トム ヨシダブログ


第165回 ルーテシアRS YRSストリートを駆ける

3つ目のユイレーシングスクールオリジナルパイロンコースがYRSストリート。既に紹介したYRSオーバルロンガーとYRSトライオーバルが時計回りか反時計回りのどちらかのコーナーを徹底的に練習してもらうために考えたのに対し、YRSストリートは左右のコーナーがあるロードコースを模したレイアウト。

どこのサーキットも理論的な攻略法方があるし、どんなコーナーでも練習に役立つのだけれど、『こういう練習をしてほしい』というコーナーに出会うことはまれ。で、ユイレーシングスクールが教える操作方法と、走り方の組み立て方を練習しやすいようにレイアウトしたのがYRSストリート。

速いクルマで全開で行くと1mぐらい横に飛ぶ3速全開のコーナーや、早めにインにつくとタイムが伸びないコーナーや、1速に落としたくなるようなヘアピンや、アウトインアウトで走ろうとすると失速するコーナーや、速度の最下点をどこにするかで脱出速度が大幅に違うコーナーがあって、しかも次から次へとコーナーが現れるから考えて走っている時間がないという、練習にはうってつけのレイアウトにしたつもりだ。

今年最後のYRSドライビングワークアウトの時に、参加者のIさんのポルシェ911にカメラを取り付けてルーテシアRSを追いかけてもらった時の動画がこれ。
※ Iさんありがとうございました。

来年もYRSドライビングワークアウトを開催する予定なので、ぜひ皆さん走りに来て下さい。速い人は1周38秒で走るYRSストリート。1日で2秒タイムアップするアドバイスを約束します。


第163回 KさんとメガーヌRSトロフィー

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YRSオーバルを走るKさん

先日のYRSオーバルスクールに大阪のKさんが申し込んでくれのだけど、申し込みフォームを見て、「あれ? フェアレディじゃないね。クルマ換えたのかな」。
Kさんは2014年9月のエンジンドライビングレッスンに初めて、はるばると大阪から参加してくれた。しばらく間が空いて、今年4月、鈴鹿ツインサーキットで開催したYRSドライビングワークショップ鈴鹿にも参加してくれた。どちらもすばらしく速いフェアレディに乗ってこられたので、てっきり今回もそうだと思い込んでいた。

そして。YRSオーバルスクール当日。Kさんは、秋空の下でまばゆいばかりに輝くメガーヌRSトロフィーで現れた。

で、「フェアレディを乗りこなしたいからスクールに来た」と言っていたハズのKさんに後日、イキサツを書いてもらったのが以下の文。

『 確か46年前の大阪モーターショーに、サファリラ リーで優勝した初代フェアレディーZが展示してありました。その姿には、とても感動を覚えました。周りをロープで囲まれて、「入るな」「触るな」の状況で、見張りのいない時に乗り込んでつまみ出された思い出があります。思いの外極めて狭い一体成型のプラスチックの硬いシートで、当時50kg程度の細身の骨格の私ですらきつく感じたのが印象的でした。つまみ出されたが故に、何が何でもいつかZを 手に入れるぞ、という思いをこの40年抱き続けました。子供も大きくなって、60歳にしててやっと夢がかない、一生乗り続けるつもりで40周年記念車を手に入れました。

 去年の9月に、”いつかは参加したいと思っていた”,「エンジン」のドライビングレッスンにZで参加、トム吉田校長に出会って、指導を受けました。 シートポジションは、かなり前に変わりました。このポジションになってから運転中の腰痛がなくなりました。ニーパッドの使い方を知ったのもこの時でした。教科書を読んでいなかったので、トレイルブレーキングやイーブンスロットルのことはほとんど理解できなかったものの、家に帰って ブログや教科書を読んで、何とか理解しました。が、実践しないとわからないじゃないですか。。それで、和歌山と鈴鹿ツインサーキットのスクー ルに参加しました。和歌山で「ブレーキを蹴とばすな」と怒られたのですが、意味不明でした。鈴鹿でブレーキ練習をして、やっと意味するところ を理解できましたが、咄嗟の時にはまだ蹴とばしています。日々の練習が非常に大事なのがよくわかります。なかなか無意識にうまくブレーキが踏めません。オートマのZはVDCが効いている時には、パドルシフトが作動しない事に、鈴鹿で初めて気が付きました。VDCを切ると、私の腕ではいつスピンするかわからないので、切ると恐ろしい。

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ルーテシアRSで参加したSさんと記念撮影

 金沢が好きで、時々行くのですが、Zでは冬には行けない。冬には、とてもおいしいカニのおでんがあるらしい。冬のノド黒の握りずしも食べたい。冬に走れる車、できれば3人は乗れる車、後方視界(Zは特に左後方が見にくいので、だいぶ前からいつか事故につながるのではと不安でした)のいい車が欲しくなりました。校長のブログを読んでいると、ルノーはとてもいい車に思えるじゃないですか。”エンジン”の副編集長、塩澤さん(ドライビングレッスンの時には迷子になってしまって、電話した相手が塩澤さんで、”エンジンの長期レポート・メガーヌRS ”は何度も読み返しています )の「メガーヌRSは、FF、戦闘機」の表現も、私を鼓舞しました。で、試乗。広さを考えるとメガーヌしか選択の余地がなかったのでRSを試乗しました。6年ぶりのマニュアル(Zの前はス カイラインクーペのマニュアルでした)も、すんなりと違和感なく使えるではありませんか。見切りもいい。アイドリングストップなどというものまで付いています。仕事の都合で外車はちょっとということもあって、ベンツでもBMWでもポルシェでもない、ルノーなら? Zを手放すことには、かなり迷いましたが(今でも駐車スペースに余裕があれば残しておけばよかったと思っています)、ルノーに決めました。シートの質感から、トロフィーに目が行きました。サーキットより普段乗りの方がはるかに多いはずなので、SやRの超扁平タイヤは無理、迷うことなくトロフィーに決めました。

 この6月にメガーヌがやってきて、3度金沢に行きま したが、体の疲れ方がまるで違いますし、腰痛もありません。色々あるそうですが(私の乗ったルフトハンザのシートもそうでした)、このレカロ のシートはとても私の体に合っています。SONYヨー ロッパのオーディオも低音は出ないもののとても音がいいです。慣らし運転中だったので、RSスイッチも入れなかったので、燃費もいいです。色は黄色ですが、目の悪くなった年寄りには愛車をとても見つけやすくて、重宝しています。 』

以上、原文ママ。

>>>>>> Kさんへ
メガーヌを手足のように操れるようになるまでお付き合いさせてもらいますから、また遊びに来て下さい。

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本当にすがすがしい秋晴れの一日で、もったいないから黄金に輝く2台を連れ出した時のビデオがこれ。

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前日。コースを作る前にいつものところに行ってみたのだけれど・・・。
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爆弾低気圧が通過した直後だっただけに、富士山の全貌は見えず。残念。

それでも四季のある日本は嬉しいよね。