negroni 宮部 修平ブログ


やっと行けたモーターショー

 
  
   
  皆さま 
 こんばんは!
  
元気にクルマで遊んでますか?
  
僕はというと、
21日に晴れて2児のオヤジになりました!
 
次の子は……。
  
  
また男でした 笑
  
これで年子の男兄弟を育てることになりました 笑
家の中はきっと戦争になるでしょうが…
頑張ります!!
  
産まれた子は先日無事退院しまして、
いま僕は久々の独身生活を謳歌している所です!
  
さてさて、
出産で東京モーターショー2013のプレスデーに行けなかったため、
昨日やっと、会場のルノーブースにお邪魔してきました!
  
  
  
※ここからはネタバレです!
明日見に行くのを楽しみにしてる方は
見ない方がいいかも。。。
  
  
  
  
  
 
  
  
   
  
  
  
  
  着いて早々、目に入ったのがルーテシアR.S.。
発売後間も無くジョン・シリウス(イエロー)は完売の勢いだそう!
R.S.モデルのパドルシフトの変速システムの導入は衝撃的でしたが、
ライトウェイトスポーツカーでこのスペックとデザイン、
そしてこの価格は買いかと思います!
僕も早く試乗してみたいです。
シリウスで迷われてる方は急いでディーラー行った方がいいかも。。。
  
  
  
  
 
  
  
  そして、前回のモーターショーではコンセプト扱いだった
「キャプチャー」の販売モデルも発表。
ブルー メディテラネとオランジュ ルシヨン(ブルーとオレンジ)
2色が展示されてます!
  
  
  
  
  
なんでもキャプチャーはハードトップのカラーが選べたり、ジップアップで
シートのカラーも自由にカスタマイズ出来るそう。
ボディの曲線が実に個性的でかっこいい〜
5人乗りなのでファミリーカーとしてもそんじゃそこらの
クルマとは差を付けられそう。
値段も比較的買いやすいプライスですね。
  
  
  
  
  そして、なんと言っても今年の目玉は
「デジール・コンセプト」
ですよね!
  
ゲルの様に優雅な曲線を描くボディとは対照的な
シャープな顔付き。
うん、逆ガルウィングはかなりのインパクトだ!
  
   
  
  
  
僕はこのテールのデザインが好きなんです。。。
 
 
  そして写真では見づらいけど
このシート、
生き物みたいにドクドク光ってるけどどうなってるの!?
  
  このデジール、
前回のモーターショーではキャプチャーのコンセプトが
展示されて2年で販売モデル発表。
ということは、
次の東京モーターショーでは販売モデルが。。。!?
  
  
  (あくまで予想ですが)
  
  
  
  
  
  そして会場でも一際目を引いたデジールの上に配置された
7色に変化するボール型の照明。
これはパリのモーターショーのルノーブースで実際に
使用されていた照明を再現したものです。
  
この照明デザインを担当したのは僕も仲良くしている
照明デザイナーの松本永さん。
クルマをカメラで撮影した時にどれだけ色合いが格好良く見えるかを
徹夜で調整していました。
  
この日撮った写真、
自分で言うのも何ですが、
コンパクトカメラで撮影した割には
かなり格好いいと思いません? 笑
  
もしカメラを持っている方は、是非
クルマの撮影にもトライしてみて下さい!
いい写真が撮れますよ!!
  
  
  他にもお馴染みmegane R.S.や
ニューカングー、新世代の幕開けを告げた
ニュールーテシアも展示されています!
  
残るは明日1日のみ。
もの凄い人の数が予想されますが、
ここは覚悟を決めて行っちゃいましょう!
  
  
  
  
おまけ
  
  
  僕がいつも思うのが、
ビックサイトへのアクセスの難しさ。。。
我々下町人にはちょっと行きづらいんです。
そして、この日もお手本のように
日比谷線とJR、ゆりかもめを乗り継いで行ったんですが、
会場から帰る途中でこんな立て札を。
  
  
  
  
  
  浅草まで水上バス!!!?
  
  すわ!!
その手があったか!!
盲点だった。。。
  
  
  これは優雅に隅田川上りで帰るしかない!
  
  
  
  
  
  さて時刻表を見ると。。。
  
ん、あれ?
仕事終わってから来たから、
今は19:40か。
  
  
  て、 
  
  
4時半で終わってんじゃんか!!!!
乗れたらウチまで徒歩で帰れたのによぉ〜!!
優雅な船旅のハズが。。。
  
  
  というわけで、結局
大人しく帰りはりんかい線で大崎でラーメンを食べて
帰ったとさ!!
  
  
  
  

晴れました!

 
  
皆様
おはようございます!
  晴れましたね!!
  
  もうジャンボリーもお客様でいっぱいになっている
頃かと思います!
 僕は先日お話した通り、今回は出産準備のため参戦出来ません。
  
  
因みに、まだ。。。
  
  
  
ウチの子どもはまだ生まれそうな兆候はありません。。。
(行っときゃ良かったかな?)
  
  
  
  
  
さて、今ごろはルノー・ジャポンオフィシャルグッズショップ
には、コラボの新作が並んでいる“ハズ” です!
 
商品を実際に手にとって、
サイズが合う方は履いて頂いて
体感して頂ければ嬉しいです。
  
   
さて、今回僕の様に惜しくもジャンボリーに参戦出来なかった方のために。。。
今朝は写真で新商品をご紹介出来ればと思います。
 
  
  
  
  
  上から
ジョン・シリウス
グリ
ルージュ
ノワール・ベロア
  
 の順です。
  
ジョン・シリウスは、お話した通り、
手直しで革の色を修正してモデルをおこした物です。
ようく見ると、オレンジの顔料ムラが残っているかもしれませんが、
実商品ではこんなことはありませんのでご安心を!!
(写真で分かりますかネ?)
  
  
  
チェッカーも綺麗に収まってくれて安心しました。
今までのモデルにはない鮮やかなカラーバリエーションになりました。
  
  
ラスト(木型)の形状は、今まで発売した977RS, 983RSモデルと同じ
3Eワイドラスト、RSオリジナルバケットインソール仕様です。
トウとヒールガードには、傷が付きにくいダイヤモンドカットの
型押しを施したハードレザーを採用しています。
  
今までネグローニを使用している方にはもちろんのこと!
3ペダルのルノー車に乗られていて、まだお試し頂いていないお客様には
是非一度クラッチペダリングをお試し頂きたい1足です。
  
  そして、全モデルに共通するイタリア製のソールGOMMUS・ARRONS
は、ネグローニが過去膨大なソールと出会ってきた中で、一番ドライビング
に適していると感じているソールです。
足の指先から付け根にかけての薄さ、
程よい快適さをもたらすワイド感、
そして踵のロール、サイドガード等、
ドライビングに必要な要素は全て持っています。
  
指先のペダルフィーリングは非常に細かく繊細で、
特に普通の靴から切り替えた時の変化ほど、
大きく体感して頂けると思います!
  会場ではジャンボリー特価もありますので、
この機会に是非お試し下さい!!
ではでは、
  素敵な週末を!
  
  
  (いつ産まれるんだか。。。)


秋冬新作の続き & R.S.ジャンボリーのお知らせ

  
  
  
  
  
まず、オトナの事情で更新が遅れてしまったことを
  お詫びします。。。
ここのところ沢山の事が重なって
ヤキモキしていました 笑
 
    
週末に控えるRSジャンボリーでも果たして  
新作をお見せすることが出来るか
非常に微妙な所でしたが、
なんとか当日展示することが出来そうです!
   
  
はじめに!
  
今回は僕はRSジャンボリーに参加出来ません。
  
ルノーのイベントにはなるべく皆勤賞で居たかったのですが、
今回ばかりはスミマセン!
  
実は第2子の出産が今夜にもきちゃいそうな
くらい逼迫しておりまして、遠出のNGが出てしまいました。
もし16日に出産されたら名前を
   
凄帆流(すぽーる)
巨大(じゃんぼ)
  
というキラキラした名前にすることも
“候補”には入れますので、
そこでどうかお許し下さい。
  
  
さて、
これで安心して続きを書く事が出来ます。
  
RJの担当の方から一週間で新作を作れ
という指令(もう随分前になっちゃいましたが)
を受けて、僕は頭を抱えました。
  
イメージも固まらない、革も出来てない、
そんな状況で人に頼む時間の余裕も無い。
そんな時はどうするか?
  
  そうです。
自分で作るしかありません。
  
1.  まず、色を決める。
  
今回はRAPIDという、ネグローニ・オリジナルラインの新作をカスタム
する事にしました。従来のnマークを排して手編みのレザーチェッカー柄を
モチーフにした新しいスニーカーです。
このモデルは殆ど僕だけでパターンデザインと修正を
行ったので、是非今回は採用したいモデルでした。
  
今までのコラボシリーズではNoir・Blanc
といった白か黒の二択だったのですが、
  やっぱりクルマらしい派手なカラーリングも欲しい。
そこで、
開発中の革を「ジョン・シリウス」の様な
ビビットなイエローカラーに味付け。
他には
「ルージュ」RED
「グリ」GREY
「ノワール・ベロア」BLACK
の4色をラインナップすることに決めました。
  
  
2. 革を染める。
ここからは非常にイレギュラーな作業。
完成していないイエローレザーを自分の手で染める事にしました。
  
  試験段階ではレモンイエローのような色だったのですが、
そこにオレンジの顔料を加え、鮮やかな表情を加えました。
いざ自分が顔料を手にして塗るとなると、僕でも流石にビビります。
  
通常色直しをする場合はタンナーにある「染色タイコ」と呼ばれる
巨大なドラムを回転させて染色したり、
大きなスプレーを使って顔料を吹いたりしますが、
姫路にあるタンナーを往復していると
今回ばかりは間に合いません。。。
  
まず裁断したパーツを並べてスポンジで一つ一つ丁寧に
色付けして行きます。顔料が濃すぎると鼓膜割れという
表面がカピカピになる症状が出てしまいますので
水分を調整し、色味が強すぎる部分をアルコールで
拭き取りながら、全体のトーンが均一になるように染めて行きます。
さて、その出来上がりは後の写真でご確認下さい。
  
  
3.  チェッカーを編む。
  
  
この作業が一番時間がかかりました。。。
  
自分でデザインしておいて何ですが、このRAPIDという
モデルはもの凄く
面倒臭い
時間がかかる工程を踏んでいます。
それは、やはりチェッカー柄のパーツを手で編まなくてはいけない所です。
通常商品として流す場合は九州の手差し職人の方に頼んで
作って頂いているのですが、やはり今回は時間が無い。。。
もちろん自分で編むことにしました。
まずベースとなる革を長方形に裁断したパーツに
刃で刻みを入れ、薄く漉き、そこに0.6mm厚に調整した革紐を
交互に編み込んで行きます。
  
  
これが非常に根気を必要とする作業でして、
一列、二列と指すごとにだんだん次の一本を指すスペースが
狭くなってきます。
(一番手前の写真が二列指し終わった状態です)
ことに四列目ともなると、もうぎゅうぎゅう。
みっちりとした革のバイアスを整えながらサンプル用の革パーツ4足分を
編み終えた頃には指先の感覚は殆ど無く、
目も真っ赤に充血していました。
これを大量に仕上げることが出来る九州の職人さんの
偉大さを身を以て知ることになりました。
  
  
3. 製甲準備
  
  
製甲(靴の縫製のことです)をするために
すべてのパーツを用意します。
編み込み終えたチェッカーを包丁でカットして、1足の
靴が間違いなく出来上がるよう、細かくチェックして行きます。
  
  
一部にはルノーモデルの証として刻印を施しました。
下の写真は「グリ」のパーツです。
    
    
    
さすがに縫製となると僕の手ではネグローニの
クオリティに仕上げることは出来ません。
全てのパーツを揃え、歴戦の職人にお願いすることにしました。
さて、仕上がりはいかに。。。
  
  
4.  吊り込み
  
  
  
さて、ここからは工場の作業です。仕上がったアッパーに底を
付けるために木型をかぶせ、「吊り込んで」いきます。
爪先はまず機械で。
  
  
  
  サイドは手で引いていきます。
  
  
そして
ソールを貼り終えると。。。
  
  
  
5.寝かし
  
  さあ、ようやく靴の形になりました。
しかし、ここからは1日木型にいれた状態で寝かす必要があります。
  
この状態で1日寝かせばあとは仕上げをすれば完成です…!
というわけで、
続きはまた明日。。。!!