
今年初めてのYRS筑波サーキットドライビングスクール。未明までかなりの雨が降っていたのでシメシメと思っていたのだけれど、ホテルを出る頃には上がってしまった。
今年、YRSではブレーキングの練習に重点を置いている。安全に走るためにも、サーキットを速く走るためにも最短距離で車速を落とす操作とブレーキング区間の後半で姿勢を安定させる操作が欠かせないからだ。だからウエット路面が良かったのだけれど。
筑波サーキットコース1000で午前中2時間をブレーキングの練習にあてた結果、初めてサーキット走る人もターンイン時の姿勢作りに合格点をあげられるようになった。
そう言えば、今回はユイレーシングスクールを初めて受講する人の参加が多かった。いつもなら9割以上が以前に受講した方なのだが。
それと、今回は何年もユイレーシングスクールに通ってくれている方2人が息子さんを連れてきてくれた。
一人は免許取得中ということで、親父さんのクルマをボクが運転してサーキットを味わってもらった。
もう一人は親父さんに買ってもらったクルマで、親父さんと一緒に受講してくれた。若いというのはすばらしいことで、どんどん吸収する。多分、遠くない将来には親父さんより上手くなる手ごたえが。
ただ二人には言っておいた。「若気の至り」はクルマの運転に通用しないからね、と。

ユイレーシングスクールには様々な人がいろいろなクルマで参加してくれる。今回、どんな参加者分布だったのかを示したのが上の図。傾向としては、いつもより年齢層が若干高かったのと、クルマをいじっている人が少し多めだったこと。前述の通り初めてユイレーシングスクールを受けてくれる人が多くて嬉しかった。
筑波サーキットに到着した時にはオドメーターの数字が5100を少し超えていた。

スクールの合間にビデオカメラを積んで走ってみたので、ルーテシアRSから見た筑波サーキットコース1000の景色は次回に紹介します。

ストレートに並んだルノー、ルノー、ルノー
ルノークラブ走行会が行なわれた阿讃サーキット。香川県との境に近い徳島県東みよし町の山の中にあるこの1周1004mの小さなサーキットは、運転の練習にはもってこい。
なにしろ高低差がハンパじゃない。加えて、これが最大の特長なのだが、エスケープゾーンがほとんどない。コースアウトしたら即ガードレールか土手。こういう環境は得がたい。
突っ込みすぎたらアウトに逃げればいいや、で練習するのと、絶対にコースを外れてはだめだ、で練習するのとでは全く違う。テクニック以前に覚悟の仕方を養える。
それに、エスケープゾーンのないタイトなコースが役に立つこともある。
この日、サーキットを初めて走る人が何人もいたけど、みんな最後にはそこそこ走れるようになった。それは、あくまでも個人的な感想だが、レイアウトというか、目に入ってくる情報が峠道を走っているのと大差ないので馴染みやすいのではないかと。
頂上から下るセクションもいい。とにかく忙しいから考えている時間はない。なんとかしなきゃならないし、やってみればなんとかなるものだ。運転の理想は無意識行動なのだから、それを短時間のうちに習得できる。
そんな阿讃サーキットを慣らし中のルーテシアRSで走った時の動画がこれ。オドメーターの数字は4000を少し超えたばかりだったから、RSボタンには触らずショートシフトをしながら走った。
阿讃サーキットを走るのに特別な資格は要らない。ライセンスも要らない。年会費3,500円を払えば、平日、土曜、祝日なら1,600円で25分走ることができる。関西圏にお住まいのルノーユーザーの方はぜひ一度訪ねてほしい。
ただ、サーキット自体が山の上にあって、そこへ続く道は細く急で、上に住む方々の生活道路でもあるので十分注意してほしい。
サーキットを単に速く走るのではなく、自分がクルマの性能を引き出す操作ができているか検証するのにはうってつけのコースだ。

全員集合
5月4日。阿讃サーキットでルノーネクストワン徳島とルノー松山が共催するルノークラブ走行会が開催された。
この走行会、20数年前にルノーユーザーの事故がきっかけになって始められたそうで、今回で30回目になるという。
「経験不足に起因する不慮の事故からお客様を守りたいので始めた」という一宮さんのお話を聞いて、何かお役に立てればと押しかけることにした。

まずはルノーネクストワン徳島に表敬訪問

予報は外れで日焼けが痛い
せっかくだから座学もやろう、という話になって、集合時間を例年の午後1時から朝10時半にしたのだけれど、座学を始める前にルノーユーザーとその仲間が26名集まった。

どの顔も真剣そのもの
座学ではいつもの通り、タイヤのグリップの話に始って、運転操作でやってはいけないこととやっていいこと、やったほうがいいことを説明して、参加された方々の質問にもお応えした。
本州以外で初めてのスクールではあったけど、みなさん真剣に話を聞いてくれてとても嬉しかった。

小さいサーキットだけど設備は万全

最短距離でクルマを止めるコツを披露
昼食をはさんで、走行は1時から5時まで。走行時間をそぐといけないので、実技はスレッシュホールドブレーキングを体験してもらうことだけにした。全員をお乗せすることはできなかったが、ブレーキペダルの踏み方によって制動距離が大きく変わることははたから見ていてもわかったそうだ。
その後は好きな時に走って、好きな時に休むといういつものルノークラブ走行会。

合間にコースを歩いて損得勘定の仕方を説明
サーキット走行のベテランから、この日初めてサーキットを走る方まで経験値はバラバラ。大丈夫なのかな、と思っていたけれど、心配する必要はなかった。みなさんご自分のペースを守ってサーキット走行を楽しまれていた。

走行予定のない方はYRSルーテシアの助手席と後席から
何人かの方を助手席に乗せてオーナーのクルマで走って『理にかなった操作』というものを見てもらったけど、「目から鱗」と言ってくれた方もいたから参考にはなったはずだ。

ビデオの撮影もしたし
かの一宮さんが0.9ターボのルーテシアを持ち込んでいたから、定員乗車で模範走行(?)を披露した。ちっちゃなエンジンなのに上り坂でも痛痒を感じなかったのは大きな驚き。

0.9ターボが思いの外速いのに驚いたり
とにかく、コース上にクルマが走っていない時間がないほど、1周40秒台後半~50秒台前半のコースを入れ替わり立ち代わり走ること走ること。 「今日がサーキット初めてなんです」と言ってた方々が、目を三角にするでもなく周回を重ねる。それも初めてにしては大したペースで。 ちょっともったいないところがあったのでアドバイスしたら、その方はベストラップを更新。 カングーも走っていたから速度差は大きかったけど、譲るところは譲り、譲られるまでは待つという秩序あふれる、それでいて楽しさ満点の時間が5時まで続いた。

定員乗車のカングーが走っていたり
一宮さんも出て行ったら戻ってこないほど運転が好き。なんか、とてもステキな走行会でした。帰りの渋滞が少しばかり苦痛だったけど、それを差し引いても余りある得がたい体験をさせてもらいました。
自宅に戻り、四国が近くなったように感じています。

見たことのない色のメガーヌRSが走っていたり

一宮さん お世話になりました。
ルノークラブ走行会 ずっと続けて下さい。
※掲載した写真はYRS卒業生の和田康之とルノーネクストワン徳島に提供してもらいました。

長いこと不順だった空模様もどこへやら。ここしばらくの湖西は晴天続き。

山々を仰げば、緑は今が盛りの鮮やかさ。庭の雑草も伸びほうだい。

新緑、常緑、浅緑、深緑。言葉が足りないほど初夏の湖西も気分良し。

身震いしているかのような

ドッシリと構えているような
鈴鹿サーキットに到着してもオドメーターの数字は3,200弱。
3,000キロまでは3,000回転を上限に回してみたけど、まだ全開にはしたくない気分。年に1度のYRS鈴鹿サーキットドライビングスクールには間に合わなかったけど、リードフォローのリードカーとして初めてサーキットに足を踏み入れた。
その時の動画がこれ。
F1日本GPも開催される日本のモータースポーツの聖地、鈴鹿サーキット。高速コースなので一度はユイレーシングスクールを受講した方を対象に開催している。今回は21歳から67歳まで、平均年齢48.6歳の若者が伊勢湾を遠くに眺めながら聖地のストレートを駆け下りました。

走行が終わればみんな笑顔、笑顔、笑顔。
まだ全開にはしていないし、今回は「RSボタン」は使わずにマニュアルシフトで走ったのだけど、2,000回転も回っていればトルクがモリモリのルーテシアⅣRS。ルーテシアⅢRSとエンジン特性も違うし、足回りのフィーリングも異なるけど、このクルマもいい。
運転の上達に励む、って覚悟のある人にはうってつけの教材、です。これでユイレーシングスクールを受講したら運転の達人になれること間違いなし。
今年は天気がすぐれない日が多い。湖西の桜も遅めの開花。いつもの場所の桜が満開になるのを待ってパチリ。

琵琶湖バレーの入り口で

湖西道路への連絡道で
4月半ばにはスクール三連荘。回したい衝動を抑えながら関東に向かった。

まずは富士山にご挨拶。2週間前より道端の雑草が青々と

枝垂桜はいつも通り見事だったけど、天気がねぇ

晴れていれば正面に富士山が見えるのだけど

う~ん、残念

富士スピードウエイの前で

富士霊園にお邪魔して1

富士霊園にお邪魔して2

富士霊園にお邪魔して3

富士霊園にお邪魔して4

雑誌エンジンの長期テスト車メガーヌRSの担当塩沢副編集長と

4月9日。13年目に入ったエンジンドライビングレッスン。記念すべき50回目

4月11日。今年2回目のYRSドライビングワークアウトは雨でした

4月12日。7年目に入ったポルシェクラブ千葉のプライベートレッスン。富士山は雲の中
ルージュ フラムはいつでもどこでも鮮やかだったけど、今年は透明度のある桃色に出会えなかったのが残念でした。

テレビ番組である畜産企業の特集をやっていた。とにかく、そこで育てられた牛は旧来のブランド牛に勝るとも劣らないほど美味しく、日本はもとより海外でも評判だという。
しかも、4,800頭もの牛を育てる畜産企業は日本にひとつしかないという。合理性が畜産業を変えた、というホストのコメントもあった。まさに日本の第一次産業におけるリーディングカンパニーなのだろう。
番組で流れた情報を整理すると、
・従来の小規模農家の殻を破り、牛を育てることを唯一最大の仕事と位置づけ、飼料の供給や小屋の掃除は外部に委託。
・平均年齢25歳、15人の従業員が行なうのは徹底して牛の管理だけ。牛を観察することに最も時間を費やし、あらゆる手段を講じて牛がストレスなく成長できる環境を用意する。
・従業員は牛と向き合い様々な問題を解決していく過程で自身が牛とともに成長できるから、と入社1年目から牛200頭を任される。
まだまだ話は続くが、次から次へと小気味良いほどに合理的なシステムが紹介された。

キーボードを叩きながら見ていたのだが、ふと、手が止まった。
今までの地方名ではなく自分個人の名前を冠したブランド牛を育てる社長が、育てている牛のことを 『牛さん』 と呼んだのだ。
一瞬、んっと思った。一般的に畜産業は牛を育てるのが仕事だが、やがて牛は我々人間の胃袋に収まる。恥ずかしい話だが、畜産業の方々は牛を商品だと割り切って育てているんだろうな、と勝手に思いこんでいた。でないと切ないな、と。
しかし、どうやらそれは間違いのようだった。
その社長は、なんのてらいもなく『牛さん』と何度も何度も口にした。
その話を聞いて吹き出したホストにはムカッとしたが、社長は大真面目な顔で「牛さんは、かわいがればかわいがるほど自分で美味しくなろうとしてくれるんです」とまで言い切った。
従業員も『牛さん』を撫で回すこと、撫で回すこと。

んっ、と思ったのには、他にも理由がある。
『牛さん』が過去の記憶とオーバーラップしたのだ。
1999年12月。日本に来て初めてドライビングスクールを開催する数ヶ月前のこと。当時の読者は700人足らずだったと思うが、ドライビングスクールの宣伝も兼ねてアメリカからメールマガジンを発行していた。
【参考】 ユイレーシングスクールメールマガジン第1号(1999年9月1日発行)
当時は今ほど運転についての合理的な情報が豊富ではなく、少しでも理にかなった運転を広めたくて始めたのだが、その中で『クルマさん』という言葉を使っていた。昔から車も車と書かずにクルマと書いてきた。
ところがメールマガジンを読んだ方からお叱りのメールがきたことがあった。「車さんという表現が気持ち悪い。車にさんをつけるとは何事」という主旨だった。
以前から執筆する時に使っていた言葉だし、クルマを擬人化しようと思っているわけでもない = 道具として使い倒すことが最大の賛辞だと思っているし、あがめたてているわけでもない = 床の間に飾るなんて考えられないし、あくまでも自分にとってのクルマとの距離を表したかっただけなのだが、不特定多数に配信するメールマガジンゆえ気持ち悪いと受け取る人がいるのだろう。それ以来ほとんど使わないようにしてきた。

牛さんとクルマさん。生き物と工業製品、生命体と無機物の違いはあるけれど、社長はもちろん従業員の方々まで自然な流れで『牛さん』と口にするのを聞いていて、ボクが使っていた『クルマさん』 と重なるものを感じた。時と場合によっては使うことを躊躇しないほうがいいな、と思えた。
だからと言うわけでもないが、前回のブログで控え目に使ってみた、というお話。

いい景色です
関東で打ち合わせが数件あったので、慣らしを兼ねてYRSルーテシアを連れ出した。

自分の影が写り込んでいるけど広角で撮りたくて
過去、ルーテシアⅣRSで受講された方が何人もいるのでどんなクルマかおおよそのことはわかったつもりでいたけれど、じっくりと付き合うのは初めて。まずはYRSルーテシアと仲良くなるための儀式。

今年の富士山は雪が多かった
最近のクルマは慣らし運転が必要ないと言われてるし、初回のオイル交換も10,000キロでかまわないと言われているし、技術はどんどん進歩でしていてクルマは手がかからない道具になりつつある。
しかし、クルマは洗濯機や冷蔵庫とは違う。人を乗せて、時には時速100キロで走る機械だ。人間の言うことを聞かなくなることが致命的な道具だ。
近代の工業製品だから故障とは縁遠いはずだし、キチンと使えば壊れることはないはずだ。それでも、今まのクルマ同様に、必要ないと言われているランニングインをしている。

去年は見事な桜に挨拶できたのに
クルマさんは「回してもいいヨ」と言っているかも知れないが、「ならお言葉に甘えて」とブン回しては、お互いの関係の始まりとしては、いささか味気ない。
もちろん、クルマさんにこちらの気持ちが伝わることなどあり得ないことだし、伝えることが目的ではない。

こちらも数日早かった
もちろん、自分流のランニングインが終われば、他のクルマ同様レッドゾーンまでしっかり回してあげられる機会を設けるつもりだ。
それまでの間は、自分のYRSルーテシアに対する思いを整理する期間。少しずつ癖を知りゆっくりと身体になじませるための時間。

ルージュ フラムを選んで良かった

お尻のラインが
終の相棒としてて選んだルーテシアⅢRSが嫉妬すると困るけど・・・。

比良山系を背景に
ユイレーシングスクールの活動を応援してくれているルノー・ジャポンがルーテシアRSを貸してくれることになった。
ルージュフラムのシャーシースポール。先代のトゥィンゴ ゴルディーニ ルノー・スポール同様にこれから数々のYRSドライビングスクールを牽引してくれることになる。

遠く伊吹山を望む
実はお借りする前、ありがたいことに仕様についてこちらの希望を聞いてくれた。
で、ルーテシアⅣRSに乗っている方々のブログを拝見すると、シャーシーカップを選んだ人が多いような気がした。それで、ユイレーシングスクールがお借りするのはシャーシースポールにした。
この先、ルーテシアⅣRSシャーシーカップでスクールに来られる方がいるかも知れない。その時にはシャーシースポールを運転してもらうと違いを感じてもらえるかな、と考えた。
ルーテシアRSに2通りの仕様があるのだから、両方を味わってもらえばルーテシアⅣRSの真髄に近づくことができるのではないかと思った。
色は単純に、写真を撮る時に背景に溶け込まないようにルージュフラムをお願いした。

琵琶湖にもそろそろ春が
最新のホットハッチ、しかもパドルシフト。ワクワクする気持ちを抑えられないでいるが、そんな気持ちをおすそ分けする方法がないか考えた。
今までもお借りしたルノーをドライビングスクール参加者に運転してもらったことはあるが、参加者全員に乗ってもらうのは物理的に不可能だった。
それで、これからルノーユーザーの参加が増えることも期待して、慣らしが終わってからの話なのだが、ルノー車で参加してくれた方に富士スピードウエイの駐車場で開催するドライビングスクールの時にルーテシアⅣRSに乗ってもらおうと思う。
コレオスやカングーに乗っている方には安全な場所でホットハッチがどんなものか味見してほしいと思うし、
トゥィンゴRSやルーテシアⅢRSに乗っている方は最新のホットハッチを体験してほしいと思うし、
RSモデルを体験したことのないルノーユーザーにはルノー・スポールが送り出すクルマを感じてほしいと思う。

パドルシフトがムフッ
ルノーユーザーだけを特別扱いするわけにもいかないけれど、他の参加者に事情を説明して、ルノー車に乗っている方がお昼ご飯を早めに切り上げてくれれば不可能ではない。時間が足りなければ全てのカリキュラムが終わってからでもいい。
YRSオーバルを体験済みの方はオーバルを走ればいいし、初めてユイレーシングスクールに来られた方は270mx160mの広場でルーテシアRSの加速を体験してみるのもいい。

慣らしが終わるまではガマン、ガマン
ルノー・ジャポンのご好意でYRSフリートに加わったルーテシアⅣRS。使わなければもったいない。

お待ちしています
ルノーユーザーの方、安全にクルマを動かすコツを覚えることができるし、運転の楽しさを満喫するヒントがたくさんあるYRSドライビングスクールにぜひおいで下さい。お待ちしています。
3月15日。ユイレーシングスクールの目玉(?)プログラムのYRSオーバルスクールFSWを開催。
今年から走行時間を増やすために定員を20名にしぼったのだけれど、前日のYRSトライオーバルスクールを受講した人がどうしても続けて練習したいと言うので、カリキュラムを工夫して計22名で開催。

今回は教室で記念撮影
最近ルノーユーザーの参加が確実に増えてきていて、今回は4台のルノー・スポールが参加してくれた。
クリオに乗るHさんはサーキット走行の経験が10時間。1月のYRSオーバルスクールにも参加してくれた。
ルーテシアⅢに乗るKさんはサーキット走行は未経験でユイレーシングスクールも初体験。
ルーテシアⅣに乗るYさんは1年前のYRSドライビングワークショップに来てくれた。
メガーヌに乗るIさんは欧州車を対象としたレースに参加した経験をお持ちだが、ユイレーシングスクールは初参加。

3兄弟と先輩といとこが
※スピダーはスタッフの愛車
みんなそれぞれ経験値は異なるけど、不思議なことに、YRSオーバルスクールで1日中楕円形のコースを走り回ると最後にはほとんど同じレベルに達する。
とにかく、午前中の半径22m直線60mのオーバルだと9秒に1回コーナーが現れるから、数えたことはないけれど相当な回数の加速→減速→旋回→加速をこなしているはずだ。
午後の半径22m直線130mのオーバルは3速に入るほど速度域が高く、なおかつ集団で走るものだからいつも理想のラインを通れるわけではないから、それはそれで練習になる。
最終的には1日でかなりの距離を走るのだが、タイヤがボロボロになるとか、ブレーキがフェードするとか、そんな話は全くない。
なにしろアンダーステアを出したり突っ込みすぎるとすぐに指摘されるから、クルマが痛む前に間違った操作を修正することができる。
2月ぶりのオーバルを走るHさん。前回より良くなったでしょ、と。
もちろん格段の進歩です。午前中エンジンのかかるのが少し遅かったけど。

クリオとHさん
クルマを全開で走らせるのが初めてのKさん。難しいですね、と。
でもキチンとできていましたよ。難しいと思うのは、今まで理論的にクルマを動かす機会がなかったからだけなんです。次回はもっと楽しくなると思いますよ。

ルーテシアⅢとKさん
1年ぶりに来てくれたYさん。やはり、難しいですね、と。
走りは悪くないんです。ただ日ごろからもう少し積極的に運転しようという意思を持つと、もっと楽に運転ができると思います。

ルーテシアⅣとYさん
初めてYRSに来てくれたIさん。頭を使って走るのは初めてなんで、と。
レースの経験があるだけにスムースに走ってました。でも少し走りがおとなしいかなと。次はもっとメリハリのある運転をされるとクルマの動きが良くわかると思います。

メガーヌとIさん
クルマはその性能を味わってあげなければもったいない。特にルノー・スポールに乗る人はユイレーシングスクールに遊びに来てほしい。どれだけすごいクルマかがわかります。
※ ユイレーシングスクールのプログラムはどんなクルマでも、サーキット走行の経験がなくてもあっても参加できます。
※ あなたもクルマとの対話の糸口を探しに来てみませんか?