

3日は無理でも2日間ならと始めたYRSツーデースクールFSW。29名が参加してくれた今回が31回目。2006年4月の第1回以来延べ652名のクルマ好きが2日間ドップリと運転だけに浸かったことになる。年2回のYRSツーデースクールFSWに毎回参加してくれている方がいるぐらいだから効能はあるに違いない。来年も2回開催する予定で、日程が決まり次第お知らせしたい。

そして、今回はルノー仲間の参加が過去最多の10名で、スタッフKもYもルーテシア3RS乗りだから計13台のルノー車が集結。ちょっとした絵になった。

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写真が小さくてわかり難いけど左からスタッフY、Mさん、Iさん、Oさん、Tさん、Sさん、Kさん、Wさん、Iさん、Oさん、Yさん、ワタクシ、スタッフKが勢ぞろい

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MさんとメガーヌRS トロフィー

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IさんとルーテシアRS

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OさんとメガーヌRS

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TさんとルーテシアRS

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SさんとメガーヌRS

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KさんとメガーヌRS

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Wさんゴメンナサイ
写真班がWさんの顔写真を撮るのを忘れてました
 
WさんのルーテシアRS

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IさんとメガーヌRS トロフィーR

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OさんとメガーヌRS

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YさんとルーテシアRS
 

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こういうのを壮観と言う
 
遅れて参加したWさんのルーテシアRSが入ってないのが残念

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2日間走りっぱなしが終わり

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それらしく並べて

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そして記念撮影



第686回 Iさんの場合

Iさんは先日のYRSツーデースクールFSWで初めてユイレーシングスクールに参加してくれた。7月には申し込んでくれていたのだけど、開催1週間前に次のようなメールが届いた。

先月末に、鈴鹿サーキットのフルコースを初めて走って来ました。その時のドラレコの映像をYoutubeに上げてあります。現在の私の実力を把握して頂くのに見ていただければと思います。

今年の5月まで、前の型のキャプチャーに乗っていたのですが、「鈴鹿サーキットのフルコースを走りたい」との思いがあり、中古のルーテシア4RSに乗り換えました。(西コースは昔JAFのイベントで自分の車で走ったことがあります)乗り換え後、ルーテシアに関する記事をネットで漁っていたところ、ヨシダ先生のブログを見つけ、ドライビングスクールを開催していることを知りました。
鈴鹿サーキットもそれなりに走れるかな、と思っていたのですが、一度基本的なトレーニングをした方がより安全に走れる、また、新たな気づきがあるかも知れないと思い、今回ツーデースクールに申し込みました。

今回の自分の鈴鹿の走りを振り返って、自分なりに課題と感じた箇所は以下です。気づき事項等あれば、スクールの時にでもアドバイスを頂ければありがたいです。
・ブレーキング  シケイン手前など、自分では結構ブレーキを踏んでいるつもりでしたが、0.5G程度しか減速Gがでていません。スクールで練習しがいがありそうです。
・コーナリング  速度感になれていないこともあり、ビビって全体的に減速しすぎです。ストレートの速度を抑えて、旋回できる速度でコーナリングする練習が必要かなと思います。
・ラインどり  2コーナー、スプーン2個目は、もう少し奥から回り込んだ方が良さそうに思いました。
・S字から逆バンク  初めてにしては、割と上手く走れたのかな、と思います(安全運転ですが)。

Youtubeを見せてもらって気が付いた点がいくつかあったので座学が始まる前にIさんに伝えておいた。参考になったかな。

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京都から参加してくれたIさんにも感想文をお願いした。

 

今回初めて参加させていただきました。

今年の5月まで、ルノーのキャプチャーに乗っていたのですが、「鈴鹿サーキットのフルコースを走りたい」との思いがあり、中古のルーテシア4RSに乗り換えました。乗り換え後、ルーテシアに関する記事をネットで漁っていたところ、トム先生のブログを見つけ、ドライビングスクールを開催していることを知りました。鈴鹿サーキットもそれなりに走れるかな、と思っていたのですが、一度基本的なトレーニングをした方がより安全に走れる、また、新たな気づきがあるかも知れないと思い、今回スクールに参加しました。
1日目午前中のブレーキング・定常円旋回・スラロームは、それなりにこなせたと思ったのですが、午後からのオーバルは一気について行くのが難しくなりました。普段の運転ではすることがない、低速ギアでの全開加速による加速Gと、強い横Gにとまどい、直線でもなかなか一気にアクセル全開にできません。前の車についていけず、だんだん差が開いて行きます。
それでも、何回か走っているうちに、「この位までやっても大丈夫」というのが分かって来て、直線でアクセル全開にできるようになりました。ただ、速度が上がってくると、今度はブレーキが遅れがちになり、コーナーでトレイルブレーキではなく減速ブレーキが残った状態になり、失速してしまいます。なかなか難しくて、もっと数をこなす必要があると思いました。
2日目のショートコース、走るのは初めてです。最初のリードフォローでのトム先生の同乗走行の際、1コーナーの手前でブレーキに足を乗せておき、短く強くチョンと踏む、と教えて頂きました。が、実際にやってみると私のチョンではなかなか上手く1コーナーへ進入できず、ずるずると減速ブレーキを引きずりがちになってしまいます。周回を重ねますが、なかなか「上手く走れた」、と実感する走りができません。
そうしているうちに、参加者のYさんが、「スタッフのYさんの同乗走行はわかりやすくていいよ」と教えてもらい、スタッフのYさんに同乗走行をお願いしました。同乗走行では、一つ一つの操作を説明しながら走って頂きました。実際に自分で周回を重ねた後でもあり、「なるほど、そうゆうことか」と、より具体的にどうすれば良いかイメージすることができました。

私の走りと、スタッフのYさんのお手本とで一番大きく違ったのはブレーキングポイントでした。私よりも大分手前でブレーキングをして、大きく加速しながら1コーナーを抜けて行きます。私の場合はずるずるとがまんのコーナリング、お手本の走りは積極的に駆け抜けて行くコーナリングだと思いました。改めて、ブレーキングポイントは手前にして、コーナリングの体制を作ってからコーナーに進入できることが大切だと思いました。(ドラレコの映像を見返すと、トム先生のブレーキングポイントもスタッフのYさんと同様、私より大分手前でした。ブレーキングポイントが遅いため、私のチョンでは上手く進入できなかったんだと思います)
その後の2セッションでは、1コーナー手前と最終コーナー手前のブレーキングポイントを、以前よりも大分手前にして走ってみました。すると、以前より1コーナーに上手く進入できるようになり、通過速度も速くなりました。後でタイムをみると、午前中の早い時間に出ていたそれまでの最速タイムよりも速く走れていました。

今回参加したことで、全く車の性能を引き出せていないことを実感しました。いろいろと新しい発見があり、充実した2日間でした。参加して良かったです。ありがとうございました。

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Iさんがスレッシュホールドブレーキングに挑戦中

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Iさんを先頭にYRSオーバルFSWの完熟走行

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今回はルノー車が多く見ごたえあり

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ピットロードで出番を待つIさん

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Tさんのルーテシア4RSと連なって
5%のストレートを駆け下るIさん

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これだけルノーがいると壮観
2列目左がIさんの愛車

 

YRSツーデースクールFSWが終わって1週間。Iさんから次のようなメールが届いた。

先日のツーデースクールに参加したIです。スクールで教わったことを意識しつつ、2回目の鈴鹿走ってきました。
・ブレーキングポイントは手前に
・視線は先へ
・イーブンスロットル、トレイルブレーキング
・さぐりを入れてターンイン
・S字の切り返しでは一旦ハンドルをまっすぐにしてアクセルON
今回(2回目)の動画:
前回(初回)の動画:
1回目よりも、ずいぶん速く走れるようになりました。来年のどこかで、また、スクールに参加したいと考えています。
ありがとうございました。

Iさんが送ってくれた2本の動画を見る限り2回目の走りは格段の進歩があった。鈴鹿サーキットレーシングコースはある程度慣れも必要だけど、走り方を構築する方向は間違ってはいない。Iさん、まだまだお伝えしたいことがあります。FSWは遠いですけどまた遊びに来て下さい。



第685回 Oさんの場合

Oさんは2015年春秋両方のYRSツーデースクールFSWに国産のFRで参加してくれた。しばらく顔を見ないなと思っていたら2020年3月のYRSオーバルスクールFSWにメガーヌRSで来てくれた。昨年2月のYRSオーバルスクールFSWと3月のYRSツーデースクールFSWには増車したというS660で、5月のエンジンドライビングレッスンにはメガーヌRSで参加。今年は3月のYRSツーデースクールFSW、9月のYRSオーバルスクールFSW、先日のYRSツーデースクールFSWに来てくれた。

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Oさんにユイレーシングスクールに参加してくれる動機を聞いてみたら、つぎのような答えがかえってきた。

・参加者の方が同年代の人が多く話し易い。
・座学をしっかり受けられドライビングを論理的に考えられる。
・スタッフの方がルノー車に詳しく初めての外車でしたが安心して受講できた。
・開催場所(富士スピードウェイ)が自宅から近く参加し易い。

Oさん、ありがとうございます。また遊びに来て下さい。

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ブレーキング練習中のOさん

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オーバル練習
写真は半径22m直線60mのオーバルをインベタで走る練習

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待機中のルノー軍団
参加10台中2台は走行中

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セッションの開始まで待機中のOさん

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5%の下り勾配のストレートを駆け降りるOさん

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今年2回目のYRSツーデースクールFSWはルノーがいっぱい
スタッフのルノーを入れて13台
記念にパチリ

 
 
※ YRSツーデースクールFSWに参加されたルノー乗りの方。まだ感想文を受付中です。お待ちしています。



第683回 YRSツーデースクールFSW

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お昼休みに記念撮影
楽しいなって顔をして!
元気よく!
の声に全員が照れながら

 

2005年4月の正式リニューアルオープン前から富士スピードウエイショートコースを使ってドライビングスクールを開催してきたユイレーシングスクール。短日のYRSドライビングスクールFSWは2004年から22回開催。YRS卒業生を対象としたYRSエンデューロとYRSスプリントはそれぞれ18戦開催した。

ジムカーナ場/駐車場とショートコースを組み合わせたYRSツーデースクールFSWは2006年に第1回を開催。29名が参加してくれた昨日のYRSツーデースクールFSWが31回目。秋晴れとはいかなかったけど気持ちの良い気候の中で、23歳から75歳まで平均年齢51.4歳の青年が2日間みっちりとクルマとの対話を楽しんだ。

今回29名中ユイレーシングスクールを初めて受講される方が5名。サーキットを走ったことのない方が3名。ルノー車で参加された方が10名。1周880mのショートコースを最も多く周回したのはSさんで計測周だけで97周。この日のベストラップはYさんの35秒416という内訳だった。



第645回 YRSツーデースクールFSWの2889分の3

今年1回目のYRSツーデースクールFSWは両日とも午後から雨。天気予報が当たらないね、とため息をつきながらの2日間。

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2日目午前中最後のセッションの終盤。21名の参加者全員のクルマをコース上に並べて記念撮影。クルマを並べている間にポツリ、ポツリと。

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※ 表の見方

この日、朝9時から午後5時まで33歳から74歳までの運転好きがFSWショートコースを走りっぱなし。Nさんの走行距離は148キロだったらしいけれど、いちばんたくさん走ったのはメガーヌ3RSのOさんとルーテシア4RSトロフィーのWさんで、走りに走って計157周。

家族サービスがあるのでと早退した人もいたけど、なんだかなんだで全員の周回数を合計すると2,889周。で、今回は残念ながらスピンが3回。昨年の秋のYRSツーデースクールFSWはスピン無しだったのだけどねぇ。ユイレーシングスクールの面目躍如にあと一歩。

 

[追記]今回のYRSツーデースクールFSWでサーキットデビューした豊橋のOさんが、4月2日のYRSオーバルスクールFSWと4月18日のYRS鈴鹿サーキットドライビングスクールに申し込んでくれた。嬉しいかぎり。



第644回 Nさんの場合

今年1回目のYRSツーデースクールFSW。神戸にお住いのNさんが初めてのユイレーシングスクールに参加してくれた。当日お話を聞くと、ルーテシアRSを通じて知り合った同じ神戸に住むKさんに受講を勧められたらしい。
Kさんは去年のYRSツーデースクールFSWやYRS鈴鹿サーキットドライビングスクールにも参加してくれた常連。そしたら、スクール2日目昼頃に深谷市に行ってきたというKさんがひょっこり。今回のルノー仲間全員とは顔見知りで、スクール終了まで運転とルノーの話題で盛り上がってました。

で、初参加のNさんに感想文をお願いした次第。

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FSWショートコース最終コーナーを回るNさん

 

3月19日20日の2日間富士スピードウェイにて、YRSツーデースクールFSWに参加しました。

一番印象に残っているのが、クルマは物理の法則に支配されており、クルマを動かすには理論に基づいてクルマに動いてもらう必要があるということです。そのための知識をこの2日間で非常に濃い内容を教えていただきました。

1日目は、パート毎にクルマに動いてもらうための理論を学んだ。午前中に、ブレーキング・スラローム・8の字をグループに分かれてトレーニングを行う。
ブレーキングでは、いかに効率よく最大グリップを発揮させて停止する技術をトレーニング。事前課題でだされた雑巾を絞るようにペダルを踏みこむこと。結果、最大荷重を前輪にかけてタイヤをつぶすことにより、タイヤサイズ以上のグリップが得られる。 
もう一つは、ブレーキペダルの踏み方の学び。アクセルペダルを離すとすぐにブレーキペダルを踏み込むのでは無く、一度間をおいてブレーキペダルを踏み込む技術を学ぶ。結果、荷重の移動の感じ方と過度のローターの発熱をコントロールする方法を学んだ。
スラロームでは、従来の荷重を左右に移動するスラロームでは無く、可能な限りストレートで加速させるハンドリングとアクセルワークを学んだ。荷重が均等であればあるほど安定した加速が得られることを実感した。
8の字では、従来の外側に荷重をかけたままでの8の字では無く、定常円旋回からの逆定常円旋回へつなぎ方に、ストレートで走行する方法を学んだ。つなぎをストレートで走るためには、なるべく早くハンドルを早く戻すこと、切り方は慎重に戻すときは素早く、加速は車体がまっすぐにストレート状態で安定した加速を得る。

すでにここで、自身のドライビングテクニックの常識が覆っている。

昼食休憩をはさんで午後のトレーニングに入る。午後は、オーバルコーストレーニング。日本ではインディ500マイルレースくらいしか馴染みのないオーバルコースであるが、米国ではメジャーなレーシングコースレイアウトだそうです。
一般的な定常円旋回のトレーニングでは無く、オーバルコースはストレートと円で構成されており、ストレート加速・ブレーキング減速・コーナリング・立ち上がり加速の組み合わせでトレーニングを行う。このトレーニングで、クルマの荷重移動を感じタイヤのグリップを最大化することを学んだ。
オーバルコースは、なかなか手ごわい。何度かスピンをする、理由はわかってはいるが満足できる走りがなかなかできない。オーバルコースでレースを行っている米国クルマ文化を尊敬する。サンデーレースは、オーバルコースのレースが多いのであろうが、相手を抜かす方法がわからない。今度、米国のレースを参考にしてみよう。

一日目で、クルマの動かす理論の基本を学ぶことができた。明日からは今日学んだことを自分なりに生かすトレーニングとなる。本日の走行距離 95kmなり。

二日目 富士スピードウェイショートコースでのトレーニング関谷正則氏が監修したショートサーキットとのこと、下り5%上り8%の勾配レイアウトのレイアウトサーキット。一日目にトレーニングした技術を用いてのサーキットトレーニングを行う。

最初は、全員でコース歩行を行ってコースの攻略方法のレクを受ける。勾配のあるコースなので、減速・加速・荷重のかけ方等、昨日教えてもらったことを考えながらコースの走り方を考える。なるべくストレートを最大限にとれるように走ろうと考える。
そのあとは、ヨシダ先生にリードフォローを行ってもらい、走行ラインとペースを学ぶ。先生、速いです。 と言いながら必死についていく。そのあとは、グループ毎ににラッピングを行って各自のレベルアップを行う。
都度休憩時に先生からのアドバイスがあり、再度ラップを重ねていく。メインストレートからのブレーキングで注意されるが、走り始めると頑張ってしまいなかなかブレーキングがうまくいかない。反省である。
午後からは、雨が降ってきてウエットコンディションとなり、更に難しいトレーニングとなったが、より一層荷重移動でのクルマの動きがはっきりわかることとなりいいトレーニングになったと思う。

2日目は17:00に終了 本日の走行距離148km

2日間のスクールを終え総走行距離243km あっという間の2日間であった。クルマを動かすための理論を学んだが、実行するにはまだまだトレーニングが必要というのも分かった。
スクール後に本日クルマを運転し、一般道を走りながらでも加速・ブレーキング・荷重を考えながら運転している。確実にスクール受講の成果はでていると思う。まだまだ書きたいことは多いのですが、スクールには機会があれば次回も参加したいと思っています。まだまだ自分の成長を確認したい、クルマの運転は本当に楽しい。

是非、ヨシダ先生にはいつまでもお元気でスクールの開催をお願いしたいと思っています。

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Nさんと愛車のルーテシアRSトロフィー・シャーシカップ


Nさん。感想文ありがとうございました。ドライビングスクールを長く続けられるよう健康に留意します。ぜひまた遊びに来て下さい。今年2回目のYRSツーデースクールは10月15/16日(土日)に開催予定です。

 

※ Nさんがオーバルコースでスピンしたと書かれている。路面が濡れている上に「あと5キロ速い速度からターンインしてみて下さい」と走行中にFMラジオで指示するものだから、オーバル走行が初めての人はオーバーステアになりがちで、Nさんが下手なのではありません。
スピンはオーバーステアが瞬間的に起きた結果だから、その手前でリアのグリップが足りなくなるような操作をしたのが原因ではあるけれど、スピンしなければわからないことがあるのも事実。だから、YRSオーバルFSWはイン側とアウト側のパイロンの間隔を14mにしている。つまり幅員14mの走路。車線を分ける線が描いてないから想像しにくいけど、高速道路の3車線より広いのだからYRSオーバルでスピンしても危なくはない。安心してタイヤと自分の(!)限界を試すことができる。タイヤは減るかも知れないけれど。