東日本大震災復興支援ボランティアプロジェクトに参加してきました!-その3-

皆さん、こんにちは。
ルノー・ジャポン 復興支援ボランティアプロジェクトチームです。

復興支援ボランティアプロジェクト3日目は、福島県南相馬市に移動し、南相馬市役所を訪問、仮設住宅が建設されているコミュニティセンターで支援物資を提供します。

石巻出発の朝、お世話になったオン ザ ロードさんに、今後の作業に使っていただくようにマスク、ゴーグルを寄付しました。

石巻から南相馬市までは車で3時間。途中のサービスエリアで給油します。

宮城県から南下すると、津波被害地域を通過します。津波の影響で塩害を受けた水田が広がります。

南相馬市役所に到着。4001feildさんより、放射能レベルをチェックするガイガーカウンターを市長さんに提供します。

津波で被害を受けた南相馬市沿岸部に行ってみました。ここでも愕然。

ご実家が被災された地元の方とお話をしました。この地域では、津波で防波堤が破壊され、沿岸部より2kmの所まで水が押し寄せたとのことです。残った建物は河口にある水門だけ。想像するだけで心が痛みます。

南相馬市のコミュニティセンターを訪問。仮設住宅暮らしを余儀なくされている子供達におもちゃを提供します。ここでも交流した子供たちには笑顔。被災地にいることを忘れさせてくれます。今の子供達に住みやすい世の中を作ることは、世界共通の課題ですね。

最後は、泉谷しげるさんも合流。ライブと熱いトークを繰り広げます。原子力発電所の是非を歌にし、熱く歌いあげる泉谷さん。涙を流す被災者の方もいらっしゃいました。

ライブ終了後、南相馬市を出発したのは19時過ぎ。高速道路の休日1000円キャンペーン最終日とのこともあり、途中で渋滞に巻き込まれました。帰宅はなんと深夜12時過ぎでした。

最後になりましたが、今回の3日間を通して、被災地の現状を知る素晴らしい経験をさせていただきました。人間は一人だけでは微力ですが、団結すれば底しれないパワーを発揮します。被災地復興には、皆さんの力が必要です。

ルノー・ジャポンは、今後も被災地復興支援を続けていきます。

がんばれ日本! なめるな日本!!!

おわり☆


東日本大震災復興支援ボランティアプロジェクトに参加してきました! -その2-

皆さん、こんにちは。
ルノー・ジャポン 復興支援ボランティアプロジェクトチームです。

復興支援ボランティアプロジェクト2日目は、前回のブログにて少々ふれました石巻市内での悪臭の原因となっている泥をかき出す作業のお手伝いをさせていただきました。

起床は朝5時半、朝食は朝6時です。ビレッジで迎える朝は、最高にすがすがしかったです。

朝9時より作業スタートです。今回の作業でかき出す泥は、津波に流された様々な物質の混合物質。人体に悪影響とのこと。従いまして、ルノーのつなぎ、ルノーキャップ、ミリタリー仕様(?)粉塵吸い込み防止マスク、業務用ゴーグル、中敷入り長靴の完全フル装備にての作業となります。

悪臭の発生源の泥です。石油でしょうか?通常では考えられない物質が混じっています。

作業の様子です。ボランティアの方、地域住民の方と一緒になって側溝を開け、中より泥をかき出します。

使わない筋肉を酷使し、きつい作業でした。住民の方にはお年寄りが多いので、住民の方だけではこのような重労働は不可能とのこと。行政も被害地域が広すぎて、すぐには手が差し伸べられないとのことです。

そんな中、復興支援カングー大活躍☆ 移動に、荷物の出し入れに、着替えに、携帯電話やカメラの充電に、ランチに、夜のTwitterワークに、大助かりです。

作業後は、津波で甚大な被害が発生した女川に移動しました。女川は石巻より県道を走り、小高い山を越えたところにあるのですが、町に到着した瞬間に愕然。言葉を失いました。

5階建てビルの屋上にまで津波は押し寄せたとのことです。想像するだけで身震いしました。

避難所となっている女川第一小学校を訪問です。ここでは、支援物資として4001feildさんが用意されたタオル、ケーキ、子供たちにはおもちゃを配りました。物資を受け取った子供たちには、すごくかわいい笑顔☆ どんな状況にあっても癒されます。

避難所の子供達の将来のために、被災地を絶対に復興させなければなりません。

最後は、泉谷しげるさんのチャリティーミニライブです。泉谷さんの熱いトークは、避難所の方々を笑顔にし、泉谷さんの熱い歌のメッセージは、避難所の方の涙を誘いました。 

 

ライブ終了後は、ボランティアビレッジに戻り、2回目のテント泊。そして、泉谷しげるさんもボランティアビレッジを訪問。ボランティアの皆さんを鼓舞します。

そんな中、私の腰には泥かき出し作業で発生した痛みが… でも、がんばれ日本!

3日目に続く☆

 


東日本大震災復興支援ボランティアプロジェクトに参加してきました! -その1-

皆さん、こんにちは。
ルノー・ジャポン 復興支援ボランティアプロジェクトチームです。

6/17-19の3日間、ルノー・ジャポンは、4001fieldさんが主催する東日本大震災復興支援ボランティアプロジェクトに参加しました。
http://www.4001field.com/

今回のプロジェクトでルノー・ジャポンとしては、被災地ボランティア活動への参加と、ボランティアプロジェクトチーム全員の移動、支援物資輸送手段としてルノー車4台を提供しました。こちらが復興支援バージョンのカングーとコレオスです。リア、サイドステッカーに、復興支援への熱い思いが刻まれています。

初日の6/17は雨の中、東京を出発し、まずは宮城県石巻市へ向かいました。復興支援ルノー車たちが、東北自動車道を北上します。

到着後は、現地にてボランティア活動されているNPO法人オン ザ ロードさんと合流。
http://volunteerjapan.jp/project/ontheroad

オン ザ ロード代表 アキさんに彼らが現在、支援活動を行っている石巻市渡波地区に連れて行ってもらいました。被災地は、ずいぶん瓦礫の撤去が進んだとはいえ、まだまだ無残な状況です。私たちには何ができるのでしょうか?心が痛みました。

陸に上がったままの船です。

渡波では、地区全体が1mほど地盤沈下しており、その爪あとが見られます。

印象に残ったのは、現在ニュースでもよく取り上げられています悪臭です。泥と石油と魚介類とケミカル物質(?)を足して、4で割った臭いとでもいいましょうか。この悪臭の中で生活せざるを得ない住民の方の苦労をひしひしと感じました。

宿泊は、オン ザ ロードさんのボランティアビレッジにキャンプさせていただきました。ボランティアチームもテントを自ら設営し、寝袋持参で2泊3日しました。アキさんによると、平均で平日は100人前後、週末には200人以上のボランティアの方々がキャンプし、被災地支援活動を行っているとのことです。私達が参加した週末は、260人を超えるボランティアの方々が全国から集まりました。

夜のボランティア参加者全員ミーティングの様子です。厳しい環境の中に寝泊りし、毎日の肉体労働もものともせず、皆さんは常に笑顔で、元気いっぱいでした。一人で参加されている方も多い中、すごい一体感。

被災地復興には、世界中の団結が絶対必要ですね。 がんばれ日本!

2日目に続く☆