8月26日木曜日
この日の筑波サーキットコース1000は朝から暑かった
写真は朝6時59分に撮影
気温30.5度
湿度67%
プライベートドライビングレッスンに集まった19名
うちサーキットを全く走ったことがない人6名
ノーブレーキで1コーナーに進入する練習をしてから
全開からトレイルブレーキングを駆使して高い速度からターンイン
リードフォローに同乗走行
とにかくクルマを安定させて走る練習の繰り返し
ひとりの落伍者も出ずに終了で記念撮影
ユイレーシングスクールでは午後の計測セッションを2回に分ける
2時半に1回目が終わって走り方の確認
フラッグ台の日陰にある気温計
気温39.5度
湿度65%
計測セッションは1時から4時まで走りっぱなし
汗が止まらない
でも
参加したそれぞれがなにがしかと達成感を得たはず
9月16日(木)に筑波サーキットコース1000で速いターンインを実現するための練習、イーブンスロットルとトレイルブレーキングに特化したプログラムYRS筑波サーキットドライビングスクールを開催します。クルマを安定させてからより高い速度で4輪を使ったコーナリングを会得するために参加してみてはいかがですか。
・YRS筑波サーキットドライビングスクール開催案内&申込みフォームへのリンク
・ユイレーシングスクールの感染対策
やはり天候が不順なのだろう今年は雨のスクールが多い
雨と言ってもそぼ降る雨ではなく豪雨+強風
YRS鈴鹿もエンジンドライビングレッスンもYRS筑波も
それでも参加者は冠水した路面をものともせず
確信を持って十二分に速いペースで
クルマを操っていた
ユイレーシングスクールではスクールの始まりに必ず座学を行うのだけど、雨のスクールでは特に強調して伝えることがある。
『 雨だから滑ります。ズルッとくるかも知れません。だからと言って慎重になりすぎるのは得策ではありません。みなさんが走っていてズルッとくる時は、例外なく前か後ろどちらかの2輪が流れています。それは2輪だけ流れるような操作をしているからです。今日はどうすると2輪ではなく4輪を流すことができるかを意識してみて下さい。秘訣は滑りやすい路面ではトランジッションを大切に、明確に行うことです 』。
言うまでもなく雨の日に陥りやすいスピンやコースアウトは、前者はリアタイヤがフロントタイヤよりも、後者はフロントタイヤがリアタイヤよりも余計に流れることで起きる。流れるということは、後ろなり前なりどちらかの両輪が路面をつかむ力が不足している=グリップが不足していることになる。そして、スピンやコースアウトが起きるのはコーナリングの始まりに集中しているのを経験的に知っている。
で、なぜそうなるかはここでは省くが、仮にフロントタイヤとリアタイヤの流れる量が同じだとしたら、コーナリングの軌跡は変わる可能性はあるがスピンやコースアウトは起きないだろう、と推察できる。そうあくまでも推察だ。次に、4輪に均等な仕事をしてもらえる状態にしてからターンインすれば、流れたとしても流れる量は4輪とも同じになるのではないか、そうすれば少なくともオーバーステアやアンダーステアにならずにすむのではないかと想像できる。さらに言えば、コーナリングを始めたクルマの荷重は直後に外側に移動し始めるけれど、可能な限りアウト側の前後輪同士、イン側の前後輪同士の荷重に差が生まれないような操作ができれば、オーバーステアやアンダーステアとは顔を出さずにすむはずだ、という結論に達する。
そこで、加速➡減速➡ターンインの流れにあって、クルマは直進状態で進んでいるのだから、まずターンインの前に前後輪のグリップが均等になるな時間を設ける。4輪が等しく路面をつかまえることができる状況を作る。加速中も減速中も前後輪の荷重が異なっているからグリップにも差が生じている。それを自身の意識である瞬間に前後輪の荷重が均等になるように操作をする。その状態と時間が速い速度でのターンインを可能にする肝になる。トランジッション。
速さを追いかける前に、コーナーの大きさや速度に関わらずターンインする前にクルマを必ずフラットにすることができさえすれば、それが根拠となる。自分がそうしているのだから、2輪だけが流れる可能性は限りなく低いはずだという拠り所になる。それを、少しばかりゆっくりとしたペースから始めて徐々にペースを上げていけば、自分がトランジッションを意識しているのだから、速い速度でターンインしてもバランスを崩すことはないという確信に変わる。タイヤがズルッときても4輪が流れることになるので流れる速度は遅いし、流れる量も2輪だけに比べて極端に少なくなる。経験するとわかるけど、4輪が流れている状況というのは、流れているのを察知できないほど穏やかだ。だから、意図的に流れるであろう速度でターンインして限界を探ることすらできる。もちろんさらに速い速度になれば、クルマはコーナリングをしながらプラスマイナスのヨーイングを起こすことになるから、クルマの動きはもう少し複雑になる。けれど、ペースを上げてもターンインでアンダーステアもオーバーステアも出さずにクルマを曲げることができるようにならなければ、その領域を覗くことは不可能だ。
路面に水幕が張るようなコンディションの中、運転の手続きを省かなかった人たちは、こちらが心配になるぐらいの速さでコーナーにアプローチしていた。
雨の日に限らずスピンやコースアウトをする人は、その人が十分速く走っていても走っていなくても根拠のない操作をしている場合がほとんどだ。言葉を換えれば、行き当たりばったり、あるいは出たとこ勝負ということになろうか。盲目的に速さだけを追いかけている、と言ったら言い過ぎか。
漠然とした速さだけを追いかける大丈夫だろう運転ではうまくいく時もあればいかない時もある。憶測でクルマを走らせているからだ。けれどクルマは道具だから使い方がある。あてずっぽうに操作しても思い通りには動いてくれるわけがない。スクールでは何度でも言う。『 何人もクルマの速さ以上に走ることはできない。速く走りたければ、まずクルマの性能を引き出すことに腐心すべきだ 』 と。
運転操作には根拠が必要だ。なぜそうするのか。なぜそうしてはいけないのか。なぜそうしたほうがいいのか。まずは4輪自動車の運動特性を理解することが大切だ。クルマを速く走らせたいと思うのなら、こう言うと若い人には嫌われるかも知れないけど、まず自分を律することだ。クルマが動く仕組みを理解し、動いているクルマの挙動を感じ、その上でどんな場面でも自分は理にかなった操作をしているとの確信が持てるようになれば、我々が想像するより高い性能を発揮し目的をかなえてくれる。クルマとはそういう乗り物だ。
9月16日(木)に筑波サーキットコース1000で速いターンインを実現するための練習、イーブンスロットルとトレイルブレーキングに特化したプログラムYRS筑波サーキットドライビングスクールを開催します。4輪を使ったコーナリングを会得するために参加してみてはいかがですか。
・YRS筑波サーキットドライビングスクール開催案内&申込みフォームへのリンク
・ユイレーシングスクールの感染対策
ユイレーシングスクールの活動は20年あまりになるけど、初期の頃からずっと今でも通い続けてくれる方が少なくない。
今年3月に「千分の一秒差のフィニッシュ」を紹介してくれたTさんもその1人。そのTさんからメールをもらった。1999年11月に拠点をアメリカから日本に移し12月にユイレーシングスクールを始めてから、自分のクルマ生活を通して得ることができた知識と経験を伝え続けたいと思ってやってきたけれど、続けてきて良かったなとつくづく。 嬉しいからTさんには事後承諾になるけれどメールを紹介してしまおう。
YRSオーバルレースFSWならではのドア・ツー・ドアで
YRSオーバルFSWロンガーの下のコーナーに飛び込むTさん
——————————– ここから ——————————–
コロナの終息にはしばらくかかるだろうからスポーツドライビング以外の趣味でも持とうと、こっそりとひっそりと1年前からギターを始めました。若い時にやりたいと思っていたけど、「教えてくれる人もいないし、お金もないし」で諦めてたのを思い出したのが理由。若者であれば1か月で習得できることが1年たっても習得できない(笑) これが結構凹む。
それでも楽しいと思って続けられるのが、トムさんの教えるスポーツドライビングのおかげ。一方的に見るだけのビデオレッスンで練習しているのですが、講師が繰り返し口にする
Don’t worry!
Don’t compare!
Don’t expect (to progress) too fast!
Be kind to yourself!
という言葉が、トムさんが話すことと共通していて身に染みる。それに、所有するのは誰でもお金出せばできるけど、扱えるようになるには努力が必要。努力して習得するから小さな進歩でも楽しくて仕方がない。いろいろな面でスポーツドライビングと共通することが多く、日々感動してます。
こういう楽しみ方をできるようになったのはトムさんのスクールのおかげ。デジタル人間な私はスイッチ押したらすぐ光るとかじゃないと「なんだよ、これ!」ってなってたんだろうなぁと。直接あったときにでも話して感謝を伝えたかったのですが、機会を逃しているのでメールで。本当に日本に戻ってスクールを始めてくれ、ありがとうございます。
と言いつつ、ルノーブログみてたら自粛 < 走りたいとなってしまって、筑波申し込みました。 (笑) そのころ、コロナの状況がよくなっていることを祈ります。
——————————– ここまで ——————————–
Tさん またイーブンスロットル100キロで1コーナーに入って4輪流してみますか?
全てのセッションが終わってコース上で記念写真
35歳から75歳まで24名のクルマ大好き青年の
達成感あふれる笑顔がステキです
徐々に天候は回復したものの、朝一番はとんでもない雨と傘がおちょこになるほどの風。ピットは冠水するし、コーナーのイン側の縁石をかすめるとクルマが隠れるほど派手な水しぶきを上げるし、一時はどうなることかと。午後の走行が始まって1時間ぐらいするとレコードラインは乾き出したけど、湿気が多いのか完全にドライにはならず、ライン以外はまだまだダンプ。結局最後の30分ぐらいでほぼドライで走れるようになっただけ。
この日の特筆大書は、午後からの計測で24名合計で1346周したけれどスピンがたったの1回だけだったこと。この日のベストタイムが41秒513だし42秒台が2人で43秒台が3人だから安全を見越してゆっくり走っているわけではなく、全員が少しでも速く走ろうと努力した結果の1回だから、この日の参加した方々を大いに評価したいと思う。まして、この日最もたくさん走った人は63周したのだけど、最後のセッションの最終ラップに自己ベストを出した人が2人もいて、最後のセッションの最終1周前に自己ベストを出した人が4人もいて、それに半数の人が自身の最後のセッションで最も速いラップを刻んだ。路面状況が後半良くなってきたとは言え、ほとんどの人が少しずつ探りながらペースを上げて最後に走りをまとめるという、ドライビングスクールとしては理想的な流れだった。午前中の雨にどんな1日になるかとスタッフ同士で案じてはいたけれど、こういう展開は大好きだなぁ。 とにもかくにも、ユイレーシングスクールはどうやって走りをまとめ自分の意図することを実現するか、そのためのアドバイスが功をなしたかなと。
何はともあれ参加されたみなさんにお疲れさまとありがとう。
次回のYRSドライビングスクール筑波は9月16日(木)の開催です。YRSドライビングスクール筑波開催案内をご覧の上ルノー乗りの方はぜひ参加をご検討下さい。すでに申し込みが3名あり、ユイレーシングスクールに初めて参加のルーテシアⅣRSに乗るIさんがエントリされています。
YRSドライビングスクール筑波の歴史は長く
そのルーツは2000年4月に開催した
ユイレーシングスクール主宰の筑波サーキット公式ドライビングスクール
延べ3千人を超す方々がTDSで運転の楽しみに出会ってくれたことが自慢です
ユイレーシングスクールは6月から9月まで筑波サーキットコース1000でスクールを開催。7月、9月はYRSオリジナルのドライビングスクール筑波、8月はポルシェクラブ東京銀座ドライビングレッスン。FSWでの開催は9月29日にYRSオーバルレースで復活します。
7月1日のYRSドライビングスクール筑波に集まったルノー仲間4人
大雨の中をみんな楽しそうに泳ぎまわってました
写真左からいつものHさんは鈴鹿についで。久しぶりのTさんはいつもの笑顔で。おニューのメガーヌRSにニンマリのワタクシ。リズムに乗り出したのかきれいな走りのTさん。愛車をコーティングしてピッカピカにしてきたスタッフK。鈴鹿に続いてクルマとの対話が進むOさん。
朝から大雨。大変な1日にも関わらず終わってみればみんな笑顔。ユイレーシングスクールの面目躍如です。
木曜日。今回は天気予報通りに朝から雨。それもかなりの雨量。筑波サーキットのジムカーナ場が冠水するほど。
そんな中、2003年から続けていて通算70回目になるYRS+エンジンドライビングレッスンがスタート。YRS+エンジンドライビングレッスンが初めての8名を含む25名の参加者にはクルマに乗ったまま座学。 YRS鈴鹿サーキットドライビングスクールで話したウエット走行のアドバイスを繰り返す。午前中のオーバル走行では頂点でインからはなれてしまう人や午後のコース1000の走行ではズルっとする人もいたけれど、サーキットが初めての人も含めてみんなかなりの速さで走り回ってました。ユイレーシングスクールの座学、カリキュラムの面目躍如です。
午後のコース1000ではリードフォローの後にコースの確認のために追い越し禁止のセッション。その後に3グループに分けて単独セッション。計測セッションだけで最も遠くまで走った人はアルファロメオジュリアに乗るYさんで50周。あと3名の方が最終セッションの最終周にベストラップを記録。他にもご自身のセッションで後半の20%以内にベストラップをマークした方が5名。ドライビングスクールとしては理想的なラップタイムの刻み方でした。この日25名の参加者全員で走った距離が906周の941.33Km。何事もなく終わった今年1回目のYRS+エンジンドライビングレッスン。参加者のみなさんに感謝です。
あまりの雨に参加者全員集合の記念撮影は中止
代わりに
クルマを操る楽しさを見つけてほしいとドライビングレッスンを続けてくれている
村上編集長とのツーショット
コンディションは最悪で何事もないようにと
とにかく参加者の走りを目で追うのが精一杯
走りの写真とか雰囲気写真もありません
ルノー仲間の写真も帰り際に撮らせてもらったほど
YRSには何度も来てくれているOさん
増車したS660もお持ちだけど今回はメガーヌⅢRSで
走り終えてパワーのないクルマでも駆動形式が違っても乗り方は一緒ですねと
クルマを前に前に進めるコツを会得しつつあるようです
YRS+エンジンドライビングレッスンは初参加のMさん
申込みフォームのサーキット走行経験に11時間以上とあっただけに
雨の中を泳ぐように走っていました
ターンイン時のクルマの姿勢に注意するようになったとか
今年は例年より大幅に梅雨入りが早かったようで目まぐるしく変わる天気予報とにらめっこだった。サーキットに着いた時には前日の雨で路面こそ濡れていたけど降ってはいなかった。けれどホスピタリティラウンジでのブリーフィングを終えてテラスに出たら、目に見えるほどの大粒の雨がパドックに降り注いでいた。
昨年はコロナ禍で鈴鹿サーキットが活動を休止したので5月に予定していたYRS鈴鹿サーキットドライビングスクールは中止。2年ぶりだったし鈴鹿を初めて走るユイレーシングスクール卒業生が8名参加してくれていたから、ドライで走らせてあげたかったのが正直な気持ち。けれど天気ばかりはどうもならん。せいぜい雨の鈴鹿を楽しんでもらおうと、ブリーフィングに追加しての雨中の走行についてのアドバイス。
雨ですね。以前走ったことのある方も今日はタイムアップは無理です。よこしまな考えは捨てましょうね。雨の日にどのくらい走れるか。ご自身のドライビングポテンシャルを測るにはうってつけです。初めて走る方はそれなりの期待があるかも知れませんが、だからと言って今日急に速く走れるようにはなりません。みなさんそれぞれの速さ以上にも、クルマの性能以上にも速く走ることはできません。せっかくの雨です。クルマの動きを細大漏らさず感じてみて下さい。
雨が降ると路面の摩擦係数が格段に小さくなるので滑りやすくなります。しかしいつも言っているように、トランジッションを正確に行えばクルマがバランスを崩す可能性は低くなります。むろんある程度の速度で走ればタイヤがズルッとくる瞬間があります。でもそれはほとんどの場合、どこかの1輪に荷重がかかりすぎているか、どこかの1輪の荷重が抜けている場合がほとんどです。フロント=前輪が滑ってアンダーステアになる。リア=後輪が滑ってオーバーステアに陥る。どちらも前後のグリップバランスが均等ではないのにヨーモーメントが発生したのが原因です。発生するような操作をしたからに他なりません。
滑る=流れるなら4輪を流します。そうすれば2輪が流れる場合より流れる速度が半分ではなくさらに遅くなりますし、流れる速さも極端に遅くなりますから対応が容易ですし、ひょっとすると流れているのを体感できないかも知れません。ウエット路面を走る時のねらい目はそこです。クルマの動きが手に取るようにわかるまで、あえてトランジッションを長めにとって、トランジッションで前後のグリップバランスを均等にすることを意識して雨の鈴鹿を大いに楽しんで下さい。
鈴鹿サーキットの配慮で
ブリーフィングはブリーフィングルームではなく
倍以上広いホスピタリティラウンジで密を避けて
2周のリードフォローの後
コース上でつるんで走らないように
コースインのタイミングを指示
午前中のセッションはかなりの雨
クルマが通過すると霧がかかったように
床まで踏み込む鈴鹿を初めて走るOさんの
2.8%下り勾配のメインストレートを駆け下るYさん
同じくSさん
同じくHさん
同じくKさん
同じくOさん
同じくOさん
ピットのコーションランプの上にツバメの巣
ヒナがけっこうな鳴き声を
YRS鈴鹿サーキットドライビングスクールは60分を2セッション走ります
今回は間に1時間半のインターバルを設けクルマと人間の負担を軽減
いつも無理な申し出を聞いてくれる鈴鹿サーキットの石井さんに感謝です
さらにそれぞれのセッション中
任意のタイミングで1回のピットインをするのが決まり
空気圧を測るもよしストレッチをするもよしイメージ作りに励むもよし
むやみに走れば上達するわけではなく
Hさんがチェッカーフラッグを受けます
ミーティングはオープンエアで
Nさんが今回はハンドコントロールのヤリスGRで参加してくれて
雨の中を気持ちよく走られていましたとも
ルノー仲間の記念撮影が終わって
あーでもないこーでもないのルノー友達
今回雨の鈴鹿サーキットレーシングコースを走ったルノー仲間
右から順に、Yさん、Hさん、Kさん、Sさん、Oさん、Oさん
みなさん雨の中お疲れさまでした
雨の日も得るものがありましたよね
またお会いしましょう
延ばしのばしになっていた集計を終えた。
1999年12月9日の開校以来、昨年末までにドライビングスクールとスクールレースをちょうど900回開催し延べ17,218名の方に受講していただいた。ユイレーシングスクールの訴求はWebサイトとメールマガジンのみだから、ユイレーシングスクールを見つけ出して受講してくれた方々には心から感謝している。
昨年はコロナ禍でYRS鈴鹿サーキットドライビングスクールをはじめいくつかのスクールを中止にしたけど、それでも最終的に25回の座学を行うことができた。それぞれのドライビングスクール/スクールレースを開催し21歳から78歳までの延べ352名の方が参加してくれた。78歳のYさんは今年のYRS鈴鹿サーキットドライビングスクールに申込んでくれている。ハンドコントロールのクルマでサーキットを走り続けるNさんも鈴鹿に来てくれる。 嬉しい限り。 若い人もどんどん来てほしい。 ユイレーシングスクールはまだしばしの逆風に負けず邁進中だ。
1999年~2020年ユイレーシングスクール開催数サマリ
1999年~2020年ユイレーシングスクール開催数サマリ(ダウンロード用pdfファイル)
1999年~2020年ユイレーシングスクール参加者数サマリ
1999年~2020年ユイレーシングスクール参加者数サマリ(ダウンロード用pdfファイル)
ルノーにお乗りの皆さん。ユイレーシングスクールでクルマの運転を楽しみませんか❓ お待ちしています。
4月10日(土)開催 YRSオーバルレースFSW開催案内&申込みフォームへのリンク
4月17日(土)開催 YRSオーバルスクールFSW開催案内&申込みフォームへのリンク
5月8日(土)開催 YRSオーバルスクールFSW開催案内&申込みフォームへのリンク
5月9日(日)開催 YRSオーバルスクールFSWロンガー開催案内&申込みフォームへのリンク
5月17日(月)開催 YRS鈴鹿サーキットドライビングスクール開催案内&申込みフォームへのリンク
5月27日(木)開催 YRS+エンジンドライビングレッスン開催案内&申込みフォームへのリンク
コース作りの前に
まだ早いとは思ったけど桜の名所に
蕾は膨らんでいたけどね
今年は見られるかな
金曜日
夕方から雨
土曜の雨量を心配しながらパイロンを並べて
土曜日はかなりの雨と寒さ
座学はクルマの中で
クルマに乗ったまま移動してもらって
デモランを見てもらう
午前中のブレーキ、スラローム、フィギュアエイトが終わって
オーバルコースに変更
イーブンスロットルの練習から
滑りやすい路面でフロントが逃げないように
リアタイヤに意識的にスリップアングルをつける操作を見学してもらう
予報によると雨は上がるはずだったけれど
結局1日目は終日降られることに
日曜日の朝7時
FSW東ゲートをくぐって坂を上っていくと正面に
刻々と変わる雲の影に見とれて
日曜日は7時半に集合
早速コースを歩きます
ストレートの斜度は5度ですと言っても実感がわかないけれど
自分の足で立つと結構な下りであることを認識
風邪は強いけど日差しは暖か
ミーティングはピットで
コース上のアクティビティの最初はリードフォロー
間隔をあけずに前のクルマの真似をして
徐々にペースを上げて
最後はそれなりのスピードで
慣れている人でもいきなり単独で走るとペースがつかみにくいもの
リードフォローはサーキットを走るリズムをつかむのにうってつけ
ペースに乗ればあとは細かな修正だけですむ
前日の大雨で濡れに濡れたパイロンと備品を干して
リードフォローの後は単独のラッピング
同乗走行をはさんで短いセッションを繰り返す
Nさんがストレートを駆け下る
午前中の走行が終わって記念撮影
昼休みに足を延ばせば
雪がいっぱい積もっているのがわかる富士山の姿が
とにかく疑問があったら先送りしない
走りながら考えていては操作が遅れる
セッションの合間にとことんイメージを養う
Yさんがストレートを駆け下る
Wさんがストレートを駆け下る
ルーテシアⅣRSからルーテシアⅢRSに乗り換えたYさん
YRSツーデースクールFSWの常連
いい音を響かせて走っていました
WさんもYRSツーデースクールの常連
三重県甲賀市から駆けつけてくれます
今回は土曜日に走ったメガーヌのHさんがクルマの調子がいまいちで早退
四国高知から毎回来てくれるIさんが急遽仕事で欠席
ルノー仲間ふたりだけのスクールに
この日最後のチェッカー
速く走ることで操作が適切か検証を続けた2日間200キロ弱
間違いなくドライビングパフォーマンスが向上します
オリンピックの関係でカレンダーが不透明な今年
それでも秋には今年2回目のYRSツーデースクールFSWを開催する予定です