三好 礼子ブログ


みなさん、こんにちは!

 暖かかったり寒かったり、「いったいここは何処の星?」と思いたくなる今日この頃ですが、いかがお過ごしでしょうか? 私の住んでいる静岡県の朝霧高原は、標高920メートルという、勝手に“うっすら高地トレーニング”ができる夢のような大地です。寒いかって? それはもう…。この土地を見つけた時に、すでに廃墟となった家屋があったのですが、「こちらの住人は何処へ?」と聞くと、「あまりに寒いから下へ降りた」と言われました。少しでも標高の低い“下”は、高級住宅地という訳です。たしかに冬の平均気温は、マイナス15度。バナナもシャーベットになりそうなマイナス20度も経験しましたが、東京からクルマで2時間かからないのに北海道が味わえるなんて、実にゴージャス。アラスカだってノルウェーだって行かなくていいんですよ。富士山はどっかぁ~~~んと見えるし、ゴキブリはいないし、なかなかいいところですよ! 

 さて、つい先日の12/5。朝お出かけしようとしたら、我がトゥインゴに、霜が降りていました。もうかなり前からシモジモしている朝霧ですが、あまりに光が美しかったので、フロントガラスの霜が解けるのを待つ間、パチリ。「いやあ、どんな時でも絵になるなあ」。

 そして戻ってくると、これまた光が美しいので、またパチリ。裏の毛無山(標高約2000メートル)には、パラグライダーが飛び交っていました。見えている建物は、のらりくらりと経営しているフェアリーカフェです。「いやあ、今年は暖かくて最高!」と叫んでいたのですが、12/7の夜から降り始めたミゾレは、やがて雪へと変わってしまいました。「北海道みたいで素敵」という割には、弱気です。

 この時期には珍しいのですが、ホラね〜。富士山にも冠雪。我が家の屋根にもケーキの粉砂糖のような雪がうっすらこ。そして希望を運んでくれる朝日が出ると…。

 裏の毛無山に、富士山の影が映りました。いつもの光景ですが、なかなかイイでしょ? でも、あああああ、とうとう冬だべさ(スタッドレス、まだ買ってない。やばいです)。

 牧草地はキラキラと輝いて、いつまでも眺めていたくなります。なあんて。実は私は、この時しっかりベッドで寝てました。これは犬の散歩の時に、ダーリンが撮ってくれたものです。持つべきは、朝起きの得意な相棒ですね。

 そう、厳冬地で大事なのは、家族の結束! けっして怠惰なのではありません。私は薪ストーブで家を暖めて…「あ、もうついてる!」。では、朝食の用意を…「あ、もう出来てる!!」。かなりやばいです。しかし雪はよいですよ! 愛犬の“チロチン”も狂喜乱舞(私同様、身体が重いそうですが)。

 散歩の終わった“こうたろう“も、幸せそうにうっとり。「何、その、目は!? かあチャンは夜なべだったのよっ(←まったくのうそ)」。

 「ふう~っ」。おっ、いいなあ、このゆるゆる感。我が家の長老、猫の“らん”は、いつでもどこでもマイペース。薪ストーブの前=ダーリンのお腹の上で“ま~るくなる~う♪”。あったかやね~。幸せやね~。

冬源郷 持つべきものは イクメン(育男)ならぬ忍耐メン